• 最近SXOって耳にするけどどういう意味?
  • SXOとSEOは何が違うの?
  • SXO対策は具体的に何をすればいい?

SEO対策で重要なのは中身が濃い記事を書き被リンクを獲得することです。しかし現代のSEOでは、検索エンジンを意識するだけで上位表示することはできません

当記事では、SXO対策で実践すべき5つのポイントを具体的に解説します。この記事で書かれていることを実践すれば、読者と検索エンジンの両方に好かれるブログ記事を書けるようになります。

SXOとは検索体験最適化のことです。ブログに訪れた読者の満足度を高めることが、SEOで上位表示することに繋がります。

SXOとは検索体験最適化のこと

SXO(Search Experience Optimization)とは検索体験最適化のことを指します。サイトに訪れた読者の満足度を高めることが重要です。

これまでのSEO対策では記事内容と被リンクの2つを意識すれば上位表示できました。しかし2016年頃にSXOが注目され始めてから、SXO対策ができていなければ上位表示できなくなっています。

検索体験とは、ユーザーが「検索行動を始めてから終わるまでの一連の流れ」のことを指します。具体的には次の通りです。

  1. 目的を達成するために検索エンジンを使用
  2. 検索結果から気になるサイトをクリック
  3. サイト内コンテンツを閲覧
  4. 検索した目的を達成、もしくは未達成

例えば「アフィリエイト おすすめ ASP」で調べる読者が自分のサイトに訪れた場合を考えてみましょう。検索体験を最適化するには、次のようなコンテンツが必要です。

  • おすすめASP〇選
  • 各ASPのメリット・デメリット
  • 複数のASPを使うかどうか

一方で「アフィリエイトとは」というコンテンツはそれほど重要度が高くないといえます。サイトに訪れた読者の満足度を高めるには、検索意図を満たすサイトやコンテンツを作ること重要です。

なかじ
ユーザーのためのサイト設計やコンテンツ作りを意識しましょう。

SXO対策で重要なU-R-A

SXO対策では「U-R-A」が重要といわれています。「U-R-A」は次の3つの頭文字からとられた言葉です。

U:ユーザビリティ(Usability)

ユーザビリティとは「操作性」のことを表します。ユーザーが求める情報へスムーズにアクセスできることが重要です。

R:レリバンス(Relevance)

レリバンスは「適合性」のことを表します。検索意図にマッチしたコンテンツが書けていることが重要です。レリバンスはSEO以外のネット広告でも非常に重要なポイントでもあります。

A:オーソリティ(Authority)

オーソリティとは「権威性」のことを表します。例えば、「運営者がそのジャンルの第一人者である」または「権威性のあるサイトからの被リンクがあるかどうか」が重要です。

「操作性・適合性・権威性」を高めることがSXO対策の基本です。

SXO対策とSEO対策の違い

SXO(Search Experience Optimization)とは検索体験最適化のことを指します。一方でSEO(Search Engine Optimization)とは検索エンジン最適化のことです。

SEO対策では検索エンジンが求めるサイトを作ることが重要です。SXO対策は読者満足度を意識するのに対し、SEO対策では検索結果で上位表示することを重要視しています。

検索エンジンのことだけ意識して記事を書いても上位表示できません。Googleのウェブマスター向けガイドラインの「品質に関するガイドライン」では次のように述べられています。

