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- Googleアドセンス審査を受けるときは何記事書いておけばいい?
- 審査が遅いのはブログのクオリティが低いせい?
- 審査に通らないときの改善点や対処法を教えて欲しい!
Googleアドセンスはブログ初心者でも収益を上げやすいです。しかしアドセンス審査の目的を理解しないと、いつまでたっても合格できません。
この記事ではGoogleアドセンス審査に合格するためのコツを紹介します。最後まで記事を読めば、初心者でもアドセンス審査に通るブログを作れます。
アドセンス審査を通過するには、「Googleが掲げる10の真実」や「品質ガイドライン」を理解することが重要です。Googleの理念を無視したブログは高確率で審査に落ちます。
アドセンス審査の目的は適切なサイトを選ぶこと
アドセンス審査とは広告を掲載するために適切なブログを選ぶための工程のことです。審査には厳しい規制が設けられているため、少しでも違反すると通過できません。
Googleは広告のみで収益を出している企業で、クライアントの広告をサイトに掲載し収入を得ています。質が低いサイトだと読者に広告をクリックしてもらえないため、アドセンス審査を行って質の高いブログを見極めているのです。。
アドセンス審査はブログ初心者にとって最初の難関と言えます。Googleはアドセンスに関する情報を多く公開しているので、審査へ申請する前に目を通しておきましょう。
» アドセンスの基本情報
アドセンス審査の基準は厳しくなった
1記事500文字の記事が数本しかないブログや日記のようなブログでも、アドセンス審査に合格していた時代がありました。しかし2016年、アドセンス審査の基準が大幅に変わり合格するのが難しくなったのです。
コンテンツの量が少ないブログやコンテンツの質が低いブログはNG。Googleは読者の役に立つブログを求めていることを理解しましょう。
記事数や記事の質以外にも、アドセンス審査に通過するため注意すべき内容が増えました。しかし目先のテクニックを重視するより、Googleの経営理念を理解することから始めましょう。
Googleが求めるものを理解しよう
Googleが求めているものは下記2つに集約されています。
- Googleが掲げる10の事実
- 品質に関するガイドライン
Googleが掲げる10の真実
「Googleが掲げる10の事実」には、Googleが目指す10個の項目が書かれています。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番
- 遅いより速い方がいい
- ウェブ上の民主主義は機能する
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる
- 世の中にはまだまだ情報があふれている
- 情報のニーズは全ての国境を越える
- スーツがなくても真剣に仕事はできる
- 「すばらしい」では足りない
上記項目を読み解くと、アドセンス審査に合格するには下記5つがポイントです。
- ユーザーに役立つブログを作る
- ページ表示速度を速くする
- モバイルフレンドリーを重視する
- 最新情報を提供する
- 被リンクをもらえるコンテンツを作る
ただしブログ初心者が上記内容をすべて網羅したブログを作るのは非常に難しいです。次の記事と動画を参考に、Googleと読者の両方に好かれる記事の書き方を身に付けましょう。
» SEOに強いWebライティング講座
品質に関するガイドライン
Googleが公開している「Google品質に関するガイドライン」はSEO的に重要な内容が詰まっています。ガイドラインで重要なことは次の4つです。
- ユーザーの利便性が最優先
- ユーザーをだますようなことはしない
- 検索エンジンでの掲載位置を上げるために不正行為はしない
- 独自性、価値、魅力があるサイトにする
ガイドラインを読めば、Googleが高く評価するサイトやNGなサイトの特徴がみえてきます。自分のブログが上記の条件を満たしているかどうかよく考えてみましょう。
ただしGoogleの掲げる10の真実と同じように、ブログ初心者が上記項目を満たした記事を書くのはハードルが高いです。まずは読者が読みやすい記事を書くことを目指しましょう。
» ブログで読みやすい記事の書き方
アドセンス審査に合格するためのコツ7選
アドセンス審査に合格するためのポイントは下記7つです。ブログ初心者でも意識できることがあるので、1つずつ丁寧に実践していきましょう。
