アフィリノオト編集部

頑張ってもブログ・アフィリエイトで稼げない人の特徴10選【すぐに実践できる対処法】

  • 頑張っているのに全然稼げない...
  • 自分のブログの問題点がわからない
  • どうすれば稼げるブログになるのか知りたい!

頑張ってブログ記事を書いても収益が全くない人が多いです。

原因は自己流のやり方で書いていること、読者よりも稼ぐことに重点をおいていることの2つ。

ブログは価値ある情報を提供して収益を得るビジネスのためユーザーファーストは必須です。

なかじ
読者に満足してもらうことができるブログを作るのが最重要課題!

この記事では、ブログで稼げない人の特徴10選と稼ぐための対策方法を解説します。

最後まで読んで実践してもらえば、自分のブログの欠点がわかり稼ぐことができるブログに生まれ変わるはずです。

【ブログで稼げない人の特徴①】始める前の準備不足

稼ぐことができるブログを作るためには始める前の準備が大切です。

何も準備せずいきなり記事を書き始めても絶対に稼ぐことはできません。

ブログは個人の日記ではなく読者に役立つ情報を発信するもの。読者が何を求めているのかわからない状態でブログを始めても読者の期待には答えることができないのです。

ブログで稼げない人には次の特徴があります。

  • 上手なブログを研究していない
  • サジェストキーワードを機械的に並べている

上記の2点ができていないと読者に情報を提供してお金を稼ぐレベルに到達することはできません。

失敗しないアフィリエイトブログの始め方は次の動画を参考にしてください。
» アフィリエイトの始め方と稼ぎ方

上手なブログを研究していない

ブログ初心者が何も参考にせず、すべて自分の頭だけで考えてブログを運営しても稼ぐことは難しいです。

すでに成功しているブログをマネした方が早く確実に収益を上げることができます。

Aさん:独学でブログを始める
Bさん:上手なブログを研究しながらブログを始める

6か月後に稼ぐことができてているのは、上手なブログを研究しているBさんです。

ブログを研究していない場合稼ぐことができるブログがどのようなものかわからないため、明確な目標設定をすることができません。なんとなく自分のイメージでブログを作っている人が多いので注意してください。

上手なブログには読まれるポイントがあります。

  • サイト設定
  • コンセプト
  • 言葉選び
  • コンテンツ
  • 見せ方
  • デザイン
  • 配色
  • 写真

上記の要素が最適化されているので読者に読んでもらうことができるのです。

上手なブログを作るために必要な要素は他にもあります。

  • 文章が上手い
  • 検索意図を理解している
  • SEO対策に力を入れる

稼ぐことができるブログを作るためにはたくさんのポイントがあるため、全て完璧に実行するのは簡単ではありません。

チェックポイント

初心者はまず上手なブログを探して研究してください。なぜそのブログが上手だと思うのか、自分なりに分析するのが重要です。

お手本ブログの良い部分を自分のブログにも取り入れて、稼ぐことができるブログを作りましょう。

なかじ
ブログのコピペは止めましょう!

良い要素のみ自分のブログに取り入れてください。

上手なブログがわからない人は、狙っているキーワードで検索してトップ10のブログをチェックしてください。あなたの直感で良いと思うブログを研究します。

成功ブログを研究して自分のブログに反映すれば稼ぐことができるブログになるはずです。

上手なブログの研究方法は次の動画で説明しています。

サジェストキーワードを機械的に並べている

ブログ記事を書くときに欠かせないのがキーワードです。読者の悩みを理解し問題解決を考える鍵となります。

稼げないブログはタイトルや見出しにサジェストキーワード機械的に並べているだけです。サジェストキーワードとは検索エンジンの検索窓にキーワードを入れたとき自動的に出てくる「検索候補キーワード」のこと。

サジェストキーワードを並べるだけでは、読者の検索意図を満たしていないので稼ぐブログを作ることはできません。読者のことを考えずに作られたブログは読んでもらえないのです。

ブログで収益を上げたいなら読者に有益な情報とは何か考えましょう。

  • 読者の悩みは何か
  • 読者は何を知りたいか
  • どうすれば共感が生まれるか
  • どのような提案が好まれるか
  • 簡単な解決方法とは何か

読者の検索意図を考えながら記事を書く習慣をつけましょう。

チェックポイント

検索キーワードから売りたい商品までの道筋を記事の中で作ってあげると、収益を上げることにつながります。

検索意図のポイントを押さえた記事構成は次の6つの手順で書いてください。

  1. キーワード選定
  2. ペルソナ想定
  3. 検索意図を考える
  4. 読者のプロフィットを設定
  5. 記事全体の構成を作る
  6. 上位表示されている他のサイトをチェック

検索意図から考える記事構成の詳しい内容は下記の記事と動画で解説しています。
» ブログで稼げる記事構成の作り方

【ブログで稼げない人の特徴②】ライティングスキルが低い

読者に読まれる記事を書くことができないとブログで稼ぐことはできません。ブログから商品を買ってもらうにはライティングスキルを磨く必要があります。

ライティングスキルは短時間で簡単に身に付くものではなく、勉強と経験が必要です。

ブログで稼げない人のライティングには次の5つの特徴があります。

  • タイトルが魅力的でない
  • 余計なことを書きすぎている
  • 重要なことを書いていない
  • 記事に信憑性がない
  • 言葉選びが不適切

タイトルが魅力的でない

タイトルが魅力的でないと上位表示されてもクリックされません。

ブログで稼げない人は魅力的なタイトルをつけることができません。一昔前のようにキーワードを羅列すれば上位表示できると考えています。

読者が気になって思わずクリックしてしまう文章が魅力的なタイトルといえます。

ここでは悪い&良いタイトルの例を比べてみましょう。

キーワード「ライザップ 口コミ」の悪いタイトル例です。

  • ライザップの悪い口コミは?効果は嘘?最安値で購入できるのはどこ?
  • ライザップ口コミ!知らないと損する評判・評価・効果の真相と最安値
  • ライザップの口コミ・効果・違いや他者との比較を解説!

キーワードを詰め込んだだけのタイトルは魅力的ではないため、上位表示されても読者はクリックしてくれません。

逆に良いタイトルとは下記のような文章です。

【ライザップの口コミを徹底検証】ズボラ主婦が2ヶ月マイナス5キロのダイエットに挑戦!

このタイトルはKWを詰め込むだけでなく次の4つのポイントを押さえて作りました。

  • 【】を使って強調
  • 目を引く言葉
  • ターゲットを入れる
  • 具体的な数字を入れる

思い付きで適当にタイトルをつけるとクリックされないので気をつけましょう。

なかじ
魅力的なタイトルを付ける方法は上手なタイトルを研究することです。

自分が狙っているキーワードで上位表示されているタイトルを研究してみてください。

次の記事と動画では魅力的なタイトルについて解説しています。
» クリック率の高いタイトルのつけ方

余計なことを書きすぎている

短い文章は内容がわかりやすいだけでなく、精読率が上がりSEOにも有利です。必要のない文章や文字は一文字でも削る意識を持ちましょう。

余計な文章とはあいさつや感想をダラダラ書いたもの。必要のない文章を削った方がスッキリして読者も読みやすいです。

3年ほど前からSEOで長文が優遇されるようになりました。長文記事は読者の知りたいことが網羅されているとGoogleが判断するからです。

SEOで長文が有利だからと余計な文章を書き、読者が本当に知りたいことがわかりづらい記事を書くことは本末転倒。

単に長い文章は読み飛ばしや離脱の原因になります。

読者に必要な情報と成約につながる文章以外は削り、簡潔でわかりやすい記事を目指してください。

なかじ
読者にわかりやすい文章を書くには検索意図を把握することがポイント。

検索意図に沿って読者の悩みを解決する記事を書きましょう。

読者の検索意図を理解して記事を書くコツは次の記事と動画で解説しています。
» 検索意図とキーワードから成約までの距離

重要なことを書いていない

Webライティングでは結論を最初に書くことが鉄則です。

読者は自分の悩みを解決するために情報を探しているので、読者の知りたいことを初めに書かないと離脱されてしまいます。

読者にとって必要な情報が書かれていないブログは絶対に稼ぐことができません。稼ぐことができるブログを作るには、自己満足な記事ではなく読者の知りたいことを書くことが大切です。

どんなに苦労してブログの勉強をしても、読者に必要な情報を書くことができなければ需要がないので注意しましょう。

なかじ
読者が探している答えを最初に書くと読者満足度が上がります!

読者の満足度が最優先ですが、SEOに強いライティング方法を取り入れることも上位表示させるためには重要です。

次の記事と動画では読者とGoogle両方に好かれる記事の書き方を説明しているので参考にしてください。
» SEOに強いWebライティング講座

記事に信憑性がない

良いことばかり書かれている記事など信憑性のないブログは稼ぐことができません。

読者のリテラシーは上がっているので嘘の情報はすぐに見抜かれます。

例えば「ステマ」と呼ばれるステルスマーケティングも嘘の情報です。本当は広告にも関わらず、使った人の口コミや評判を装いセールスする方法が問題になっています。

読者はステマやお金目的で記事を書いてる人がたくさんいることを知っているので、信用できないと感じたらすぐに離脱します。離脱率が高いブログはSEO評価が低くなるだけでなく、アクセスが集まらないので稼ぐことができません。

商品を売りたいから嘘の情報を書くことはNG。読者の知りたいことを正直に書き、満足して商品を買ってもらいましょう。

読者に信頼してもらうには信用性の高い大学や研究所のデータを使うことをおすすめします。

なかじ
良い情報を提供し読者に信頼されてお金を稼ぐことがアフィリエイトの本質です。

商品のデメリットを隠して売ることは読者を騙すこと。デメリットは正直に書けば成約率が上がることもあるのでチャンスとなります。

デメリットで成約率を上げるには次の3つのポイントが重要です。

  • 正直にデメリットを書いて読者から信頼を得る
  • デメリットはしっかりと打ち消す
  • 切り口を変えてメリットに変換して伝える

デメリットをメリットに変換して成約率を上げる方法は次の動画で詳しく説明しているので参考にしてください。

言葉選びが不適切

ブログでお金を稼ぐために良い文章を書くことは必須ですが、言葉選びが不適切では売れるブログを作ることはできません。

文章のプロとして適切な言葉を選んで記事を書きましょう。自己満足な個人日記のような文章の書き方では稼くことができません。

ブログ初心者は次の3つのポイントで文章を鍛えることができます。

  • 読書をする
  • 自分の文章を誰かに読んでもらう
  • 文章の型を勉強する

ブログで稼ぎたいのなら最低限の文章力は必要です。

ライティングに自信のない人は次の記事と動画を参照して文章力を上げてください。
» 文章力を上達させる方法と練習方法

【ブログで稼げない人の特徴③】記事が読みづらい

ブログで稼げない人の記事は、文章だけでなくブログの見た目もよくないので読みづらいことが多くあります。

記事の見た目が悪い原因は次の3つです。

  • 画像・装飾を使わない
  • 見た目にメリハリがない
  • スマホで表示を確認しない

画像・装飾を使わない

画像や文字装飾を使わないブログ記事は読みづらいので止めましょう。文字だけが並んでいると読者は読みづらいと感じて離脱してしまいます。

ブログ内の画像で目を休めながら記事を読み進めてもらうのが基本です。

また文字を装飾することで、重要なポイントがわかるので読み飛ばし対策にもなります。

長文記事を全て読むのは面倒なので、読者は基本的に記事を読み飛ばすものだと覚えておいてください。

読み飛ばされても内容が伝わる記事の書き方が重要です。

読者は読まない・信じない・行動しないという「3つのNOT」を前提に記事を書きましょう。

3つのNOTを認識して記事を読んでもらう方法は次の記事と動画で解説しています。
» ライティングを劇的に変える3つのNOT

見た目にメリハリがない

文字ばかりのブログ記事は見た目にメリハリがなく、読者は見ただけで読む気が失せてしまいます。

そのため箇条書きや表、吹き出しなどを使って記事にメリハリをつけることが重要です。

上記のサンプルの左側の装飾していない記事は読みづらいです。右側の装飾した記事は空間があり、文字が目に飛び込んできます。

ブログ記事は装飾するだけで読みやすい記事になるため、次の3つは必ず使って見た目を整えましょう。

  • 箇条書き
  • 吹き出し

見た目を整えることは初心者でも真似することができます。

なかじ
文章を上達させるよりも簡単なのでぜひ実践してください。

誰でもすぐにマネできる、読みやすい記事の書き方は次の記事と動画で解説しています。
» 読みやすい記事の書き方と7つのコツ

スマホで表示を確認しない

8割の読者はスマホからブログを読みにくるため、スマホで正しく表示されているか確認することは重要です。

ブログの記事を書いて装飾するのはパソコン画面なので、ブログ運営者はスマホ表示が読みづらくても気が付かないケースが多いもの。

ブログがスマホに最適化されていないと次のようなことが起こります。

  • 文字が小さくて読めない
  • 画像内の文字がつぶれている
  • 表がズレている

スマホで正しく表示されないブログはユーザーにストレスを与えてしまいます。

なかじ
記事をアップしたら必ず自分のスマホで表示確認!

Googleはユーザーファーストの観点から、読者がスマホで必要な情報へ快適にアクセスできることを求めています。そのためスマホ表示の最適化はSEO対策に重要です。

2021年のSEOトレンドは下記の記事と動画で解説しています。
» SEOの基本〜上位表示するやり方

ブログで稼げない人は読者満足度を意識しよう

今回はブログで稼げない人の特徴10選と対処法を紹介しました。

ブログで稼ぎたい人は次の10項目ができているかどうか再度確認しましょう。

  • 上手なブログの研究
  • キーワードの選び方
  • 魅力的なタイトル
  • 簡潔な文章
  • 最初に悩みの答え
  • 信頼性のある記事
  • 言葉の選び方
  • 画像や装飾
  • 箇条書き・表・吹き出し
  • スマホ表示確認

ブログで稼げない人はどのようにして儲けようか考えるばかりで、読者満足度を置き去りにしているケースが多いです。

ブログで商品を買ってあなたに利益を運んでくるのは読者ということを忘れないでください。

なかじ
読者満足度が上がればアクセスも集まり収益につながります!

読者とGoogleに好かれる文章と記事の書き方は次の記事と動画を参考にしてください。
» SEOに強いWebライティング講座

Googleアドセンス審査に合格するコツ7選【審査に通らないときの改善点】

  • Googleアドセンス審査を受けるときは何記事書いておけばいい?
  • 審査が遅いのはブログのクオリティが低いせい?
  • 審査に通らないときの改善点や対処法を教えて欲しい!

Googleアドセンスはブログ初心者でも収益を上げやすいです。しかしアドセンス審査の目的を理解しないと、いつまでたっても合格できません

この記事ではGoogleアドセンス審査に合格するためのコツを紹介します。最後まで記事を読めば、初心者でもアドセンス審査に通るブログを作れます

アドセンス審査を通過するには、「Googleが掲げる10の真実」や「品質ガイドライン」を理解することが重要です。Googleの理念を無視したブログは高確率で審査に落ちます。

なかじ
Googleが”審査”する目的を理解しましょう。

アドセンス審査の目的は適切なサイトを選ぶこと

アドセンス審査とは広告を掲載するために適切なブログを選ぶための工程のことです。審査には厳しい規制が設けられているため、少しでも違反すると通過できません。

Googleは広告のみで収益を出している企業で、クライアントの広告をサイトに掲載し収入を得ています。質が低いサイトだと読者に広告をクリックしてもらえないため、アドセンス審査を行って質の高いブログを見極めているのです。。

アドセンス審査はブログ初心者にとって最初の難関と言えます。Googleはアドセンスに関する情報を多く公開しているので、審査へ申請する前に目を通しておきましょう。
» アドセンスの基本情報

アドセンス審査の基準は厳しくなった

1記事500文字の記事が数本しかないブログや日記のようなブログでも、アドセンス審査に合格していた時代がありました。しかし2016年、アドセンス審査の基準が大幅に変わり合格するのが難しくなったのです。

コンテンツの量が少ないブログやコンテンツの質が低いブログはNG。Googleは読者の役に立つブログを求めていることを理解しましょう。

記事数や記事の質以外にも、アドセンス審査に通過するため注意すべき内容が増えました。しかし目先のテクニックを重視するより、Googleの経営理念を理解することから始めましょう

なかじ
Googleの求めるものがわかれば、アドセンス審査の合格に近づくことができます。

Googleが求めるものを理解しよう

Googleが求めているものは下記2つに集約されています。

  • Googleが掲げる10の事実
  • 品質に関するガイドライン

Googleが掲げる10の真実

Googleが掲げる10の事実」には、Googleが目指す10個の項目が書かれています。

  • ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
  • 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番
  • 遅いより速い方がいい
  • ウェブ上の民主主義は機能する
  • 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない
  • 悪事を働かなくてもお金は稼げる
  • 世の中にはまだまだ情報があふれている
  • 情報のニーズは全ての国境を越える
  • スーツがなくても真剣に仕事はできる
  • 「すばらしい」では足りない

上記項目を読み解くと、アドセンス審査に合格するには下記5つがポイントです。

  • ユーザーに役立つブログを作る
  • ページ表示速度を速くする
  • モバイルフレンドリーを重視する
  • 最新情報を提供する
  • 被リンクをもらえるコンテンツを作る

ただしブログ初心者が上記内容をすべて網羅したブログを作るのは非常に難しいです。次の記事と動画を参考に、Googleと読者の両方に好かれる記事の書き方を身に付けましょう。
» SEOに強いWebライティング講座

品質に関するガイドライン

Googleが公開している「Google品質に関するガイドライン」はSEO的に重要な内容が詰まっています。ガイドラインで重要なことは次の4つです。

  • ユーザーの利便性が最優先
  • ユーザーをだますようなことはしない
  • 検索エンジンでの掲載位置を上げるために不正行為はしない
  • 独自性、価値、魅力があるサイトにする

ガイドラインを読めば、Googleが高く評価するサイトやNGなサイトの特徴がみえてきます。自分のブログが上記の条件を満たしているかどうかよく考えてみましょう。

ただしGoogleの掲げる10の真実と同じように、ブログ初心者が上記項目を満たした記事を書くのはハードルが高いです。まずは読者が読みやすい記事を書くことを目指しましょう。
» ブログで読みやすい記事の書き方

アドセンス審査に合格するためのコツ7選

アドセンス審査に合格するためのポイントは下記7つです。ブログ初心者でも意識できることがあるので、1つずつ丁寧に実践していきましょう。

  • 独自ドメインで申請する
  • ブログをSSL化する
  • 高品質な記事を書く
  • ある程度の記事数を公開する
  • アフィリエイトリンクを外す
  • 禁止コンテンツを作らない
  • プライバシーポリシーを入れる

独自ドメインで申請する

アドセンス審査に合格するため独自ドメインで申請しましょう。独自ドメインとは「https://example.com/」のように自分で取得したドメインを指します。

はてなブログなどの無料ブログが提供している「https://eample.hatenablog.com/」は独自ドメインではありません。「example」は自由に決められるものの、「hatenablog.com」は誰でも使えるからです。

以前は無料ブログでもアドセンス審査に通っていましたが、現在は合格が難しいです。長期的にブログ運営することも考慮し、独自ドメインを取得してアドセンス審査に申請しましょう。

ブログをSSL化する

ブログをSSL化して、サイトの安全性を担保しましょう。SSL化とはブログのURLが「https」で始まるものを指します。

SSL化されていないブログは、URLが「http」から始まっています。「保護されていない通信」などと表示されるため、読者に安全なサイトではないと不信感を与えるので注意してください。

SSL化はレンタルサーバーの管理画面から簡単に設定できます。やり方がわからない人は下記の動画を参考に、必ずSSL化設定しましょう。

高品質な記事を書く

ブログ記事の質にこだわりましょう。内容の薄い記事や他の記事を真似した記事はNGです。

読者にとって有益な記事を書くことはブログ初心者には難しいもの。高品質な記事を書くことはベテランでも簡単ではありません

しかし読者に役立つ記事を書くため、ブログ初心者も意識できるポイントがあります。下記3つを重視してブログ記事を書いてみてください。

  • 網羅的な情報を提供
  • 独自性の高い情報
  • 記事の見た目を整理

網羅的な情報を提供

記事の網羅性を高めると読者満足度が高い記事に仕上がります。読者は1記事内で自分の知りたい情報を全て手に入れられると満足するからです。

網羅的な情報を提供するため、読者が何を知りたいのかをしっかり考えて記事を書きましょう。

網羅的な記事を書くことができれば1記事3000文字を超えることが多いです。丁寧に書くことで必然的に文字数は増えます。

文字数は手間や記事内容によって大きく変わりますが、2000文字以下の記事は要注意。読者の知りたいことが全て書かれていない可能性があります。

網羅性の高い記事を書くには読者の検索意図を捉えることがポイントです。検索意図の考え方は次の記事と動画で解説しています。
» 検索意図の調べ方

独自性の高い情報

独自性の高い情報とはほかのサイトと異なるコンテンツのことです。独自性が高い情報を盛り込んだ記事を書ければGoogleの評価が高くなり、アドセンス審査にも通りやすくなります。

ほかのサイトと差別化できる独自性の高い情報とは、具体的に次のようなものが考えられます。

  • 商品レビュー
  • 体験談
  • オリジナル画像

独自性が高く価値のある情報を書くことでGoogleと読者の両方から喜ばれます。ほかのサイトにはない情報を書いて、自分が情報源になるような記事を目指しましょう

なかじ
どこでも読める内容ばかり書いた記事は評価されにくいので注意してください。

記事の見た目を整理

記事に画像を入れたり文字に装飾したりすることで記事の見た目が良くなります。内容だけで記事の良し悪しが決まるわけではなく、記事全体の見た目も読みやすさに大きく影響するのです。

画面が文字ばかりで埋め尽くされている記事はNG。読者は読みづらさを感じ、すぐに離脱します。

読みやすい記事を書くためには、箇条書き、表、背景色などを積極的に使いましょう。読みやすい記事の書き方は次の記事と動画で解説しています。
» ブログで読みやすい記事の書き方とコツ

ある程度の記事数を公開する

ブログにある程度記事数がある状態でアドセンス審査に申請しましょう。記事数が少ないとGoogleは「制作途中のブログ」と判断するため、アドセンス審査に通りにくくなります。

ブログのテーマや規模により必要な記事数は異なります。具体的な必要記事数は示されていませんが、10記事程度ではアドセンス審査に通りづらいことが事実です。

記事数を増やすだけでなく記事の品質にもこだわりましょう。記事の品質で重要なのは次の3つです。

  • 網羅的な情報を提供
  • 独自性の高い情報
  • 記事の見た目を整理

品質の低い記事があれば完成度の高い記事になるようにリライトしてください。

なかじ
焦らずに高品質な記事を積み上げて、アドセンス合格を目指しましょう。

具体的なリライトの方法は、下記の記事と動画で詳しく説明しています。
» 検索順位に応じたリライト方法

アフィリエイトリンクを外す

アドセンスの審査中にはアフィリエイトリンクを外しましょう。収益目的のため読者に価値のないコンテンツを提供するアフィリエイトサイトをGoogleは嫌っています

アドセンス審査を受けるときはアフィリエイトリンクを外し、審査に通った後設置しましょう。アフィリエイトリンクをすべて外しても審査に落ちるなら、Amazonや楽天のリンクも全て外してください。

