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- 特化ブログや雑記ブログで全然稼げない
- 超特化ブログって何?
- 超特化ブログってどうやって作ればいいの?
2020年以降はSEOが厳しくなり、初心者が雑記ブログや特化ブログで稼ぐのが難しくなっています。
ブログ初心者が稼げるようになるには稼ぐためのメリットが凝縮された超特化ブログがおすすめ。超特化ブログは初心者がブログで稼ぐための最短ルートです。
この記事では、超特化ブログの作り方を7つの手順に分けて解説します。手順通りにブログを作れば、初心者でも稼げる超特化ブログを作れるようになります。
超特化ブログは特化ブログよりもテーマを絞ったブログです。ニッチなジャンルに絞っているので専門性が高まり、読者満足度が高い記事を書ける特徴があります。
超特化ブログとは
超特化ブログは、特化ブログのテーマをさらに絞った50記事以下の小規模なブログのことを指します。初心者でも専門性の高いブログを作れるようになるのが大きな特徴です。
専門性が高まると読者満足度の高い記事が書けるようになります。結果的にSEOで高評価になるので、上位表示できる確率が高くなるのです。
ブログ運営では起点となるまとめ記事を書き、詳細記事同士を内部リンクでつないで記事群を作ることが重要です。孤立した記事が存在することによるSEOでのマイナス評価を避けられます。
ブログを作るうえで重要なまとめ記事と記事群の考え方については、次の動画を参考にしてください。
ただし超特化ブログの場合は、超特化記事群にしないということがポイント。ブログ単位で超特化にすることが、高い読者満足度を得るために重要です。
詳細は次の動画を参考にしてください。
特化ブログと超特化ブログの違い
特化ブログと超特化ブログは次のような違いがあります。
特化ブログ | 超特化ブログ | |
---|---|---|
テーマ | 特定ジャンル | 特定ジャンル内のニッチなテーマ |
上位表示 | 難しい | 比較的簡単 |
記事数 | 数百記事 | 50記事以内 |
特化ブログは、ある特定のジャンルについて幅広く書いているブログです。収益性が高いアフィリエイトのジャンルで特化ブログを作っている人が多くいます。
- 英語
- 子育て
- 副業
- 不動産
- ダイエット
- 転職
特化ブログで100記事書いても上位表示することは難しくなっています。信頼性が高く資金や人材が豊富な大手企業が参入しているからです。
ダイエットには糖質制限ダイエットやロングブレスダイエットなど様々な種類があります。「ダイエット」という大きなテーマを選んでしまうと、100記事程度では読者の悩みを解決することはできません。
読者が知りたいことが分からないので、読者満足度が高い記事を書けなくなります。結果としてSEOで上位表示できず、お金を稼ぐこともできなくなるのです。
一方で超特化ブログは、特化ブログのテーマを絞って記事を書くのが特徴です。例えばダイエットなら「糖質制限ダイエット」についてのみ扱うことで、読者の悩みを深掘りできます。
少ない記事数で読者満足度が高いブログに仕上がります。高品質な記事を書けばSEOでも高評価につながり稼げる確率が高くなるのです。
記事数よりも記事の質を高めることの方が重要です。読者とGoogle両方から好まれる記事を書いて、ブログで稼げるようになりましょう。
Googleと読者に好かれる文章と記事の書き方は次の動画を参考にしてください。
超特化ブログが初心者におすすめな理由【5つ】
超特化ブログを初心者におすすめする理由は次の5つです。ポイントを押さえて稼げるブログを作りましょう。
- テーマを絞ることで専門性が高まる
- サイト設計しやすい
- 高品質な記事が書ける
- 短期間で作れる
- 目標金額は5万円以下
超特化ブログのポイントは以下の動画で解説しました。
テーマを絞ることで専門性が高まる
超特化ブログは、ニッチなテーマに絞ることで専門性の高いブログに仕上がります。専門性の高いブログは少ない記事数でも特定の読者を満足させることができ、SEOで高評価につながるのです。
例えばサッカーに関するブログなら「ドリブル専門のブログ」という絞り方が可能です。「サッカーブログ」と広いテーマを扱うのではなく、ドリブルだけに絞ることで専門性が高まります。
テーマを絞りブログの専門性を高め、読者満足度の高い記事を書きましょう。
超特化ブログのテーマの絞り方は次の動画を参考にしてください。
サイト設計しやすい
超特化ブログはブログ初心者でもサイト設計が簡単です。