- 独自ドメインで申請する
- ブログをSSL化する
- 高品質な記事を書く
- ある程度の記事数を公開する
- アフィリエイトリンクを外す
- 禁止コンテンツを作らない
- プライバシーポリシーを入れる
独自ドメインで申請する
アドセンス審査に合格するため独自ドメインで申請しましょう。独自ドメインとは「https://example.com/」のように自分で取得したドメインを指します。
はてなブログなどの無料ブログが提供している「https://eample.hatenablog.com/」は独自ドメインではありません。「example」は自由に決められるものの、「hatenablog.com」は誰でも使えるからです。
以前は無料ブログでもアドセンス審査に通っていましたが、現在は合格が難しいです。長期的にブログ運営することも考慮し、独自ドメインを取得してアドセンス審査に申請しましょう。
ブログをSSL化する
ブログをSSL化して、サイトの安全性を担保しましょう。SSL化とはブログのURLが「https」で始まるものを指します。
SSL化されていないブログは、URLが「http」から始まっています。「保護されていない通信」などと表示されるため、読者に安全なサイトではないと不信感を与えるので注意してください。
SSL化はレンタルサーバーの管理画面から簡単に設定できます。やり方がわからない人は下記の動画を参考に、必ずSSL化設定しましょう。
高品質な記事を書く
ブログ記事の質にこだわりましょう。内容の薄い記事や他の記事を真似した記事はNGです。
読者にとって有益な記事を書くことはブログ初心者には難しいもの。高品質な記事を書くことはベテランでも簡単ではありません。
しかし読者に役立つ記事を書くため、ブログ初心者も意識できるポイントがあります。下記3つを重視してブログ記事を書いてみてください。
- 網羅的な情報を提供
- 独自性の高い情報
- 記事の見た目を整理
網羅的な情報を提供
記事の網羅性を高めると読者満足度が高い記事に仕上がります。読者は1記事内で自分の知りたい情報を全て手に入れられると満足するからです。
網羅的な情報を提供するため、読者が何を知りたいのかをしっかり考えて記事を書きましょう。
網羅的な記事を書くことができれば1記事3000文字を超えることが多いです。丁寧に書くことで必然的に文字数は増えます。
文字数は手間や記事内容によって大きく変わりますが、2000文字以下の記事は要注意。読者の知りたいことが全て書かれていない可能性があります。
網羅性の高い記事を書くには読者の検索意図を捉えることがポイントです。検索意図の考え方は次の記事と動画で解説しています。
» 検索意図の調べ方
独自性の高い情報
独自性の高い情報とはほかのサイトと異なるコンテンツのことです。独自性が高い情報を盛り込んだ記事を書ければGoogleの評価が高くなり、アドセンス審査にも通りやすくなります。
ほかのサイトと差別化できる独自性の高い情報とは、具体的に次のようなものが考えられます。
- 商品レビュー
- 体験談
- オリジナル画像
独自性が高く価値のある情報を書くことでGoogleと読者の両方から喜ばれます。ほかのサイトにはない情報を書いて、自分が情報源になるような記事を目指しましょう。
記事の見た目を整理
記事に画像を入れたり文字に装飾したりすることで記事の見た目が良くなります。内容だけで記事の良し悪しが決まるわけではなく、記事全体の見た目も読みやすさに大きく影響するのです。
画面が文字ばかりで埋め尽くされている記事はNG。読者は読みづらさを感じ、すぐに離脱します。
読みやすい記事を書くためには、箇条書き、表、背景色などを積極的に使いましょう。読みやすい記事の書き方は次の記事と動画で解説しています。
» ブログで読みやすい記事の書き方とコツ
ある程度の記事数を公開する
ブログにある程度記事数がある状態でアドセンス審査に申請しましょう。記事数が少ないとGoogleは「制作途中のブログ」と判断するため、アドセンス審査に通りにくくなります。
ブログのテーマや規模により必要な記事数は異なります。具体的な必要記事数は示されていませんが、10記事程度ではアドセンス審査に通りづらいことが事実です。
記事数を増やすだけでなく記事の品質にもこだわりましょう。記事の品質で重要なのは次の3つです。
- 網羅的な情報を提供
- 独自性の高い情報
- 記事の見た目を整理
品質の低い記事があれば完成度の高い記事になるようにリライトしてください。