Googleはユーザーファーストを徹底しています。読者にとって役に立つコンテンツかどうかを重要ししているため、下記のようなアフィリエイトサイトはNGです。

  • 内容が薄い
  • 付加価値がない
  • コンテンツに独自性がない
  • 企業サイトから転載した情報ばかり
  • アフィリエイトリンクが大量に貼られている

アドセンス審査に通った後も、上記に当てはまるアフィリエイトサイトは作らないようにしましょう。クリック率が高いリンクの貼り方は、次の記事と動画で解説しています。
» クリック率が高いリンクの貼り方

禁止コンテンツを作らない

ブログのコンテンツがGoogleの禁止コンテンツに該当していると、アドセンス審査に通りません。禁止コンテンツとは具体的に次のようなものが該当します。

  • アダルトコンテンツ
  • 差別的で誹謗中傷するようなコンテンツ
  • 著作権に抵触するコンテンツや画像
  • 薬物、アルコール、タバコに関連したコンテンツ
  • 法律に違反するような内容を扱っているコンテンツ

直接禁止コンテンツを扱っていなくても、上記に関連する文章やキーワードがある場合は全て削除してください。禁止コンテンツのキーワードが1つでも入っていると、アドセンス審査に受からないケースがあります。

アドセンスの審査期間について

アドセンスの審査にかかる日数はバラバラです。申請後の翌日に受かることもあれば、2~3週間かかることもあります。

プライバシーポリシーを入れる

プライバシーポリシーは必ず設置しましょう。個人ブログでもお問い合わせフォームやアクセス解析などを通して、お客様の個人情報に接するからです。ブログ運営で得た個人情報をどのように利用しているのか明記してください。

プライバシーポリシーと一緒に免責事項も書いてください。免責事項とはブログで紹介した商品を購入し不備があっても、ブログ運営者は責任を負わないという覚書です。

例えば「ブログを通して化粧品を買ったが肌が荒れてしまったので責任を取って欲しい」という場合。免責事項を書いておけば責任を回避することができます。しかし、責任が回避されるからといって嘘の情報を書いてはいけません。

プライバシーポリシーや免責事項の書き方は「プライバシーポリシー 書き方」「免責事項 書き方」で検索してみてください。

なかじ
プライバシーポリシーはブログのフッターに設置しておきましょう。

アドセンス審査に受からないときの対処法

アドセンス審査に落ちたときは下記5つの対処法を試してみてください。いずれも簡単にできることなので、1つずつチェックしていきましょう。

  • 運営者情報を公開する
  • お問い合わせフォームを設置する
  • Google Search Consoleに登録する
  • Google Analyticsに登録する
  • 期間を空けて再申請する

運営者情報を公開する

運営者情報を公開したほうがアドセンス審査に通りやすくなります。アドセンス審査は広告掲載に適したブログかどうかを確認するために行われるもの。運営者情報が公開されていないブログは信用されないことがあるので注意が必要です。

運営者情報は本名でなくニックネームやハンドルネームでもOK。何が得意でどのような情報を発信しているのか簡単に自己紹介しましょう。自分の仕事に関する情報を発信しているブログなら、職歴をプロフィールに書くと専門性が上がるのでおすすめです。

僕は会社を経営しているので、本名・オフィスの住所・電話番号などの情報を全て公開しています。個人ブログの場合は難しいかもしれませんが、運営者情報を公開すると読者とGoogleに信用してもらえることを覚えておいてください。

なかじ
運営者情報はサイトの信用性にかかわるので必ず書きましょう。

お問い合わせフォームを設置する

お問い合わせフォームを設置するとGoogleは信頼できるサイトと判断してくれます。記事の内容に関して質問があるとき、ブログ運営者に連絡が取れるのでユーザーにとっても便利です。

お問い合わせフォームを設置すると苦情がたくさんくるのでは?と心配する方もいますが、実際は読者からの質問のほうが多いです。読者の質問へ丁寧に回答えればファンになってもらえるだけでなく、読者の視点からヒントを得て足りないコンテンツを書き足すこともできます。

お問い合わせフォームはGoogleフォームを使って無料で作成できます。「連絡先」のテンプレートを活用しましょう。お問い合わせフォームの設置方法は次の動画でも解説しています。

Google Search Consoleに登録する

Google Search Console(サーチコンソール)とはサイトの検索キーワードや掲載順位を解析できる無料ツールです。読者が検索したキーワードや訪れたサイト、サイトの表示回数などさまざまな情報がわかります。

Googleはサイト運営者に対してサーチコンソールの使用を奨励しています。Googleが奨励している理由は下記の3つです。

  • Googleの視点から問題を発見できる
  • リンクとアクセスのトラフィックを確認できる
  • サイト情報を検索エンジンと共有できる

サーチコンソールはブログを運営上欠かせないツールです。ブログを開設したばかりでまだサーチコンソールを設置していない人はすぐに設置しましょう。

サーチコンソールの使い方は次の動画でも解説しています。

Google Analyticsに登録する

Google Analytics(アナリティクス)とはサイト内のアクセスを解析してくれる無料ツールです。アナリティクスを利用するとサイト訪問者数やアクセス先、閲覧ページ、使われたデバイスなどさまざまな情報がわかります。

ブログを作ったばかりだとアクセスがほとんどないので、アナリティクスは必要ありません。しかしブログを運営し半年過ぎたころからサイトへのアクセス数が増え、アナリティクスが活躍し始めます。後から使うことになるので今のうちに登録しておきましょう。

サーチコンソールは「ブログに訪れるまでのアクセス分析」、アナリティクスは「ブログに訪れてからの行動分析」と覚えておきましょう。どちらのツールもブログ運営には欠かせないツールです。

なかじ
Googleと自分のサイト情報を共有できるのでアドセンス審査にも有利です。

Google Analyticsの使い方は次の記事と動画でも解説しています。
» Google Analyticsの使い方

期間を空けて再申請する

開設直後のブログはアドセンス審査に通りづらいです。ブログ運営を始めてから3~6ヶ月後に再申請してみましょう。

僕も開設したばかりのブログでアドセンス審査に落ちた経験があります。高品質な記事が20記事以上入っていたにもかかわらず審査に落ちたということは、ブログを開設して期間が浅いからだと考えられます。

ブログを開設したばかりでアドセンスの審査に通ったとしてもアクセスが集まらず、月に数十円程度しか稼げません。初心者はアドセンス審査よりも読者に喜ばれるブログ作りに注力しましょう。

なかじ
アドセンス合格よりも読者の悩みを解決できるブログ作りが重要です。

アドセンスの収益はいくら?

アドセンスの収入は広告の種類によって異なります。

基本的な収益の計算方法は次の通りです。

「クリック率×平均クリック単価=アドセンス収益」

アドセンス収益の計算例

  • クリック率1%
  • 平均クリック単価20円
  • 1日10,000PVのブログ

100回(クリック数)×20円(単価)=2,000円/日

2,000円×30日=1ヶ月60,000円の収益

上記はサンプルなので、クリック率やクリック単価によって収益は変わります。

なかじ
毎月自動的に広告収入があるのは嬉しいですね。

アドセンス審査に通るため読者に有益なブログを作ろう

アドセンス審査とは広告を掲載するために適切なブログをGoogleが選ぶ工程のことです。審査に合格するには下記7つのポイントを押さえる必要があります。。

  • 独自ドメインで申請する
  • ブログをSSL化する
  • 高品質な記事を書く
  • ある程度の記事数を公開する
  • アフィリエイトリンクを外す
  • 禁止コンテンツを作らない
  • プライバシーポリシーを入れる

Googleの企業理念は「ユーザーファースト」なので、読者に役立つサイトを作ることが最優先です。上記ポイントを意識してもアドセンス審査に合格できなかったときは、下記5つの対処法を実践してください。

  • 運営者情報を公開する
  • お問い合わせフォームを設置する
  • Google Search Consoleに登録する
  • Google Analyticsに登録する
  • 期間を空けて再申請する

アドセンスはクリック型の課金広告なので、アフィリエイトよりも簡単で初心者向けと言えます。しかし自分がお金を稼ぐ前に、読者の悩みを解決できるブログを作るほうが大切です。

なかじ
有益なサイトには人が集まります。アクセス数が増えればアドセンスの収益も増えるのです。

ブログで稼ぎたい人は、アドセンスだけでなくアフィリエイトにも挑戦しましょう。ブログ初心者でも実践できるアフィリエイトの始め方は、次の記事と動画を参考にしてください。
» アフィリエイトの始め方

GoogleのSEOアップデートで順位が落ちたときの対処法5選【海外の事例も紹介】

  • アップデートで順位が少し落ちたが対処法がわからない
  • Googleのアップデートで圏外に飛んでしまった
  • 色々な対処法を試してみたが効果がない

検索エンジンで集客している限り、Googleのアップデートを避けることはできません。

Googleのアップデートは1日だけでなく1~2週間続きます。その間は検索順位が不安定なため、アップデートで順位が下がっても慌ててサイトをいじらないことが重要です。

アップデートの最中に慌ててサイトをいじると、余計に順位が下がることもあるので要注意!

まずは冷静に2~3週間様子をみてください。何もせずに順位が戻ってくる場合も多いです。

なかじ
アップデートで下がった順位が戻らないときは適切な対策が必要!

この記事では、Googleのアップデートに被弾したときの対処法5選を解説します。

5つの対処法を実践すると、順位が戻るだけでなく上位表示できる可能性もあります。

Googleのアップデートとはアルゴリズムの変更

Googleのアップデートとは、Googleの検索結果の順位を決めるルールであるアルゴリズムの変更のことです。

Googleはユーザーの役立つサイトを検索結果の上位に表示するため、日々アルゴリズムを調整しています。

なかじ
アルゴリズムの調整が大幅に変更されたときに起こるのがGoogleのアップデート。

突然ブログが検索順位の圏外になったり順位が下がったりします。

Googleは広告ビジネス企業なので、ユーザーが増えれば広告収入も上がります。ユーザーに役立つサイトを上位表示させるため、アルゴリズムにも力を入れているのです。

アルゴリズムのルールは200項目以上あり、非常に複雑な評価で検索結果が決められています。

全てのアルゴリズムルールに対応するのは不可能ですが、最低限重要なポイントは押さえておくべきです。

検索結果を決める主な要因はGoogle公式サイト「検索アルゴリズムの仕組み」を参照してください。

これまでの主なアップデート【4つ】

Googleのアップデートは小さいものを含めると毎日のように行われていますが、過去には何度か大きなアップデートがありました。

僕の印象に残っている大型アップデートについてお話しします。

  • パンダアップデート(低品質サイトの排除)
  • ペンギンアップデート(低品質リンクの排除)
  • 健康アップデート(健康関連の規制強化)
  • コアアルゴリズムアップデート(ユーザービリティが重要)

最近では2020/5/5にコアアルゴリズムアップデートがありました。

このとき行われたアルゴリズムの変更が「YMYL」と「E-A-T」です。

  • YMYL:Your Money or Your Life:お金、人生、健康に関すること
  • E-A-T:Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)

コアアルゴリズムアップデートでは健康とお金に関するジャンルや情報の信頼性が問われ、SEO対策で絶好調だったサイトも大きく順位を落としました。

アップデートによって検索順位が上がるサイトもありますが、検索順位が下がる人の方が圧倒的に多いことが事実です。

専業ブロガーで全然稼ぐことができなくなった人、月に数百万円~数千万円の売り上げがあったのに0になってしまった人がたくさんいます。

ブログでアフィリエイトが難しくなった要因の1つがGoogleアップデートであることは間違いありません。

なかじ
Googleアップデートが頻繁に行われるのでSEO対策は必須です。

初心者でもできるSEO対策は次の記事と動画で解説しています。
» SEO対策の基本から上位表示するやり方

Googleアップデートで順位が少し落ちたときの対処法【4つ】

Googleのアップデートで順位が少し下がった場合の対処法は次の4つです。

  • ユーザビリティの向上
  • 既存記事の見直し
  • 新規記事を作成
  • 被リンクの獲得

少し検索順位が落ちた場合は頑張れば復活する可能性があるので、読者が読みやすく使いやすいサイトになるよう改善します。

ユーザビリティの向上

ユーザビリティの向上とはサイト設計、画面設定、内部リンクを見直すことです。

コツは読者が必要な情報にスムーズにアクセスできるかどうか。

Googleではユーザビリティについて次の2点を重要視しています。

  • デバイスの最適化
  • ページスピードの向上

デバイスの最適化とは、PCだけでなくスマホやタブレットからでも快適に読むことができるかどうか。最近はスマホからのアクセスが増えているので、スマホで読みやすいかどうか確認しましょう。

なかじ
ページスピードの向上はブログのページ表示速度を指しています。

クリックしてからページが表示されるまで2秒以内になるようにしましょう。表示に3秒以上かかると読者の離脱が極端に増えるという実験結果があるためです。

ページスピードを向上させる方法は次の記事と動画で解説しています。
» ページ速度を改善する方法5選

既存記事の見直し

既存記事の見直しはリライトと削除が基本です。

リライトはGoogleにブログの正確な情報を伝えることができます。記事の削除はサイト設計をわかりやすくするのでSEO対策にもなるのです。

リライトは順位によって強化するポイントが違います。

  • 20位以内:読者満足度を重視
  • 20~50位:読者の検索行動
  • 50~100位:記事内容を見直す

記事のリライト方法は次の記事と動画で詳しく解説しています。
» 検索順位に応じた記事のリライト方法

記事を削除するときは、全くアクセスがない記事や自分で低品質だと思う記事を選んでください。

基本的にアクセスがない低品質の記事は、ブログ内に存在してもいいことがありません。SEOに悪影響を与えることも多いので思い切って削除しましょう。

削除はWordPressの非公開設定にしても問題はありません。

なかじ
内部リンクでアクセスがある記事は残してもOK。

検索エンジンからは全然アクセスがなくても、内部リンク経由でアクセスがあればブログ読者にとって必要な記事だからです。

新規記事を書く

Googleは「記事は定期的に更新されるべき」と明言しています。これは読者に最新の情報を提供するためです。

そのためアップデート後も新規記事の執筆は必須。サイト設計で決めたキーワードで記事を書いて、サイト全体のSEOを強化させます。

新規記事を書くときには、既存記事と内部リンクで繋ぐことができるように考えて執筆してください。

記事同士を内部リンクで繋げると、読者の知りたいことを提供できるので満足度が上がります。

チェックポイント

Googleはインデックスするとき、内部リンクをたどってサイト内を移動します。そのため内部リンクを貼りめぐらすことは、SEO対策としても重要です。

内部リンクはまとめ記事を書いて集約すると簡単です。

まとめ記事の書き方と記事設計の具体例は下記の記事と動画を参照してください。
» SEOに強いまとめ記事の書き方

被リンクの獲得

Googleアップデートの対処法で僕がおすすめしたいのは被リンクの獲得。順位復活に一番効果があります。

重要なのは質の高いサイトから被リンクをもらうこと。

関係ない被リンクを大量にもらうとGoogleにスパム判定されてしまいます。最悪の場合ペナルティを受ける可能性があるので注意してください。

Googleからペナルティを受けると、検索結果の順位が極端に落ちたりインデックスされず検索結果に出なくなったりします。

良質な被リンクをもらうのは簡単ではありませんが、初心者でもできる方法がいくつかあります。

  • 自分の運営ブログからのリンク
  • 同じジャンルからの相互リンク
  • キュレーションサービスでまとめ記事を作る
  • 一次情報を書いて引用を狙う
  • SNSでソーシャルリンクをもらう

質の高い被リンク獲得方法は、下記の記事と動画で詳しく解説しています。
» 良質な被リンクの増やし方

Googleアップデートで大幅に順位が落ちたときはドメインを載せ替える

Googleのアップデートで大幅に順位が落ちた場合、別ドメインにブログを載せ替えることをおすすめします。

大幅に順位が落ちるということはコアアップデートの可能性が高いです。根本的な解決法がないため、元の順位に戻すことはかなり難しくなります。

ドメイン載せ替えとはブログの引っ越しのこと。ブログの内容はそのままで住所(URL)だけを変える手法です。

ドメインの載せ替えは次の4ステップ。

  1. 新規ドメイン取得
  2. 新規ドメインに引っ越し
  3. 旧ドメインから新規ドメインに301リダイレクト
  4. アドレス変更をGoogleに通知

手順①新規ドメイン取得

最初に新規ドメインを取得します。

載せ替えるURLは新規ドメインと中古ドメインどちらでもOK。

検索順位を早く戻したいのであれば中古ドメインを使いましょう。しかし、中古ドメインは当りハズレがあるので運用が難しいです。

中古ドメインを使う場合は、リスクとメリットのバランスを見て決める必要があります。

初心者には中古ドメインは扱いが難しいのでおすすめしません。新規ドメインを取得しましょう。

新規ドメインの取得方法は下記の記事を参照してください。
» お名前.comでドメインを取得する方法

手順②新規ドメインへ引っ越し

WordPressでブログを運用しており新規ドメインへ引っ越すなら、プラグインを使うと便利です。

例えば「All-in-One WP Migration」のようなプラグインを使うと簡単に引っ越すことができます。

ブログの引っ越し作業中は、古いブログと新しいブログ2つが存在することになります。

作業時間が長くなる場合、新しいブログは一時的にノーインデックスにしておきましょう。Googleからコピーコンテンツと判定されペナルティを受けるのを防ぐためです。

ノーインデックスさせる場合はWordPressで設定可能です。

WordPressでノーインデックスする手順

  1. WordPressにログイン
  2. 左側のメニューから「設定」を選択
  3. 「表示設定」を選択
  4. 検索エンジンでの表示「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のボックスにチェックして変更を保存

これだけでサイト全体をノーインデックスすることができます。

チェックポイント

ドメイン引っ越し手順が全て終わったら「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のボックスのチェックを外すのを忘れないようにしましょう。

ノーインデックスについては次の動画でも解説しています。

手順③301リダイレクトをかける

新しいブログが立ち上がったら、古いドメインから新しいドメインに301リダイレクトをかけます。

301リダイレクトとは特定のページを別のページに自動転送すること。次の2つのメリットがあります。

  • 自動的に新ブログのページを表示するので機会損失を防ぐ
  • SEO評価を受け継ぐので新規ドメインでも損しない

301リダイレクトを行う場合もプラグインを使うと便利です。「Redirection」を使うと簡単にリダイレクトできます。

Redirectionの設定方法は次のとおりです。

  1. Redirectionをインストールして有効化
  2. WPダッシュボード左メニュー「ツール」からRedirectionを選択
  3. Redirectionのセットアップ画面下「セットアップを開始」をクリック
  4. 基本セットアップ画面「セットアップを続行」をクリック
  5. セットアップ完了をクリック
  6. 転送ルールの画面で「新しい転送ルールを追加」に記入
  7. ソースURLに古いブログのURLを記入
  8. ターゲットURLに新しいブログのURLを記入
  9. 「転送ルールを通知」をクリック

URLはhttps://から始まる絶対パスを使いましょう。

絶対パスとは、目的ファイルまでの道のりを最初から最後まで全て表記しているコード。一方で相対パスとは、現在地から目的ファイルまでの道のりを表しているコードです。

301リダイレクトをかける場合は、1ページずつ設定する必要があります。

301リダイレクトは半年間有効

301リダイレクトは最低180日間は維持しましょう。

Googleは「リダイレクト180日間経過後、Googleは古いサイトと新しいサイトの関係を認識しなくなる」と公言しているからです。

180日経過すると更新しなかったサイトはSEO評価が下がります。更新を続けた新しいサイトはSEO評価が上がっているので、SEO評価の引継ぎは必要なくなるのです。

手順④アドレス変更をGoogleに通知

301リダイレクトが終わったらGoogle Search Consoleを使い、アドレスが変更したことを通知します。

Google Search Consoleアドレス変更の手順

  1. Google Search Consoleにログインして、左メニューの「設定」をクリック
  2. プロパティ設定の「アドレス変更」をクリック
  3. 「新しいサイト」をクリック
  4. 「プロパティの追加」をクリック
  5. 新しいサイトのURLを追加する
  6. 「検証して更新」をクリック
  7. 「検証に合格しました」と表示
  8. 「移動を確認」をクリック「このサイトは現在移行中です」と表示

これでGoogle Search ConsoleへのURL変更通知は終了です。

Google Search Consoleはユーザーが検索エンジンにキーワードを入れて、表示された検索結果からサイトに来るまでの情報を解析してくれる無料ツール。検索キーワードや被リンクを調べることができます。

サイト運営者には必須ツールなので、まだ使っていない人は登録しましょう。Gmailアドレスがあればすぐに始めることができます。

なかじ
Googleのアップデートで順位が大幅に落ちて上がらない場合は、サイトの引っ越しがおすすめ。

Google Search Consoleの使い方は次の動画で解説しています。

https://youtu.be/EQgIb7TcquQ

海外版Googleアップデートの対処法【3つ】

海外でのGoogleアップデートの対処法はGoogleに頼らない集客をすることです。

  • SNS集客に切り替える
  • ユーザーに愛されるサイト作りを意識する
  • ユーザーに役立つサービスを提供する

海外ではGoogleのアップデートに苦しんでいる原因を考えます。

Googleのアップデートで順位が落ちて困るのは、Googleからの集客に依存しているから。Googleに依存せずに集客することができれば、3ヶ月毎にアップデートで悩む必要はなくなります。

SNS集客に切り替える

海外でのアップデート対処法でよくいわれるのがSNS集客に切り替えること。

 FacebookやTwitter経由なら、Google のアップデートには関係なく集客することができます。

またSNSを利用する人が増えたこともGoogle離れの要因の1つです。

2020年には世界中で3.6億人以上の人がSNSを利用しており、2025年には4.4億人の人がSNSを利用すると予測されています。

  • Facebook:コミュニティ力が高く集客向き
  • Twitter:拡散力があり知名度を上げてファン作り
  • Pinterest:ECサイト運営者におすすめ

Instagramでも集客は可能ですがサイトに誘導するのが難しいです。Instagramからサイトに誘導し収益をあげるよりも、Instagram広告で収益を上げる方が向いています。

どのSNSを使う場合でも、発信内容を絞りユーザーに有益な情報を提供しましょう。ユーザーがファンになってくれればブログへの集客も可能です。

なかじ
集客の観点からブログを運営すると同時にSNSアカウントも育ててください。

ブログで稼ぐためのSNSアカウントの育て方は下記の記事と動画で詳しく解説しています。
» SEO対策としてのTwitter戦略

ユーザーに愛されるサイト作りを意識する

海外ではGoogleのアップデートに打ち勝つ方法として、ユーザーに愛されるサイトを作ることが挙げられています。

ユーザーに愛されるサイトは検索エンジンで上位表示することができなくても、読者がリピートしてくれるので集客可能です。

なかじ
僕もこの意見には賛成で、同じ意識でサイトを作ります。

今までのサイトは情報発信のコンテンツを提供しているものがほとんど。

  • 自分の体験談
  • 商品のレビュー記事
  • 情報をまとめた記事

今後はこのような情報提供で収益を得ることは難しくなると予想しています。なぜならGoogleのアップデートで検索順位が下がれば誰にも読んでもらえなくなるから。

読者がサイトに訪問するまでのプロセス

  1. 検索エンジンにキーワードを入れる
  2. 検索結果から自分の悩みを解決してくれそうなサイトをクリック
  3. 記事を読んで納得すれば満足度が上がる
  4. 読者の知りたいことが書いていなければ離脱して次のサイトへ

この手順では検索順位が下がると集客することができません。

読者は自分のブログ以外の上位表示されたサイトを読めば悩みが解決します。しかし、ブログ運営者はブログが読まれなくなると収入がなくなるので死活問題。

Googleのアップデートで順位が下がっても、ファンが集まってくれるようなサイト作りが重要です。

なかじ
ユーザーに愛されてブックマークされるようなサイトがベスト!