特化ブログは記事数が多いためサイトの全体像を把握するのが難しく、初心者はきれいにサイト設計できません。一方で超特化ブログはニッチなテーマに絞っているため、必要な記事が少ないことが特徴です。
記事数が少ないため、ブログ全体を把握しやすくなります。
超特化ブログのサイト設計方法は次の動画を参考にしてください。
高品質な記事を書ける
初心者でもブログを高品質な記事で満たせるようになります。記事の質が高ければ読者満足度が上がり、稼げる確率が高くなるのです。
ブログで稼ぎたければ高品質な記事が必要不可欠ですが、初心者には時間がかかってしまいます。特化ブログのようにテーマが大きすぎると、いつまでたってもブログが仕上がりません。
しかし記事数が少ない超特化ブログなら、記事作成にじっくり時間をかけつつ短期間でブログを作れます。記事数が少ないと初心者でも記事のメンテナンスをしやすく、記事の品質を維持しやすいのです。
高品質な記事を速く書く方法が知りたい人は次の動画を参考にしてください。
短期間で作れる
超特化ブログは、テーマ選びを間違えても短期間でリスタートしやすいメリットがあります。
雑記ブログや特化ブログは何年もかけて運営するのが一般的で、失敗しても立ち直るのに時間がかかります。
一方で超特化ブログは3ヶ月〜半年の短期間で完成するのが特徴です。ジャンル選びなど失敗した場合でも、気持ちの入れ替えがスムーズにできます。
早くブログで稼げるようになりたければ、短期間で再チャレンジできる超特化ブログがおすすめです。
ブログ初心者が小さなブログを作るべき理由は次の動画でも解説しています。
5万円以下なら稼ぎやすい
ブログ初心者は、超特化ブログで月5万円の収入を得ることを目標にしましょう。初心者がブログで収益化するのは難しいのですが、月5万円なら不可能ではありません。
大きな収益を目標にした場合には必要な記事数も多くなり、稼げるようになるまでのハードルが上がります。初心者にはこのハードルを超えるのが難しく、ブログで稼げないまま投げ出してしまうことも少なくないのです。
半年で5万円稼ぐための作業スケジュールは次の動画も参考にしてください。
超特化ブログを作る7つの手順
超特化ブログを作る7つの手順を解説します。
- ジャンルを選ぶ
- ジャンルをよりニッチなテーマに絞り込む
- サイト設計でブログ全体の構造を明確にする
- ブログ記事を書く
- 検索順位を毎日チェックする
- 記事修正を繰り返して上位表示を狙う
- 被リンクを戦略的に獲得していく
超特化ブログは特別なブログではありません。4つ目の「ブログ記事を書く」以降は、通常の雑記ブログや特化ブログでやるべきこととほとんど同じです。
ジャンルを選ぶ
超特化ブログのジャンルは激戦ジャンルから選びましょう。激戦ジャンルは収益性が非常に高く、ニッチなテーマでも稼ぎやすいからです。
激戦ジャンルとは次のようなものがあります。
- クレジットカード
- 英語
- 不動産
- 結婚
- 引越し
収益性が低いジャンルを選ぶと、超特化ブログでは稼げません。特定の読者に向けたニッチなテーマだからこそ、収益性が大きい激戦ジャンルを選ぶことが重要です。
ブログで稼げないキーワードとジャンルの見極め方は次の動画を参考にしてください。
案件選びと報酬単価
アフィリエイトの報酬単価は、3,000円以上の案件がおすすめです。
例えば報酬単価300円の案件と3,000円の案件では、同じ労力をかけても収益には10倍の差が生まれます。
- 報酬単価300円×10件=3,000円
- 報酬単価3,000円×10件=30,000円
ブログで稼ぎたいなら単価の高い案件を選びましょう。
アフィリエイトで稼げる案件の選び方については以下の動画で解説しています。
ジャンルをよりニッチなテーマに絞り込む
ブログのジャンルを決めたら、さらにテーマを絞り込んでいきます。
テーマを絞らないと一般的な特化ブログと変わりありません。ニッチなテーマに絞り込むことで、特定の読者が満足してくれるブログを作りましょう。
テーマを絞る時のポイントは以下の5つです。
- 記事数は50記事以下にする
- 特定の読者に刺さるコンテンツを考える
- 競合の強さをチェックする
- 紹介するアフィリエイト案件があるかチェックする
- 絞ったテーマに需要があるか考える
初心者でも稼げるテーマの絞り方についてはこちらの動画で紹介しました。
記事数は50記事以下にする
超特化ブログでは、必要な記事数を50記事以下に減らすことが重要です。必要なコンテンツを書き出し、絞ったテーマに対し何記事書かなければいけないのかを考えてください。