検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。

品質に関するガイドライン

常に読者ファーストを考えて記事を書きましょう。

SEO対策で重要なことは3つ

SEO対策で大切なことは、大きく次の3つに分類できます。

  • 内部対策:サイト内コンテンツを充実させる
  • 外部対策:被リンクを獲得する
  • SXO対策:検索体験を最適化する

SEO対策の1つとしてSXO対策が含まれるイメージです。自分のブログに訪れた読者の満足度を高められれば、SEOの評価も高くなります。

なかじ
自分が作ったブログに読者が満足してくれると、Googleからの評価も高くなります。

ブログ初心者でもできるSEO対策のやり方は、次の記事と動画で解説しています。
» 初心者向けSEO対策のやり方

SXO対策のやり方5選

ブログ初心者でもすぐに実践できるSXO対策を5つ紹介します。下記ポイントを押さえ、読者満足度が高い記事を書きましょう。

  • SSL化する
  • ページ表示速度を上げる
  • 導線設計(サイト設計)
  • 検索意図を満たす
  • 読みやすい記事を書く

SSL化する

SXO対策の1つ目はSSL化です。SSL化することでブログのセキュリティ性能が向上し、個人情報が漏洩しにくくなります。

自分のブログURLが「https://」から始まっていればSSL化できています。一方で「http://」から始まっていたら、SSL化ができていません。

SSL化は検索順位に影響を及ぼすことをGoogleは公表しています。「セキュリティが安全なSSL化されたサイトが優遇される」ということです。

SSL化によりサイトの順位が上がった体験談

SSL化しないとマイナス評価になるというGoogleの公表を受け、僕が運営していたサイトも少しずつSSL化を実施。個人的な体験談なので根拠は全くありませんが、SSL化したことで順位が上がったサイトがたくさんありました。

大幅に順位が上がった事例はあまりありませんでした。しかし5位から3位、3位から2位など少しだけ順位を上げたケースが複数あったのです。

SSL化との因果関係について確かめることは難しいもの。それでも僕は、SSL化することでSEOに良い影響が出たと思っています。

SEOに長年携わっている立場からすると、SSL化したことによってサイトの順位が劇的に上がることはありません。しかしSSL化されていないサイトは、ブラウザによって警告が出されます

ユーザーに安心してブログを読んでもらうためにも、必ずSSL化しましょう。

なかじ
SSL化はレンタルサーバーの管理画面から無料で簡単にできます。

SSL化の手順は次の動画で詳しく解説しています。

ページ表示速度を上げる

SXO対策の2つ目はページ表示速度を上げることです。ページ表示速度はユーザー満足度に大きく影響します。

ページ表示速度が3秒を超えると、離脱率が急激に上がるという研究結果が出ています。離脱率を下げるためにも、ページ表示速度は2秒以内に収めることがポイントです。

サイトのページ表示速度はGoogleが提供している「PageSpeed Insights」を使って調べてみてください。

ブログのURLを入力すれば、ページ速度をスコア化し改善点をアドバイスしてくれます。

離脱率が上がるとSEOにおいてマイナス評価になります。ユーザーにとって価値がないブログだとGoogleに判断されるからです。

価値のないブログを上位表示しても仕方ないので、Googleはブログの順位を下げます。ページ表示速度が遅いという理由でユーザーを離脱させないように注意しましょう。

ページ表示速度を早くするプラグインを使う

ページ表示速度を上げるため、2つのWordPressプラグインを紹介します。

  • WP Fastest Cache:キャッシュ系プラグイン
  • EWWW Image Optimizer:画像軽量化プラグイン

キャッシュとは過去に閲覧したサイト情報を保存しておくことです。キャッシュがあれば、同じサイトを閲覧するときの表示速度が上がります。

WP Fastest Cacheは不要なキャッシュも削除してくれます。キャッシュが溜まりすぎるとサイト表示速度が落ちるので注意しなくてはいけません。

ブログ初心者でもWP Fastest Cacheを導入すれば、キャッシュの管理や削除が簡単にできます。

EWWW Image Optimizerは画像のサイズや容量をを軽くしてくれるプラグインです。

サイズや容量が大きい画像を使うと、ページ表示速度が遅くなるので注意しましょう。EWWW Image Optimizerを導入しておくだけで、WordPressにアップロードした画像を自動で軽量化してくれます。

上記2つのプラグインは、WordPressプラグイン追加画面の検索窓にプラグイン名を入力して探してみてください。

ページ表示速度を上げるためにも、今回紹介した2つのプラグインは必ず導入しておきたいところ。しかしすでにほかのキャッシュ系プラグインや画像軽量化プラグインを導入している場合は注意が必要です。