ユーザーに役立つサービスを提供する

読者に愛されるサイトとは、価値あるWebサービスをメインにしたサイトのこと。アフィリエイトの収益は二の次で読者に役立つサイトを作ることが先です。

価値あるWebサービスサイトの例は「価格.com」「@cosme」「Cookpad」。

  • 価格.com:商品の最安値がわかるサイト
  • @cosme:化粧品の口コミがわかるサイト
  • Cookpad:料理のレシピが検索できるサイト

ユーザーに役立つWebサービスがメインで、アフィリエイト収益が付随している形です。上記のWebサービスサイトは次のような方法で収入を得ています。

  • 価格.com:商品販売のアフィリエイトで収益
  • @cosme:広告とプレミアム検索で収益
  • Cookpad:プレミアムサービス販売で収益

もしGoogleのアップデートで価格.comが圏外に飛ばされたとしても、読者は価格.comで最安値を調べてそこから買うので検索順位は関係ありません。

このようなWebサービスを主役にしたサイトを作れば、検索エンジンで順位が下がっても読者はサイト名で調べてやってくるため収益も下がらないのです。

なかじ
今後Googleのアップデートに対抗するならば、指名検索されるサイト作りをする必要があります。

僕は「子育て相談ドットコム」というサイトを2019年5月に立ち上げました。

子育て相談ドットコムは子育ての悩みを専門家に相談し、無料でアドバイスを受けられるWebサービスです。

子育て相談ドットコムのサービスはアフィリエイトではなく、SEO対策もしていないので検索しても上位表示されません。

しかし、毎日のように子育ての悩みを相談してくる人がいます。特定のユーザーに価値のあるサイトと認識されブックマークされている証拠です。

サイト規模が小さく検索結果の上位に表示されなくても、価値があるサイトを作ることは可能ということ。

現在子育て相談ドットコムではアフィリエイトしていませんが、十分な集客を見込むことができれば収益を見込んだビジネスを始めることもできます。

一番大切なのは、読者に役立つWebサービスを作りリピートして利用してもらうこと。愛されるサイトに成長し集客できれば、収益は後からでも得ることができます。

なかじ
今後のサイト運営は愛されるサイトを作ることがカギ!

【まとめ】Googleアップデート対処法はユーザーファースト

今回はGoogleのアップデートに被弾したときの対処法を解説しました。

Googleの企業ポリシーは「ユーザーファースト」です。

高品質かつユーザーに役立つ記事やWebサービスを提供し、読者最優先のサイト運営をしていればGoogleのアップデートを必要以上に怖がる必要はありません。

Googleのポリシーに合わせてサイト運営をしているので、悪いSEO評価にはならないはずです。

しかしコアアップデートはアルゴリズムの内容が大きく変わり、ジャンルによっては順位が大きく下がることも考えられます。

もしGoogleアップデートで順位が下がっても慌てずに、まずは2~3週間様子をみましょう。何もせずに順位が戻ってくる場合が多いです。

2~3週間しても順位が戻らない場合は次の4つを実行してください。

  • ユーザビリティの改善
  • 既存記事の見直し
  • 新規記事の追加
  • 被リンクの獲得

万が一検索順位が大幅に落ちてしまったらサイトURLを変えることをおすすめします。

高品質なコンテンツならばURLが変わっても、新たにSEO評価を受け上位表示が可能です。

なかじ
今後はGoogleだけに集客を頼るのは危険で、リスク分散が必要になります。

次の3つのポイントを押さえてサイトを運営しましょう。

  • SNS集客に切り替える
  • ユーザーに愛されるサイトを作る
  • ユーザーに役立つサービスを提供する

サイトを運営する限りGoogleのアップデートは回避することができません。上記のポイントを押さえてアクセスを集めましょう。

Googleのアルゴリズムは常に変化しています。それに合わせて運営者の私達も視点を変えてサイト運営することが求められています。

なかじ
普段からユーザーファーストのサイト運営の姿勢が大事です。

【セールスライティング講座】新PASONAの法則で商品が売れる!【テンプレートあり】

  • PASONAの法則に従って書けばブログで稼げる?
  • PASONAの法則と新PASONAの法則って何が違うの...?
  • 新PASONAの法則を使ったライティングのコツを教えて!

ブログやアフィリエイトで収益を上げるためにはセールスライティングをマスターする必要があります。わかりやすく丁寧な記事を書いてもセールスライティングができなければ、いつまでたっても商品は売れません

この記事では「PASONAの法則」と「新PASONAの法則」について詳しく解説します。記事を最後まで読めば売れる文章を書けるようになります

商品を売るには行動心理学に基づいたテクニックが必要です。PASONAの法則はテンプレートがあるので、真似するだけで誰でも売れる記事を書けます。

PASONAの法則を使って成約率が高い記事を書きましょう。

PASONAの法則はマーケティングのフレームワーク

「PASONAの法則」はマーケティングのフレームワークです。経営コンサルタントの神田昌典さんにより考案され、セールスライティングで活用されるテクニックでもあります。

PASONAの法則は下記5つの順番で活用されます。

  1. Problem:問題の明確化
  2. Agitation:問題をあおる
  3. Solution:解決策の提示
  4. Narrow Down:絞り込み
  5. Action:行動をうながす

PASONAの法則における5つのステップを簡単な文章にすると次の通りです。

あなたはこんな悩みを抱えていませんか?
悩みを放置すると大変なことになってしまいますよ。
悩みを解決するならこの商品がお勧めです。
根拠はこれです。
今なら先着100名様のみ、特別価格で提供します。
今から3か月後には見違える結果が出ているはずです。
今すぐお申し込み下さい。

通販のLPや情報商材、チラシなどのセールスレターもPASONAの法則で書かれています 。セールスコピーを書くときには必ずPASONAの法則に当てはめて考えましょう。

問題の明確化

PASONAの法則では最初に読者が抱えている問題を明確にします。読者に対していきなり商品の説明をしても興味を持ってもらえないからです。

「あなたはこんな悩みを抱えていませんか?」という意味を込めて問題を明確化しましょう。具体的には次のように箇条書きすることが多いです。

  • どうしても●●してしまう
  • ✖✖することができない
  • 何年も続けているのに●●

セールスライティングの冒頭で読者の悩みを明確化するのは、ブログ記事のリード文で読者の悩みに共感するのと同じです。
» SEOに強いリード文の書き方

記事を読み進めてもらうためまずは読者の悩みにフォーカスしましょう。

なかじ
読者は自分の同じ悩みだと感じれば、興味を持ち読み進めてくれます。

問題をあおる

問題を明確化したら読者に改めて問題の深刻さを伝えます。読者は自分の抱えている問題に気付いていても直視したくないと考えているからです。

問題をあおることで現実から目をそらせないようにします。「悩みを放置すると大変なことになりますよ」と忠告しましょう。

心理学には「ネガティブフレーム」というテクニックがあります。不安を回避したい心理を利用して相手を説得する手法です。

一方でポジティブな言葉で説得するテクニックを「ポジティブフレーム」といいます。2つのテクニックを駆使して問題をあおりましょう。

ネガティブフレームとポジティブフレームの違いは次の通りです。

  • ネガティブ:今すぐ買わないと損します
  • ポジティブ:今すぐ買うとお得です

人間の損失回避性に基づくと成約率が高くなるのはネガティブフレームです。損失回避性とは「人間は得することよりも損することを避ける傾向がある」というもの。損失は利得の2.25倍も人間の行動に影響するといわれます。

なかじ
ネガティブな言葉を使った方が成約させやすいです。

ネガティブフレームを使ったセールスの具体例

生命保険の営業をもとにネガティブフレームの具体例を解説します。次のようなセールストークを聞くと「念のため保険に入った方がいいかも」と不安になるケースが多いです。

  • 年金はもらえない可能性が高い
  • 老後資金のため2,000万円以上準備できますか?
  • 病気になっても大丈夫ですか?
  • こんなにもたくさんの人が病気になっています
  • 病気になるとこんなにお金がかかります

不安をあおられると「損したくない」という感情が芽生えます。本当に必要かどうかは二の次で損しないための行動を取るのです。

逆に次のようなポジティブフレームでは、生命保険の契約には至らないことが考えられます。

  • こんな生命保険がある
  • これが生命保険のポイント
  • 制生命保険に入るとこんなメリットがある

内容を理解できてもすぐ保険に入る必要性や焦りを感じなければ契約に至りません

あおり過ぎは厳禁

不安をあおると商品は売れやすくなりますが、あおりすぎは厳禁です。自分の利益を上げるためだけに不安をあおるのはNG。売れれば何でもいいわけではありません。

不安をあおり過ぎると商品やサイト全体のイメージが悪くなる危険性があります。短期的に利益が出たとしても信頼を失ってしまえば長期的にはマイナスです。

「商品を買った人が満足すること」を重要視しましょう。

解決策の提示

読者の不安をあおったら解決策を提示しましょう。商品やサービスを紹介して悩みが解決できることをアピールします。

アピールと同時に商品が悩みを解決できる根拠を示すことも重要です。実験データなど信頼できる根拠を伝えましょう。例えば次のような文章が考えられます。

  • あなたの英語が話せないという悩みはこの商品で解決できます
  • その根拠は●●という新学習法です!
  • ●●はABC大学で独自に開発されました
  • 今までの4倍の速さで英会話の効果が出るという実験結果が出ています

根拠として口コミを示すのも悪くありませんが、うさんくさい口コミはNGです。読者のリテラシーは上がっているため、良いことばかり書かれた口コミは信用してもらえない場合があります。

なかじ
ネガティブな口コミも伝えることで信用度は高まります。

絞り込み

解決策を提示したら商品の在庫や販売期間、価格を絞り込みます。まだ買う決断ができない読者に限定性や緊急性をアピールするためです。

絞り込みで使われる文章の具体例は次の通り。

  • 在庫は残り100個!お早めにお買い求めください
  • お得意様だけの先行販売!販売期間は3日間だけとなります
  • 3日以内に買うと割引価格で購入できます
  • 本日だけの特別価格です
  • 先着100名様には特別価格で提供いたします

商品の絞り込みを行い限定性を提示すことで読者に買う理由を与えます。人間は今すぐ申し込む理由がないと行動(購入)しないからです。

「今申し込まないと損をする」という切り口だと成約率は高くなります。

なかじ
合理的な説明も大事ですが感情に訴えかけることも重要です。

行動をうながす

緊急性や限定性をアピールしたら申し込みや購入をうながします。読み手にどんな行動をとってもらいたいのか具体的に呼びかけることが重要です。

行動をうながす言葉として次のような表現が考えられます。

  • 今すぐお申し込みください
  • 無料登録はこちらのフォームに記入してください
  • 今から3か月後には見違える結果が出ているはずです
  • 夏はすぐそこ!まだ間に合うダイエットはこちらをクリック

最後に行動をうながす文章を書くだけで読者が行動を起こしてくれる確率が上がります。明るい未来が見えるような文章も効果的です。

なかじ
行動をうながす言葉で読者の背中を押してあげましょう。

新PASONAの法則へアップデート

1999年に神田昌典さんが考案したPASONAの法則は2016年に新PASONAの法則へアップデート。基本的な内容や流れは同じですが、時代の変化に合わせPASONAの「ASO」が次のように変更されました。

PASONAの法則新PASONAの法則
Problem:問題の明確化Problem:問題の明確化
Agitation:問題をあおるAffinity:親近感
Solution:解決策の提示Solution:解決策の提示
Offer:具体的な提案
Narrow Down:絞り込みNarrow Down:絞り込み
Action:行動をうながすAction:行動をうながす

マーケティングの新しいフレームワークとして必ず覚えておきましょう。

親近感

Affinityとは親近感のことで、書き手が読者と同じ悩みや痛みを知っていることをアピールします。問題をあおるより親近感を持たせた方が読者に良い反応をしてもらえるのです。

現代は「何を言うか」より「誰が言うか」の方が重視されます。SNSが発展したことで読者と情報発信者の距離が近づいたことが要因です。

読者の悩みを考えるにはペルソナを設定しましょう。ペルソナを設定すれば悩みを深く理解して親近感を持ってもらいやすくなります。
» ペルソナ設定がブログで必要な理由

具体的な提案

PASONAの法則では「解決策の提示」はSolutionでしたが、新PASONAの法則ではSolutionとOfferの2つになりました。解決策と根拠を提示したら読者にとって有益な提案も行うのです。例えば次のような表現が考えられます。

  • ●●は✖✖より使いやすいですよ
  • ●●は✖✖よりお得ですよ
  • 今●●を申し込むと保証期間が延長されますよ

解決策を提示した後に提案することで、読者は「使ってみようかな」と気持ちが湧いてきます。親近感と同じくSNSの普及により読者との距離が縮まったことで具体的な提案が有効なのです。

新PASONAの法則における具体例

「SEOライティング教材」を販売すると仮定して新PASONAの法則を使ってみましょう。下記6つのステップに従ってセールスライティングしていきます。

  1. Problem:問題の明確化
  2. Affinity:親近感
  3. Solution:解決策の提示
  4. Offer:具体的な提案
  5. Narrow Down:絞り込み
  6. Action:行動をうながす

①問題の明確化

いくら記事を書いても、SEOで上位表示できないと悩んでいませんか?
SEOで上位表示していつかはブログで自由な生活を送りたいと夢見ているはずです。
しかし残念ながら、今のままではSEOで上位表示されることはありません。

②親近感を感じさせる

実は僕もずっとSEOで上位表示できずに悩んでいました。
寝る間も惜しんで頑張って記事を書いても結果は変わらず、100記事書いても全て圏外。
当然報酬は0円。ブログをやめようと本気で悩んでいました。

③解決策の提示

しかし、あることに気づいてから面白いようにSEOで上位表示できるようになりました。
どれだけ書いても圏外だった記事が、次々に上位表示できたのです。
検索順位に比例して報酬も激増。
一時はブログをやめようと思っていた僕が、今では月収100万円を超えています。
このSEOライティングの方法を知りたくないですか?

④具体的な提案

どれだけ頑張って記事を書いても圏外だった僕を支えた、SEOライティングを凝縮した教材を作りました。
さらに教材購入者のみ、後日開催するオンラインセミナーに参加できます。
オンラインセミナーでは、教材で解決することができなかったマル秘SEOテクニックも解説します。

⑤絞り込み

今回は先着100名様のみ、SEOライティング教材を特別価格でご提供します。

⑥行動をうながす

このSEOライティング教材を使えば、半年後今とは全く違う結果になっているはずです。今すぐお申し込み下さい。

あくまで概要程度の例文ですが、新PASONAの法則を使うことで簡単にセールスコピーが書けるようになります。

なかじ
ブログ初心者は新PASONAの法則を真似しましょう。

ブログで稼ぐために必要な3つのライティング方法

ブログやアフィリエイトで稼ぐためには下記3つのライティング方法を覚える必要があります。重複する部分があるものの、基本的には違うライティング方法だと考えてください。

  • Webライティング
  • SEOライティング
  • セールスライティング

Webライティング

WebライティングとはWeb上のコンテンツを読者が理解しやすいように伝えるライティング方法を指します。最後にオチがある小説とWebライティングは大きく異なり、結論から書くことが特徴です。

結論から記事を書き始めるライティング方法を「PREP法」と呼びます。具体的には次の通りです。

  • Point:結論
  • Reason:理由
  • Example:具体例
  • Point:結論

PREP法を使うと論理的に説明できるため、ブログ記事以外ではプレゼンなどでもよく使われます。PREP法の詳細は次の記事と動画をご覧ください。
» PREP法の正しい書き方

読者が「キーワードで検索する」のもWeb特有の概念です。キーワードで検索した読者が悩みを解決するには、検索意図を理解したうえで記事を書く必要があります。

Webライティングを習得するため検索意図の調べ方も学んでおきましょう。
» SEOに重要な検索意図の調べ方

SEOライティング

SEOライティングとは検索結果で上位表示させるためのライティング方法です。上位表示するためにはGoogleに評価されやすい文章を書かなくてはなりません。

Googleの検索アルゴリズムにマッチして記事を書くには、下記3つのポイントを理解することが重要です。

  • キーワードや共起語を使用して文章を書く
  • 読者の検索意図に沿って記事を書く
  • 専門性の高いコンテンツを提供する

ただしGoogleから気に入られるためだけに文章を書いても上位表示できません。Googleは「ユーザーファースト」を最重要視しているからです。

例えばタイトルや見出しにキーワードを入れることはSEO的に重要です。しかし不自然な形で無理やり詰め込めば、読者に違和感を与えてしまいます。

読者が不自然に感じるということはユーザーファーストが満たされていないということ。Googleからの評価も悪くなります。

SEOライティングはすぐ身に付きません。基本を押さえつつ何回も記事を書いて習得しましょう。SEOライティングの詳細は次の記事と動画で詳しく解説しています。
» 読者とGoogleに好かれるSEOライティング

セールスライティング

セールスライティングとは商品やサービスを売るためのライティング方法です。読みやすい記事を書くだけで商品は売れません。商品を売るために大切なのは読者の感情を動かすことです。

セールスライティングは100年以上前から研究されています。テンプレートがあるため自分でゼロから型を考える必要がありません。

セールスライティングではベネフィットを提示することも大切です。ベネフィットライティングは次の記事と動画で解説しています。
» 成約率を上げるベネフィットライティング

コピーライティングの法則にはPASONAの法則以外にも下記2つがあります。

  • QUESTの法則
  • AIDCASの法則

QUESTの法則

QUESTの法則とはSEOコンサルタントのMichel Fortin(マイケル・フォーティン)が提唱するコピーライティングの法則です。QUESTの法則は下記5つの順番で活用されます。

  1. Qualify:宣言する
  2. Understand:悩みを理解する
  3. Educate:教育する
  4. Stimulate:興奮させる
  5. Transition:行動をうながす

QUESTの法則は「この商品を使えばこのように生まれ変わります。」と宣言してから悩みを理解します。問題を明確化することから始まるPASONAの法則との違いです。

QUESTの法則における5つのステップを簡単にまとめます。

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AIDCASの法則

AIDCASの法則とは商品購入時における感情の変化に合わせてセールスする法則です。AIDCASの法則は下記6つの順番で活用されます。

  1. Attention:注目
  2. Interest:興味・関心
  3. Desire:欲求
  4. Conviction:確信
  5. Action:行動
  6. Satisfaction:満足

商品やサービスをリピートしてもらえるよう最後に「Satisfaction:満足」を持ってくる点が特徴です。AIDCASの法則における6つのステップを簡単な文章にすると次の通りです。

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複数のテクニックがありますが、ブログ初心者はまず「PASONAの法則」を使いこなしましょう。セールスライティングをマスターして読者の心を動かす文章を目指してください。

新PASONAの法則で売れる文章を書こう

PASONAの法則は時代の変化に合わせ新PASONAの法則へアップデートされました。マーケティングのフレームワークとして必ず覚えておきましょう。新PASONAの法則は下記6つのステップで書いていきます。

  1. 問題の明確化
  2. 親近感を感じさせる
  3. 解決策の提示
  4. 具体的な提案
  5. 絞り込み
  6. 行動をうながす言葉

ブログ初心者でも新PASONAの法則を真似するだけで売れる記事を書けるようになります。ブログで稼ぎたい人は新PASONAの法則をマスターしましょう。

セールスライティングやWebライティングなどライティング手法には「型」があります。型を知っておくだけで高品質な記事を書けるため、自分でゼロから考えようと思わず型を真似してください。

Googleと読者の両方に好かれる記事を書ければブログで収益を上げられます。SEOに強いWebライティングも一緒に学びましょう。
» SEOに強いWebライティング

カニバリとは?SEOキーワードにおけるカニバリゼーションの見つけ方【対処法4選】

  • カニバリが起こっているかどうかの見分け方がわからない...
  • どうやってカニバリを調べるのか知りたい...
  • カニバリの見つけ方と対処法を教えて欲しい!