例えば英語の超特化ブログの場合、スピーキング特化ブログに絞ってみます。しかし必要な記事数が50記事を超えそうなので、「シャドーイング専門ブログ」というニッチなテーマに絞ります。
特定の読者に刺さるコンテンツを考える
ブログのテーマを絞ったら、特定の読者に刺さるコンテンツを書けるか考えてみましょう。たとえニッチなテーマに絞ったとしても、読者が求めている記事を書けなければ読んでもらえません。
超特化ブログでは、特定の読者に刺さるコンテンツを書くことで高い読者満足度を獲得していくことがポイントです。
競合の強さをチェックする
競合の強さは必ずチェックしましょう。上位コンテンツを調べずに記事を書いても、SEOで高評価を得ることは難しくなります。
超特化ブログでは収益性の高い激戦ジャンルがおすすめですが、激戦ジャンルには競合が多く見られます。
しかし競合が強いからといって諦める必要はありません。超特化ブログでは専門性と読者満足度が高くなるため、強い競合にも勝つことが期待できます。
上位表示できるかどうかはブログを作ってみないとわかりません。超特化ブログは失敗しても短期間で作り直せるので、競合が強い激戦ジャンルを選びましょう。
紹介するアフィリエイト案件があるかチェックする
アフィリエイトできる案件があるかどうかは、事前に確認しましょう。紹介する案件が無い場合は超特化ブログでも稼ぐのが難しいため、テーマ選びからやり直す必要があります。
稼げるかどうかはジャンルやテーマによって変わるので、あなたがチャレンジしやすい案件を探してみてください。
絞ったテーマに需要があるか考える
絞ったテーマに需要があるかどうかも必ず確認してください。情報を求めている読者がいなければ、超特化ブログでも稼ぐことはできません。
需要の有無は月間検索回数を参考に判断しましょう。月間検索回数の確認には、「Ubersuggest」や「キーワードプランナー」などのツールを使ってください。テーマに沿ったキーワードを設定し、月にどれくらい検索されているかを調べます。
表示される月間検索回数は、使用するツールごとに異なります。例えばキーワードプランナーで調べる場合は、月間検索回数が100〜1000回以上ある場合に需要があると判断しましょう。
絞ったテーマに需要があるかどうかは、経験を積むとツールを使わなくても分かるようになってきます。
ブログ初心者にもおすすめのアフィリエイトで稼げるジャンルは次の動画を参考にしてください。
サイト設計でブログ全体の構造を明確にする
ジャンルをよりニッチなテーマに絞り込んだら、サイト設計を行います。超特化ブログは50記事以下の少ない記事数で完結するため、初心者でもサイト設計しやすいのが強みです。
サイト設計する目的は次の2つです。
- ブログ規模を明確にする
- 内部リンクを明確にする
初心者でも稼げるサイト設計方法については以下の動画で解説しています。
ブログ規模を明確にする
必要な記事数を把握することで、ブログ規模が明確になります。絞り込んだテーマに合わせて、次の必要な記事を書き出してください。
- 主要なまとめ記事
- 詳細記事
特に主要なまとめ記事は必ず書き出してください。詳細記事は、まとめ記事1つにつき10記事が目安。この段階で必要な記事数が50記事を超える場合には、さらにテーマを絞ります。
» SEOに強いまとめ記事の書き方
内部リンクを明確にする
サイト設計の段階で内部リンクも考えます。
SEO対策において内部リンクは重要なポイントの一つ。読者にクリックされる生きたリンクが必要です。
まとめ記事では、1つのトピックについて広く浅く網羅的にまとめてください。詳しく知りたい読者のために、内部リンク先の詳細記事を読んでもらうように設計しましょう。
ブログ記事を書く
ブログで稼ぐために必要な記事の書き方を11の手順でまとめました。適当に記事を書いても読者満足度の高い記事は書けないので、基本的な書き方はしっかり理解しておきましょう。
- 読者はどんな気持ちで記事を読んでいるのか
- どうすれば読者の悩みが解決するのか
- 読み飛ばし読者にはどう対応したらいいか
各工程で上記ポイントを押さえることが、読者の役に立つ記事を書くコツです。
Googleと読者に好かれるブログ記事の書き方については以下の動画で解説しました。
1)流入経路
記事を書く前に、流入経路を明確にします。流入経路は主に「SNS」と「SEO」の2つです。SNSからの流入を狙っているなら、キーワード選定は必要ありません。
