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- アフィリエイトで収益を上げたい!
- ライターとして副業でお金を稼ぎたい
- SEO対策に強いライティングが知りたい
私は2005年から仕事としてWebライティングをやっています。今ではWebライティングだけで生活することができています。
しかし、Webライティングができる人はほんの一握り。Webライティングは奥が深く、他のライティングとは異なる点がたくさんあります。
Webライティングができるようになれば、以下のようなことが可能になります。
- SEO対策で上位表示して集客できる
- ネット上で商品やサービスを売れる
- ライターとしての仕事を獲得できる
この記事では、私が14年間で学んできたWebライティングのエッセンスを全て解説します。
これからWebライティングを始めたい初心者向けに基本的なテクニックやルールはもちろんのこと。
ブログ、アフィリエイト、フリーランスなどでWebライティングをすでに実践している人も勉強になるテクニックも徹底的に解説しました。
ブログやアフィリエイトの記事の書き方は以下の動画で解説しました。
Webライティングとは
Webライティングとは「Googleにも読者にも好かれる記事を作る技術」だと私は考えています。
「Googleに好かれる」とは「Googleのクローラーが記事の内容を正確に理解でき、正しくインデックスし、適切に評価してもらうこと」です。
「読者に好かれる」とは「不特定多数のユーザーに記事を最後まで読んでもらえ、ユーザーの抱える悩みが解決し、自分の知りたい情報がすぐに分かること」です。
おそらくこの記事の読者は以下のどれかに当てはまるはずです。
- SEOで上位表示したいブロガー、アフィリエイター
- 記事作成の副業で、お金を稼ぎたいライター
- インターネットで商品やサービスを売りたい人
この記事ではWebライティングの目的は「SEOで上位表示され、読者が商品やサービスを買ってくれる」とします。
Webライティングで重要な検索意図
検索意図を一言で説明すると「ユーザーが検索した目的」です。
検索意図は、キーワード検索という行動があるWeb特有の概念です。
目に見えないし直接確認することもできないため、理解しにくいものです。検索意図を理解できるかどうかでWebライティングの完成度は大きく変わります。
ブロガー、アフィリエイター、フリーランスライターでも検索意図を理解できていない人はたくさんいます。しかし、SEOに強い成約率が高い文章を書く上で、検索意図が理解できることは必須です。
検索意図は以下の記事で、さらに詳しく解説しています。
» 検索意図とは?
検索意図は以下の動画で解説しました。
検索意図を考える3つの方法
ここではWebライティングにおいて超重要な検索意図を考える方法を3つ解説します。
- 上位サイトから検索意図を想定する
- キーワードから検索意図を想定する
- Q&Aサービスから検索意図を想定する
キーワードの上位サイトから検索意図を想定する
「上位表示されている=検索エンジンから評価されている」です。
検索エンジンから評価されているということは、ユーザーの役に立つ喜ばれる記事だということです。
1〜10位くらいの記事を実際に読んで「見出し」「記事の方向性」「解決策に注目」を確認します。
「薬剤師 転職」の検索意図
「薬剤師 転職」では、大きく2つの検索意図が考えられます。
- 薬剤師から転職したい
- 薬剤師に転職したい
どっちの検索意図で記事を書くかに正解はありません。実際にどっちの検索意図もあるからです。
では実際に記事を書くときにどうするのかといえば、Googleが考える「薬剤師 転職」の検索意図を、実際の検索結果を見て確認します。
実際に「薬剤師 転職」で検索すると、以下のように転職サイトや求人が出てきます。
Googleが「薬剤師 転職」は「薬剤師(に)転職(する)」のが検索意図だと考えてることがわかります。
もう少し突っ込んだ話をするとGoogleが最適な検索意図をどう判断するかはユーザー体験で判断しています。
SEO対策では「UX」と呼ばれる検索結果のクリック率、滞在時間、直帰率などなど。そういうユーザーデータをもとに検索結果と検索意図をマッチさせるようGoogleは検索結果を調整してます。
だからGoogleが判断する検索意図が変わると検索結果がガラっと変わります。これは検索結果が変動する一つの要因です。
Q&Aサービスから検索意図を想定する
実際のWebライティングの現場でも検索意図や記事内容を考えるなど、リサーチでQ&Aサービスはよく利用されます。
代表的なQ&Aサービスは以下になります。
Q&Aサービスには、様々な質問と回答が投稿されています。
その質問と回答を見ることで、悩みを抱えているユーザーがどのようなことに困って相談しているかが分かります。
そのQ&Aを元に検索意図を考えていきます。
Q&Aを見るときは「ベストアンサー」にも注目しましょう。ベストアンサーを見ることで、相談者がどういう情報を求めているかを知ることができます。
キーワードから検索意図を想定する
検索意図を知るための方法ではないかもしれませんが、実際にWebライティングをするときは一番多い方法です。
キーワードから検索意図考えるコツは「検索してる瞬間の姿をリアルに想像すること」です。
- 年齢
- 性別
- 仕事
- 趣味
- 検索しているタイミング
- 検索している場所
- 検索している状況
- 検索している体勢
こういったことをリアルに想像して「なぜこのキーワードで検索しているのか」を考えます。
検索している姿をリアルに想像するのは、そうしなければ検索意図を把握することができないからです。
さっきも書いた通り、キーワードの微妙な違いで検索意図は変わります。その微妙な違いを知るためにはリアルに想像する必要があります。
「薄毛 髪型」を検索する人は、どんな人?
さっき検索意図に正解はないと言いましたが、以下のように想像する人によって検索意図は変わります。
- 自宅?外出先?移動中?
- デート?外出?仕事?
- 何歳くらい?
- 時間をかけていい?すぐ?
- 他にも悩みはある?
- 髪の毛は短い?長い?