カニバリとはカニバリゼーション(cannibalization)の略で「共食い」という意味を持ちます。ブログ内において複数の記事が同じキーワードで評価を争い、お互いの足を引っ張り合っている状態です。

この記事では、ブログ記事におけるカニバリの見つけ方と対処法を解説します。記事の内容を実践すれば、狙ったキーワードで上位表示される可能性が高まります。

カニバリが起こるとGoogleから正しく評価されずSEOでマイナス評価です。キーワードの見直しやページの統合などを行いカニバリを解消しましょう。

カニバリとはSEO評価が分散している状態のこと

カニバリとはSEO評価が分散している状態のことです。カニバリの原因はキーワードの重複。1つのキーワードに対して複数のブログ記事を書いてしまうとカニバリが起こります。

自分では1つのキーワードに対して1記事しか書いていないつもりでもカニバリは起こります。タイトルや見出し、アンカーテキストなどで同じキーワードを使うケースが多いからです。

例えば次のようなキーワードを狙って1記事ずつ書く場合について考えてみましょう。

  • ブログ 始め方 初心者
  • ブログ 始め方 無料
  • ブログ 始め方 WordPress

3記事とも「ブログの始め方」がベースです。タイトルや見出し、アンカーテキストの文言が似てくるため、Googleは「同じキーワードで書かれた記事が3つある」と判断することがあります。どの記事を上位に表示させれば良いか判断できず、3記事ともSEO評価が下がってしまうのです。

カニバリはSEOでマイナス評価を受けるだけでなく、読者にも悪いイメージを与えます。似たようなタイトルが並んでいるとどれを読めば良いか判断できません。

SEOおよび読者ファーストの観点から、カニバリが起きたらすぐに対処しましょう。
» ブログのカニバリ対処法4選

カニバリが疑われる4つの状況

カニバリが疑われる4つの状況を紹介します。下記に当てはまる場合はカニバリが起きていると考えてください。

  • 1つのキーワードに複数の記事が表示される
  • 日によって異なる記事が表示される
  • 意図しない記事が表示される
  • 1つのキーワードで上位を独占する

1つのキーワードに複数の記事が表示される

1つのキーワードで検索したときに自分のブログ記事が複数表示される場合はカニバリを起こしています。例えば「SEO対策 おすすめ」でGoogle検索し、次のような2つの記事が表示されるケースです。

  • 【おすすめSEO対策】初心者にもわかりやすい5つのポイントを紹介
  • 初心者向けのブログ運営のコツ7選【SEO対策効果もあり】

1つのキーワードに対して複数の記事が表示されるカニバリは、15位・16位のように連続してランクインすることが多いです。5位・22位のように順位が離れることはありません。

なかじ
上記例のようにタイトルで同じキーワードが使われていなくてもカニバリは起こります。

日によって異なる記事が表示される

日によって異なる記事が表示される場合もカニバリが起きています。キーワードが重複しているせいで、Googleがクローラーで調べる度に異なる情報をインデックスするからです。

例えば「SEO対策 おすすめ」で記事Aと記事Bがカニバリを起こしている場合を考えてみましょう。日によって異なる記事が表示されるとは具体的に下記の通りです。

曜日記事順位
月曜日A7位
火曜日A6位
水曜日B21位
木曜日B23位
金曜日A9位
土曜日A4位
日曜日A5位

本来「記事A」を上位表示させたいのに、記事Bにも評価が分散することで上記のような状態に陥ります。お互い記事の評価を奪い合っているため、放置するとSEO評価が下がってしまうのです

意図しない記事が表示される

意図しない記事が表示されるケースもカニバリを起こしています。狙っているキーワードについて書いた記事ではない別の記事のことです。

例えば「SEO対策 おすすめ」で記事Aを書いたものの、別の記事Bがインデックスされているケースです。

狙っているキーワード執筆記事インデックスされた記事
SEO対策 おすすめ記事A記事B

意図しない記事が表示されるのは、複数の記事を比べてGoogleがキーワードに相応しい内容と判断した方を表示させるから。上表の場合、記事Aより記事Bの方が「SEO対策 おすすめ」に適しているとGoogleが判断したのです。

なかじ
狙ったキーワードで上位表示できなければ、ブログで稼ぐことも難しくなります。

1つのキーワードで上位を独占する

1つのキーワードに対して複数記事が上位を独占している状態もカニバリが起こっているといえます。例えば1位・2位、5位・6位などと上位で順位が連続しているケースです。

上位を独占しているため、下記3つのカニバリに比べると「良いカニバリ」といえます。

  • 低順位で1つのキーワードに複数の記事が表示される
  • 日によって異なる記事が表示される
  • 意図しない記事が表示される

良いカニバリは競合サイトに比べドメインパワーが圧倒的に強い場合などに起こります。ドメインパワーを計測したい人はパワーランクチェックツールなどを活用してください。

ドメインパワーを上げるには被リンクを獲得することが重要です。良質な記事を書くだけで被リンクを増やすことはできないので、戦略的に獲得しましょう。

初心者でもできる被リンクを獲得する方法は、次の記事と動画で解説しています。
» 被リンク獲得戦略9選

ブログ記事のカニバリを見つける3つのツール

ブログ記事がカニバリを起こしているかどうかを調べるには、下記3つのツールが役立ちます。

  • Googleサーチコンソール
  • 検索順位チェックツール「GRC」
  • SEO分析ツール「Ahrefs」

Googleサーチコンソールは無料で使えます。GRCAhrefsは有料ツールで、プラン別料金は下記の通りです。

GRCベーシック:4,950円/年
スタンダード:9,900円/年
エキスパート:14,850円/年
プロ:19,800円/年
アルティメット:24,750円/年
Ahrefsライト:約90,200円/年
スタンダード:約163,900円/年
アドバンスド:約365,200円/年
エージェンシー:約915,200円/年
※Ahrefsは1ドル110円として計算

プラン別にキーワードの登録上限数などが異なります。例えばGRCのスタンダードプランなら、5,000個までキーワードを登録可能です。

基本的にはサーチコンソールを使ってカニバリを見つけましょう。ただしGRCはカニバリを見つけるほか、キーワードの順位変動を一目で確認できるなどブログ運営には欠かせないツールです。

ブログ初心者ならGRCスタンダードがおすすめ。まだ導入していない人は、必要経費と割り切って使いましょう。

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールは、キーワードの表示回数やクリック数などを調べられるツールです。「どのようなキーワードで検索されたか」をチェックできます。

サーチコンソールでカニバリを確認する手順は下記の通りです。

  1. 「検索パフォーマンス」を選択
  2. 調査したいキーワードをクリック
  3. 「ページ」タブに切り替え
  4. 複数ページが表示されればカニバリが起きている

下記の画像を見ながら確認しましょう。

「サイトアフィリエイト」というキーワードに対して複数のページが表示されているため、カニバリが起きているといえます。

ただし複数のページが表示されても意図しない記事のクリック数や表示回数が少ないのであれば、気にする必要はありません。意図しない記事とは、キーワードで上位表示を狙って書いた記事「以外の記事」のことです。

Googleサーチコンソールの使い方は次の動画でも解説しています。

検索順位チェックツール「GRC」

GRCはブログのURLと狙っているキーワードを登録することで、検索順位を調べてくれる便利なツールです。GRCでは日によって異なる記事が表示されるカニバリを見つけられます

GRCでカニバリをチェックする手順は下記の通りです。

  1. 「ランクインページ」を選択
  2. ランクインしてるURLが表示
  3. 「検索語」をクリック
  4. 右下の「日付」と「URL」をチェック
  5. URLが赤文字で表記されていればカニバリが起きている

下記も参考にご覧ください。

URLが赤字で表示されるということは、日によって異なる記事が検索結果に表示されているということ。GRCは一目でカニバリが起きているかどうか確認できるため、初心者でも使いやすいツールです。

SEO分析ツール「Ahrefs」

Ahrefsは自分のブログだけでなく競合サイトの被リンクや検索順位、流入キーワードの予想なども調べられるSEO分析ツールです。Ahrefsでカニバリをチェックする手順は下記の通り。

  1. Ahrefs専用のスプレッドシートをダウンロード
  2. 「オーガニックキーワード」からデータをエクスポート
  3. エクスポートしたデータをAhrefs専用スプレッドシートにインポート
  4. 左下の結果タブをクリック
  5. カニバリが起きている記事を一覧で見られる

下記の画像も参考にしてください。

カニバリが起こっているキーワードとURLを抽出できます。

Ahrefsの詳細な設定方法はAhrefs公式サイトから確認してください。

カニバリが起こってもGoogleから連絡がくることはありません。自分で調べない限りカニバリが起きているかどうかはわからないので、定期的に調べる癖をつけましょう。

収益ページがカニバリを起こしていると稼ぐことができません。SEO評価が分散して上位表示されないからです。

なかじ
カニバリは放置せず見つけたらすぐ対処しましょう。

ブログ運営に役立つ他のツールは次の記事と動画で解説しています。
» ブログやアフィリエイトで人気のツール

カニバリの対処法4選

カニバリの対処法は下記4つです。

  • ページコンテンツの最適化
  • カニバリを起こしているページの統合
  • カノニカルタグで正規化
  • 重複コンテンツの削除

ブログのカニバリはSEO評価をお互いに奪い合っている状態です。正しく対処すれば分散しているSEO評価が統一され上位表示を狙えます

ページコンテンツの最適化

ページコンテンツ最適化は意図しない記事でカニバリが起きたときに使える対処法です。主に意図しない記事のキーワード削除を行います。

例えば記事Aと記事Bがカニバリを起こしている場合を考えてみましょう。それぞれ狙っているキーワードは次の通りです。

  • 記事A:「SEO対策 初心者」
  • 記事B:「ブログ 始め方」

キーワード「SEO対策 初心者」で検索すると、記事Aではなく意図しない記事Bが表示されている状態です。ページコンテンツ最適化として、記事B内の「SEO対策 初心者」というキーワードを削除します。

意図しない記事は本来上位表示させたい記事の邪魔になります。タイトルや見出し、アンカーテキストなどカニバリを起こしている原因のキーワードを削除しましょう。

意図しない記事が表示されているということは、Googleがキーワードに対して最適なページを判断できない状態ということ。意図しない記事のキーワードを削除して、本来上位表示させたい記事についてGoogleが正しく判断できるようにします。

ただしキーワードを削除するだけでは記事の文章が不自然です。別のキーワードに置き換えたり共起語を使ったりしましょう

共起語の使い方や見つけ方は次の記事と動画で解説しています。
» 共起語を使ったブログ記事の書き方

カニバリを起こしているページの統合

カニバリを起こしているページ同士を統合する方法もあります。2つの記事を一緒にすることで、カニバリを起こしているキーワードやコンテンツが1つにまとめられ重複の解消になるからです。

カニバリページを統合するには、上位表示させたい記事に301リダイレクト設定を行いましょう。301リダイレクトとは特定の記事にアクセスされた場合別の記事へ自動で転送することです。具体的には下記の通り。

  • 記事A:上位表示を狙う
  • 記事B:記事Aに301リダイレクト

リダイレクト元のSEO評価はリダイレクト先の記事に引き継がれます

301リダイレクト設定はWordPressプラグイン「Redirection」で簡単に設定可能です。Redirectionでの設定手順は次の通り。

  1. プラグインをインストール、有効化
  2. 「転送ルール」を選択
  3. 「ソースURL」にリダイレクト元の「相対URL」を入力
  4. 「ターゲットURL」にリダイレクト先の「URLをすべて」入力

画像も一緒に確認してください。

相対URLとは「/」より後ろの部分を指します。例えばドメイン名が「https://example.com/abc/」なら「/abc/」が相対URLです。

ターゲットURLにはリダイレクト先のURLをすべて入力しましょう。上記2つ以外の項目は入力しなくてOKです。

うまく301リダイレクト設定ができているか「リダイレクト確認」をクリックしてチェックしましょう。

問題なく301リダイレクトできていれば、「ヒット数」が増え「前回のアクセス」日時が更新されます。

チェックポイント

301リダイレクトは重複キーワードを削除してもカニバリが解決されない場合に有効な方法といえます。

カノニカルタグで正規化

カノニカルタグでURLを正規化することでカニバリの解決が期待できます。URLの正規化を行うことでGoogleのインデックスが1つにまとまり、重複ページと判断されなくなるのです。

例えば3つの記事がカニバリを起こしている場合を考えてみましょう。

  • 記事A:上位表示させたい
  • 記事B:記事Aに正規化
  • 記事C:記事Aに正規化

URLを正規化することで3つの記事が記事Aに1本化され、検索結果では正規化された記事Aのみ表示されます。ただしブログ内には記事Bおよび記事Cも存在するので、読者は別々の記事として読むことができるのです。

301リダイレクトとURLの正規化は別物

301リダイレクトはリダイレクト元の記事にアクセスすると自動でリダイレクト先の記事に転送されます。記事が1本化されているので読者はリダイレクト元の記事を読むことができません。

一方カノニカルタグでURLの正規化を行う場合、読者はURLを正規化した記事にアクセスして読むことができます。Googleにだけ記事が1本化されたことを伝える点が301リダイレクト設定と異なる点です。

カノニカルタグの設定方法

カノニカルタグは投稿編集画面かWordPressプラグインを使って設定できます。正規化したい記事のURLを入力するだけです。

例えば記事Aと記事Bがカニバリを起こしている状態で記事Bを記事Aに正規化する場合。記事AのURL「https://example.com/a 」を記事Bにおける投稿編集画面のカノニカルURLに入力します。

無料テーマのCocoonではカノニカルタグの設定ができます。一方で「JIN」や「SANGO」ではカノニカルタグの設定ができません。

WordPressテーマがカノニカルタグの設定に対応していない場合はWordPressプラグインを使いましょう。「All in One SEO」や「Yoast SEO」がおすすめです。

All in One SEOはブログ運営に必須のプラグインといわれることが多いです。しかし機能を理解しないまま導入するとSEOでマイナス評価になる場合があります。

WordPressに導入する危険性はあらかじめ確認しておきましょう。
» AIOSEOの危険性

重複コンテンツの削除

カニバリを起こしている記事でアクセス数が少ない記事は削除しましょう。削除せず残しておきたいなら記事を非公開に設定します。

しかしカニバリを起こしている記事でも読者にとって必要な記事なら、noindex設定して残しておいてください。内部リンク経由などでアクセスがある場合は読者に必要な記事と判断しましょう。

noindexとは検索エンジンのインデックスを回避できるコードです。noindex設定すると検索エンジンにはない記事と見なされるので、SEO評価の対象になりません。

noindexの正しい使い方は次の動画で詳しく解説しています。

カノニカルタグとnoindexの違い

カノニカルタグはインデックスされたままなので、正規化した記事のSEO評価を引継ぐことができます。複数記事の評価を統合したい場合はカノニカルタグを使いましょう。

低品質な記事などGoogleにインデックスさせたくない記事はnoindexを使います。ただし低品質な記事をブログに残しておく必要はありません。noindexせずに削除することをおすすめします。

カニバリを起こさない5つのポイント

カニバリを起こさないためのポイントを5つ紹介します。

  • サイト設計
  • キーワードの取捨選択
  • カニバリを無視する
  • まとめ記事作成
  • カノニカルタグの活用

これからブログを作る人やブログは作ったばかりの人は「サイト設計」や「キーワードの取捨選択」、「カニバリを無視する」の3つがおすすめです。

ブログ内の記事数が多い場合やすでにカニバリが起こっている場合は、「まとめ記事作成」や「カノニカルタグの活用」を実践してください。

サイト設計

カニバリが起こらないようブログを作る前にサイト設計を行いましょう。サイト設計とは「サイトとして機能するだけの必要最低限の完成形を設計すること」と考えてください。

サイト設計することで1つのブログを完成させるのに必要な記事数やキーワードを設定できます。サイト設計に従って記事を書けば、カニバリの原因である「キーワードの重複」が起こりません。

サイト設計については、下記の記事と動画で詳しく解説しています。
» SEOに強いサイト設計

キーワードの取捨選択

キーワードを決めるときは取捨選択することがポイントです。似ているキーワードで記事を書いてしまうとカニバリが起こる確率が高まります

例えば下記のようなキーワードです。

  • ブログ 人気
  • ブログ おすすめ
  • ブログ ランキング
  • ブログ お気に入り

4つとも意味が似ているキーワードなのでカニバリが起こる確率が高まります。特に2語以上の複合キーワードはカニバリを起こしやすいので注意しましょう。

似ているキーワードで記事を書く場合は、1つの記事にまとめられないか考えてみましょう。上の例では「ブログ 人気」をベースに記事を書き、残り3つのキーワードを見出しに含めるといった方法が考えられます。

メインキーワードブログ 人気
見出しに入れるキーワードブログ おすすめ
ブログ ランキング
ブログ お気に入り

実践的なキーワード選定方法も一緒に確認してください。
» 失敗しないキーワード選定方法

カニバリを無視する

ブログ初心者はカニバリを無視してもOK。カニバリを回避するためにサイト設計したりキーワードを取捨選択したりするのは初心者にとって非常にハードルが高いからです。

カニバリはGoogleアルゴリズムにおける進化の過程で出てきたバグのようなもの。全ての対策法ができたとしてもカニバリを完全に回避することは難しいです。

アルゴリズムが進化し、検索意図や記事内容をGoogleが完ぺきに理解できなければカニバリは起こるものと考えましょう。

ペルソナや検索意図が変わってもカニバリは起こります。カニバリは読者やブログ運営者側の問題ではなく、検索エンジンであるGoogleの判断で決まるからです。

Googleはまだ検索意図や記事の内容を完璧に判断できません。ブログ運営者はできる限りのカニバリ対処法を実践することがポイントです。

まとめ記事作成

同じトピックの記事はまとめ記事を作成しましょう。例えば下記のように「アフィリエイト 始め方」というまとめ記事の中に複合キーワードを含めます

「アフィリエイト 始め方 初心者」「アフィリエイト 始め方 手順」とそれぞれ個別に記事を書くとキーワードが重複してしまいます。3語以上の複合キーワードはカニバリを起こしやすいことを覚えておいてください。

まとめ記事の書き方は下記の記事と動画で解説しています。
» SEOに強いまとめ記事の書き方

カノニカルタグの活用

カノニカルタグを活用してカニバリを回避しましょう。長文になりやすくユーザビリティが低下しがちなまとめ記事にカノニカルタグを使うのが効果的です。

例えば「おすすめのWordPressテーマ」という内容でまとめ記事を書く場合について考えてみましょう。下記3つの詳細ページ(個別記事)を書くとします。

  • JINの紹介記事
  • SANGOの紹介記事
  • Cocoonの紹介記事

まとめ記事を適切な長さにするためには個別記事を書いて内部リンクでつなぐことがポイント。しかし個別記事がGoogleに「重複」と判断されてカニバリを起こすことがあるのです。

カノニカルタグを使えばSEO評価の分散を防ぐことができます。読者にもわかりやすい記事を提供できるので積極的に活用しましょう。

なかじ
まとめ記事内と個別記事では重複部分が多いためカノニカルタグの活用がおすすめです。

カニバリを解消して上位表示を狙おう

カニバリとはブログ内において複数の記事が同じキーワードで評価を争い、お互いの足を引っ張り合っている状態です。カニバリを放置するとSEO評価が分散し、良い記事を書いても上位表示できないことがあります。

Googleサーチコンソールなどのツールを駆使して、カニバリが起きていないか定期的にチェックしてください。カニバリが起きてる場合は下記4つの対処法を実践します。

  • ページコンテンツの最適化
  • カニバリを起こしているページの統合
  • カノニカルタグで正規化
  • 重複コンテンツの削除

カニバリを対処できればSEO評価が上がります。カニバリを解消して上位表示を狙いましょう。

カニバリの対処以外にもSEO対策では多くの施策を行う必要があります。初心者でもできるSEO対策も一緒に実践してください。
» 初心者向けSEO対策

SEOで上位表示されるブログ記事での見出しの書き方【6つのコツ】

  • ブログ記事での見出しの書き方がわからない...
  • とりあえず狙っているキーワードを詰め込めば良いの...?
  • SEOで高評価をもらえる見出しの付け方を教えて!

Googleがブログ記事を評価するときタイトルや見出しにキーワードが含まれているかどうかチェックします。しかしキーワードを詰め込みすぎるのはNG。読者にとって理解しにくい見出しになるため記事を読んでもらえません。

この記事では、SEOで上位表示される見出しの書き方を解説します。この記事を最後まで読めば、Googleと読者の両方から好まれる見出しを付けられるようになります。

見出しにはキーワードを入れつつ、目次を見ただけで読者が理解できるような表現を意識してください。見出しに結論を含めることがポイントです。

なかじ
SEO対策ではタイトルの次に見出しの書き方が重要です!

ブログ記事における見出しの書き方【6つのコツ】

ブログ記事で見出しを付けるときは下記6つを意識しましょう。いずれもSEOで上位表示するために重要なポイントです。

  • 見出しにキーワードを含める
  • 見出しの階層構造を考える
  • 結論や内容がわかる見出しを書く
  • 目次だけで把握できる見出しを書く
  • 見出しタグは順番を守る
  • ブログ記事を書く前に見出しを作る

見出しにキーワードを含める

見出しには必ず狙っているキーワードを入れましょう。Googleの巡回ロボットであるクローラーは、見出しのキーワードをもとに記事の内容を把握するためです。

複合キーワードを見出しに入れることで上位表示できるケースもあります。複合キーワードとは、2語・3語・4語と複数の単語で構成されているキーワードのことです。

例えば「ブログ 始め方」には次のような複合キーワードがあります。

  • ブログ 始め方 無料
  • ブログ 始め方 WordPress
  • ブログ 始め方 初心者

上記の複合キーワードを使うと次のような見出しが作れます。

  • ブログを無料で始める方法
  • WordPressでブログを始める手順
  • 初心者向けブログの始め方

複合キーワードはラッコキーワードなどのツールを使って探しましょう。狙っているキーワードを入力すれば複合キーワードが一覧で表示されます。

文字数の都合でタイトルに入れられなかった複合キーワードも意識して見出しに入れてください。

なかじ
見出しにキーワードを入れることで、SEO評価のため必要な情報をGoogleへ正確に伝えられます。

実践的なキーワード選定方法も一緒に確認しましょう。
» 失敗しないキーワードの選び方

見出しの階層構造を考える

見出しを作るときは階層構造を意識しましょう。見出しの階層構造とは、同列タグに同じグループの言葉を並べる規則のことです。新聞の見出しに比べ階層構造がはっきりしている点がブログ記事における見出しの特徴といえます。

「コーヒー」をテーマに見出しの階層構造を考えてみましょう。

<h1>おすすめのコーヒーと作り方</h1>
 <h2>カプチーノ</h2>
  <h3>カプチーノの作り方</h3>
 <h2>エスプレッソ</h2> 
    <h3>エスプレッソの作り方</h3>
 <h2>アメリカンコーヒー</h2>
  <h3>アメリカンコーヒーの作り方</h3>

h2見出しはコーヒーの種類、h3見出しはコーヒーの作り方で統一されています。上記の記事構成に「スターバックス」などおすすめのお店を紹介したい場合は、下記のようにh2見出しとh3見出しを増やしましょう。

<h1>おすすめのコーヒーと作り方</h1>
 <h2>カプチーノ</h2>
  <h3>カプチーノの作り方</h3>
 <h2>エスプレッソ</h2> 
    <h3>エスプレッソの作り方</h3>
 <h2>アメリカンコーヒー</h2>
  <h3>アメリカンコーヒーの作り方</h3>
 <h2おすすめのコーヒーショップ</h2>
  <h3>スターバックス</h3>
  <h3>ドトールコーヒー</h3>

h2見出し「おすすめのコーヒーショップ」を追加したため、h3見出しで違和感なくコーヒーショップを紹介できるようになりました。

間違った見出しの例

階層構造を間違うとGoogleが混乱しSEO評価が下がるので注意してください。「アフィリエイトの始め方を徹底解説!」という記事があるとして、間違った見出しの例を考えてみましょう。

上記見出しで間違っている箇所は「h3おすすめのパソコン」です。「h2始めるために必要なもの」として「ブログ」「パソコン」「銀行口座」を解説することはOK。「必要なもの」に対して同じグループの言葉が並んでいます。

一方で「h3おすすめのパソコン」は「必要なもの」に対して同列とはいえません。上記のような場合は「h2アフィリエイトにおすすめのパソコン」のようにh2見出しを追加しましょう。

もうひとつ間違った見出しの階層構造を紹介します。

「h2ブログを始めるまでの手順」に対して下記4つのh3見出しは同列といえます。

  • ブログを立ち上げる
  • ASPに登録する
  • 記事を書く
  • 広告を貼る

しかし「h3読まれる記事の書き方」はブログを始める手順ではなく、ブログ記事を書くテクニックなので同列ではありません。

同列に入れられなかった内容は、h2見出しを追加して解説するか内部リンクで別記事に飛ばしましょう

結論や内容がわかる見出しを書く

ブログ記事の見出しは本文の結論や内容がわかるように書きましょう。見出しで記事の内容がわかれば、読者は先を読み進めるかどうか判断できます

見出しに結論を書くと「読者に本文を読んでもらえないのでは?」と心配する初心者がいます。しかし結論に興味があれば、読者は本文も読んでくれるので問題ありません。

見出しで本文の大まかな内容を伝えれば、親切で好感度の高いブログ記事になります。

見出しに結論を書くことは重要ですが、長くなりすぎないように注意しましょう。具体的な文字数は決められていないもののPCで見たとき1行に収まるくらいの長さが適切です。

ただし長すくなりすぎる場合は見出しに結論や内容を含めないこともあります。

なかじ
見出しの文字数や内容は臨機応変に考えましょう。

見出しの文字数は具体的に決まっていませんが、記事タイトルの文字数は32~40文字がおすすめです。タイトルの付け方は次の記事と動画で詳しく解説しています。
» 魅力的な記事タイトルの付け方

