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- 検索意図は理解できたけどなかなか上位表示できない...
- 潜在ニーズはどうやって考えればいい?
- 読者満足度の高い記事を書くにはどうすればいいの?
読者の検索意図を意識するだけでは、完成度の高い記事は書けません。サジェストキーワードだけを参考にした記事作成も上位表示できない原因です。
当記事では、読者満足度の高い記事を書くために必要な「読者の潜在ニーズの考え方」「再検索させないための記事作成の手順」について解説します。この記事を最後まで読むことで、上位表示できる記事が書けるようになります。
潜在ニーズとは読者自身が気づいていなかったニーズのこと。僕は「本当のゴール」と呼ぶこともあります。
潜在ニーズとは「読者の最終的なゴール」
潜在ニーズとは、検索した時点では読者も気づいていなかったニーズのこと。僕は「本当のゴール」という言い方もします。
ブログだけでなくマーケティングにおいても潜在ニーズの考え方は重要です。ユーザーの悩みに深くアプローチすることで、ヒット商品を生み出すこともできます。
例えば「ブログ記事 書き方」で検索する読者は、記事の書き方を知りたいわけではありません。「記事の書き方」を知るのはあくまで手段です。
「ブログ記事の書き方」で調べる本当のゴールは上位表示することやお金を稼ぐこととなります。
潜在ニーズを満たせなければ読者は再検索します。再検索はSEOでマイナスになるので、潜在ニーズを満たした記事を書くことがSEOでは重要なのです。
顕在ニーズとの違い
顕在ニーズとはすでに読者が把握しているニーズのことです。「ブログ記事 書き方」で調べる読者の顕在ニーズは「ブログ記事の書き方を知りたい」となります。
- 潜在ニーズ:読者が気づいていないニーズ
- 顕在ニーズ:読者が把握しているニーズ
顕在ニーズを満たした記事を書くことは比較的簡単です。ただし読者満足度が高く上位表示する記事を書くには、潜在ニーズまで満たす必要があります。
SEOで潜在ニーズを意識することの重要性
SEOで潜在ニーズを意識することの重要性は次の3つ。各ポイントを理解することが上位表示できる記事を書くために重要です。
- 読者満足度を高める
- 検索意図を満たすだけでは足りない
- 読者の再検索はSEOでマイナスになる
読者満足度を高める
潜在ニーズを意識することで、読者満足度が高い記事を書けるようになります。読者満足度が低い記事は離脱の原因になるので注意しなくてはなりません。
読者満足度が高い記事は以下の2つが満たされています。
- 検索意図
- 潜在ニーズ
検索意図を満たすことは、読者から記事を読み進めてもらうために重要です。どれだけ内容の濃い記事を書いても、検索意図を満たしていなければ意味がありません。
検索意図を満たすことに加えて、読者自身が気づいていなかった潜在ニーズを満たすのがポイント。記事を読んで不安や悩みを解決できると、読者は本当のゴールに辿り着けます。
検索意図を満たし記事の網羅性を高めると、長文記事になりやすいです。長文記事は読者がストレスを感じやすいため、「まとめ記事」を書きましょう。まとめ記事の書き方は、次の記事と動画で解説しています。
» SEOに強いまとめ記事の書き方
「記事の書き方」と「SEOで上がらない原因」は、次の記事と動画も参考にしてください。
» SEOで上位表示できる記事の書き方
検索意図を満たすだけでは足りない
検索意図を満たすだけではSEOで上位表示できません。読者の潜在ニーズを満たせていないからです。
ブログ記事を書くうえで考えるべきポイントは以下の3つ。
- 読者はどのようなことを知りたくて検索したのか
- 読者がどのような気持ちで記事にたどり着いたのか
- 読者は最終的にどうなりたいのか
検索意図である「どのようなことを知りたくて検索したのか」を満たしても不十分。2つ目と3つ目を満たすには、潜在ニーズを考える必要があるのです。
読者の再検索はSEOでマイナスになる
読者が記事から離脱して再検索すると、SEOでマイナス評価になります。再検索される記事は読者満足度が低い記事と判断されるからです。