どのようなユーザーを想像するかによって、Webライティングで書く内容は変わります。
以下の記事で解説しているペルソナ設定すると、より詳細な検索意図を考えることができます。
キーワードの微妙な違いで検索意図は変わる
検索意図はとても繊細です。同じようなキーワードに見えて、検索意図は大きく異なることがあります。
例えば、以下のような薄毛関連のキーワードの場合。
- 薄毛 対策
- 薄毛 改善
- 薄毛 予防
- 薄毛 治療
- 薄毛 克服
Webライティングが苦手な人はこれらのキーワードの検索意図の違いが理解できません。
例えば「薄毛 対策」「薄毛 治療」では、検索意図が大きく異なります。言葉にはそれぞれ意味があります。
「薄毛 治療」で検索するユーザーが、「対策」「改善」「予防」ではなく、なぜ「治療」というキーワードを選んだのか。
この微妙なニュアンスや意味の違いを文章や内容に反映させられるかが、SEO対策や成約率に大きく影響します。
ちなみに先ほど挙げたキーワードの検索意図はそれぞれ以下のようになります。
- 薄毛 対策 → 薄毛の予防や改善法
- 薄毛 改善 → 薄毛を改善したい
- 薄毛 予防 → 悩みは浅い、若い年齢層
- 薄毛 治療 → 病院で治療したい、深刻
- 薄毛 克服 → 薄毛を克服した人の体験談
「薄毛 治療」で検索するユーザーは、悩みが深刻です。
自宅で育毛剤を使用するのではなく、病院での治療を求めているからです。悩みの深さが全く違う「薄毛 予防」と「薄毛 治療」を同じ検索意図だと考えてはいけません。
キーワードと検索意図は以下の記事で詳しく解説しています。検索意図が理解できると、SEOに強く成約率が高い文章が書けるようになります。
» 検索キーワードから読み解く検索意図と「成約までの距離」
検索意図に応じた記事の書き方は以下の動画で解説しました。
Webライティングが他とは違うところ
Webライティングは通常のライティングとは大きく異なる点があります。
- キーワードと検索意図がすべての起点
- 自分に必要なことだけを最短で知りたい
- 読む人によってデバイスが異なる
これらをしっかり理解しておくことがWebライティング上達の第一歩です。
キーワードと検索意図がすべての起点
Webライティングでは「キーワードと検索意図」がすべての起点になります。
キーワードはユーザーが検索したキーワードです。そのキーワードで検索した目的が検索意図になります。
- 何を知りたくて検索しているのか
- その読者の悩み、知りたいことに対して、どんな答えを返すか
検索意図に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
自分に必要なことだけを最短で知りたい
読者は自分に必要な情報だけを最短で知りたいと考えています。
電車での移動中、トイレの中、会社の休憩中など隙間時間で検索するユーザーも多く、読者は時間がない中で記事を読んでいると考えてください。
だから、Webライティングでは「結論→理由」を絶対に厳守してください。
- 読者が知りたい結論を最初に書く
- 結論に至った理由を書く
知りたい答えがすぐに見つからなければ、記事を閉じて、別のブログの記事にアクセスするだけです。わざわざ長い記事の中から答えを必要がありません。
読む人によってデバイスが異なる
Webライティングはネットを通じて読者に読まれます。そのため読者はパソコン、タブレット、スマホなどの自分の持っているデバイスで読みます。
デバイスが異なれば、画面の大きさが異なります。
例えば、パソコンだけを想定した記事をスマホで読めば、画像や文字が小さく非常に読みにくいです。読者は読みにくい記事を読むことはありません。
だから、Webライティングではどのデバイスからでも読みやすい記事を書く必要があります。
読みやすい記事の書き方の詳細は以下の記事を読んでください。
SEOに強いWebライティングの具体的な手順
ここからはSEOに強いWebライティングをするための具体的な手順を解説していきます。
» 記事構成の見本
- 記事の目的を明確にする
- 検索意図をしっかり把握する
- コンセプト(方向性)を考える
- 記事のターゲットを決める
- 魅力的なタイトルを考える
- 全体の記事構成を考える
- リード文を書く
- 本文を書く
- 最後にまとめ
- 飽きずに最後まで読めるよう装飾
- 記事の完成度は推敲で8割が決まる!
記事の目的を明確にする
記事を書く目的によって内容や考えるポイントが大きく変わります。そのため最初に記事の目的を明確にします。
- アクセスを集める
- 商品を売る
- 被リンク獲得
- twitterで拡散
検索意図をしっかり把握する
検索意図についての詳しい解説は先ほどしました。検索意図について、もう一回読みたい場合は以下をクリックしてください。
» 検索意図の解説をもう一回読む
検索意図により記事内容や結論は大きく変わるため、最初にしっかり考えておく必要があります。
検索意図は一つとは限りませんし、ビッグキーワードほど検索意図が増えます。そして、2語、3語の複合キーワードになるほど検索意図は絞られます。
「青汁」の検索意図
「青汁」というキーワードはビッグキーワードです。月間検索回数も多く、不特定多数のユーザーが検索しています。
検索意図としては以下のようなものが挙げられます。
- 美味しい青汁の飲み方を知りたい
- おすすめの青汁を知りたい
- 美味しい
- 青汁ってまずい?
- 青汁って何から出来てるの?
- 青汁ってどんな効果がある?
- 市販の青汁でおすすめは?