目次だけで把握できる見出しを書く

目次を見ただけで記事内容を把握できる見出しを作りましょう。読者が目次に目を通しただけでブログ記事の内容を大まかに把握できるようにするためです。目次がわかりやすいと読者は先を読みたくなります

目次に結論や内容が書いてあれば読み飛ばさずに詳細を読んでくれる確率が上がります。最後まで記事を読んでもらえれば、読者の滞在時間が長くなりSEO的にも高評価です。

目次だけで記事の内容が把握できるようにすると読者の読み飛ばし対策にもなります。ほとんどの読者は記事を読み飛ばし、一字一句丁寧に読む人はいません。

読み飛ばして記事の内容がわからないと読者の満足度は下がります。読者は「読まない・信じない・行動しない」という「3つのNOT」を意識しましょう。

3つのNOTは次の記事と動画で詳しく解説しています。
» ライティングを変える3つのNOT

見出しタグは順番を守って使う

見出しタグの順番は必ず守りましょう。見出しタグを間違えるとGoogleが混乱しSEO評価が下がってしまうからです。

見出しタグは下記のように「h1→h2→h3→h4」の順番で使いましょう

下記のように「h2タグ→h4タグ」「h3タグ→h5タグ」と順番を無視した使い方はNG。ブログ初心者は見出しの見た目で使い分けてしまう傾向があるので注意してください。

通常h1タグはタイトルに使われます。一番重要なキーワードをGoogleに伝えるためです。

h1タグは1つの記事内で一度しか使いません。h1タグを何度も使ってしまうと、もっとも重要なキーワードをGoogleが判断できなくなるからです。

WordPressではタイトルがh1タグになるので本文でh1タグを使わないように気を付けましょう。ただしh1タグ以外の見出しタグは1つの記事内で何度使ってもOKです。

見出しタグは順番通りに使い、Googleへ正確な情報を伝えましょう。

ブログ記事を書く前に見出しを作る

ブログ記事を書き始める前に見出しを作りましょう。先に見出しを作ることで、記事の内容がブレずわかりやすい記事が書けます

下記は良い見出しの例です。見出しの階層構造やタグを使う順番が守られています。

見出しが決まったら各見出し内のコンテンツを考えましょう。いきなり文章を書き始めるのではなく、箇条書きで内容を整理してから書くことがポイントです。

見出しを作るときは記事構成も一緒に考えてください。記事構成の作り方は次の記事と動画で解説しています。
» SEOに強い記事構成の作り方

見出しの書き方で注意すべきポイント

ブログ記事の見出しを書くときは下記2つのポイントに注意しましょう。Googleと読者の両方から好まれる見出しを作るために重要なことです。

  • キーワードはなるべく左に書く
  • SEOよりも読者を重視する

キーワードはなるべく左に書く

狙っているキーワードは見出しの左側に書きましょう。人は左側に書かれた文字に視線が集まるという研究結果が出ています。

下記画像はオランダに本社を置くソフトウェア関連の企業が発表したデータです。画像の赤い部分がよく読まれている箇所で、青い部分がほとんど読まれていない箇所を表しています。

※出典:Eye-tracking: this is how people read your posts

視線の動き方がアルファベットの「F」に似ていることから「Fの法則」と呼ばれることもあります。

キーワードはなるべく左に書いて目立たせましょう。

なかじ
キーワードを左側に入れて文章が不自然にならないよう注意してください。

SEOよりも読者を重視する

見出しにキーワードを入れることは大切ですが、SEOよりも読者の読みやすさを意識して作ってください。例えば「ブログ 始め方」を例に、悪い見出しの付け方を見てみましょう。

下記のように見出しへキーワードを詰め込みすぎると非常に読みにくくなります 。

キーワードを詰め込みすぎると、Googleから「不法操作」と判断されSEOの評価を下げることもあります。SEO対策として実施したことが逆効果になる場合があるのです。

見出しにキーワードを入れることは重要ですが、読者に不自然な印象を与えてしまう見出しの付け方はNG。読者の読みやすさを徹底的に意識しましょう。

なかじ
読者ファーストで見出しを付けると、本文を読んでもらうことにもつながります。

読者とGoogleが好む見出しの違い

読者とGoogleが好む見出しには明確な違いがあります。それぞれ意識すべきポイントは下記の通りです。

対象意識すべきこと
読者結論を書く
一目で内容が理解できるように書く
シンプルな表現にする
Googleキーワードを入れる
見出しタグの順番を守る

読者に好まれる見出しは思わず記事を読みたくなるような見出しです。例えば読者がSEOについて知りたい場合、下の見出しならどちらを読みたいと思いますか?

  • SEOとは?
  • SEOとは検索エンジン最適化のこと

2つ目の見出しの方が読まれる率が高いといえます。読者が抱える疑問の答えが書かれているからです。

見出しで読者の興味を惹きつけられれば本文を読んでもらえる確率が高まります。記事の滞在時間が延びるとGoogleは「読者に役立つ良い記事」と判断するため、SEOで高評価をもらえるのです。

一方でGoogleが好む見出しはキーワードが含まれていること。機械的に見出しをチェックしているため、読者の読みやすさや理解度は判断していません。

キーワードのほか見出しタグがh1→h2→h3→h4の順番が守られているかもチェックしています。例えばh2→h4のように間違った使われ方をするとマイナス評価です。

読者とGoogleの両方から好まれる見出しを書くため、キーワードを入れつつわかりやすい表現で書くことを意識してください。

なかじ
キーワードを詰め込むだけでなくシンプルな言い回しにこだわることがポイント。

記事の滞在時間を伸ばすためにはリード文も重要です。リード文の書き方は次の記事と動画で解説しています。
» SEOに強いリード文の書き方とテンプレ

見出しの付け方を意識して読まれるブログ記事を書こう

SEO対策のため見出しを書くときは下記の6つのポイントを押さえましょう。

  • 見出しにキーワードを含める
  • 見出しの階層構造を考える
  • 結論や内容がわかる見出しを書く
  • 目次だけで把握できる見出しを書く
  • 見出しタグは順番を守る
  • ブログ記事を書く前に見出しを作る

キーワードを詰め込みすぎると読者に不自然な印象を与えてしまいます。目次を見て違和感があれば本文を読んでもらえなくなるので、キーワードは自然に使いましょう

読者の目に留まりやすいよう見出しの左側にキーワードを書くこともポイントです。キーワードを入れつつわかりやすい表現で見出しを付けることが、読者とGoogleの両方から好まれる見出しを書くコツです。

見出し以外にも魅力的なタイトルを付けたり本文で共起語を使ったりと、さまざまなSEO対策を行う必要があります。ブログ初心者でもできるSEO対策もあるので、次の記事と動画で確認してください。
» ブログ初心者向けSEO対策

高品質なブログ記事を早く書く9つの方法!【コツを押さえてスピードアップ】

  • 記事を書くのが遅くて完成までに時間がかる...
  • 1時間で3,000文字も書けない...
  • ライティングスピードを上げるコツを知りたい!

リサーチなど何も準備せずいきなり記事を書き始めると、完成するまで時間がかかります。情報不足でまとまりのない記事では読者から読んでもらえません

この記事では高品質なブログ記事を早く書くコツを紹介します。記事の内容を実践すればブログ初心者でもライティングスピードを上げられるようになります。

高品質の記事を早く書くために「準備8割、本文2割」を意識しましょう。準備に時間をかけることで、スムーズに本文を書くことができます。

なかじ
16年間ブログ記事を書いている僕でも準備なしでは失敗します。

ブログ記事を早く書く9つの方法

ブログ初心者が記事を早く書く方法は下記9つです。事前準備をしっかり行うことで思考が整理され、高評価な記事を早く書けるようなります。

  • 書くことを習慣化する
  • 知識を身に付ける
  • 記事作成の手順を決める
  • キーワードを選定する
  • ペルソナを設定する
  • 上位記事をリサーチする
  • 記事構成と見出しを考える
  • 記事の完成度よりスピード優先で本文を書く
  • ツールを駆使する

書くことを習慣化する

ブログ初心者が記事を早く書くためにはライティングを習慣化することです。ある程度ライティングの経験を積めば記事を早く書けるようになります

「○記事書けば早く書けるようになると断定することはできません。ただ僕は30記事から50記事書けばある程度執筆スピードが上がると考えています。

「ブログ初心者は慣れるために100記事書け」とよく言われますが、100記事書かなくてもライティングスピードは上げられます。100記事書けば必ず成果が出るという根拠がないため「とりあえず100記事書けばOK」という考え方は危険です。

気分が乗ったときに記事を書くのはNG。いつまでたってもブログ記事は完成しないため、毎日決まった時間に記事を書く習慣をつけましょう

なかじ
ブログで収益化したいならライティングを習慣化させてください。

知識を身に付ける

ブログ記事を書くときは事前に知識を身に付けてから書きましょう。知識がない状態で記事を書くのがNGな理由は下記3つです。

  • 記事の完成度が低い
  • 情報量が少ない
  • 読者の悩みをすべて解決できない

記事を書く工程は料理の手順と似ています。

  1. レシピを確認:作業工程の確認
  2. 材料を買う:勉強して知識を付ける
  3. 調理する:記事を書く

初めて作る料理なのにレシピも見ずいきなり調理を始めれば、失敗する確率が上がります。ブログも料理と同じです。何も準備せず記事を書き始めれば、記事を書くスピードが遅くなるだけでなく高品質な記事を書けません

初心者の質問に答える知識が必要

初心者に質問されたとき何も調べずに答えられるレベルの知識が必要です。例えば不動産ブログで記事を書くとき、次のような不動産に関する知識を事前に身に付けておく必要があります。

  • 不動産購入の流れ
  • 相場の値段
  • 土地の価値
  • 住環境のポイント
  • 不動産の探し方・選び方
  • 住宅ローンの組み方
  • 売買契約について

あなたが家の購入を検討していると仮定して、不動産屋で社員に質問した場合を考えてみましょう。すぐ質問に答えられず慌ててネットや本で調べている社員から家を購入したいと思いますか?

ブログも同じで、知識のない人が書いた記事を収益につなげることは困難です。読者は専門知識を持った人から情報を得たうえで納得して購入したいと考えています。

なかじ
ブログで稼ぎたいなら知識を付けましょう。

本やネットで勉強する

知識を得るため本やネットで勉強してください。僕は読書して知識を身に付けることをおすすめします。

ネットだと自分がどれほど勉強したのかわかりづらいです。しかし本なら何冊読んだのか数えられます。

例えば不動産ブログを作るなら不動産購入など不動産に関する本を10冊~20冊読むと、基礎知識が頭に入ります。知識を利用して内容の濃い記事を書きましょう。

勉強したいテーマの本やネット情報がない場合は、違うテーマでブログを作りましょう。知識を学べないテーマで良い記事は書けないからです。例えば「引っ越し」がテーマの場合、本やネットで勉強することは難しいです。

高品質な記事を早く書くためにも、事前に勉強して知識を身に付けましょう。稼ぐ人がやっている勉強方法は次の動画で解説しています。

記事作成の手順を決める

記事を早く書くため記事を書く手順を決めましょう。作業の順番が決まっていることで無駄が減り執筆スピードが上がります

作業工程の体系化に正解はありません。人によってやりやすい順番は違うので自分に合う作業工程の手順を考えてください。

下記は僕が記事を書く手順です。

  1. 狙うキーワードを決める
  2. 上位記事を調査する
  3. 仮タイトルを考える
  4. 記事構成と見出しを作る
  5. 本文を書く
  6. 推敲する
  7. 装飾する

記事を書くときはいつもこの手順を守っているため、効率的に進められています。SEOに強いWebライティングのやり方も参考にしてください。
» SEOに強い記事の書き方

キーワードを選定する

記事を早く書くため必ずキーワードを選定しましょう。キーワード選定はSEOライティングの基本です。

キーワード選定をすると下記のようなメリットがあります。

  • ライバルのレベルがわかる
  • 検索意図が理解しやすい
  • 記事構成や見出しに入れるとSEO効果がある
  • ブレずに記事を書ける

キーワードを決めずに記事を書くと、誰に向かってどのような内容の記事を書くのか決められません。キーワードを選ばず適当に記事を書くと読者に読んでもらえないのです。

キーワード選定をする手順は下記を参考にしてください。

  1. サジェストキーワードを取得する
  2. 月間検索数を調べる
  3. ライバルを調査する

読者が関心を持ちそうなサジェストキーワードを選びます。サジェストキーワードはラッコキーワードを使って取得しましょう。

検索需要があるか確認するため月間検索回数を調べます。キーワードプランナーを活用してください。検索回数の目安は100回~1,000回です。

検索需要があるキーワードを選んだらライバル記事を調べます。上位10記事は必ずチェックしましょう。

ブログで失敗しない実践的なキーワード選定方法は、次の記事と動画で詳しく解説しています。
» 実践的なキーワード選定方法

ペルソナを設定する

記事を早く書くにはペルソナを設定することが重要です。ペルソナとはターゲットを細かく絞り込んだ人物像のこと。ペルソナを設定すると読者の心に刺さる記事が書けるようになります

例えば「20代料理好きの女性」は、ペルソナではなくターゲットです。ターゲットは情報が少なすぎて人物像がぼんやりしています。

「20代料理好きの女性」という情報だけでは、読者の悩みを解決する記事を書けません。

ターゲットを細かく絞りこんでペルソナに変換してみましょう。「20代・料理好き・女性」に細かい情報を下記のように追加します。

  • 29歳女性OL 
  • 3年前にアパレルから金融事務へ転職
  • 趣味はネットショッピング、旅行、料理
  • 6年付き合った彼氏にプロポーズされてもうすぐ結婚
  • 専業主婦を希望、子供は2人欲しい
  • 結婚後は3年以内にマイホームを購入予定

上記のように細かく人物像を設定することで検索意図がわかりやすくなります。ペルソナが興味を持っていることや悩んでいることを想像しやすいからです。

ペルソナの設定では探せば実際に存在しそうな人物を想定することがポイントです。下記8つの項目を考えるとうまく設定できます。

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 趣味
  • 家族構成
  • 悩み
  • 生活スタイル

ペルソナの設定が難しい場合は知り合いを思い浮かべるのもおすすめです。知り合いなら性格や喋り方、リアクションなどが細かく分かるので文章が書きやすくなります。

ペルソナ設定でブログ記事を上達させる方法は、次の記事と動画で詳しく解説しています。
» ペルソナの作り方

上位記事をリサーチする

キーワードとペルソナが決まったら上位記事をリサーチして書かれている内容を把握しましょう。上位記事の内容を網羅したうえで記事を書くことはSEO対策として重要です。具体的なリサーチ方法は次の通り。

  1. 狙っているキーワードでGoogle検索
  2. 上位10記事をチェック
  3. タイトルや見出し、記事内容をまとめる

上位記事の内容をリサーチするといってもコピペは絶対にNG。あくまで記事の内容を把握するためにリサーチします。

なかじ
コピペはSEO的にマイナスなので絶対にやらないでください。

基本的なSEO対策も一緒に確認しておきましょう。
» 初心者向けSEO対策

記事構成と見出しを考える

リサーチした内容を踏まえ、記事を書き始める前に記事構成や見出しを作りましょう。記事の枠組みを先に作っておくことで読者にわかりやすい記事をスラスラ書けるようになります。

構成と見出しを考えずに記事を書き始めてしまうと内容がブレて高品質な記事を書けません。読者から「役に立たない」と判断されればすぐに離脱され、SEO評価が下がってしまします。

記事を書き始める前は事前に身に付けた知識やリサーチ内容などがバラバラの状態です。いきなり文章を書き始めても絶対にうまくいきません。

頭の中を整理するためマインドマップを活用しましょう。xmindは無料で使えるおすすめのマインドマップです。

マインドマップで頭の中を整理するコツは、初めから完成させようと思わないこと。まずは思いついたことをマインドマップに書いていき、新しいアイディアをどんどん追加しましょう。

僕は記事構成と記事内容の概要をマインドマップで作成します。記事内容の概要に従って文章を書くだけなので執筆スピードは早いです。

なかじ
記事構成と見出しが決まれば、記事の8割完成していると言っても過言ではありません。

検索意図から記事構成を考える手順は、次の記事と動画も参考にしてください。
» ブログで稼げる記事構成の作り方

見出しにはキーワードを入れる

SEO対策のため見出しには必ずキーワードを入れましょう。Googleに記事の内容を正しく伝えられます。

ただし無理やりキーワードを詰め込んだ見出しはNG。読者に不自然な印象を与え離脱されてしまいます

見出しを考えずに記事を書き始めると、途中で書く順番を間違えたり足りない情報が出てきたりします。記事の内容がブレないよう記事構成を考えた後に見出しを作りましょう。

SEOと読者の両方に好かれる見出しの書き方は、次の記事と動画で詳しく説明しています。
» 上位表示される見出しの書き方

記事の完成度よりスピード優先で本文を書く

ブログ記事は記事の完成度よりもスピード優先で書きましょう。細かいことにこだわらず最後まで書ききることがポイントです。後で推敲するので最初から誤字脱字を気にする必要もありません。

僕は1.5万文字~2万文字を10時間程度で書きます。ブログを始めて16年経つので人よりも書くスピードは早いです。Webライターなら、記事構成と見出しを作ったうえで細かいことを気にせず記事を書くと1日3万文字書ける確率が高まります。

書きにくいコンテンツ内容は飛ばして後から書いてもOK。1つの箇所にこだわり過ぎると他の部分が進まないので、書きやすいコンテンツから書いていきましょう

ツールを駆使する

記事を早く書くためにツールを駆使しましょう。具体的には次の3つがおすすめです。

  • 音声入力
  • ショートカットキー
  • ユーザー辞書

音声入力

音声入力文字をタイピングするより早く文章を書けるようになります。Googleドキュメントに無料で使える音声入力機能が付いているのでうまく活用しましょう。

「ツール」の「音声入力」を選択すると画面左側にマイクが出てくるのでクリックします。

マイクが赤くなっているときは音声が録音されている状態です。

ショートカットキー

ショートカットキーとは「Ctrl + Cでコピー」のように、複数のキーを組み合わせてパソコンの操作を行うことです。ショートカットキーを覚えれば時短につながります

よく使うショートカットキーは次の通りです。

内容WindowsMac
コピーCtrl + Ccommand + C
ペーストCtrl + Vcommand + V
もとに戻すCtrl + Zcommand + Z
すべて選択Ctrl + Acommand + A
ページ内検索Ctrl + Fcommand + F
タブを開くCtrl + Tcommand + T
タブを閉じるCtrl + Wcommand + W

ショートカットキーはWindowsMacそれぞれの公式サイトでも紹介されています。

ブラインドタッチをマスターしよう

キーボード見ずに入力するブラインドタッチをマスターすることで記事を早く書けるようになります。ブラインドタッチが苦手な人はホームポジションを意識することから始めましょう。
» ブラインドタッチのコツ(外部サイト)

ユーザー辞書

ユーザー辞書とはよく使う単語やフレーズを登録できる機能です。自分だけのオリジナル単語帳とイメージしましょう。

例えば「WordPress」と入力する場合を考えてみます。通常は日本語入力になっているため次のような手順で入力しなくてはなりません。何回もキーボードを押すため非常に面倒です。

  1. 半角英数字入力に切り替え
  2. 「Shift+W」で「W」を大文字にする
  3. 小文字で「ord」を入力
  4. 「Shift+P」で「P」を大文字にする
  5. 小文字で「ress」を入力

入力の手間を省くためユーザー辞書が活躍します。例えば「わ」と入力して「WordPress」と変換されるように単語登録しておけば一瞬で入力が完了するのです。

自分が運営しているブログのジャンルでよく使う単語を登録しておきましょう。例えばダイエットに関するブログなら次のような単語登録が考えられます。

  • だ→ダイエット
  • げ→減量
  • しょ→食事制限
  • ゆ→有酸素運動
  • う→ウエイトトレーニング

ユーザー辞書の編集方法はMicrosoftMacの公式サイトをご覧ください。

スピード重視で記事を書き上げたら見た目を綺麗に整えます。読みやすいブログ記事の書き方は次の記事と動画を参考にしてください。
» 読みやすいブログ記事の書き方

ブログやアフィリエイトに役立つツールは次の記事と動画でも解説しています。
» ブログやアフィリエイトで人気のツール

ブログ記事を書いた後の注意点

ブログ記事を書いた後の注意点を3つ紹介します。記事を書いたままでは誰にも読んでもらえません。ひと手間かかりますが、ブログで稼ぐため下記3つを必ず実行しましょう。

  • 記事を書いた後に推敲する
  • 読者の疑問を先読みする
  • 定期的にリライトする

記事を書いた後に推敲する

記事を書いた後は必ず推敲してください。推敲とは文章をより良くするために見直すことです。

文章を書くのが遅い人は書きながら推敲している場合が多いです。推敲は記事が書き上がった後にまとめて行いましょう。

読者にわかりやすく読みやすい文章を提供するために推敲します。読者が最後まで記事を読んでくれれば、SEO評価が上がり上位表示も可能です。

推敲に時間がかかる場合は文章校正ツールを活用しましょう。文章校正ツールとは間違った表現を正しく修正してくれるツールのことです。

無料でテキスト処理ツールを使って推敲の時間を短縮しましょう。

文章のテンプレ化はNG

記事を早く書きたいからとはいえ文章をテンプレ化するのは止めましょう。Googleから記事の内容が重複していると判断され、上位表示できなくなります。

コンテンツが重複することを「カニバリが起きている」と表現します。カニバリはSEO的にマイナス評価。定期的に記事をチェックしてカニバリを解消することが重要です。
» カニバリの調べ方と対処法

読者の疑問を先読みする

記事を推敲するときには読者の気持ちを先読みしましょう。読者の不安や疑問を先読みできれば記事の完成度は一気に高くなります

先読みのポイントは一文ごとに読者の気持ちを理解すること。記事を全て読み終わった読者がどう思うかではなく、一文ごとに読んだ読者がどう思うか全ての文章で確認します。

文章を読んだ読者が疑問に思うような箇所には読者の疑問に対する答えを書くことが重要です。基本的にポジティブな内容は先読みする必要がありません。何もしなくても読者は満足しているからです。

一方で読者が記事を読んで下記のような気持ちになりそうなときは注意しましょう。

  • 面白くない
  • 読みづらい
  • 意味がわからない

ネガティブな反応が生まれそうな箇所は丁寧に答えを書いてあげましょう。ペルソナ設定をしっかり行い読者がどのような気持ちになるのかを考えることが大切です。

なかじ
先読みのコツはネガティブな声に耳を傾けることです。

先読みライティングは次の記事と動画で詳しく解説しています。
» 読者満足度を高める先読みライティング

定期的にリライトする

記事を書いた後は定期的にリライトしましょう。リライトせずに記事を放置すると上位表示されません。定期的にリライトするメリットは次の3つです。

  • 記事の品質が上がる
  • SEO対策に効果的
  • 上位表示が可能

初めから完璧な記事を書くのはプロでも難しいです。時間をおいて記事を確認することで記事の品質が高くなり、読者満足度も上がります。

Googleは検索順位を決めるときに、記事の更新頻度もチェックしています。定期的にリライトすることはSEO対策にも効果があるのです。

リライトは2ヶ月~3ヶ月に1回行いましょう。具体的なりライト方法は次の記事と動画をご覧ください。
» 検索順位に応じたリライト方法

コツを押さえてブログ記事を早く書こう

高品質なブログ記事を早く書くためには「準備8割、本文2割」を意識しましょう。記事を書く前の準備として下記9つを意識してください。

  • 書くことを習慣化する
  • 知識を身に付ける
  • 記事作成の手順を決める
  • キーワードを選定する
  • ペルソナを設定する
  • 上位記事をリサーチする
  • 記事構成と見出しを考える
  • 記事の完成度よりスピード優先で本文を書く
  • ツールを駆使する

何も準備せずいきなり記事を書き始めるのはNG。内容がブレてしまい、読者の悩みを解決する情報を届けることできません。事前準備に時間をかけ中身が濃い記事に仕上げましょう。

記事を早く書くコツを押さえたら、次の記事と動画で稼げる記事の書き方も学んでください。
» SEOに強いWebライティング

【SEOの必殺技!】検索順位に応じたブログ記事のリライト方法

  • 記事を書いたけど順位が上がらない
  • 順位を上げるにはどうやってリライトすれば良い?
  • SEOで評価されるリライト方法が知りたい!