再検索する読者は知りたいことや不満が解決できなかったということ。読者が本当に満足すれば、同じようなキーワードでしばらく検索することはありません。
例えば「アフィリエイトの始め方」で検索したユーザーが次に何を考えるかを考えてみます。
- 具体的な稼ぎ方
- 記事の書き方
- SEO対策
- テーマ選び
上記のようなことも知りたいと考えるはずです。記事を書くときに読者が考えそうな悩みや疑問を放置してはいけません。
再検索されるということは「SXO対策ができていない」ことになります。SXOとは検索体験最適化のことです。
SXO対策に関しては次の記事と動画で解説しています。
» SXO対策とSEO対策の違いとやり方
潜在ニーズの見つけ方
潜在ニーズはツールなどを使ってわかるものではありません。潜在ニーズを考えるには、読者の姿をリアルに想像することが重要です。
例えば「30代の料理好き主婦」をターゲットにした場合、ほとんどの人が「30代の料理好きの主婦」に向けて記事を書きます。しかし「30代の料理好きの主婦」でも、抱えている悩みや目標が人によって異なるため、潜在ニーズを満たせません。
ブログ記事を書く時は、ターゲットを具体的に絞り込んだペルソナを設定することが重要です。3~5人のペルソナを設定して、潜在ニーズを満たした記事を書きましょう。
» ペルソナ設定がブログで重要な理由
なぜキーワードで検索したのか考える
潜在ニーズを見つけるため、読者がなぜキーワードで検索したのか考えてみましょう。読者が抱えている悩みを深掘りすると、本当のゴールが見えてくるからです。
例えば「ブログ記事 書き方」で検索する場合を考えてみます。
- なぜブログ記事の書き方を調べるの?
- ブログを書けるとどのような良いことがあるの?
- ブログを書いて達成したい目的は何?
読者の気持ちを深掘りすれば、「上位表示すること」「お金を稼ぐこと」が潜在ニーズだとわかります。
サジェストキーワードを使うと検索意図を網羅できない
サジェストキーワードを使って記事を書くと検索意図を網羅できません。読者の潜在ニーズを満たすコンテンツが不足するからです。
サジェストキーワードとは、検索窓にキーワードを入力した時に表示される候補キーワードのこと。例えば「アフィリエイト 始め方」で検索すると、次のようなサジェストキーワードが出てきます。
- アフィリエイト 始め方 無料
- アフィリエイト 始め方 本
- アフィリエイト 始め方 ASP
- アフィリエイト 始め方 スマホ
- アフィリエイト 始め方 WordPress
サジェストキーワードを使って記事を書くと、以下のようなコンテンツができます。
- 無料で始める方法
- スマホで始める方法
- おすすめのASP
- WordPress開設方法
- おすすめの本
しかし上記のコンテンツだけでは、読者の検索意図を網羅できていません。サジェストキーワードだけで記事を書こうとうすると、潜在ニーズを満たせず内容が薄い記事になってしまうのです。
「アフィリエイト 始め方」の足りないコンテンツとして、「おすすめのレンタルサーバー」「記事の書き方」「紹介する商品の探し方」などが考えられます。
サジェストキーワードは実際に検索されているキーワードなので、検索意図を考えるヒントにはなります。しかし、サジェストキーワードがそのまま検索意図になるわけではありません。
読者の本当のゴールを満たすことが重要
読者満足度が高い記事を書くためには、読者の悩みを掘り起こして本当のゴールを満たすことが重要です。読者が何のために検索したのか、自分の頭でしっかり考える必要があります。
「アフィリエイト 始め方」で検索するユーザーが達成したいことは、アフィリエイトを始めることではありません。読者が本当に達成したいのは「アフィリエイトで稼ぐこと」です。
アフィリエイトを始めることは、稼ぐために必要なステップであるだけ。あくまで目的はアフィリエイトで稼ぐことです。
読者の姿をリアルに想像して検索意図を考えてみましょう。
- 不安
- 悩み
- 苦しみ
- 夢