- 口コミのいい青汁が教えてほしい
- 美味しい青汁の飲み方ってあるかな
ここで挙げたものはほんの一部です。
青汁のようなビッグキーワードになると、もっともっとたくさんの検索意図があります。
実際に「青汁」で記事を書こうと思えば、このような検索意図を全て満たした記事を書く必要があるため大変です。
キーワードが「青汁 効果」なら「青汁の効果を知りたい」という検索意図に絞ることができます。検索意図自体も分かりやすく、記事も書きやすいです。
検索意図の詳細は以下の記事を読んでください。
コンセプト(方向性)を考える
上位表示されている記事を参考にして、どのような方向性で記事を書くかを考えます。
例えば、SEO対策の記事を書くのであれば以下のようなものが考えられます。
- 初心者に検索エンジンの仕組みを含めSEO対策方法を解説
- 中級者向けにニッチで濃いSEO対策ノウハウを解説
- SEO対策で押さえたいポイント20選を解説
重要なのはスタートとゴールと手段
コンセプト決定で重要なことは「誰をどんな方法でどのゴールまで連れて行くか」を考えることです。
上記のSEO対策の中級者向け記事の例で言えば以下のようなことです。
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「ある程度SEO経験が中級者」を「他では読めない濃いSEO対策ノウハウ」を書いて「SEO対策で上位表示して収益を上げられる」ようにする
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記事のターゲットを決める
Webライティングする上で「誰に向けて記事を書くか」は超重要です。誰をターゲットにするかは記事の書き方や内容が大きく変わります。
例えば、SEO初心者向けの記事なら「SEO対策とは」を丁寧に説明する必要があります。丁寧に説明する分、記事全体の文字数は多くなることが多いです。
逆にSEO中級者向けの記事なら「SEO対策とは」はほとんど書く必要はありません。知っている情報よりも知らない情報が知れる方が読者としては嬉しいからです。
重要なことは「読者がどこまで知識があるか(教育レベル)を想定し、方向性や内容を決定する」ということです。
読者がどこまでの知識を持っているかで、記事内のどこに力を入れて書くかが変わります。
ターゲットで文章は大きく変わる
「別の薬局に転職したい薬剤師」でも年齢、性別、悩み、家族構成などが全然違います。
例えば、以下のどちらのターゲットを想定するか。
・25歳の既婚女性の転職
・50歳の独身男性の転職
この二人のターゲットの悩みや転職理由は全く別ですよね。そうするとどちらをターゲットに記事を書くかで記事内容や書き方は大きく変わってきます。
ターゲットによる文章の書き分け方は以下の記事で詳しく解説しています。
» ターゲティングとターゲットを意識した文章の書き方
ターゲットをさらに細分化したペルソナ設定は以下の動画で解説しました。
魅力的なタイトルを付ける
SEOにおいてタイトルは重要です。そのため私はWebライティングする場合、本文を書く前にタイトルを考えます。
先にタイトルを考えることで本文を書き進める間にタイトルを考える時間が増え、さらに魅力的なものに磨き上げることができます。
魅力的なタイトルを付けるポイントは以下の通りです。
- タイトルは32〜40文字程度
- タイトルにSEOキーワードを含める
- ユーザーにとって魅力的なもの
- |【】! などの記号を使って読みやすく
- 具体的な数字や実績を書く
- 無駄な文字を削って情報密度を高める
タイトルは32〜40文字程度
タイトルは32文字前後のものを考えましょう。
32文字前後の根拠はGoogleの検索結果に表示されるタイトルが、おおよそ32文字前後だからです。
タイトルの文字数はGoogleが自動的に変化するため、32文字に決まっているわけではありません。
タイトルにSEOキーワードを含める
タイトルに含めたキーワードはSEOでも上位表示されやすくなるため、タイトルにはSEOキーワードを含めましょう。
一つのタイトルに入れるキーワードはおおよそ3〜5個程度になることが多いです。
本記事であれば「Webライティング、SEO、文章 書き方」などをキーワードとしてタイトルに含めました。
含めるキーワードは一つでもいいのですが、いろんなキーワードを含める方がSEOでいろんなキーワードで上位表示できる可能性が高くなります。
複合キーワードはサジェストを参考決めます。
例えば、「アフィリエイト」でGoogle検索すると「やり方、初心者、おすすめ、意味、稼ぐ、a8、始め方」などのサジェストが表示されます(サジェストは検索のタイミングで変化します)。
このサジェストキーワードの中から自分の書く記事にマッチしたものを選びます。
ユーザーにとって魅力的なもの
タイトルにキーワードを含めることはSEO対策では重要なことです。
しかし、SEOを意識しすぎるあまり、ユーザーのことを意識できていないタイトルになっている人が多いです。
実際に検索結果にあるタイトルを見て、クリックするかどうかを決めるのはユーザーです。ユーザーにとって魅力的なタイトルでなければクリックされません。
検索結果のタイトルがクリックされるかどうかはSEOにおいて非常に重要なポイントなので、魅力的なタイトルをつけられるように意識しましょう。
|【】! などの記号を使って読みやすく
タイトルを付ける時は適切に記号を使うことで読みやすくなります。
例えば
SEO対策って何?初心者が知っておいた方がいいことを教えます!
というタイトルなら
【SEO対策って何?】初心者が知っておいた方がいいことを教えます!
とするだけでも【】内が目に止まるようになります。
具体的な数字や実績を書く
タイトルに具体的な数字や実績を入れると魅力的なタイトルにすることができます。
アフィリエイト関連のブログで実績を含めるなら「月収100万円稼ぐアフィリエイターが教える」というもの。具体的な数字を含めるなら「たった3ヶ月で」などは読者からは魅力的に見えます。
無駄な文字を削って情報密度を高める
タイトルは少ない32〜40文字の少ない文字数で、魅力的なものを考える必要があります。
そのため無駄な文字数を使う余裕は1文字もありません。
例えば、無駄な文字を使って情報密度が低いタイトル例を紹介します。
SEO対策って何?初心者が知っておいた方がいいことを教えます!