SEOで上位表示し稼げる記事を作りたいなら、キーワード選定が重要です。設定したキーワードに沿った記事作成をする必要があります。
ここではSEOからの流入を想定した場合の記事の書き方を紹介していきます。
2)キーワード選定
上位表示したうえで読者に読んでもらう記事を書くにはキーワード選定が重要です。
読者はキーワード検索をして、検索結果画面からあなたのブログに辿りつきます。読者が検索するキーワードを選ばなければ、どんなに良い記事を書いても読者にブログを見つけてもらえません。
キーワードの選び方次第で、ブログへのアクセス数や稼げるかどうかが決まります。
サジェストキーワードからのキーワード選定は次の手順でおこないます。
- サジェストキーワードからキーワードを選択
- 月間検索回数を検索
- キーワードを絞り込む
- 競合チェック
サジェストキーワードは実際に読者が検索しているキーワードで、ユーザーの検索頻度などに応じて表示されるといわれています。キーワードプランナーで選んだキーワードの月間検索回数を検索し、100〜1,000回以上のキーワードを選びましょう。
ブログ初心者でも失敗しないキーワード選定については以下の動画で紹介しました。
3)検索結果を確認
キーワード選定をしたら、上位記事の方向性と内容を確認します。
上位記事はGoogleに評価されている記事で、読者満足度の高い記事ともいえます。主に次の3点を確認しましょう。
- 想定読者
- 記事構成
- 記事の内容
上位記事から読者がどのような情報を求めているのかを読み取り、記事作成の参考にしてください。
4)ペルソナ設定
検索意図をわかりやすくするために、ペルソナは3〜5人設定しましょう。
ペルソナとはターゲットを細かくしたものです。次の8つを考えながら、実在する人物のようにイメージできるまで絞り込むことが重要です。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 趣味
- 家族構成
- 悩み
- 夢
- 日常生活
同じキーワードでも検索する人によって検索意図が異なり、SEOでは多くの検索意図を満たす記事が評価されます。
SEO対策に必須なペルソナ設定については以下の動画で解説しました。
5)検索意図
キーワードとペルソナから、検索意図と潜在ニーズを考えます。
- 検索意図:読者の検索した目的やそのものの悩み
- 潜在ニーズ:検索した時点では読者も意図していなかったもの。読者にとっての本当のゴール
記事では読者の検索意図と潜在ニーズの両方を満たすことが重要です。
まずは設定したペルソナの検索意図を考えます。
- なぜそのキーワードで検索したか
- なぜその複合キーワードを選んだのか
設定したペルソナをリアルにイメージしながら、不安や悩みを読み取ってください。検索意図を理解することが読者満足度の高い記事を書くポイントです。
» SEOで上位表示するための検索意図
検索意図を把握したら、読者の潜在ニーズ=本当のゴールを探ります。
潜在ニーズは、検索結果やサジェストキーワードからは見つけられません。ペルソナの背景をリアルにイメージし、読者の求めている本当のゴールを探し出してください。
» 再検索対策になる潜在ニーズ
6)目的
読者に何をしてほしいかを考え、記事の目的がブレないように注意しましょう。
- 商品を買ってほしい
- 正しい情報を知ってほしい
- 記事をシェアしてほしい
記事の目的が明確でないと、読者は何をしたらいいのか迷ってしまいます。目的が分からない人は、記事を読み終わった読者にどのような感想を言って欲しいか考えてみてください。
7)記事タイトル
タイトルは読者がクリックするかどうかを決める大事な部分です。キーワードを入れながら、読んだ読者に要点がわかるように考えてください。
検索エンジンのことばかり考えて、キーワードを詰め込んだだけのタイトルにならないよう注意しましょう。タイトルが魅力的ではないと、読者はクリックしてくれません。
タイトルを読んでクリックするかどうか判断するのは読者です。タイトルを決める時の以下の4つのポイントを抑えながら、読者にとって魅力的なタイトルを考えてください。
- 目安は32〜40文字
- 狙うキーワードを含める
- 数字や実績を含める
- 情報密度を高める
目安は32〜40文字
タイトルは32〜40文字程度でつけましょう。32〜40文字は検索結果に表示される文字数で、実際に表示される文字数はキーワードやタイミングによって変わる場合があります。
確実に表示される32文字以内で読者に魅力やメリットを伝えることが重要です。
狙うキーワードを含める