「薄毛 原因」の検索意図の例
「薄毛 原因」で検索したユーザーの検索意図について考えてみましょう。
ほとんどの人は「薄毛の原因を知りたい」と考えます。もちろん間違いではありませんが、本当のゴールではありません。
「薄毛 原因」で検索する読者の本当のゴールは、「髪の毛を増やすこと」です。薄毛の原因を調べるのは、髪を増やすための手段です。
読者の本当のゴールを考えて記事を書けると、読者満足度は劇的に上がります。
サジェストキーワードを使わずに記事を書く方法
サジェストキーワードを使わない記事作成手順は次の通りです。
- 検索キーワードを設定
- ペルソナを複数想定
- 検索意図を想定
- 潜在ニーズを考える
- 検索意図をコンテンツに変換
最初に検索キーワードを設定します。検索キーワードを無視して記事を書く人もいますが、絶対にキーワードを決めたうえで記事を書いてください。
» 失敗しないキーワード選定方法
次にペルソナを複数想定します。ペルソナはターゲットをもっと細かくしたものです。同じキーワードでも、ペルソナが違えば検索意図は変わります。
ペルソナを想定したら検索意図を考えます。ただし「検索意図=本当のゴールではない」ことに注意してください。
例えば「糖質制限 食事」で検索するユーザーは、糖質制限の食事メニューを知りたいわけではありません。
本当に達成したい目的は、「ダイエットして体重を減らしてキレイになりたい」ということ。記事を書く時は「読者が本当に達成したい目的」を満たすコンテンツが必要です。
検索意図を深掘りして、読者の潜在ニーズも考えてみましょう。最後に検索意図をコンテンツに変換します。読者の悩みを解決できる記事を目指しましょう。
検索意図や潜在ニーズから記事構成を作成する方法も参考にしてください。
» 検索意図から記事の構成を考える8つの手順
潜在ニーズを考えるときに役立つ先読みライティング
先読みライティングとは、読者の不安や悩みを先読みしてフォローするライティングです。先読みライティングのコツは、読者の考えを1文ごとに先読みすること。
先読みライティングは潜在ニーズを考えるときにも役立ちます。「先読みライティング」に関しては、次の記事と動画を参考にしてください。
» 読者の悩みを解決する先読みライティング
複数の記事群で読者の悩みを解決する
潜在ニーズは1記事で解決できなくてもOK。内部リンクで別記事に飛ばして解説しても大丈夫です。
1記事ですべての悩みを解決しないといけないというルールはありません。僕はブログ内で「まとめ記事」を起点にした「記事群」を複数作ることをおすすめしています。
1記事で悩みを解決するのではなく、記事群で悩みを解決するイメージです。記事群で悩みを解決できれば、読者の検索意図や潜在ニーズを網羅的に満たせます。
各記事が孤立したバラバラのブログを作ってはいけません。SEO的にもマイナス評価になるため、失敗するブログの典型例といえます。
記事群を考える際に、記事同士で単純に内部リンクを貼ればいいわけではありません。記事群の考え方については、次の記事と動画で詳しく解説しています。
» SEOに強いまとめ記事の書き方
潜在ニーズを意識してSEOに強い記事を書こう
読者満足度の高い記事を書くためには、検索意図だけではなく潜在ニーズを意識して記事を書くことが重要です。
- 読者の再検索はSEOでマイナスになる
- 再検索させないために潜在ニーズを満たす
- 潜在ニーズ=読者も考えていなかったニーズ
- ペルソナから潜在ニーズを想像する
- 記事群で読者の悩みを解決する
- サジェストキーワードだけで記事を書くのはNG
- 読者の気持ちを先読みして再検索させない記事を書く
記事を読んだ後に再検索する読者は、ほかにも知りたいことや不満があるということ。再検索はSEOにおいて大きなマイナスになるので注意しましょう。
読者の潜在ニーズを満たした記事を書くことが、SEOで高評価を得るために重要です。
読者満足度が高い記事を書くためには、ジャンルを絞ることが重要です。ニッチなテーマに絞った超特化ブログなら、初心者でも比較的簡単に作れます。
» 初心者でも稼げる超特化ブログの作り方