記事を書いたまま放置しても検索順位が上がることはありません。検索順位に応じて定期的にリライトする必要があります。

記事をリライトしないブログはGoogleから評価されないので注意してください。

この記事では検索順位別に記事のリライト方法を解説します。記事の内容を実践すれば上位表示できる可能性が高まります

検索順位が低い時はキーワードの見直しや記事内容を改善する必要があります。一方で20位以内に表示されているなら読者満足度を高めることを意識してください。

なかじ
正しい記事のリライト方法を学び、稼げるブログを作りましょう。

リライトとは

リライトとは下記2つを行うことを目的とします。

  • SEO対策
  • 読者満足度を高める

誤字脱字を修正したり画像を追加したりすることをリライトとは言いません。検索順位を踏まえて必要なコンテンツを追加したり読者の検索行動を改善したりすることがリライトの本質です。

SEO対策

SEO対策のためにブログ記事をリライトします。下記のようなSEO対策を最初からすべて押さえて記事を書くことは難しいです。

  • 魅力的なタイトルを付ける
  • 検索意図から記事構成を考える
  • 見出しにキーワードを入れる
  • 読者の興味を惹きつけるリード文を書く
  • 本文で共起語を使う

SEOで高評価をもらえるよう定期的に記事をリライトすることがポイント。基本的なSEO対策ができていれば上位表示される可能性が高まります。
» 【初心者必見】基本的なSEO対策

リライトの注意点

すでに上位表示されている記事はリライトしない方が無難です。リライトの方向性を間違えてしまうと順位が落ちる可能性があります。

上位表示されているなら基本的なSEO対策ができていると考えてOKです。

読者満足度を高める

読者満足を高めるためにブログ記事をリライトします。読者満足度を高めるとは具体的に次の通りです。

  • 検索意図を満たす
  • 悩みを解決する
  • 本当のゴールに導く

読者の悩みに寄り添って記事を書いたつもりでも、後から読み返すと悩みを解決できていないことがよくあります。必要なコンテンツを過不足なく伝えるためには、定期的に記事を見直す必要があるのです。

リライトして読者満足度が高まればGoogleからも高評価をもらえます。読者の役に立つ記事は上位表示されるため一石二鳥です。

読者満足度を高める記事構成の作り方は次の記事と動画で解説しています。
» 検索意図から記事構成を考える8つの手順

ブログ記事をリライトすべき3つの理由

記事にリライトが必要な理由は次の3つです。定期的にリライトして上位表示を狙いましょう。

  • Googleに低評価を受けないようにする
  • 初回で満点の記事を書くのは難しい
  • 記事を書いたまま放置すると順位が下がる

Googleから低評価を受けないようにする

記事をリライトしないとGoogleから低評価を受けます。Googleは記事の更新頻度をチェックし検索順位に反映させているからです。

特にYMYLと呼ばれるお金や健康に関するジャンルでは、「記事は定期的に更新されるべき」とGoogleが公表。ユーザーに正確な情報を伝えなくてはならないからです。

YMYLジャンルは記事の品質を高く保つために基準が厳しく設定されています。間違った情報をユーザーに伝えないため「E-A-T」が重視されているのです。E-A-Tとは下記3つの頭文字を取った言葉を表します。

  • Expertise:専門性
  • Authoritativeness:権威性
  • Trustworthiness:信頼性

記事を定期的に見直すことにマイナス要素はありません。最初に記事を書いてから3ヶ月を目安にリライトを行いましょう。新規記事をリライトした後も3ヶ月を目安にリライトを繰り返してください。

初回で満点の記事を書くのは難しい

最初から100点満点の記事は書くことはプロでも難しいです。読者満足度を高めるには、定期的にリライトして完成度を高めていく必要があります。

ブログ記事を書くときは下記項目を意識しなくてはなりません。

  • タイトル
  • 記事構成
  • キーワード
  • 見出し
  • 本文
  • 画像
  • 装飾

上記項目を最初から完ぺきにこなすのは難しいものです。記事を書いている途中で疲れてしまい、本文の終盤に手を抜いてしまう経験は誰にでもあるはず。

リライトすることで、記事を書いたときには見えなかったことも時間が経過することでわかるようになります。例えば以下の内容です。

  • コンテンツの過不足
  • わかりやすい図解の必要性

記事の完成度を高めるため定期的にリライトしましょう。

記事の完成を高める先読みライティングは次の記事と動画で解説しています。
» 読者の悩みを解決する先読みライティング

記事を書いたまま放置すると順位が下がる

記事を書いたまま放置すると順位が下がります。ブログで大きく稼いだ経験がある人も、ブログを放置するとアクセスが減少して稼げなくなるのです。

新規記事を書くこと以外にブログを更新する方法はリライトすること。新規記事を書き続けることは難しいので、リライトしてブログを更新することがSEOの観点から重要です。

記事が公開された後、一定期間本来よりも高い評価を受ける「Googleハネムーン」状態になることがあります。

Googleハネムーンの目的はアクセスを集めて良質な記事かどうかを判断すること。1ヶ月程度のGoogleハネムーン期間中に良質な記事だと評価されれば、上位表示され続けることがあります。

ただしGoogleハネムーンは全ての記事に適用されるわけではないことを覚えておいてください。

記事を定期的にリライトすればブログで稼ぎ続けられます。

なかじ
ブログの収益を安定させるにはリライトが必須。

リライト以外で安定して収益を得る方法は次の動画で解説しています。

ブログ記事のリライトに必要な準備

ブログ記事をリライトするためには準備が必要です。下記準備を行うことでどのように記事をリライトすべきか判断できるようになります。

  • 検索順位チェックツールを導入
  • ツールに狙うキーワードを登録
  • ツールに複合キーワードを登録

検索順位チェックツールを導入

まずは検索順位チェックツールを導入しましょう。まだツールを導入していな人は、下記いずれかの検索順位チェックツールを選んでください。

上記ツールのプラン別料金は下記の通りです。

GRCベーシック:4,950円/年
スタンダード:9,900円/年
エキスパート:14,850円/年
プロ:19,800円/年
アルティメット:24,750円/年
Rank Trackerプロフェッショナル:約16,390円/年
エンタープライズ:約38,390円/年
Ahrefsライト:約90,200円/年
スタンダード:約163,900円/年
アドバンスド:約365,200円/年
エージェンシー:約915,200円/年
※Rank TrackerとAhrefsは1ドル110円として計算

プラン別にキーワード登録数の上限や機能制限の有無などが異なります。例えばGRCのスタンダードプランなら、5,000個までキーワードを登録可能です。

ブログ初心者はGRCスタンダードRank Trackerプロフェッショナルがおすすめです。年額がかかりますが、必要経費として割り切って使いましょう。

検索順位チェックの重要性は次の動画でも解説しています。

ツールに狙うキーワードを登録

検索順位チェックツールに狙っているキーワードを登録しましょう。キーワードを登録すれば毎日自動的に検索順位を追跡してくれます。

例えばGRCでキーワードを登録する場合。「編集」タブの「項目新規追加」もしくは「Insertキー」を押し、サイト名・サイトURL・キーワードを追加します。

GRCにキーワードを登録するときは1行に1キーワードずつ入力しましょう。「Enterキー」をクリックすれば改行できます。

ブログ記事で狙うキーワードは、ラッコキーワードなどキーワード検索ツールに表示されるキーワードを選びましょう。自分で考えてキーワードを選定してしまうと、需要がないので誰からもアクセスしてもらえません。

初心者でも失敗しないキーワード選定方法も参考にしてください。
» 実践的なキーワード選定方法

ツールに複合キーワードを登録

キーワードを登録するときは、2語のキーワードを狙っている場合でも複合キーワードまで登録しましょう。多くのキーワードを登録した方が正確な分析ができるためです。

例えば「アフィリエイト 始め方」なら次のような複合キーワードを登録します。

  • アフィリエイト 始め方 初心者
  • アフィリエイト 始め方 初心者 簡単
  • アフィリエイト 始め方 手順
  • アフィリエイト 始め方 手順 簡単

狙っているキーワードしか登録しないと検索順位を細かく追うことができません。

2語のキーワードが低順位だとしても3語のキーワードなら上位表示されているケースがあります。一方で4語のキーワードまで全て圏外というケースもあるので、できるだけ多くの複合キーワードを登録することが重要です。

細かい検索順位を追うことができれば記事の方向性が合っているかどうか判断しやすいもの。検索順位に合わせたリライトを実施してさらに順位アップするためにも、できるだけ多くの複合キーワードを登録しましょう。

キーワードの選び方は次の動画も参考にしてください。

【順位別】ブログ記事のリライト方法

記事をリライトするときは次の3つを前提とします。

  • ブログ開設から3ヶ月~半年経過
  • ブログ内の記事数が30記事~50記事
  • 記事を書いてから3ヶ月経過

ブログ開設直後は記事数が少なくドメインパワーも弱いので順位がつかないケースがあります。ブログを開設したばかりの頃は、検索順位よりも読者に役立つ記事を書くことを意識しましょう。

記事公開直後はGoogleハネムーンの影響を受けることがあります。検索順位が変動しやすいので、記事を書いて3ヶ月経ってからリライトしてください。

上記3つの前提を踏まえて、記事の検索順位に合わせたリライトは下記を意識しましょう。

  • 検索順位が100位圏外の場合:根本的な見直し
  • 検索順位が51位~100位の場合:記事内容を改善
  • 検索順位が21位~50位の場合:検索行動を改善
  • 検索順位が20位以内の場合:読者満足度をチェック

検索順位が100位圏外の場合:根本的な見直し

複合キーワードを含めて検索順位が100位圏外の場合、記事の書き方を根本的に見直す必要があります。複合キーワードで順位がつかないことはほとんどないからです。

3語や4語の複合キーワードで全く順位がつかないときは、狙っている2語のキーワードで上位表示されている記事をよく見てください。例えば「アフィリエイト 始め方 初心者 簡単」で順位がつかない場合、「アフィリエイト 始め方」で上位表示されている記事をチェックします。

上位表示されている記事と自分の記事を比較し足りない部分を探してください。例えば見出しが足りない場合、読者が知りたいことや悩みを解決するコンテンツが不足していることが考えられます。

なかじ
足りない見出しを追記したら、検索順位チェックツールで順位を追跡して順位変動を確認してください。

SEOに強い見出しの書き方は、次の記事と動画で詳しく解説しています。
» SEOで上位表示される見出しの書き方

検索順位が51位~100位の場合:記事内容を改善

検索順位が51位~100位のときは記事内容を重点的に改善します。読者の検索意図と記事の内容がズレていたり、共起語が使われていないケースが多いからです。
» 共起語を使ったSEO対策

51位~100位という低順位だとブログへのアクセスはほとんどありません。読者のアクセスがなければGoogleはユーザーの行動データを評価の指標として使えないので、記事内容だけを評価基準とします。

読者の検索意図にマッチしているほか、キーワードが適切に使われているかなど基本的なSEO対策が重要です。

次の記事と動画で基本的なSEO対策方法を確認してください。
» 初心者でもできるSEO対策

検索順位が21位~50位の場合:検索行動を改善

検索順位が21位~50位の場合、検索行動を重点的に改善します。検索行動の改善とは、ユーザーが記事内で必要な情報を簡単に見つけられるように修正することです。

検索行動を改善することはSXO対策にも有効です。

SXOとは「Search Experience Optimization」の略で「検索体験最適化」を表します。

検索体験最適化とは読者満足度を高めること。読者に最後まで記事を読んでもらったり記事内のリンクをクリックされたりすると、Googleからの評価が高くなります。

検索行動を改善するには、記事内容を修正するだけでなく下記の2つを改善することも重要です。

  • サイトの安全性
  • ページ表示速度の速さ

SXO対策については次の記事と動画も参考にしてください。
» SXO対策のやり方

サイトの安全性

サイトの安全性を図るためSSL化しましょう。SSL化とは情報を暗号化し、利用者が安全にネットを使えるしくみです。ブログのURLが「https」から始まっていればSSL化されています

SSL化したことで検索順位が急上昇することはありません。しかし検索順位に影響を及ぼすので、絶対にやっておかなければならないSEO対策です。

まだSSL化していない場合はすぐに対応しましょう。レンタルサーバーの管理画面から簡単に設定できるので、次の動画を参考にしながらSSL化してください。

ページ表示速度の速さ

ページが表示されるまで3秒以上かかってしまうと直帰率が高まります。ページ表示速度は2秒以内を目安にしましょう。

ページ表示速度を改善するには下記5つの方法があります。

  • キャッシュの利用
  • 画像の遅延読み込み
  • ファイルの圧縮と結合
  • 画像のリサイズと軽量化
  • レンタルサーバーのキャッシュ機能

上記5つはブログ初心者でも簡単にできる方法です。次の記事と動画を参考にしながらページ表示速度を改善しましょう。
» ページ表示速度を改善する5つの方法

検索順位が20位以内の場合:読者満足度をチェック

検索順位が20位以内のときは読者満足度を重点的に改善します。20位以内に表示されている場合は記事内容が不足しているケースは少ないです。

記事の見た目を整えることでと読者満足度が高まることが考えられます。ボックスや箇条書き、吹き出しなどの装飾をバランスよく使って、見た目を綺麗にしましょう。
» 読みやすい記事の書き方

小さな改善点の積み重ねで記事は読みやすくなります。読みやすい記事は最後まで読んでもらえるため、SEOおよびSXOの効果を高めるために有利です。

リード文で読者の悩みに共感することも読者満足度を高めるために重要です。リード文が魅力的でなければ本文を読んでもらえません。

読まれるリード文の書き方は、次の記事と動画で詳しく解説しているので参考にしてください。
» SEOに強いリード文の書き方

記事にリライトの余地がない場合:被リンクの獲得

記事の内容に改善の余地がない場合は被リンク獲得に力を入れましょう。検索順位が上がらないのは、記事内容が悪いだけでなくドメインパワーで負けている可能性が高いからです。

不必要に記事を修正してわざと更新頻度を上げると、GoogleからブラックハットSEOと判断される可能性があります。ブラックハットSEOと判定された場合、検索順位が下落するなどペナルティを受けるリスクがあるので注意してください。

記事の修正が必要なさそうなときは被リンク獲得に専念しましょう。

良い記事を書くだけで上位表示することはできません。被リンクを獲得してドメインパワーを強くする必要があります。

ブログ初心者でもできる被リンク獲得方法は、次の記事と動画で解説しています。
» 被リンク獲得戦略9選

定期的にブログ記事をリライトして上位表示を狙おう

ブログ記事は一度書いたら完成ではありません。定期的にリライトすることで記事の品質を上げることがSEO対策として重要です。記事のリライトでは次の3つを意識しましょう。

  • 最初に記事を書いてから3ヶ月を目安にリライトする
  • 検索順位チェックツールを利用する
  • 検索順位に合わせて記事内容や読者満足度を改善する

新規記事をリライトした後も3ヶ月を目安にリライトを繰り返しましょう。

検索順位チェックツールには、狙っているキーワードだけでなく3語4語の複合キーワードも登録してください。検索順位を細かく追跡し、適切なリライト方法を判断するためです。

上位表示するには定期的な記事のリライトのほかにもさまざまなSEO対策が必要です。ブログ初心者はどのようなSEO対策をすべきなのか、次の記事と動画を確認してください。
» 初心者向けSEO対策の基本

SEO対策とは?SEOの基本〜上位表示するやり方を初心者向けに徹底解説

  • SEO対策は具体的に何をやればいい?
  • 頑張って記事を書いてもなかなか上位表示できない...
  • ブログ初心者でもできるSEO対策のやり方を知りたい!

検索結果の上位に表示させるためにはSEO対策が重要です。SEO対策はGoogleのアルゴリズムを理解するのが一番ですが、残念ながら詳細は公表されていません。

一言で「SEO対策」といっても、具体的に何をすれば良いかわからないブログ初心者は多いものです。

この記事では、ブログ初心者向けに基本的なSEO対策を紹介します。記事の内容を実践すれば、上位表示される可能性が高くなります

SEO対策にはさまざまな方向からアプローチする必要があります。最も大切なことはGoogleのポリシーを理解することです。

Googleが掲げる10の真実をもとにSEO対策のやり方を理解しましょう。

なかじ
2005年から16年間アフィリエイトをし、月1,000万円以上稼いだことがある僕が詳しく解説します。

SEOとは

SEO(Search Engine Optimization)とは、Googleの検索結果に自分のブログを上位表示させることです。検索エンジン最適化とも呼ばれます。

ただ記事を書くだけでは読者に読まれることはありません。誰もあなたが書いた記事の存在を知らないからです。

読者にあなたのブログを知ってもらうため、SEO対策してGoogleの検索結果において上位表示される必要があります。

Googleが掲げる10の事実を意識しよう

Googleが掲げる10の事実」とは、Googleが目指していることや企業としての方針です。アルゴリズムや検索順位はGoogleが掲げる10の事実を指標に決められています。内容を理解すれば効果的なSEO対策がわかるため上位表示できる可能性が高まるのです。

Googleが掲げる10の事実は次のとおりです。

  • ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
  • 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番
  • 遅いより速いほうがいい
  • ウェブ上の民主主義は機能する
  • 情報を探したくなるのは、パソコンの前にいるときだけではない
  • 悪事を働かなくてもお金は稼げる
  • 世の中にはまだまだ情報があふれている
  • 情報のニーズはすべての国境を越える
  • スーツがなくても真剣に仕事はできる
  • 「すばらしい」では足りない

上記の中でもSEO対策で特に重要視すべき点を解説します。

ユーザーファーストが一番大切

Googleは自社の利益よりもユーザーの使いやすさを一番大切にしています

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。

Googleが掲げる10の事実

ユーザーファーストの考え方はGoogleのアルゴリズムにも反映されています。検索結果のランキングにも大きな影響するので、読者の役に立つ記事を書くことが重要です。

ページスピードは速い方がよい

ページ表示速度を速い方が読者とGoogleの両方に好まれます。サイトをクリックしてから表示されるまで2秒より長い時間だと読者は離脱してしまいます

Google は、ユーザーの貴重な時間を無駄にせず、必要とする情報をウェブ検索で瞬時に提供したいと考えています。

Googleが掲げる10の事実

Googleは2018年にスピードアップデートを開始。アルゴリズムの一部としてページの表示速度はランキングに影響すると公言しています。

ページ表示速度の改善方法を知りたい方は下記をご覧ください。
» ページ表示速度を上げる方法

ページスピードを改善することはGoogleのSEOアップデートで順位が落ちた時の対処法としても有効です。具体的な対処法は次の記事を参考にしてください。
» アップデートで順位が落ちた時の対処法

リンクは人気の目安となる

リンクが多ければ多いほど、Googleでは読者の役に立つサイトと評価します。Googleでは被リンクを重要視してランキングを決めていることを覚えておきましょう。

Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。

Googleが掲げる10の事実

被リンクのSEO対策は下記で詳しく解説しています。
» 被リンクを獲得する方法

モバイル対策は重要課題

Google利用者の大多数がスマホやタブレットからアクセスします。利用者が多いモバイルを意識してブログを運営することが重要です。

世界はますますモバイル化し、いつどこにいても必要な情報にアクセスできることが求められています。

Googleが掲げる10の事実

パソコンから見て綺麗なブログでもスマホだと見づらいのはNG。記事を書き終えたら画面が文字だけで埋め尽くされている箇所がないか、必ずスマホからの見え方を確認しましょう。

ページランクはお金で買えない

お金を稼ぐために嘘をついてはいけません。

PageRank は、お金で買うことはできません。Google のユーザーは Google の客観性を信頼しているのであり、その信頼を損なって短期的に収益が増加しても意味がないのです。

Googleが掲げる10の事実

Googleはスパムを迷惑行為として排除もしくはペナルティを課しています。読者に役立つコンテンツを提供すれば、アフィリエイトでもお金は稼げるというメッセージです。

なかじ
SEO対策の基本はGoogleが目指す方針をブログで実現することです。

ブログ全体のSEO対策

SEO対策はブログ全体を見ながら戦略的に考えることが重要です。「Googleの掲げる10の事実」を意識しながら、初心者でもできるSEO対策を解説します。

  • SSL(https)化で安全性を強化する
  • ページ表示速度を速くする
  • サイトマップを作成する
  • 更新頻度を高める

SSL(https)化で安全性を強化する

SSL化で安全性を強化しましょう。自分のブログURLが「http」ではなく「https」から始まっていればSSL化されています

SSL化とは情報を暗号化し、利用者が安全にネットを使えるしくみです。

2014年にGoogleが発表した情報には「SSL化を推進し利用者の安全を確保する」と書かれています。2017年10月以降、SSL化していないサイトにはGoogleから警告が表示されるようになりました。

SSL化したことで検索結果が急上昇するわけではありません。しかし検索順位に影響を及ぼすので、絶対にやっておかなければならないSEO対策です。

まだSSL化していない場合はすぐに対応してください。Googleから警告が出されるので、読者から信頼性がないサイトと判断されてしまいます

なかじ
セキュリティはGoogleの最優先事項なので検索順位に影響します。

SSL化はレンタルサーバーの管理画面から簡単に設定できます。やり方がわからない人は次の動画をご覧ください。

ページ表示速度を速くする

ぺージの表示速度は検索結果に大きく影響します。理想は読者がブログにアクセスしてから2秒以内に表示されることです。

ページの表示速度が遅い場合はすぐに改善が必要です。ブログが表示されるまで3秒以上かかると、離脱率が急激に上がります。

表示速度の計測はGoogleが提供している「PageSpeed Insights」というツールを使ってください。ページ表示速度を上げるために改善すべきことをがわかります。