タイトルには狙うキーワードを含めます。キーワードは複合キーワードも合わせ、3〜5つを入れてください。
キーワードがタイトルに入りきらない場合は、記事の中の見出しで使いましょう。
数字や実績を含める
タイトルには具体的な数字と実績を含めることで、読者は次のように考えます。
- 自分の求めている答えが書いてありそう
- 読むメリットがありそう
読者は自分にとって有益だと判断すればクリックしてくれます。「3つのポイント」や「月7桁達成」など、数字や実績を上手に使うことを意識しましょう。
情報密度を高める
タイトルでは1文字でも無駄な文字を削って情報密度を高めることが重要です。32〜40文字の少ない文字数で、読者に多くのことを伝えてください。
- 内容
- メリット
- 価値
キーワードを詰め込んだだけのタイトルでは、読者はクリックしてくれません。
SEOに強い記事タイトルの付け方については、以下の動画で解説しました。
8)記事構成
検索意図から記事構成を考えます。読者ファーストで構成を作ることが重要です。
- どの順番で
- どのような言葉で
- どう伝えればいいのか
記事の冒頭でいきなり商品をPRしても、読者は商品を購入してくれません。ペルソナに合わせた伝え方を考えながら記事構成を作りましょう。
- 読者は何を知りたがっているのか
- どのような疑問を持っているのか
読者の気持ちを常に考え、すべての疑問に答えられるような記事構成にしてください。
検索意図から記事構成を考える8つの手順については、以下の動画で解説しました。
9)ライティング
記事構成ができたらライティングです。ライティングはリード文と本文に分けて考えましょう。
リード文の書き方
読まれるリード文のポイントは次の3つです。
- リード文は500文字以内
- 記事の要点が理解できる
- 結論を書く
リード文で記事全体の内容を把握できていると、本文を読んだ時に内容を理解しやすく読者満足度も上がります。
リード文は次の構成で書きます。
- 読者の共感を得る文章
- 問題提起
- 実績やブランディング
- 記事に何が書かれているか
- 読者が記事を読むメリット
- 最終的な結論
リード文は最初に読まれる最も重要な部分です。リード文で読者の気持ちを掴めなければ、読者はその時点で読むのをやめてしまいます。
構成に従ってリード文を書き、読者が最後まで記事を読みたくなるように仕上げてください。
SEOに強いリード文の書き方については以下の動画で解説しました。
ライティングのルール
ライティングでは基本的なルールを知ることが重要です。
- 誤字脱字をしない
- 見出しを使う
- 語尾に変化をつける
- 箇条書きを使う
- 二重表現をしない
ルールを無視した記事は読者にストレスを与え、離脱の原因になってしまいます。ライティングで注意すべきポイントを抑え、読者が読みやすく理解しやすい文章を心がけてください。
ブログ記事の書き方・SEOで差をつけるズルいライティングテクニックについては以下の動画で解説しました。
10)推敲
ライティングが終わったら記事を推敲します。推敲時には次の2つを意識してください。
- 3つのNOTをクリアできているか
- 先読みライティングができているか
3つのNOT
記事を書く際には3つのNOTをクリアできているかが重要です。
読者は文章を「読まない」「信じない」「行動しない」
どんなに役に立つ記事を書いていても、記事が読まれなければ意味がありません。次のことを駆使して、3つのNOTをクリアしてください。
- 読まない壁をクリアする方法:結論→理由の順番で書き、文字以外の要素を含める
- 信じない壁をクリアする方法:圧倒的な根拠になるエビデンスを示す
- 行動しない壁をクリアする方法:今すぐ行動しなければいけない理由を伝える
Webライティングを劇的に変える3つのNOTについては以下の動画で解説しました。
先読みライティング
推敲時には先読みライティングができているかも考えます。先読みライティングは、読者の不安や疑問を先読みしてフォローすることです。
- どのような気持ちで記事を読んでいるのか
- どのような疑問を持っているのか
- どのような不安があるのか
読者は記事を読み進めるごとに不安や疑問が湧いてくるものです。常に読者の気持ちを考えながら推敲を重ねることで、記事の完成度を高められます。
読者の悩みを解決する先読みライティングについては以下の動画で解説しました。
11)装飾
最後に装飾して読みやすい記事に仕上げます。中身が濃い記事が書けても、パッと見た印象で読みにくさを感じると読者は記事を読んでくれません。