このタイトルの問題点は、SEOキーワードがほぼ含まれていない上に、余計な文字が多すぎることです。
具体的には、SEOキーワードは「SEO対策 初心者」の二つしか含まれていません。
さらに「が知っておいた方がいいことを教えます!」の部分にはSEOキーワードが含まれていない上、情報が何も含まれていません。
魅力的なタイトルに書き換えると
「SEO対策って何?初心者が知っておいた方がいいことを教えます!」をもう少し魅力的なタイトルに書き換えてみます。
書き換え後のタイトル:
【超初心者向け】上位表示のために必要な23のSEO対策方法を完全解説!
上位表示、方法というキーワードをプラスしてみました。さらに「23」という具体的な数字を入れることで、先ほどよりも魅力的なタイトルになったはずです。
また記号を使ってターゲットの「超初心者向け」というのも目立たせるようにしました。
検索結果での見え方もしっかり意識
タイトルを考える時は検索結果での見え方も意識しましょう。
・実際にはどの辺まで表示されるか(32〜40文字)
・競合と比較して魅力的なタイトルか
タイトルはユーザーにクリックされなければ意味がないので、競合より魅力的なかどうかも重要です。
記事タイトルの付け方は以下の記事で詳しく解説しています。
記事タイトルの付け方は以下の動画でも解説しています。
全体の記事構成を考える
タイトルを考えたら、実際に記事を書き始める前に全体の構成と見出しを先に決めます。
文章をいきなり書き始めると話がブレることが多いので注意しましょう。
構成を考えるときは検索意図をしっかり意識しましょう。
重要なことは「読者は何が知りたくて検索して記事を読みに来ているか」です。
例えば「xx 口コミ」で検索する口コミを読みたい読者には口コミは最初に見せることが重要です。
- xxとは
- xxの特徴
- xxのメリット、デメリット
- xxのレビュー
- xxの口コミ
タイトルが「xxの口コミ」なのに口コミが最後に書かれてる記事は本当に多いです。読者が口コミ読みたいなら口コミは最初に読んでもらいましょう。
構成を考えるときに一緒に見出しを考えていきます。
見出しのキーワードもSEO対策では重要なので、見出しにもキーワードを含めます。ただし、全部の見出しに狙っているキーワードを入れて、記事が不自然にならないように注意しましょう。
見出しで重要なのは「理想は見出しだけ読めば記事内容が把握できるようにすること」です。
記事構成の作り方は以下の記事で詳しく解説しています。
SEOに強く読者満足度の高い記事構成の作り方は以下の動画でも解説しました。
リード文(冒頭文)には結論と読むメリット
記事の最初にはリード文(冒頭文)と呼ばれるものを書きます。
読者はリード文を読んで、先を読み進めるかどうかを決めるので、リード文は非常に重要です。
リード文で書く内容は以下のようなものです。
- 読者の共感を得る文章
- 問題提起
- 記事に何が書かれているか
- 読者が記事を読むメリット
- 最終的な結論
リード文をこの構成で書けば、読者の興味を惹くリード文が書けるはずです。
実際にどのようなリード文を書けばいいかは、以下の記事を例に解説していきます。
» 初心者にもおすすめのジャンルを解説
読者の共感を得る文章
- 今からブログをやるのにオススメのジャンルが知りたい…
- 色んなジャンルがあるけど、結局どれにすればいいか分からない…
- 初心者にはコレがオススメ!というジャンルを教えて…!
最初に読者のよくある悩みを箇条書きにします。
実際の読者が記事を読んだ時も、この箇条書きに自分の悩みが書かれていれば読み進めてくれる確率は格段に高くなります。
悩みを箇条書きにする必要はなく、文章で書いても問題ありません。
問題提起
運営するブログやアフィリエイトサイトのジャンル選定はとても重要です。
ジャンル選定を間違えてしまうと「頑張って記事を書いたのにアクセスが集まらずに収益もほとんどない」という状況に陥ってしまうことがよくあります。
ここで問題提起をしています。
「ジャンル選びは重要で、失敗すると大変なことになる」という書き方で、記事本文に興味を惹きつけます。
記事に何が書かれているか
記事本文中に何が書かれているかを書きます。
読者が記事を読むメリット
初心者だと記事を読むことで、どのようなメリットがあるか理解できない人もいます。
そのためこの記事を読むとどうなるのかを、しっかり読者に伝えてあげます。
最終的な結論
この記事では「おすすめジャンル一覧」が結論になるため、おすすめジャンル一覧にすぐに飛べるリンクを設置しました。
冒頭には結論を書く
リード文で一番重要なことは、「記事の結論を書くこと」です。
Webライティングは結論を最初に書くことが何より重要です。すぐに結論が分からない記事は読者には嫌われます。
例えば、ダイエット記事なら以下のようなになります。
- 結論:xxすることで3ヶ月で7kg痩せることができました。
読まれるリード文の書き方は以下の動画で解説しました。
結論に至った理由を書く
冒頭で結論を書いたら、次にその結論に至った理由を書きます。
ここで意識したいのは「なぜその結論に至ったかを読者が合理的に理解できるか」です。
例えば、ダイエット記事なら以下のようになります。
- 結論:xxすることで3ヶ月で7kg痩せることができました。
- 理由:摂取カロリーより消費カロリーが大きくなったら痩せる。
事例、具体例を書くと理解しやすくなる
次に事例や具体例を書きます。事例や具体例があると読者は内容を理解しやすくなります。