なかじ
例えば画像のサイズを圧縮することです。

PageSpeed Insightsで提示された改善点以外にも、簡単にできるページ表示速度対策を3つ紹介します。

  • 大手のレンタルサーバーを使う
  • 知名度が高いWordPressテーマを使う
  • ページ表示速度改善のプラグインを導入する

大手のレンタルサーバーを使う

レンタルサーバーは大手で有名なところを使いましょう。マイナーなレンタルサーバーは、ページ表示速度が極端に遅いことがあります。

個人的にはConoHa WING(コノハウィング)かXSERVER(エックスサーバー)がおすすめです。

僕はConoHa WINGをよく使います。体感的にページ表示速度が速い印象です。

初心者から中級者までおすすめできるConoHa WINGでブログを始める方法は、下記の記事で解説しています。
» ConoHa WINGでブログを始める方法

XSERVER(エックスサーバー)を使いたい人は下記の記事を参考にしてください
» エックスサーバーでブログを始める方法

お金をかけたくないからとはいえ、マイナーなレンタルサーバーは使わないようにしてください。
» おすすめのレンタルサーバーと選び方

知名度が高いWordPressテーマを使う

WordPressはブログやアフィリエイトで有名なテーマを使えば間違いありません。僕がおすすめするWordPressテーマは次の3つです。

上記の中でも僕は「SWELL」の表示速度が速いと感じるので、ブログ運営に使用することが多いです。有名なテーマの開発者はページ表示速度が重要なことを熟知しているため、ページ表示速度を上げようと努力しています。

ページ表示速度改善のプラグインを導入する

WordPressでブログを運営している場合は、プラグインを使ってページ表示速度を速くできます。僕がおすすめするプラグインは次の2つです。

「WP Fastest Cache」はキャッシュ系のプラグインです。キャッシュ系のプラグインは保存されている情報を圧縮・削除してページ表示速度を速くしてくれます

キャッシュとは、ブラウザが1度読み込んだ情報を保存しておくこと。読者が2回目以降ページに訪れた際は、すでに保存されている情報を表示するのでページ表示速度が速くなります。

「EWWW Image Optimizer」は画像軽量化のプラグインです。EWWW Image Optimizerを導入していると、画像の品質を落とさず自動でサイズ変更や圧縮したうえでアップロードできます。

ブログ記事の横幅は最大1,000ピクセルとなっています。1,000ピクセル以上の写真や画像をそのまま使用していると、サイズが大きすぎるせいでページ読み込み速度が遅くなるのです。

「WP Fastest Cache」と「EWWW Image Optimizer」は、僕がブログ運営する際最初に導入するプラグインです。ページ表示速度を上げる方法は、以下の記事と動画でも解説しています。
» ページ表示速度を改善する方法

サイトマップを作成する

サイトマップを作成すると、Googleにブログの更新情報を伝えられます。Googleは記事の更新頻度もSEOの評価対象にしているので、サイトマップ作成はSEO対策に効果的です。

Googleはウェブ上にある膨大な情報を把握するため「クローラー」というロボットを使用してウェブ上のサイトを巡回。クローラーはサイトマップや内部リンクを辿って情報収集し、検索インデックスに登録してユーザーのために情報を整理します。

サイトマップを作成するメリットは次の2つです。

  • クローラーが巡回しやすくなる
  • 読者がサイト内のページを見つけやすくなる

クローラーが巡回しやすいだけでなく、読者が読みたい記事を探すのにも役立ちます。ブログの滞在時間が長くなると、Googleから読者に役に立つサイトと評価されるのでSEO対策に有利です。

サイトマップを作るときは「Google XML Sitemaps」というプラグインを活用してください。プラグインを導入すれば、サイトマップを自動で生成してくれます。

サイトマップを作成したらGoogleサーチコンソールから送信しましょう。「sitemap .xml」と入力し送信ボタンをクリックするだけです。

「送信されたサイトマップ」のステータスが「成功しました」と表示されていればOK。「取得できませんでした」と表示された場合は、時間を空けてから再度送信してください。

クローラーはサイトマップを自動的に巡回してくれます。一度送信すれば何度もサイトマップを送信する必要はありません。

All in One SEOというプラグインを使ってサイトマップを作ることもできます。ブログ運営に必須のプラグインといわれていますが、機能を理解しないまま導入するとSEOでマイナス評価を受けるので注意しましょう。

All in One SEOを使うと危険な理由は次の記事と動画で解説しています。
» AIOSEOをWordPressに導入する危険性

更新頻度を高める

ブログの更新頻度は検索順位に影響します。

GoogleにはQDF(Query Deserves Freshness)という仕組みがあります。QDFとは、より新しい情報を検索上位に表示させるアルゴリズムです。

QDF対策のため毎日更新したいところですが、記事の質が落ちてしまえば意味がありません。ブログ初心者は高品質な記事を書くことについて重要視してください。

高品質な記事を書けるようになってきたら、毎月15本~20本程度の記事更新を目指しましょう。

ユーザーファーストのSEO対策

SEO対策で一番重要なのは、ユーザーファーストを意識して読者満足度を高めることです。読者満足度を上げるSEO対策は次の4つ。

  • 高品質な記事を書く
  • 2~3ヶ月に1回リライトする
  • 滞在時間を長くする
  • 再検索を防ぐ
  • 検索意図から記事構成を考える

読者の満足度は記事の内容と滞在時間の長さで決まります。ユーザーファーストを意識できれば、読者とGoogleの両方から良い評価が得られるのです。

ユーザーファーストのSEO対策について次の動画も参考にしてください。

高品質な記事を書く

読者満足度を高めるため高品質な記事を書きましょう。「コンテンツSEO」や「コンテンツイズキング」と言われるように、コンテンツのクオリティはSEOに大きく影響します。

ブログ運営で記事数を重視する時代は終わりました。記事を量産しても記事の質が低ければ上位表示できません

質の高い記事を書こうと頑張っても簡単にはできないもの。うまくいっている人とうまくいっていない人の違いは「コンテンツに対する基準の差」です。

基準が高い人はさらに良い記事を書くため必死に勉強します。一方で基準が低い人は、「これくらいでいいか」という感覚で終わらせてしまうのです。

基準の差を埋めるには本人が意識して努力するしかありません。具体的な努力の方法は下記3つです。

  • 良い記事をたくさん読む
  • 文章の勉強をする
  • 記事をたくさん書く

僕はいろいろな人からブログの相談を受けるのですが、残念ながらほとんどの人はコンテンツに対する基準がすごく低いです。ブログで稼げるようになりたいなら、勉強して自分のレベルを上げてください

基準が低いブログは、文章を読まなくても見た目で判断できます。基本的には見た目が綺麗なブログの方が信頼されやすいです。

ブログの見た目は初心者でも簡単に整えられるので、すぐに実践しましょう。
» 見た目が綺麗な記事の書き方

高品質な記事を速く書く方法は次の記事と動画を参考にしてください。
» 高品質なブログ記事を速く書く方法

2~3ヶ月に1回リライトする

ブログ記事は「書いたら終わり」ではありません。2~3ヶ月に1回の頻度でリライトしましょう。リライトすることで主に2つのメリットがあります。

  • 記事の品質が上がる
  • 記事の更新頻度が上がる

ブログで稼いでいる人は必ずリライトを行っています。リライトして記事のクオリティが上がれば読者満足度も高くなるのです。

僕は新規記事を書くとき、適当な画像を挿入して記事を公開することが多いです。記事公開時点では読者のアクセスが少なく、SEOにほとんど影響がありません。

順位が上がり読者の流入が増えたタイミングで、適当に挿入した画像を手の込んだ図解などに変更しています。

16年間ブログやアフィリエイトしている僕でも、一発で高品質な記事を書くことは難しいです。時間が経ってから気づくこともあるので、何度もリライトしながら読者の悩みが解決する記事に仕上げていきましょう

なかじ
リライトして記事のクオリティと読者満足度を上げることを意識してください。

リライトのタイミングは検索順位を見て判断する

リライトの頻度は必ず2~3ヶ月に1度と決まっているわけではありません。リライトするタイミングは検索順位を見て判断しましょう。

僕がリライトするタイミングは基本的に以下の2つです。

  • 検索順位がグッと上がったとき
  • 順位が動かないとき

検索順位がグッと上がったときは上位表示を狙うチャンスです。具体的には50位前後を推移していた記事が30位程度まで上がったタイミングでリライトします。

検索順位が下がったときは何もせずしばらく様子を見ます。たまたま順位が下がっただけで、数日以内に元の順位へ戻る場合があるからです。

順位が戻らない場合は、検索順位に応じてリライトしましょう。
» 検索順位別リライト方法

順位が動かないときにリライトすることで、コンテンツの品質が良くなり順位アップが期待できます。

検索順位を調べるツール

検索順位を調べるツールは、WindowsならGRC、MacならRank Trackerがおすすめです。どちらも狙っているキーワードを登録するだけで、記事の検索順位を確認できます。

リライトするタイミングのほか、検索順位に応じたリライト方法も以下の記事と動画で確認してください。
» 検索順位別リライト方法

滞在時間を長くする

読者の滞在時間は長い方がSEOに良い影響を与えます。滞在時間が長いと、Googleは「読者にとって読む価値のある記事」と判断するからです。

一方で滞在時間が短い場合、「読者が読みたい情報がない」「価値がない情報が書かれている」とGoogleは評価します。SEO的にマイナスになるので、滞在時間を伸ばす工夫をしましょう。

具体的には下記の3つがおすすめです。

  • 動画を入れる:記事の内容を分かりやすく伝えられる
  • 漫画を載せる:活字は読まなくても漫画を読む人は多い
  • クイズを出す:○×クイズを10問程度用意しておくと良い

動画を載せるときは自作の動画を使いたいところですが、できない場合は他人の動画を載せてもOKです。

読者に長く滞在してもらう施策を考えましょう。

長文記事を書くなら結論から書く

長文記事は読むのに時間がかかるため、滞在時間が長くなります。しかし単に文字数が多い記事を書いても、読者が求める情報が書かれていなければすぐ離脱されるので注意しましょう。

ポイントは結論から先に書くことです。結論を先に書いたうえで、続きを読みたい読者に対して詳細を教えてあげるイメージで記事を書きましょう。
» PREP法の書き方

再検索を防ぐ

読者の再検索を防ぎましょう。再検索されると読者の悩みを解決できなかったとGoogleが判断するため、SEOでマイナス評価となります。

読者の再検索とは、自分のブログ記事を読んだ後に似たようなキーワードで再検索して別の記事を読むことです。

Googleはユーザーファーストを意識しているので、一発で読者の悩みを解決したいと思っています。読者に再検索をされるのはSEO的に良くないので、読者が再検索しないような記事やブログを作らないといけません。

普通に記事を書いているだけでは再検索されやすいです。記事を読み進めていくうちに、読者は気になることや分からないことが出てきます。

なかじ
読者の疑問は先読みして自分のブログで解決してあげましょう。

読者の検索意図を考えながら記事を書く方法は下記の記事で紹介しています。
» 読者の悩みを解決する先読みライティング

潜在ニーズを考えて記事を書く

再検索を防ぐためには、読者が知りたいことだけ書くのではなく潜在ニーズに答えることが重要です。読者のニーズは次の2つに分類できます。

  • 潜在ニーズ:読者自身が自覚していない本当のニーズ
  • 顕在ニーズ:読者自身が自覚しているニーズ

例えば読者が「ダイエットメニュー」と検索した場合、読者の顕在ニーズはダイエットメニューを知ることです。ほとんどの人は「ダイエットメニュー」についてのみ記事を書きます。

しかし本当のゴールはダイエットメニューを知ることではありません。読者が「ダイエットメニュー」で検索する本当の目的は「痩せて綺麗になりたい」ということです。

  • 潜在ニーズ:やせて綺麗になりたい
  • 顕在ニーズ:ダイエットメニューを知りたい

読者には知りたいことや気になることがたくさんあります。読者の悩みを想像しすべてブログ記事で書けば、再検索を防げるのです。

潜在ニーズを満たしたブログの書き方は、次の記事と動画で解説しています。
» SEO対策で差が出る潜在ニーズ

読者が知りたい順番で記事構成を作る

記事構成を作るときは読者が知りたい順番で解説しましょう。知りたい情報にすぐたどり着けない場合、読者は離脱してしまいます

離脱率が高い記事はSEOでマイナス評価。Googleから「読者に有益な情報が書かれていない」判断され、上位表示が難しくなります。

例えば「レンタルサーバー 選び方」のキーワードで記事を書く場合、「レンタルサーバーの選び方」を最初に解説します。

  1. レンタルサーバーの選び方
  2. レンタルサーバーを選ぶときの注意点
  3. おすすめのレンタルサーバー

読者が一番知りたい情報を先に解説し、ほかの情報は後から解説しましょう。具体的な記事構成の作り方は次の記事と動画を参考にしてください。
» ブログで稼げる記事構成の作り方

記事に関するSEO対策

記事を書くときに行う基本的なSEO対策も重要です。初心者でも実践できるテクニックを7つ紹介します。

  • 魅力的なタイトルを付ける
  • メタディスクリプションを書く
  • 見出しにキーワードを入れる
  • 文字数にこだわりすぎない
  • 記事の見た目を整える
  • 本文に共起語を入れる
  • 画像のサイズを圧縮する

魅力的なタイトルを付ける

読者がクリックしたくなるような魅力的なタイトルをつけましょう。タイトルが魅力的だとクリック率が高くなるので、効果的なSEO対策といえます。

魅力的なタイトルをつけるコツは次の5つです。

  • 文字数はは32~40文字以内に収める
  • キーワードを含める
  • 検索エンジンよりも読者を意識する
  • 数字や記号を活用する
  • ブランド名をつける

文字数は32~40文字以内に収める

タイトルの文字数は32~40文字以内に収めましょう。検索結果に表示される文字数が32文字前後だからです。

タイトルが長すぎると検索結果に正しく表示されません。狙っているキーワードや大事な単語は、できるだけタイトルの左側に配置しましょう。

情報密度を高めるため無駄な文字を極力削ってください。読者にとって魅力的でわかりやすいタイトルにしましょう。

キーワードを含める

タイトルには狙っているキーワードを含めましょう。複合キーワードも含められるとベストです。

例えば僕が運営している「子育てドットコム」で育児の悩みをテーマに記事を書く場合、次のような複合キーワードが考えられます。

  • 子育て
  • 相談
  • 育児
  • 悩み
  • 無料

複合キーワードはラッコキーワードなどのツールを使って調べましょう。4つか5つの複合キーワードを含めるのが理想です。

なかじ
タイトルにキーワードを含めることで、狙ったクエリで表示できる可能性が高くなります。

検索エンジンよりも読者を意識する

上位表示されたいからとはいえ、キーワード詰め込んだだけのタイトルはNGです。タイトルをクリックするかどうか判断するのは読者であることを忘れてはいけません。

SEOを意識することも大切ですが、読者が思わず読みたくなるようなタイトルを最優先に考えましょう。

数字や記号を活用する

タイトルには数字や記号をうまく使いましょう。読者の目を引くことができるためクリック率が上がります。

数字の場合は「○○3選」「5つの対策法」といった使い方が一般的です。記号は次のようなものを使ってください。

  • 【】

ブランド名をつける

タイトルにはブランド名をつけることも大切です。ブランド名をつけることで指名検索を狙いやすくなります

例えば僕が運営するサイトのブランド名は次の通り。

  • ABCオンライン
  • アフィリノオト
  • 子育て相談ドットコム

WordPressテーマの設定で記事タイトルの後ろにブランド名をつけられます。例えばJINなら、「カスタマイズ」の「サイト基本設定」にある「SEOタイトル」にブランド名を入力すればOK。

指名検索が多いことはSEO対策において重要な要素のひとつです。ほかのサイトと被らないようオリジナルのブランド名を考えてみましょう。

魅力的なタイトルの付け方は下記の記事で動画でも詳しく解説しています。
» クリック率の高いタイトルの付け方

メタディスクリプションを書く

メタディスクリプションとは、検索結果のタイトル下に表示されている小さい説明文のことです。メタディスクリプションはクリック率に影響します。

メタディスクリプションは120文字以内で読者の興味を引く説明文を書きましょう。すぐに使えるメタディスクリプションのテンプレートは次の記事と動画で解説しています。
» メタディスクリプションの書き方

見出しにキーワードを入れる

見出しにはメインキーワードを必ず入れるようにしてください。タイトルに入りきらなかった複合キーワードも見出しに含めましょう。

ただしキーワードを含めたいからとはいえ不自然な形で入れるのはNG。読者が見出しを見ただけ書かれている内容を理解できるよう、ストレートに伝えることを意識してください。

見出しタグは使う順番が決められています。必ずH1→H2→H3→H4の順番で使うようにしましょう。例えばH2の次にH4を使うのは間違っています。

見出しの書き方や注意点は次の記事と動画をご覧ください。
» SEOで上位表示される見出しの作り方

文字数にこだわりすぎない

ブログ記事を書くときは文字数にこだわりすぎないようにしましょう。「何文字書けばOK」という基準はありません。読者の悩みに合わせて過不足ない文字数で書くことが基本です。

あくまで目安ですが、3,000文字~5,000文字程度にまとめられると読者は飽きずに読んでくれます。ただし狙っているキーワードにより最適な文字数は変わるので注意してください。

記事によっては10,000文字を超えることもあります。読者の悩みに対して丁寧に解説していくと、どうしても長文記事になることが多いです。

無駄に記事を長く書くのは読者の離脱に繋がりSEO的にもマイナスです。キーワードに合わせて読者の悩みを解決することを意識して、適切な文字数で書きましょう。

なかじ
個人的には2,000文字以下だと少なすぎる印象です。

文章力を上達させる方法は次の記事と動画を参考にしてください。
» 文章力を上達させる方法と練習方法

記事の見た目を整える

文章以外の要素を積極的に使い、見た目を整えて読みやすい記事に仕上げましょう。具体的には次の装飾を使ってください。

  • 箇条書き
  • ボックス

上記のほか画像や引用もうまく使えると、読者は記事の内容を理解しやすくなります。

SEO対策では読者に役立つ記事を書くのが一番重要です。しかし良い記事を書くには時間がかかります。

高品質な記事をすぐ書けるようにはなりませんが、見た目を読みやすく整えることはブログ初心者でもできるのです。見た目が綺麗だと読者は読みやすく、滞在時間が伸びるのでSEO的にも良い評価となります。

読みやすい記事の書き方は次の記事と動画で解説しています。
» 【初心者必見】読みやすい記事の書き方

本文に共起語を入れる

ブログ記事の本文には共起語を入れましょう。共起語とはメインキーワードと一緒に用いられることが多い言葉です。例えば「アフィリエイト」の共起語には次のようなものがあります。

  • 成果報酬
  • PPC
  • Google
  • Yahoo
  • SEO
  • ASP
  • A8.net
  • ブログ
  • WordPress

Googleは記事の品質を判断するときに共起語をチェックしています。共起語分析ツールなどを活用して共起語を見つけてください。

共起語が多いと専門性や網羅性が高くなり、読者とGoogle両方の評価が上がります。共起語を使った記事の書き方は次の記事と動画を参考にしてください。
» 共起語を使った記事の書き方

画像のサイズを圧縮する

記事内に挿入する画像のサイズは圧縮しましょう。画像サイズが大きすぎると、読み込むまで時間がかかるためサイト表示速度が遅くなります

なかなかサイトが表示されないと読者は離脱します。すぐに離脱される記事は読者の役に立たない記事と判断されるので注意してください。

WordPressでブログ運営しているなら「EWWW Image Optimizer」というプラグインを導入しましょう。自動的に画像のサイズを圧縮してくれます。

ほかにも画像を挿入する際は下記2つも意識してください。

  • altタグを設定する
  • ファイル名は関連用語をつける

altタグを設定する

altタグ(オルトタグ)とは画像の説明をする文章のことです。Googleのクローラーは画像を見分けられないので、文章で画像を説明してあげる必要があります。

WordPressの場合、メディアファイルの「代替テキスト」がaltタグです。説明の中にキーワードを含めるとSEOにも効果があるので、忘れずに設定しましょう。

ファイル名は関連用語をつける

画像のファイル名は関連するファイル名をつけてください。例えばSEO対策に関する画像であれば「seo. jpg」のように設定します。

なかじ
関連するファイル名をつけることで、何の画像か検索エンジンに伝えられます。

ブログにおける画像の使い方は次の動画を参考にしてください。

リンクのSEO対策

SEO対策ではリンクの使い方が非常に重要です。下記3種類のリンクについてそれぞれ対策を行い、SEOで上位表示を狙いましょう。

  • 内部リンクを充実させる
  • 発リンク積極的に行う
  • 被リンクを獲得する

内部リンクを充実させる

内部リンクとはブログ内の関連する記事同士をリンクでつなぐことです。内部リンクでつなぐことで、読者の悩みを網羅的に解決できるようになります

内部リンクを張り巡らせるメリットは下記の通り。

  • Googleのクローラーが巡回しやすくなる
  • 読者満足度が高くなる

Googleはクローラーというロボットを循環させブログ内の情報を集め、データベースに登録(インデックス)しています。クローラーはリンクやサイトマップを辿ってサイト内を巡回。内部リンクがうまく貼られているとクローラーが巡回しやすくなりSEO的にも良い影響を及ぼすのです。

内部リンクがうまく貼られているブログは次々と読みたい記事が出てきます。記事を読み進めるたびに疑問が湧いてくる読者は内部リンクから別記事を読めるので、読者満足度が高くなるのです。

読者満足度が上がればブログの滞在時間も長くなり、SEOで高評価となります。内部リンクの使い方は次の記事と動画もご覧ください。
» SEO対策で理想的なリンク構造

生きた内部リンクを貼る

内部リンクを貼るうえで大切なこと生きた内部リンクを貼ること。読者にクリックされないリンクを貼っても意味がありません

生きたリンクと死んだリンクの違いは次の通りです。

  • 生きたリンク:読者が知りたいと思ったタイミングでリンクを貼っている
  • 死んだリンク:読者のことを考えずリンクを貼っている

必要なタイミングでリンクを貼るには、読者の気持ちを考えなくてはなりません。記事を読みながら読者の気持ちがどのよう変化するのか常に考えながらリンクを貼りましょう。

クリックされるリンクの貼り方は次の記事で解説しています。
» クリック率が高いリンクの貼り方

ブログ内の記事を把握する

生きたリンクを貼るためにはブログ内にある記事を把握しておく必要があります。記事数が多いブログや毎日更新しているブログを運営している人は、ブログ内の記事を把握していない傾向です。

その日に何のテーマで記事を書くのか考え、2~3時間で記事を量産するような書き方はNG。ただ記事数が多いだけのブログはSEOで高評価をもらえません。

ブログ内の記事を把握するためには、まとめ記事を書くことが重要です。まとめ記事とは記事構成を考えるうえで基盤となる記事のことを指します。

まとめ記事を起点に記事同士の内部リンクを貼れば、読者にとって最適なブログ構造ができあがります。まとめ記事の書き方は、次の記事と動画を参考にしてください。
» SEOに強いまとめ記事の書き方

超特化ブログは内部リンクが貼りやすい

初心者でも稼ぎやすい超特化ブログは内部リンクが貼りやすいです。超特化ブログとは、ニッチなテーマに絞って50記事以内で完結するブログのこと。

超特化ブログなら必要な記事数が少ないので、1記事にかける時間も長くなり丁寧に書くことができます。自分のブログにどのような記事があるのか把握しやすくなり、読者が必要なタイミングで内部リンクを貼りやすいのが特徴です。
» 初心者でも稼げる超特化ブログの作り方