具体的なリライトの方法は、下記の記事と動画で詳しく説明しています。
» 検索順位に応じたリライト方法
アフィリエイトリンクを外す
アドセンスの審査中にはアフィリエイトリンクを外しましょう。収益目的のため読者に価値のないコンテンツを提供するアフィリエイトサイトをGoogleは嫌っています。
アドセンス審査を受けるときはアフィリエイトリンクを外し、審査に通った後設置しましょう。アフィリエイトリンクをすべて外しても審査に落ちるなら、Amazonや楽天のリンクも全て外してください。
Googleはユーザーファーストを徹底しています。読者にとって役に立つコンテンツかどうかを重要ししているため、下記のようなアフィリエイトサイトはNGです。
- 内容が薄い
- 付加価値がない
- コンテンツに独自性がない
- 企業サイトから転載した情報ばかり
- アフィリエイトリンクが大量に貼られている
アドセンス審査に通った後も、上記に当てはまるアフィリエイトサイトは作らないようにしましょう。クリック率が高いリンクの貼り方は、次の記事と動画で解説しています。
» クリック率が高いリンクの貼り方
禁止コンテンツを作らない
ブログのコンテンツがGoogleの禁止コンテンツに該当していると、アドセンス審査に通りません。禁止コンテンツとは具体的に次のようなものが該当します。
- アダルトコンテンツ
- 差別的で誹謗中傷するようなコンテンツ
- 著作権に抵触するコンテンツや画像
- 薬物、アルコール、タバコに関連したコンテンツ
- 法律に違反するような内容を扱っているコンテンツ
直接禁止コンテンツを扱っていなくても、上記に関連する文章やキーワードがある場合は全て削除してください。禁止コンテンツのキーワードが1つでも入っていると、アドセンス審査に受からないケースがあります。
アドセンスの審査にかかる日数はバラバラです。申請後の翌日に受かることもあれば、2~3週間かかることもあります。
プライバシーポリシーを入れる
プライバシーポリシーは必ず設置しましょう。個人ブログでもお問い合わせフォームやアクセス解析などを通して、お客様の個人情報に接するからです。ブログ運営で得た個人情報をどのように利用しているのか明記してください。
プライバシーポリシーと一緒に免責事項も書いてください。免責事項とはブログで紹介した商品を購入し不備があっても、ブログ運営者は責任を負わないという覚書です。
例えば「ブログを通して化粧品を買ったが肌が荒れてしまったので責任を取って欲しい」という場合。免責事項を書いておけば責任を回避することができます。しかし、責任が回避されるからといって嘘の情報を書いてはいけません。
プライバシーポリシーや免責事項の書き方は「プライバシーポリシー 書き方」「免責事項 書き方」で検索してみてください。
アドセンス審査に受からないときの対処法
アドセンス審査に落ちたときは下記5つの対処法を試してみてください。いずれも簡単にできることなので、1つずつチェックしていきましょう。
- 運営者情報を公開する
- お問い合わせフォームを設置する
- Google Search Consoleに登録する
- Google Analyticsに登録する
- 期間を空けて再申請する
運営者情報を公開する
運営者情報を公開したほうがアドセンス審査に通りやすくなります。アドセンス審査は広告掲載に適したブログかどうかを確認するために行われるもの。運営者情報が公開されていないブログは信用されないことがあるので注意が必要です。
運営者情報は本名でなくニックネームやハンドルネームでもOK。何が得意でどのような情報を発信しているのか簡単に自己紹介しましょう。自分の仕事に関する情報を発信しているブログなら、職歴をプロフィールに書くと専門性が上がるのでおすすめです。
僕は会社を経営しているので、本名・オフィスの住所・電話番号などの情報を全て公開しています。個人ブログの場合は難しいかもしれませんが、運営者情報を公開すると読者とGoogleに信用してもらえることを覚えておいてください。
お問い合わせフォームを設置する
お問い合わせフォームを設置するとGoogleは信頼できるサイトと判断してくれます。記事の内容に関して質問があるとき、ブログ運営者に連絡が取れるのでユーザーにとっても便利です。
お問い合わせフォームを設置すると苦情がたくさんくるのでは?と心配する方もいますが、実際は読者からの質問のほうが多いです。読者の質問へ丁寧に回答えればファンになってもらえるだけでなく、読者の視点からヒントを得て足りないコンテンツを書き足すこともできます。