例えば、ダイエット記事なら以下のようなことです。
- 結論:xxすることで3ヶ月で7kg痩せることができました。
- 理由:摂取カロリーより消費カロリーが大きくなったら痩せる。
- 具体例:実際の筋トレや食事メニューを公開
最後にもう一度結論を書いて、内容をまとめる
記事の最後にはもう一度結論を書きます。
記事の中で一番重要なのは結論なので、何度も書くことで読者の目に触れやすくします。
例えば、ダイエット記事なら以下のようなことです。
- 結論:xxすることで3ヶ月で7kg痩せることができました。
- 理由:摂取カロリーより消費カロリーが大きくなったら痩せる。
- 具体例:実際の筋トレや食事メニューを公開
- まとめ(結論):痩せることができた。その方法。それはこの商品のおかげ。
最後のまとめでは結論と一緒に、記事を読んだ読者に最後にどうしてほしいのかをしっかりと伝えましょう。
- 別の記事を読んでほしい
- 商品を買ってほしい
- SNSでシェアしてほしい
- 感想を教えてほしい
- 今すぐに実践してほしい
結局この記事は何が言いたかったの?と読者に思われないように注意しましょう。
コンテンツのバランスを考える
記事を書く時はメインテーマとそれ以外のテーマのバランスを意識してください。
例えば、SEO対策の方法を解説する記事なのに、検索エンジンの仕組みが長いのはよくありません。
メインテーマが「SEO対策の方法」だとすれば記事内で一番長く力を入れるべきなのは「SEO対策の方法の解説」です。
もしメインテーマ以外のコンテンツが長くなりそうな場合には、内部リンクなどを使って別記事で詳しく書くことをオススメします。
飽きずに最後まで読めるよう装飾
記事内の文章が書けたら、次は装飾をしていきます。
装飾の目的は「読者が飽きずに最後まで読んでもらえるように」です。
装飾では以下のことに気をつけましょう。
- 適度に画像、イラスト、図解を入れる
- 吹き出しなどで読むポイントを作る
- 文字の装飾には色を使いすぎない
- 理解しやすいように箇条書きを使う
- 読んでほしい重要な部分は目立たせる
文章を読まなくても内容が把握できるようにするのが、重要なポイントです。
文章は読み飛ばされることが多いので、私の場合は図解、箇条書き、吹き出しなどの文章以外の要素を意識的に増やしています。
装飾による印象の違いを比較!
装飾がない記事と装飾がある記事で、どのくらい印象が変わるのかを比較します。
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以下の記事は前にも見せた装飾がない記事構成の見本です。
» 記事構成の見本(装飾なし)
そして、こちらが同じ記事に装飾したものになります。
» 記事構成の見本(装飾あり)
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内容自体が何もないため、違いは装飾だけですが、かなり印象が違うはずです。
本文を読まなくても装飾がしっかりしている記事は完成度が高いことが多いです。そういう記事は実際に読んでみても内容もいいことがほとんどです。
読みやすい記事の書き方は以下の動画で解説しました。
記事の完成度は推敲で8割が決まる!
本文を書いた後は、必ず記事全体を推敲してください。
文章を書いているときには気付けなかったことも、時間が経過すれば客観的に見えるようになることも多いです。
私が書く原稿も推敲しない記事の完成度は低いことが多いです。
推敲する時は以下のポイントをチェックしてください。
- 記事内容と検索意図にずれはないか
- 記事内容と読者にずれはないか
- 記事を読んで、読者の悩みは解決するか
- 読み飛ばしても理解できる記事か
- 記事タイトルは魅力的なものか
- 誤字脱字はないか
- スマホで見ても読みやすいか
- 読者は飽きずに最後まで読めるか
- 無駄な文章は書いていないか
- 画像、箇条書き、吹き出しは適切に使えているか
スマホでの表示は必ず確認する
Webライティング中はパソコンで書くことも多く、スマホ表示を確認しない人が多いです。
しかし実際に記事を読む読者はスマホを利用することが多いです。そのため自分自身も同じスマホで表示を確認することが重要です。
スマホ表示で特に確認したいのは画像です。よくあるのがパソコンでは綺麗に見えている画像もスマホにすると文字が潰れて見えなくなってしまうケースです。
ブログ記事公開前に使ってほしいチェックリストは以下の動画で解説しました。
記事が読みやすくなるズルいテクニック
記事が書けたら、さらに分かりやすく読みやすい文章にならないか何度も推敲します。
ここでは実際に私が使っている記事を読みやすくするテクニックを解説します。
読みやすい記事の書き方は以下の動画でも解説しました。
1、2文で改行を入れる
このように文章が続いてしまうと読みにくいと感じる読者が多くなります。
特にスマホで見た場合には、1画面が文字でいっぱいになってしまうことも珍しくありません。
そうならないようにスマホでの表示も意識して改行を多めに入れましょう。
長すぎる文章は読みにくいです。
内容が良い悪い以前に、長い文章を読むこと自体に抵抗を感じる人が多いからです。
また、どこで文章が切れているか分からないと、話題を把握しにくいです。一字一句読む人はほぼおらず、基本的には読み飛ばす人が多いので注意しましょう。
1、2文で改行を入れることで読みやすくなります。
同じ文章ですが、改行を入れただけでスッキリして読みやすくなったはずです。
読者が読み飛ばしても理解できるように!