同じようなプラグインを入れると、プラグイン同士が干渉し合って動作に悪影響を及ぼすことがあります。

なかじ
自分がすでに使っているプラグインと効果が重複しないか確認してから導入しましょう。

ページ表示速度を改善する方法は次の記事と動画を参考にしてください。
» ブログのページ表示速度を改善する方法

導線設計(サイト設計)する

SXO対策の3つ目はブログの導線を設計すること。導線設計とは、読者が求める情報へスムーズにアクセスできるようにすることです。

SXO対策で重要な「操作性・適合性・権威性」のうち、操作性と導線設計は深く関わっています。

例えばトップページに複数の記事が並んでいるブログは、ユーザビリティや導線設計においてマイナスです。

ユーザーは知りたい情報に辿り着くまで、一覧で並んだ記事を順番に読んでいかなくてはなりません。求めている情報になかなか辿りつけないとユーザーにストレスを与えてしまいます。

導線設計のコツは、トップページから全てのページに3クリック以内でアクセスできるようにすること。なるべく少ないクリック数でさまざまなページに到達できる方が、圧倒的に使いやすいサイトといえます。

1クリックルールも意識する

1クリックルールとは1クリックごとに目的のページへ近づいていくという考え方です。読者が知りたい情報に早くたどり着ける導線を考えましょう。

事前にサイト設計する

ユーザーが求める情報へスムーズにアクセスするためには、事前にサイト設計をする必要があります。サイト設計せずとりあえず記事を書き始めるのはNGです。

いきなり記事を書き始めてしまうと孤立する記事が出てしまいます。どの記事とも繋がっていない孤立記事はSEOでマイナス評価です。

後からサイト設計するのは難しいうえに手間がかかります。次の記事と動画を参考にサイト設計してみましょう。
» SEOに強いサイト設計方法

検索意図を満たす

SXO対策の4つ目は検索意図を満たすことです。「操作性・適合性・権威性」のうち「適合性」と深い関係があります。

1つのキーワードによって検索意図は異なるもの。読者満足度を高めるには検索意図を網羅的に盛り込むことが重要です。

例えば「青汁」というキーワードの検索意図を考えてみましょう。以下のような検索意図が想定できます。

  • おすすめの青汁を知りたい
  • 青汁の効果を知りたい
  • そもそも青汁が何か知りたい
  • 青汁の作り方を知りたい

「青汁」のように検索意図が無数に考えられるビッグキーワードで記事を書くことは大変です。ブログ初心者は、検索意図をある程度絞るために「複合キーワード」を使いましょう。

例えば「青汁 効果」というキーワードの検索意図は、「青汁の効果を知りたい」に絞られます。

深堀りするとほかにも検索意図は考えられます。しかしビッグキーワードより複合キーワードの方が検索意図を絞れるので記事を書きやすいのです。

重要なことは、記事を読んだ読者が目的を達成できることです。

すでに知っている情報では読者は満足してくれない

例えば「簡単に痩せる方法」というテーマを選んだとします。ほとんどのブログは「ダイエット方法」に関するコンテンツを書くだけです。

具体的には「食事制限して適度な運動をすると痩せられる」という内容が考えられます。しかし読者は記事を読んでも満足しません。

「食事制限して適度な運動すれば痩せる」という情報は誰もが知っているからです。すでに知っている情報しか書かれていなければ、読者の悩みは解決できません。

読者満足度を高めるには、具体的に悩みを解決できるコンテンツを用意してあげることが重要です。キーワードにしたがって痩せる方法だけ書けばいいという考え方では上位表示できません。

なかじ
読者が最終的に満足できるような記事を書きましょう。

検索意図を意識してSEOで上位表示する方法は、以下の記事と動画で解説しています。
» 検索意図の調べ方

検索行動が起こる4つの瞬間「マイクロモーメント」

2015年にGoogleが提唱したマイクロモーメントについて解説します。マイクロモーメントとは検索行動が起こる4つの瞬間のことです。

  • Know:知りたい
  • GO:行きたい
  • Do:何かをしたい
  • Buy:何かを買いたい

マイクロモーメントを参考に「読者がどのような瞬間に自分のブログにアクセスしているか」を考えましょう。検索キーワードから検索意図を考えることが重要です。

検索意図に応じた記事の書き方については、次の記事と動画で解説しています。
» 検索意図に応じた記事構成の作り方

検索意図を考えるときの注意点

検索意図を考えるときは1つのキーワードには複数の検索意図があることを意識しましょう。

ブログ初心者は1つのキーワードで検索意図は1つだと勘違いしてしまうことがよくあります。1つのキーワードでも検索意図は多岐に渡るので、網羅的な内容を扱うことが重要です。

