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ブログで稼ぎたければ、読者の悩みを解決できる記事を書く必要があります。記事内で悩みを解決できない読者は、検索結果に戻って再検索します。読者の再検索は、SEOにおいてマイナス評価につながります。

読者の悩みを解決できる記事を書いて読者の再検索を防ぐテクニックとして、この記事では「先読みライティング」を解説します。

なかじ
「先読みライティング」ができれば、SEOで上位表示できる記事が書けます。

「先読みライティング」を覚えることで、最後まで読者に読んでもらえる記事を書くことができます。結果として、SEOで上位表示できる読者満足度の高い記事作成が可能です。

先読みライティングに関しては以下の動画でも詳しく解説しています。

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先読みライティングの重要性

ブログ記事を書くときに一番重視するポイントは「読者の不安や疑問を先読みしてフォローすること」です。この読者の不安や疑問を先読みしてフォローするライティングを「先読みライティング」と呼んでいます。

なかじ
先読みライティングはなかじが考えた言葉です。
先読みライティングができないとSEOは上がらない?

先読みライティングができないと記事執筆者の自己満足な記事になることが多いです。記事の主役はあくまで読者。読者が何を求めているかを考えて読者の悩みを解決するからこそブログでお金を稼ぐことができます。

現在のブログやSEOで検索意図を満たす記事を書くのは当たり前のこと。それだけではなかなかSEOで上位表示できません。SEOで上位表示しようと思えば、検索意図を満たすだけではなく、読者の疑問や不安を常に先回りできるような記事作成が求められています。

刻一刻と変化する読者の悩みを先読みする

検索意図はライティングのすべての基本になるものです。検索意図を満たす記事を書くことはSEO対策においては基本中の基本です。しかし、検索意図を満たすだけではSEO対策としては不十分です。

記事を読み進める読者の悩みや不安、疑問といった「気持ち」は、刻一刻と変化していきます。記事単位ではなく、1文1文で変化していくことに注意してください。

なかじ
読者の新しい疑問や不安は、読者が自分の悩んでいることに対してではなく、書いてある文章や内容に対して生まれます。

婚活記事を例に具体的に解説

婚活記事を例に先読みライティングの具体的を解説します。婚活記事内に以下のような文章を書いたとします。

婚活で重要なことはたくさんの女性に会うこと。その理由は、打席に立つ回数を増やせばヒットを打てる確率も上がるからです。 

この例文を読んだだけでも、読者にはさまざまな疑問が浮かびます。例文を読んだ読者には、以下のような疑問が生まれます。

  • そもそも女性と話すのが苦手だからたくさん会うのは難しい
  • たくさんの女性に出会えていれば、こんなに苦労はしていない
  • 打席とかヒットとか野球の例えがよくわからない

読者の不安や疑問を放置して話を進めると読者満足度は下がります。

なかじ
読者のモヤモヤした気持ちを残すと記事を最後まで読んでもらえず、途中で離脱されてしまいます。

読者の疑問や不安を解消する具体例

読者の不安や疑問を解消するには、読者の気持ちを先読みしたフォロー文を書くことが重要です。先ほどの例文では以下のような文章を添えます。

婚活で重要なことはたくさんの女性に会うこと。その理由は打席に立つ回数を増やせばヒットを打てる確率も上がるからです。

女性と話すのが苦手で、なるべく女性と会う回数を減らしたい場合には✕✕がお薦めです。

上記のようにな文章を添えることで、たくさんの女性に会うことが厳しい読者の不安は解消されます。このように読者の疑問を先回りしてフォローすることが先読みライティングです。