本記事でも何回も出てきていますが、読者は基本的に文章を読みません。
スマホで適当にスクロールして、気になったところを読む人が多いです。なので、最初から読み飛ばしを前提として記事を書きましょう。
例えば、以下のようなこと気をつけるだけで読み飛ばし対策になります。
- 重要なポイントを目立たせる
- 画像、イラスト、図解
- 箇条書き
- 吹き出し
ポイントは「スクロールの手を止めて、読まれるポイントを意識的に作ること」です。
本記事で解説用に使用した記事構成の見本の装飾ありバージョンも用意しました。装飾でどのくらい印象が変わるかをチェックしてみてください。
» 記事構成の見本(装飾あり)
代名詞をなるべく使わない
ここで言う代名詞は「あれ、それ、これ、さっきの話は」というものです。
代名詞をなるべく使わないようにするだけで、読者が内容を理解しやすくするためです。
代名詞が何を指しているかを考えているのは思っている以上に大変です。文章を読むのが苦手な人は代名詞が何を指しているかを理解できない人もいます。
また代名詞を使わないことで読み飛ばし対策にもなります。
例えば「それは」と書いてあったとすると、「それは」の前を読み飛ばしてしまっている人は理解ができません。理解するためには「それは」の前に戻って読まなければいけません。
しかし、実際には読者はわざわざ前に戻って読み直すことはせず「よく分からない読みにくい記事だ」と評価して離脱します。
もし文章で代名詞をなるべく使わずに書いていれば、前に戻って読まなくても意味が理解することができます。
読み飛ばしていても読者は理解できるし、代名詞の指す言葉を探す必要もないので、ストレスなく文章を読み進めることができます。
長めの文章は主語と述語を近づける
主語と述語を近づけるだけで読みやすい文章になります。
例えば以下の2文。
・今日一緒にテニスをした相手は健二君だとマイケルは言った
「マイケル」が主語で「言った」が述語になります。
上の文章では、マイケルが何をしたかは最後まで読まなければ分かりません。しかし、下の文章ならマイケルが何をしたかが一目で分かります。
文章が長くなって主語と述語が離れてしまうと「誰が何をしたか」が分かりにくくなってしまって、読みにくくなります。
文末に変化をつけるとリズムがよくなる
基本的に文末は「です。」「ます。」で終わらせるのがオススメですが、同じ文末が続くとリズムが悪くなります。
そこで、目安は同じ文末になるのは連続2回まで。それ以上は文末を別の言葉に変えるように意識しましょう。
リズムのいい文章にするには体言止めを活用
私は文章のリズムをよくするために「体言止め」をよく使います。体言止めは文末を名刺などで終わらせるものです。
体言止めのメリットは以下の3つ。
- リズムがよくなる
- 文章が短くなる
- 意味を強調したり興味を引ける
ちょっとしたことですが、これらの積み重ねで文章の完成度は大きく変わります。
- 今日は最近見た映画の中でオススメの「君の名は。」を紹介します。
- 今日紹介するのは、最近見たオススメの映画「君の名は。」。
下の文章は体言止めになっています。体言止めの方が、少しだけ次の文章を読んでみたい気持ちになるはずです。
断定表現を使うことを心がける
Webライティング初心者は「と思います」「らしいです」「そうです」などの表現を使いがちです。
これらの表現を多用されている文章からは自信のなさや説得力のなさが感じられてしまいます。
そのため「と思います」「らしいです」「そうです」などの表現は極力使わずに「です」「ます」の断定表現を使いましょう。
もし自信がなくて断定表現を使うことができないのであれば、断定表現で書けるまで徹底的に調べるようにしましょう。
PREP(プレップ)法を意識すると文章が変わる!
分かりやすい文章を書く方法として、PREP法がよく使われます。
PREP法とは以下の頭文字をとったものです。
- Point:結論
- Reason:理由
- Example:具体例
- Point:結論
この順番で書くだけで、読みやすく理解しやすい文章が書けます。
最初に結論(Point)を書いてポイントを絞ります。
次に、結論に至った理由(Reason)を説明します。
理由を説明したら、具体例(Example)を提示し、読んでいる読者が理解しやすくします。
そして、最後にもう一度結論(Point)を書いてまとめます。
PERP法はWebライティングだけでなく、プレゼンなどでも本当によく使われます。
Webライティングでは記事全体をPREP法で書くのはもちろんのこと、見出し毎のコンテンツ単位でもPREP法を意識しましょう。
読みやすさの正体
記事の読みやすさは以下のようなポイントで決まります。
- 行間
- 改行
- 装飾
- 文字の大きさ
- 文字色
- 漢字とひらがなの割合
- 余白
- 背景色
- 図解
- 言葉遣い、言い回し
- 箇条書き
自分の記事が読みにくいと思ったら、これらのポイントを確認しましょう。
自分が読みやすいと思う記事と自分の記事を比較するのも重要です。
読者が思わず記事を読んでしまうライティングテクニックは以下の記事で詳しく解説しています。
Webライティングする上で知っておきたいSEO対策
- 記事タイトルにはキーワードを含める
- タイトルに含めるキーワードは3〜4つ
- 検索エンジンと読者に魅力的なタイトルを考える
- 見出しで記事内のコンテンツを分かりやすく
- 見出しにキーワードを散りばめる
- 1記事の目安は3,000文字以上
- 検索意図を満たす記事内容を考える
- 画像挿入や文字装飾で重要箇所を目立たせる
- 読者が飽きずに読める工夫をする
- 内部リンクで記事を数珠繋ぎにする
基本的なSEO対策に関しては以下の動画で解説しました。
SEO対策で上がらない原因は以下の動画で解説しました。
成約率の高い記事の書き方
ここからはWebライティングの中でもセールスライティングのテクニックを中心に解説していきます。
Webライティングでは、情報提供やノウハウの解説だけでなく、商品やサービスを売ることもよくあります。