ただし長文記事はNG。網羅的に解説すると長文になりがちですが、読者は長文を読みたくありません。

複数の検索意図を満たすには「まとめ記事」を書きましょう。まとめ記事とはトピックの内容を広く浅く網羅的に扱う記事のことです。

まとめ記事の書き方については、次の記事と動画を参考にしてください。
» SEOに強いまとめ記事の書き方

読みやすい記事を書く

SXO対策の5つ目は読みやすい記事を書くことです。読者にとっては、読みにくい記事をわざわざ読むメリットがありません。

読みやすい記事を書くコツは、画面を文字だけで埋めないこと。文字だらけのページは読みづらいため、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。

画面が文字だけで埋まらないようにするため、文字以外の要素をバランス良く使うことが重要です。文字以外の要素とは具体的に次の6つがあります。

  • 箇条書き
  • 吹き出し
  • 画像
  • 文字装飾
  • 枠線、背景

上記要素を使って記事を書いたら、必ずスマホで確認しましょう。ほとんどの読者がスマホで記事を読んでいるため、読者目線で確認する必要があります

読みやすいブログ記事の書き方については、以下の記事と動画で詳しく解説しています。
» 読みやすいブログ記事の書き方

「読み飛ばし対策」で記事の要点を伝える

読者は基本的に記事を読み飛ばします。ほとんどの読者は、自分の読みたいところや気になったところだけ読みます。

よほど興味があるコンテンツでない限り、読者は読み飛ばすのが当たり前です。内容を理解してもらうためには、読み飛ばしを前提に記事を書く必要があります。

読み飛ばして内容を理解できなければ、読者は満足しません。箇条書きや表などを使って、読者の目線を留める工夫が必要です。

なかじ
読み飛ばされても理解できる書き方が読者満足度を上げるためのポイントです。

「ブログ研究」で他ブログの良いところを取り入れる

読みやすい記事を書くときに重要なのがブログ研究です。

ブログ研究とは自分が読みやすいと思うブログが、なぜ読みやすいのか理由を探すことです。他ブログの良いところは、自分のブログに取り入れましょう。

例えば読みやすい理由として次のような要素が考えられます。

  • 文字が大きい
  • 画像が綺麗に作られている
  • 行間が開いている

読みやすさは主観的な判断で構いません。自分が読みやすいと思う理由を深掘りして、仮説を立ててください。

ブログ研究はブログで稼げるかどうかに直結すること。自分の頭の中だけで読みやすい記事を書こうとしても、読みやすい記事にはなりません。

読みやすい記事を参考に、自分のブログでも再現してみましょう。

SXO対策で読者満足度を高めよう

SXO対策とは検索体験最適化のこと。検索エンジンばかり意識するのではなく、読者満足度を高めることを重要視しましょう。

SXO対策ができていなければ上位表示するのは非常に困難です。下記5つのSXO対策ができているか、自分のブログを見直してみてください。

  • SSL化する
  • ページ表示速度を上げる
  • 導線設計(サイト設計)する
  • 検索意図を満たす
  • 読みやすい記事を書く

SEO対策やSXO対策は専門の会社に依頼することもできます。しかし読者ファーストを意識すれば、初心者も自分で対策できるのです。

初心者でも稼げる超特化ブログも、SXO対策を意識してください。読者ファーストを意識し最短で稼げるようになりましょう。
» 超特化ブログの作り方

この記事の筆者
なかじ(中島大介)
名前:なかじ(@ds_nakajima)

株式会社メリルの代表取締役。ブログとアフィリエイトで月1000万円達成。

ブログ、アフィリエイトに関してはYouTubeチャンネル「ウェブ職TV」でも情報発信しています。

2019年5月には子育ての悩みを産婦人科医や保育士などの専門家に無料相談できる「子育て相談ドットコム」をリリース。

ブロガー、アフィリエイターのためのコワーキンスペース「ABCスペース」を名古屋でオープンしました。