なかじ
読者の不安や疑問を先読みして解決してあげましょう。

コツは「読者をリアルに想像する」

先読みライティングのコツは、ペルソナを設定することです。ペルソナとは、ターゲットをさらに詳細に絞り込んだものです。

ペルソナ設定できるかどうかは、ライティングでもかなり重要なポイントです。ペルソナ設定があいまいだと読者のリアルな姿を想像することができないからです。

なかじ
読者をリアルに想像するためにペルソナを設定します。

ペルソナ設定すると読者をリアルに想像しやすい

「30~40代の料理好きの主婦」というのはターゲットです。このターゲットだけでは幅が広く、どのようなことを考えているかまでは想像しにくいです。

ペルソナ設定で考えておきたい項目は、以下の8つです。

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 趣味
  • 家族構成
  • 悩み
  • どんな生活を送っているか

ペルソナの具体例に関しては、別の記事・動画で詳しく解説しています。
» SEOライティングが上達するペルソナ設定

ペルソナ設定が苦手なら知人を思い浮かべる

ペルソナ設定が苦手な人は家族・知人・友人を思い浮かべると考えやすくなります。実際に会ったことがある人なら性格・考え方・喋り方を知っているため、その人のことをリアルに想像できます。

思い浮かべた人が自分の文章を読んで、どのようなことを考えるかを想像してみてください。ネガティブな意見を言われそうだったら、書き方を変えるか問題になっている文章の直後にフォローする文章を書きます。

なかじ
先読みするときは記事単位ではなく、ペルソナが1文1文を読んでどう考えるかを想像してください。

先読みするのは読者のネガティブな声

先読みライティングでは読者のネガティブな声に耳を傾けることが重要です。先読みライティングのよくある失敗は「自分にとって都合のいい声を先読みすること」です。

先ほどの婚活の例文を使って「自分にとって都合のいい先読みの失敗例」を紹介します。

  • 自分も積極的に女性に会いに行こう!
  • すごく勉強になる…!
  • 失敗しても気にせず、打席に立とう

こんなにポジティブな気持ちで記事を読み進めてくれる読者はいないと考えた方がいいです。

なかじ
自分が誰かの記事を読んでいるときに考えるのはネガティブな感情が多くないですか?

記事を読み進める読者は次のようなネガティブな感情を抱くことが多いです。

  • 面白くない
  • 読みにくい
  • 意味がわからない
  • もっと分かりやすく書いてくれ

先読みライティングではこのようなネガティブな声に耳を傾けて、文章を書いていくことが重要です。

ポジティブな声は無視してOK

記事を読んで満足している読者はフォローする必要がないため、先読みライティングではポジティブな声を考える必要もありません。自分の記事を読む読者は「根暗で卑屈で臆病でコミュ障」だと考えてください。

【まとめ】読者満足度を高める先読みライティング

今回は、読者の不安や疑問を先読みしてフォローする「先読みライティング」を解説しました。

  • 先読みライティングとは、読者の不安や疑問を先読みしてフォローすること
  • 読者の疑問や気持ちは、1文1文で変化する
  • 先読みするには、ネガティブなペルソナ設定が重要

読者の不安や疑問・悩みは、記事単位ではなく文章単位で刻一刻と変化していきます。

なかじ
記事単位ではなく、1文1文で読者の不安や疑問を解決することが重要です。

先読みのコツは、読者の姿をリアルに想像すること(ペルソナ設定)。ペルソナ設定が苦手な場合、知り合いの姿を思い浮かべてください。先読みでは、読者のネガティブな声に耳を傾けましょう。読者は「根暗で卑屈で臆病でコミュ障」だと想定すると上手に先読みすることができます。

当記事で解説した、先読みライティングのスキルを身に付け、読者満足度の高い記事を書いてください。

読者満足度が高くなる超特化ブログの作り方は以下の記事と動画が参考になります。
» 初心者でも稼げる超特化ブログの作り方

この記事の筆者
なかじ(中島大介)
名前:なかじ(@ds_nakajima)

株式会社メリルの代表取締役。ブログとアフィリエイトで月1000万円達成。

ブログ、アフィリエイトに関してはYouTubeチャンネル「ウェブ職TV」でも情報発信しています。

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