セールスライティングは読みやすい文章を書くのとは別のテクニックがたくさんあるため、合わせて勉強しておきましょう。
アフィリエイトの始め方や稼ぎ方については以下の記事で詳しく解説しました。これから収益目的でアフィリエイトを始めたい方やアフィリエイトを基本から学びたい方は参考にしてください。
【アフィリエイトの始め方と稼ぎ方】本気で稼ぎたい初心者向けにやり方を完全解説
ブログやアフィリエイトで月5万円稼ぐ手順は以下の動画で解説しました。
ターゲットを絞って文章を書く
Webライティングでは「ターゲットを絞って文章を書く方がいい」というのは聞いたことがあるかもしれません。
ターゲットを絞るメリットは「ユーザーに響く文章が書けるようになるため、SEO評価が上がり、なおかつ成約率も高くなる。」という一言に尽きます。
Webライティングはラブレターと同じ
ターゲティングの例としてよく使われるのが、ラブレターです。
好きな人に自分の思いを伝える場合には、その人のことだけを想って書きます。
- なぜラブレターを書いているのか
- 自分がいかに相手のことを好きなのか
- 自分と好き合うとどんないいことがあるか
- 自分と相手との思い出
- 相手の不安を解消するような内容
これらはラブレターを渡す一人だけのことを想って書きます。それは相手だけに自分の想いをなんとか伝えたいからです。
不特定多数の人に向けて書くラブレターはありませんね。
Webライティングもそれと同じことが言えます。
誰かに自分の想い(商品やサービスの素晴らしさ)を届けたいのであれば、ラブレターと同じように一人だけに向かって書く必要があります。
ターゲティングが甘い文章は、内容や軸がブレて対象者が分からず、結果的に誰にも響かない文章になってしまいます。
そうなると商品やサービスは売れなくなります。
実際にどうやってターゲットを絞って、それをどうWebライティングに活かすのかという話は以下の記事で詳しく解説しています。
» ターゲティングと成約率が高い記事の書き方
ペルソナ設定は以下の動画で解説しました。
特徴ではなくベネフィットを書く
「ベネフィット」という言葉はWebライティング経験が浅い人は聞いたことがないかもしれませんが、確実に理解しておきたい言葉です。
ベネフィットを一言で表現すると「商品やサービスを使うことで得られる価値」のことです。
ここではあなたがWebライティングによって鉛筆を売りたいと仮定し、ベネフィットを解説していきます。
読者があなたから鉛筆を買う理由はなんでしょうか?
おそらくベネフィットを知らない人は「鉛筆が欲しいから鉛筆を買う」と答えるはずです。
鉛筆を買いたいユーザーが求めているのは鉛筆ではありません。
鉛筆を買いたい人が求めているのは「鉛筆で書いた文字」という結果。そして「文字で誰か(自分も含む)に情報が伝わる」という未来です。
「特徴」は売れない
ここでもう一つ重要なことは、商品の魅力を伝える時に本当に重要なことは特徴ではなく、ベネフィットだということです。
具体例を挙げて解説します。鉛筆には以下のような特徴があります。
- 芯がむき出し
- 書いていると芯の先が丸くなる
- 消しゴムで消える
- 六角形
- 手書き文字
これらは鉛筆を見れば分かることで誰でも知っています。
この特徴をいくら説明したところで鉛筆を売ることは難しいです。
Webライティングで鉛筆を売りたいのであれば、特徴をベネフィットに変換する必要があります。
先ほどの鉛筆の特徴を実際にベネフィットに変換してみます(特徴→ベネフィット)。
- 芯が剥き出し → すぐに書き出せるから、書き逃さない、芯を出したりしまったりする手間がない
- 書いていると芯が丸くなる → 1本で太さのちがう線が書き分けられる
- 消しゴムで消える → 間違えても、書き直すことができる
- 六角形 → 持ちやすく、机の上から転がり落ちにくい
- 手書き文字 → 印刷では、伝わらない想い(真面目さ、丁寧さ)を伝えることができる、指先を使うので、ボケ防止になる
商品やサービスを買ってもらうためには、特徴をベネフィットに変換して、魅力をアピールする必要があります。
その過程で特徴も説明する必要はありますが、少なくとも特徴を並べるだけでは商品を売ることはできないということは覚えておいてください。
ベネフィットについて以下の記事でさらに詳しく解説しています。
» ベネフィットライティングで成約率の高い文章を書く方法
成約率の高いベネフィットライティングは以下の動画で解説しました。
考えを先読みできると劇的に文章が変わる
私がWebライティングでかなり意識しているのが「読者の疑問や不安、気持ちを先読みして考えること」です。
読者の悩みや不安、疑問、気持ちは刻一刻と変化していきます。記事単位ではなく文単位で、1記事の中でもどんどん変化していきます。
例えば、婚活の記事内でこんな文章が書かれていたとしましょう。
この文を読んだ時に読者にはいろんな疑問や不安が生まれます。
- そもそも女性と話すのが苦手だからたくさん会うのはキツい、、、
- たくさんの女性に出会えてれば、今頃こんなに苦労はしてないわ!
- 打席とかヒットとか野球の例えがよくわからない、、、
この読者の疑問や不安を放置していては、読者の悩みは解決しません。
さっきのような文章を書く時には、その直後に読者の疑問や不安を先読みしてフォローする文章を書きます。
女性と話すのが苦手でなるべく女性会う回数を減らして婚活したい場合はxxがオススメです。
このようにフォローすることで少なくとも先ほどの疑問や不安を放置することはなくなります。
先読みライティングの詳細は以下の記事で解説しています。
先読みではネガティブな声に耳を傾ける
読者の声を先読みする時は、ネガティブな意見に耳を傾けることを意識してください。
先読みの話をすると、都合のいい声にばかり耳を傾ける人がいます。
例えば、先ほどのような文章で都合のいい声とは以下のようなものです。
- 自分も積極的に女性に会いに行こう!
- すごく勉強になる…!