以下のような装飾をバランスよく使い、読者の目線を止めるポイントを意識的に作ること重要です。
- 箇条書き
- 表
- 吹き出し
- 画像
- 装飾
- 枠
- 背景
今はスマホで記事を読む読者が多く見られます。スマホで記事を読んだ時に、読みやすい記事になっているかどうか必ず確認しましょう。
読みやすい記事の書き方と装飾方法については以下の動画で解説しました。
検索順位を毎日チェックする
記事の検索順位は毎日チェックしてください。日々の順位変動を見て記事を修正するかどうか判断するためです。
検索順位の確認には、検索順位チェックツールを使うのがおすすめ。キーワードを登録することで自動的に検索順位を追跡してくれます。
検索順位チェックツールは、WindowsならGRC、MacならRankTrackerがおすすめです。
登録するキーワードは、メインキーワードだけでなく複合キーワードを含め多めに登録しておきましょう。解析できるデータが増えるので、記事をメンテナンスしやすくなります。
記事修正を繰り返して上位表示を狙う
検索順位に応じて記事修正を繰り返し、記事の質を高めていきます。
SEO対策で一番重要なのは記事修正です。高品質な記事にブラッシュアップしていかなければ、いつまで経っても上位表示されません。
超特化ブログは記事数が少なく、初心者でも記事のメンテナンスをしやすいのが強みです。
» SEO対策の基本と上位表示する方法
記事のメンテナンス方法
記事のメンテナンスは次の3つをクリアした記事で行います。
- ブログ開設から3ヶ月〜半年経っている
- ブログ内の記事数は30〜50記事
- 記事の公開から2〜3ヶ月経っている
頻度は2〜3ヶ月に一度が目安になりますが、検索順位に応じて臨機応変に行ってください。
- 検索順位が全くつかない場合:記事の書き方を根本的に見直す
- 検索順位が51〜100位の場合:記事内容を改善
- 検索順位が21〜50位の場合:記事内容とSXOを改善
- 検索順位が20位以内の場合:SXOを改善
「記事内容」を改善する際は、次の3つをチェックします。
- 検索意図がマッチしているか
- 共起語が適切に使われているか
- 不足コンテンツがないか
「SXO(検索体験最適化)」は、読者が検索を始めてから終わるまでの一連の流れのことです。読者満足度を重点的に改善することを意識しましょう。
» SXO対策の方法とSEO対策との違い
実際には検索順位で厳密に分けるのではなく、検索順位やキーワードから臨機応変にメンテナンスしていくことが重要です。定期的に上位サイトをチェックし、自分のサイトに足りない部分がないかも確認していきましょう。
検索順位に応じたブログ記事のリライト方法は以下の動画で解説しています。
被リンクを戦略的に獲得していく
超特化ブログの運営でも、被リンクを戦略的に獲得していくことが重要です。被リンク獲得はSEO対策を左右する重要なポイントで、高品質な記事でも被リンクがないと上位表示できません。
常に被リンク獲得を意識し、以下の方法を積極的に試してみましょう。
- 運営ブログからリンク
- 相互リンク
- 寄稿する
- 言及元に連絡してリンクしてもらう
- キュレーションサービスでまとめ記事を書く
- 一次情報を書いて引用を狙う
- 法人営業
- 下層ディレクトリでツールやサービスを運営
- SNS
専門性の高い超特化ブログは、他のブログからリンクされやすくSNSで取り上げられることも多くなります。しかし、それでも被リンクは自然に集まるものではありません。
SEO対策で良質な被リンクを獲得する方法については以下の動画で解説しました。
超特化ブログは初心者におすすめ!
2020年以降は、初心者が特化ブログや雑記ブログで稼ぐのは難しくなっています。初心者がブログで稼ぎたいなら超特化ブログ一択です。
超特化ブログはテーマを絞ることで専門性が高まり、高い読者満足度を得られます。その結果SEOでの上位表示を狙うことができ、初心者でもブログで稼げるようになります。
超特化ブログをつくる際の手順は次の7つです。
- ジャンルを選ぶ(激戦ジャンルを選択)
- ニッチなテーマに絞り込む
- サイト設計(ブログ規模と内部リンクを明確に)
- 記事を書く(読みやすさ、読者満足度、潜在ニーズを満たす)
- 毎日検索順位をチェックする
- 記事の修正を繰り返して質を高める
- 戦略的に被リンクを獲得する
「ニッチなテーマに絞るかどうか」が、超特化ブログのポイントです。この記事を参考にして、特定の読者に刺さる読者満足度の高い超特化ブログを作ってください。