お問い合わせフォームはGoogleフォームを使って無料で作成できます。「連絡先」のテンプレートを活用しましょう。お問い合わせフォームの設置方法は次の動画でも解説しています。
Google Search Consoleに登録する
Google Search Console(サーチコンソール)とはサイトの検索キーワードや掲載順位を解析できる無料ツールです。読者が検索したキーワードや訪れたサイト、サイトの表示回数などさまざまな情報がわかります。
Googleはサイト運営者に対してサーチコンソールの使用を奨励しています。Googleが奨励している理由は下記の3つです。
- Googleの視点から問題を発見できる
- リンクとアクセスのトラフィックを確認できる
- サイト情報を検索エンジンと共有できる
サーチコンソールはブログを運営上欠かせないツールです。ブログを開設したばかりでまだサーチコンソールを設置していない人はすぐに設置しましょう。
サーチコンソールの使い方は次の動画でも解説しています。
Google Analyticsに登録する
Google Analytics(アナリティクス)とはサイト内のアクセスを解析してくれる無料ツールです。アナリティクスを利用するとサイト訪問者数やアクセス先、閲覧ページ、使われたデバイスなどさまざまな情報がわかります。
ブログを作ったばかりだとアクセスがほとんどないので、アナリティクスは必要ありません。しかしブログを運営し半年過ぎたころからサイトへのアクセス数が増え、アナリティクスが活躍し始めます。後から使うことになるので今のうちに登録しておきましょう。
サーチコンソールは「ブログに訪れるまでのアクセス分析」、アナリティクスは「ブログに訪れてからの行動分析」と覚えておきましょう。どちらのツールもブログ運営には欠かせないツールです。
Google Analyticsの使い方は次の記事と動画でも解説しています。
» Google Analyticsの使い方
期間を空けて再申請する
開設直後のブログはアドセンス審査に通りづらいです。ブログ運営を始めてから3~6ヶ月後に再申請してみましょう。
僕も開設したばかりのブログでアドセンス審査に落ちた経験があります。高品質な記事が20記事以上入っていたにもかかわらず審査に落ちたということは、ブログを開設して期間が浅いからだと考えられます。
ブログを開設したばかりでアドセンスの審査に通ったとしてもアクセスが集まらず、月に数十円程度しか稼げません。初心者はアドセンス審査よりも読者に喜ばれるブログ作りに注力しましょう。
アドセンスの収益はいくら?
アドセンスの収入は広告の種類によって異なります。
基本的な収益の計算方法は次の通りです。
「クリック率×平均クリック単価=アドセンス収益」
アドセンス収益の計算例
- クリック率1%
- 平均クリック単価20円
- 1日10,000PVのブログ
100回(クリック数)×20円(単価)=2,000円/日
2,000円×30日=1ヶ月60,000円の収益
上記はサンプルなので、クリック率やクリック単価によって収益は変わります。
アドセンス審査に通るため読者に有益なブログを作ろう
アドセンス審査とは広告を掲載するために適切なブログをGoogleが選ぶ工程のことです。審査に合格するには下記7つのポイントを押さえる必要があります。。
- 独自ドメインで申請する
- ブログをSSL化する
- 高品質な記事を書く
- ある程度の記事数を公開する
- アフィリエイトリンクを外す
- 禁止コンテンツを作らない
- プライバシーポリシーを入れる
Googleの企業理念は「ユーザーファースト」なので、読者に役立つサイトを作ることが最優先です。上記ポイントを意識してもアドセンス審査に合格できなかったときは、下記5つの対処法を実践してください。
- 運営者情報を公開する
- お問い合わせフォームを設置する
- Google Search Consoleに登録する
- Google Analyticsに登録する
- 期間を空けて再申請する
アドセンスはクリック型の課金広告なので、アフィリエイトよりも簡単で初心者向けと言えます。しかし自分がお金を稼ぐ前に、読者の悩みを解決できるブログを作るほうが大切です。
ブログで稼ぎたい人は、アドセンスだけでなくアフィリエイトにも挑戦しましょう。ブログ初心者でも実践できるアフィリエイトの始め方は、次の記事と動画を参考にしてください。
» アフィリエイトの始め方