超特化ブログのように記事数が少ないと、リライトもしやすく記事の質もアップさせやすくなります。読者満足度が高くなるので、SEO評価も上がりやすくなるのです。

超特化ブログにおけるサイト設計のやり方は、次の記事と動画で解説しています。
» 超特化ブログのサイト設計

サイト設計すればカニバリ対策にもなる

カニバリとはブログ内でキーワードが重複している状態です。Googleがどの記事を検索結果に表示すれば良いか判断できず、SEOの評価が分散してしまいます。

サイト設計してから記事を書き始めればカニバリを防ぐことに繋がります。意図せずキーワードが重複することがなくなるからです。

カニバリが起こった時は、ページコンテンツを統合したり複数の記事を1つに統合したりしましょう。詳細は次の記事をご覧ください。
» カニバリの見つけ方と4つの解決策

発リンクを積極的に行う

発リンクとは自分の記事に外部リンクを貼ることです。発リンクをうまく使うことで、説明に根拠を持たせることができます。根拠がない説明をしても読者は信用してくれません

発リンクの効果は主に下記の3つ。

  • サイトの信頼性が上がる
  • 正確な情報を発信できる
  • Googleから高評価をもらえる可能性がある

僕の個人的な意見ですが、公的機関のような信頼性のあるサイトから引用するとSEOに有効です。

例えば「ビタミンは肌にいい」と自分のブログに書くとき、根拠を調べて引用する人はほとんどいません。一般的に言われていることだからという理由で何となく書いている人が多いです。

しかし正確な情報を調べて引用すれば、読者とGoogleの両方から信用してもらえます。読者に信頼できる記事だに判断されればじっくり読んでもらえるので、滞在時間が延びSEOで有利になります。

発リンクをせずに記事を書くと、読者は書かれている情報が正確かどうか判別できません。運営者の個人的な主張ではなく正確な情報発信をしていると印象けることが重要です。

信頼性の高い根拠を探すなら論文を調べましょう。論文を検索できるGoogle Scholarがおすすめです。

なかじ
信頼のある情報を引用する発リンクはSEO効果があります。

発リンクについては下記の動画でも詳しく解説しています。

被リンクを獲得する

被リンクはSEO対策で一番効果があります。僕がアフィリエイトを始めた16年前から重要だと言われていましたが、2021年時点でも被リンクの重要度は変わっていません。

質の高い記事をただ書いただけで被リンクは集まりません。どれだけ読者の役に立つ記事でも、わざわざリンクを貼ってくれる人はいないからです。

被リンクがない状態で記事を書き続けてもSEOで上位表示するのは難しいです。被リンクを戦略的に獲得することを考えましょう。被リンク獲得方法はいくつかありますが、初心者でも実践できる方法は下記4つです。

  • 自分の運営ブログにリンクを貼る
  • 言及元に連絡してリンクをもらう
  • 一次情報を書く
  • SNSでソーシャルリンク獲得する

自分の運営ブログにリンクを貼る

自分で運営してるブログが複数あれば、別のブログから被リンクを送ることができます。複数ブログを運営している人は積極的に行いましょう。

自分でリンクを貼ると自演リンクと見なされ、Googleからペナルティを受けるのでは?と心配する人がいます。しかし被リンクを獲得するためにブログを運営しているわけではないので、ペナルティの心配をする必要はありません。

ただし別のブログから被リンクを送る場合は、ジャンルが似たブログだけに限定しましょう。例えば金融ブログにペットブログから被リンクを送るのは不自然なので、ペナルティの対象になる可能性があります。

なかじ
似たようなジャンルのブログから被リンクを送ってください。

言及元に連絡してリンクをもらう

言及元とは自分が運営するブログについて書いてくれているサイトのことです。リンクなしで言及されている場合が多いので、リンクを貼ってもらえないから連絡してみましょう。言及元のお問い合わせから連絡してください。

当ブログ「アフィリノオト」ではブログやSEOのノウハウを公開しています。「アフィリノオトが参考になった」と自分のブログで書いてくれる人が多くいるのです。

しかし全員がアフィリノオトのリンクを貼ったうえで紹介してくれているわけではありません。リンクを貼り忘れている可能性が高いです。

「ブログを紹介してくれてありがとうございます。もしよければ当ブログのリンクを貼ってもらえませんか」とお願いしています。僕はこのやり方で断られたことはほとんどありません

ほとんどの人は言及元に連絡して被リンクをもらう手法を実践していません。ほかの人が面倒くさがってやらないことを実践すれば、SEO効果を得て上位表示することにつながります。

一次情報を書く

被リンク獲得のためには一次情報を書くことが大切です。一次情報とは自分が情報源になっている記事で、商品のレビューなどが該当します。

ネットや本の情報をまとめただけの記事は一次情報といえません。新商品が発売されたらすぐ使う、話題のスポットには足を運ぶなどの体験・経験が必要です。

SNSでソーシャルリンク獲得する

SNSからのリンクはソーシャルリンクと呼ばれています。さまざまな種類があるSNSの中でもTwitterが一番拡散されやすいです。

厳密に言うとソーシャルリンクと被リンクは違うものです。しかし自分のブログがSNSで紹介されアクセスが増えると、間接的にSEO効果があるといえます。

Twitterを使ったSEO対策は下記の記事をご覧ください。
» SEO対策になるTwitter戦略と使い方のコツ

上記以外の被リンク獲得戦略は、以下の記事・動画から見ることができます。
» 被リンク獲得戦略【9選】

SEO対策におすすめのツール

ブログ初心者がSEO対策するためにおすすめのツールを4つ紹介します。下記ツールを駆使して、基本的なSEO対策を行いましょう。

  • ラッコキーワード
  • キーワードプランナー
  • Googleアナリティクス
  • Googleサーチコンソール

ラッコキーワード

ラッコキーワードはサジェストキーワードを取得するためのツールです。例えば「アフィリエイト」で検索すると、下記のようにキーワードが一覧で表示されます。

サジェストキーワードをベースにキーワード選定を行い記事を書いていきましょう。ブログ初心者でも失敗しないキーワード選定方法は、次の記事と動画にまとめています。
» 実践的なキーワード選定方法

キーワードプランナー

キーワードプランナーはキーワードの月間検索回数を調べるのに役立つツールです。例えば「アフィリエイト 始め方」で検索すると、次のような結果が表示されます。

月間検索回数が多いキーワードは競合サイトが強いので、記事を書いても上位表示できない可能性があります。一方で月間検索回数が少なすぎるキーワードで記事を書いても読者から読んでもらえません。

ブログ初心者は月間検索回数が100~1,000回くらいのキーワードを選びましょう。ブログで稼げないキーワードやジャンルの選び方もご覧ください。
» ブログで稼げないキーワード3選

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスはブログへのアクセス数や滞在時間などを調べられるツールです。SEO対策がうまくできているか調べるために欠かせません。

ただし、ただアクセス解析画面を眺めるだけでは意味がありません。例えば「直帰率が高いページを探して直帰率を下げたい」のように、目的を持って使う必要があります。

Googleアナリティクスの基本的な使い方は、次の記事と動画で詳しく解析しています。
» Google アナリティクスの使い方

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールは検索結果でのパフォーマンスを確認するためのツールです。検索結果での表示回数や、どのようなキーワードで自分のブログが検索されているかなどがわかります。

表示回数やクリック数が増えているか確認してください。検索結果に表示されなかったりクリックされなかったりするということはGoogleから評価されていないということです。

リライトしたり狙っているキーワード自体を見直したりして改善しましょう。

Googleサーチコンソールの基本的な使い方は次の動画で詳しく解説しています。

SEO対策して上位表示を狙おう

検索エンジン最適化と呼ばれるSEO対策は、Googleの検索結果に自分のブログを上位表示させることが目的です。当記事で紹介した上位表示のためにするべきSEO対策は下記18個あります。

  • SSL(https)化で安全性強化
  • ページ表示速度を速くする
  • サイトマップを作成する
  • 更新頻度を高める
  • 高品質な記事を書く
  • 2~3ヶ月に1回リライトする
  • 滞在時間を長くする
  • 再検索を防ぐ
  • 魅力的なタイトルを付ける
  • メタディスクリプションを書く
  • 見出しにキーワードを入れる
  • 文字数にこだわりすぎない
  • 記事の見た目を整える
  • 本文に共起語を入れる
  • 画像のサイズを圧縮する
  • 内部リンクを充実させる
  • 発リンクを積極的に行う
  • 被リンクを獲得する

上記SEO対策は初心者でも実践できます。Googleが掲げる10の事実を意識しユーザーファーストでブログ記事を書いてください。

SEO対策を専門に行っている会社もあります。しかし高額な費用がかかる場合が多く、必ず上位表示できるとも限りません。

当記事で解説している内容はブログ初心者でも簡単にできるやり方です。記事の内容を参考に、ブログ初心者も自分でSEO対策してみましょう。

なかじ
上位表示させてアクセスと収益を上げましょう!

SEO対策で効果がある被リンク獲得方法9選【良質な被リンクを獲得しよう】

  • 被リンクがたくさんあれば上位表示できる?
  • 自分で複数サイト運営してリンクを貼るのもあり?
  • 被リンクはどうやって増やせばいいか教えて!

SEO対策で一番効果があるのは被リンクです。Googleは「被リンクが集まるサイト=人気があるサイト」と判断します。

読者ファーストを重視しているGoogleは、読者に人気のサイトを上位表示させるのです。しかし読者にとって役立つ記事を書いただけでは被リンクを獲得できません。

この記事では、SEO対策で効果がある被リンク獲得方法を9つ紹介します。当記事の内容を実践すれば、ブログ初心者でも被リンクを獲得し高いSEO効果を得られます

同じジャンルのブログと相互リンクを貼ったり一次情報を書いたりして被リンクを獲得します。商品やサービスを利用した感想をブログに書き、販売元へ法人営業するのも1つの方法です。

なかじ
記事を書いて終わりではなく、自分から行動して被リンクを獲得しましょう。

被リンクとは

被リンクとは外部サイトから自分のブログにリンクが送られることです。被リンクを獲得することで、下記のようなSEO効果が得られます

  • 上位表示される
  • アクセスが増える
  • ドメインパワーが上がる
  • アップデートでも飛びにくい

被リンクはSEO対策でも重要です。Googleが掲げる10の事実でも、SEOで被リンクが重要だという内容が述べられています。

Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。

Googleが掲げる10の事実

外部サイトで自分のブログが言及されているということは、読者から求められている情報を提供できているということ。Googleも「読者にとって有益なサイト」と判断するため、上位表示されやすくなります。

被リンクは数より質を重視する

被リンクは数より質を重視しましょう。被リンク数の目安を知りたがる人がいますが、低品質な被リンクが大量にあってもSEO効果は見込めません

低品質な被リンクとは、スパムサイトからのリンクやリンクを購入する場合などがあります。高いSEO効果を得るためには、被リンクの数より質にこだわってください。個人のブログから被リンクを受けるよりも、NSK 日本ソフトウエア株式会社のような法人にリンクを受けるほうが効果は大きいです。

被リンク数はツールを使って確認できます。有料ツールなら「Ahrefs(エイチレフス)」、無料ツールなら「Googleサーチコンソール」がおすすめです。

Googleサーチコンソールを使った被リンク数のチェック方法を紹介します。画面左側メニューの「リンク」をクリックしてください。

「外部リンク」の合計件数が被リンクの数です。

nofollowの被リンクでも多少のSEO効果あり

nofollowの被リンクでもある程度SEO効果があります。nofollowとはリンクを通じてSEO評価がリンク先へ伝わらないことです。

SEO効果が期待できるので、被リンクにnofollowがついているかどうか気にする必要はありません

かつてnofollowのリンクはまったくSEO効果がありませんでした。しかし2019年にGoogleが仕様を変更したことで、nofollowがついていても多少のSEO効果が生まれるようになったのです。

自分のブログでnofollowを使うときは、クローラーにたどられたくないサイトへ記事をリンクするときに使いましょう。例えばSSL化されていないサイト(httpから始まるサイト)などにリンクする場合です。

nofollowの詳しい使い方や設定方法は、次の動画で解説しています。

被リンク獲得戦略9選

被リンクを獲得する代表的な9つの方法を紹介します。少々難易度が高いものもありますが、ブログ初心者でも実践できる方法です。

  • 自分の運営ブログにリンクを貼る
  • 相互リンクを貼る
  • 他のサイトに寄稿する
  • 言及元に連絡してリンクをもらう
  • キュレーションサービスでまとめ記事を作る
  • 一次情報を書いて引用を狙う
  • 法人営業をする
  • ツールやサービスを無料提供する
  • SNSでソーシャルリンク獲得する

自分の運営ブログにリンクを貼る

自分が運営しているブログに別の運営ブログのリンクを貼ることで、被リンクを増やすことができます。複数のブログを運営している人におすすめの方法です。

自分でリンクを貼ると、自演リンクと見なされGoogleからマイナス評価を受けるのでは?と心配する人がいます。

しかし被リンク獲得のために複数のブログを作っているわけではないので、自分の運営ブログにリンクを貼っても問題ありません。

ただしブログのジャンルがまったく異なる場合は、自演リンクと見なされたり被リンクの効果がなかったりする場合があります。例えばダイエットに関するブログに金融ジャンルのブログのリンクを貼る場合です。

なかじ
自分の運営ブログにリンクを貼る場合は似たようなジャンルのブログだけにしましょう。

相互リンクを貼る

相互リンクとは、自分のブログと同じジャンルのブログとお互いにリンクを貼り合うことです。ブログのジャンルが同じなので、質の低いリンクと見なされずしっかりと被リンク効果を得られます。

相互リンクのやり方は、同じジャンルのブログ運営者に「相互リンクしませんか?」と連絡するだけ。ブログ初心者でも簡単に実行できます。

「自分のブログは〇〇というキーワードで上位表示されている」など、相互リンクするメリットを相手に伝えましょう。

時間と労力はかかりますが、相互リンクを受け入れてもらえれば必ず被リンクを獲得できます。面倒くさがらず少しずつ実践しましょう。

他のサイトに寄稿する

同じジャンルのブログやホームページに寄稿させてもらう方法も、代表的な被リンク獲得手段の1つです。寄稿サイトでの執筆者のプロフィール欄などに自分のブログのURLを貼れば、被リンクとなります。

規模が大きいサイトなら寄稿記事を募集している場合があります。自分が運営しているジャンルと同じサイトがあれば、積極的に連絡してみましょう。

寄稿させてもらえるかどうかは、専門性の高い記事をかけるかどうかがポイントです。寄稿サイトが求めるクオリティの記事を書ければ、被リンク獲得戦略として有効です。

言及元に連絡してリンクをもらう

言及元とは自分が運営するブログについて書いてくれているサイトのことです。読者に役立つ記事を書けていれば、リンクを貼ってもらえる可能性は高くなります。

例えば僕の場合、まず「なかじ アフィリエイト」というキーワード調べてみます。当ブログ「アフィリノオト」を紹介してくれているサイトが見つかれば、リンクを貼ってもらえないか連絡するという流れです。

リンクなしで言及されている場合は、運営元に連絡してリンクを貼ってもらえるようお願いしましょう。

リンクを貼らずに言及することをサイテーションと言います。ブログ初心者がサイテーションを獲得すべき理由は、以下の記事を参考にしてください。
» サイテーションを獲得する方法

キュレーションサービスでまとめ記事を作る 

キュレーションサイトとは、ウェブ上にある情報を特定の切り口やテーマでまとめたサイトのことです。例えば「SmartNews」などがあります。

キュレーションサービスにはニュースやファッション、グルメなどさまざまな種類があります。キュレーションサービスでまとめ記事を作り自サイトのリンクを貼れば、立派な被リンクとなるのです。

誰でも簡単にできる方法ではありませんが、確実に被リンクを獲得できます。

キュレーションサービス側のドメインパワーが強いことも多いので 、高いSEO効果も期待できます。

一次情報を書いて引用を狙う

一次情報を書いて引用してもらうと、自然な形で被リンクを獲得できます。一次情報が書かれた記事とは、自分が情報源になっている記事のことです。

具体的には次のような内容の記事が考えられます。

  • 商品のレビュー
  • 現地で実際に調査した結果
  • 自分が体験したこと

一次情報は貴重な情報です。しかし価値のある一次情報でなければ、被リンクはもらえません

例えば Appleの新商品発表直後に、旧モデルとの比較記事やレビューを書くことは有益な一次情報となります。

新商品と今までの商品は何が違うのか比較を知りたい人が多いもの。読者のニーズが高いので、一次情報の記事は引用してもらいやすくなります。

一方で新商品のレビューや感想をまとめただけの記事は、価値のある一次情報とはいえません。自分にしか書けない情報に価値があるのです。

一次情報はGoogleからの評価も高くなります。皆が知らない一次情報を意識してブログ記事を書きましょう。

法人営業をする

法人営業することで被リンクを獲得できます。法人営業とは「御社の商品を自サイトで紹介したので、貴サイトからリンクをお願いできますか?」と依頼することです。

例えば、ウェットティッシュウォーマー「ふくぽっか」をブログで売っている場合は、販売元の株式会社D&Dに営業メールを送ってください。化粧品のelebelleを扱っているなら、販売者の株式会社さくら研究所に連絡をします。

法人営業は非常に難易度が高い被リンク獲得方法で、誰でもできるわけではありません。個人が連絡しても、返信してもらえないことの方が圧倒的に多いです。

しかし下記に該当する人はチャンスがあります。失敗を恐れず積極的に法人営業しましょう。

  • 固定読者を集客できている
  • 特定のジャンルで有名
  • 良いコンテンツを作っている

法人営業では質の高い被リンクを獲得できるため、SEO効果も高くなります。

ツールやサービスを無料提供する

自分が作ったツールやサービスを無料提供することで、被リンクを獲得する方法もあります。ブログのジャンル別に次のようなツールやサービスが考えられます。

  • 旅行ブログ→写真素材サイト
  • 不動産ブログ→収益計算ツール
  • 子育てブログ→育児相談コミュニティ

上記のほかにも、無料のWordPressテーマや無料プラグインを配る方法もあります。便利なサービスやツールを無料で使えると、紹介も兼ねてリンクを貼ってくれる人が多いです。

無料提供するためのサービスやツールは、アイディア次第で個人でも簡単に作れます

なかじ
人の役に立つツールやサービスを考えてみましょう。

サブディレクトリでの提供がおすすめ

無料サービスやツールは、現在運営しているブログにサブディレクトリを作成して提供するのがおすすめです。サブディレクトリは元のドメインと関連性が強いサイトを運営する場合に使われます。

例えば「example.com」というドメイン名でブログを運営している場合。「example.com/tool」というサブディレクトリを作成します。サブディレクトリの具体例は以下のとおりです。

ドメインサブディレクトリ
https://www.nisz.co.jp/https://www.nisz.co.jp/media/
https://sakulabo.co.jp/https://sakulabo.co.jp/select/
https://blog.sakulabostore.com/https://blog.sakulabostore.com/labo/

サブディレクトリはレンタルサーバーの管理画面から簡単に作成可能です。

エックスサーバーなら、「WordPress簡単インストール」からサブディレクトリを設定したいドメインを選択します。サイトURLの赤枠部分、「/」の後ろに「tool」などのディレクトリ名を入力すればOKです。

サブディレクトリがリンクされれば元のドメインのSEO評価も高くなります。

SNSでソーシャルリンク獲得する

SNSからのリンクは通常の被リンクとは違い「ソーシャルリンク」と呼ばれます。例えばTwitterで、自分のブログを紹介したツイートがリツイートされるとソーシャルリンク獲得です。

厳密に言うと被リンクとソーシャルリンクは異なりますが、ソーシャルリンクにもSEO効果があります。

僕が運営しているアフィリノオトをTwitterで紹介すると、必ずといっていいほどリツイート等の反応がありました。ソーシャルリンクを獲得したことでSEOでの評価も上がり、さまざまなキーワードで上位表示できています。

ソーシャルリンクを獲得するにはフォロワーを増やす必要があります。時間はかかりますが、ブログ運営においてはプラスになること間違いありません。

初心者のうちからTwitterなどSNSをやっておきましょう。SEO対策としてのTwitter戦略は下記の記事で解説しています。
» 初心者向けTwitter戦略

被リンク獲得戦略での注意点

被リンク獲得戦略での注意点を2つ紹介します。

  • 関連性が低いブログと相互リンクしない
  • 被リンクは売買しない

被リンクを獲得することで高いSEO効果を得られます。しかし間違った方法で被リンクを獲得すれば、SEO効果は得られないので注意しましょう。

関連性が低いブログと相互リンクしない

関連性が低いブログとの相互リンクは避けましょう。別ジャンルのリンクが貼ってあるとGoogleとユーザーの両方に不自然な印象を与えます

特に検索エンジンであるGoogleからは、質の低いリンクと見なされる可能性があります。SEO効果がないだけでなく、ペナルティを受ける可能性もあるので注意しましょう。

複数運営している自分のブログにリンクを貼る場合も、ジャンルの関連性を意識してください。グリストラップに関するブログを運営しているなら、グリストラップノートのようなメディアとのリンクがおすすめです。ヘアケアに関するブログを運営しているなら、美容室MU-SEのようなメディアとリンクしましょう。

上位表示の妨げになってしまうので、被リンクを獲得したいからとはいえ関連性が低いブログとの相互リンクはやめましょう。

被リンクは売買しない

被リンクを売買するのは避けましょう。基本的にリンクを購入することはNGです。

リンクを購入したかどうかについて、読者が判断することはできません。しかしGoogleの技術では簡単に見抜くことができます。

被リンクによるSEO効果を得られないだけでなく、検索結果から飛ばされるなどペナルティを受ける場合があります。適正にブログを運営するため、リンクの売買は絶対にやめましょう。

被リンク以外にも行うべきSEO対策はあります。初心者でもできるSEO対策については次の記事と動画を参考にしてください。
» SEO対策の基本〜上位表示するやり方

被リンクを獲得して上位表示を目指そう

被リンクを獲得することで高いSEO効果が期待できます。具体的な被リンク獲得戦略は次の9つです。

  • 自分の運営ブログにリンクを貼る
  • 相互リンクを貼る
  • 他のサイトに寄稿する
  • 言及元に連絡してリンクをもらう
  • キュレーションサービスでまとめ記事を作る
  • 一次情報を書いて引用を狙う
  • 法人営業をする
  • ツールやサービスを無料提供する
  • SNSでソーシャルリンク獲得する

Googleは「たくさんの被リンクがあるサイト=読者から人気のある優良サイト」と判断します。しかし被リンクは数より質にこだわってください。

低品質な被リンクが大量にあるとSEO的にマイナス評価です。検索結果から飛ばされるなどペナルティを受けることもあるので注意しましょう。

読者の役に立つ記事を書くだけでは、自然に被リンクを集めることはできません。戦略的に被リンクを獲得することが、SEO効果を高めるために重要です。

なかじ
常に被リンク獲得の意識を持ってブログを運営しましょう。

ブログ初心者が稼ぎやすい超特化ブログでも被リンク獲得戦略は有効です。当記事で解説した内容と活かし、稼げるブログを作りましょう。
» 初心者でも稼げる超特化ブログの作り方

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