- 失敗しても気にせず、打席に立とう
こんなことを言うと語弊があるかもしれませんが、ネットで記事を読んでいる読者にそんなに前向きな人はいません。
自分の記事の読者は「もっと根暗で卑屈で臆病でネガティブでコミュ障」だと思ってください。
実際にそんな人が読んでいるかどかは別にして、そういう人ならどう考えるかと言うのを意識して先読みすることが重要です。
読者満足度を劇的に高める先読みライティングは以下の動画で解説しました。
Webライティングで「3つのNOT」を乗り越える方法
Webライティングには「3つのNOT」と呼ばれるものが存在します。
3つのNOTとは「読者は読まない(Not Read)、信じない(Not Believe)、行動しない(Not Act)」ということです。
Webライティングでは、3つNOTを超えるために「読ませる工夫」「信じさせる工夫」「行動させる工夫」ができているかどうかを常に意識します。
ほとんどの人はそういう視点を持っていないので、読者に読まれないしモノが売れないし、SEO対策で上位表示もできません。
ライティングを劇的に変える"3つのNOT"は以下の動画で解説しました。
1つ目のNOT:読まない壁
読者はそもそも文章を読んでくれません。読んでくれなければ悩みが解決することも、モノが売れることもありません。
読者に自分の文章を読ませたいと思うなら、自分の書きたいように文章を書いているだけではダメです。
本記事でもWebライティングについて色々なテクニックを紹介しましたが、それらは基本的に「読まないの壁」を越えさせるためのものです。
- 「結論→理由」の順番で書く
- 読み飛ばされても理解できる書き方
- 代名詞を使わない(これ、それ、あれ、さっきの)
- 図解、箇条書きを使う
- 記事中にポイントを目立つように書く
- 見出しだけで内容が理解できる
- ターゲットやペルソナの役に立つ、刺さる内容を書く
いろんなテクニックを紹介しましたが、文章を読んでもらうためのテクニックです。
だからこの記事で紹介したWebライティングのテクニックを駆使して、読まない壁をクリアしましょう。
2つ目のNOT:信じない壁
読者は記事を読んでくれても、本当かどうか信じません。
- 口コミが書いてあるけど捏造じゃないか
- 本当に最新情報が書かれているか
- 本当に根拠がある正確な情報なのか
先読みを解説した時にも説明した通り、読者は思っている以上にネガティブなものです。
信じない壁を超えるのに必要なことは「疑いようがないエビデンス(根拠)の提示」です。
Webライティングが苦手な人は、文章そのものに問題があるというよりは、エビデンスが圧倒的に足りないことが多いです。
自分の主張を裏付けるエビデンスがしっかりあれば、Webライティングが多少下手であっても、読んでもらえる面白い記事になります。
Webライティングは文章を書くだけでなく、エビデンスを作ることにも注力しないといけません。実際の現場ではエビデンスに時間とお金をかけることもあります。
そもそも記事を書くかどうか自体、しっかりしたエビデンスが作れるかどうかで判断することも多いです。
「痩せた」の根拠はビフォーアフターじゃダメ
ダイエット関連商品のエビデンスとして使われるのは、ビフォーアフターです。
しかし、今はこれだけではダメです。なぜなら、ビフォーアフターだけでは「本当に痩せた」という根拠にはならないからです。
- 写真を編集して痩せたように見せている
- 痩せた状態から太って、ビフォーアフターにする
- ビフォーアフター写真がそもそも別人
いくらでも疑う要素は出てきます。
一昔前であれば、ビフォーアフターは疑いようのない根拠になったかもしれませんが、今はもう時代が変わっています。
エビデエンスを考える時には、疑いようのない根拠を提示できるかを考えましょう。
3つ目のNOT:行動しない壁
読者は文章を読んで信じたとしても、行動しません。
「行動」は記事の目的にもよりますが、以下のどちらかが多いです。
- モノ(商品やサービス)を買ってもらう
- SNSで拡散してもらう
「欲しいけど、また今度にすればいいか」という経験は誰でも一度はあると思います。
先延ばしにして忘れられないように、今行動しなければいけない理由をアピールして、その場で行動してもらいましょう。
その場で行動してもらうために重要なことは「背中を押してあげること」です。
以下をアピールすると背中を押してあげることができます。
- 緊急性:いつまでに申し込まないと損をする
- 限定性:早く申し込まないと損をする
もちろんあまり強く書きすぎると煽り感が強くなって、読者に不信感を与えることもあり得るので注意しましょう。
不安要素を取り除く
背中を押してあげることと同時に読者の不安要素も取り除いてあげましょう。
読者はモノが欲しくなった後でも、まだまだ様々な不安要素を抱えています。
- 運営会社は大丈夫か
- 解約はできるのか
- 自分が買っても本当に使えるのか
- 無理なセールスをされないか
そういった不安があるうちは申し込むのをやめてしまう可能性があるので、しっかり不安要素を解消してあげられるようにしましょう。
Webライティングのおすすめ本
Webライティング関連の本はたくさんありますが、私が実際に読んで本当に参考になった本だけを厳選して紹介します。
Webライティングが学べる本
SEOライティングで有名なウェブライダーの松尾さんが書いた本です。ライティングの最初の入門書としては最適。
本はかなり分厚いんですが、基本的に会話形式で話が進みストーリーもあって読みやすいです。Webライティングの重要なポイントは、網羅的にしっかりと説明されています。
Webライティング初心者向けの入門書としてオススメです。
何をどういう手順で書けば、分かりやすく読みやすい文章が書けるかを丁寧に解説してくれています。
具体例も多く、読み終わったらすぐに実践できる内容になっているので、Webライティングをするなら必読の一冊です。
「SEOに強いWebライティング」というタイトル通り、SEO対策での集客を想定した記事の作り方を解説してくれます。実戦で使えるテクニック満載の一冊です。
入門書というよりは、Webライティング経験が少しはある人にオススメしたいです。ブロガーやアフィリエイターにはかなりオススメです。
この本の著者はメンタリストDaiGo。
どうすれば人を動かすことができるかというテクニックが満載です。ブロガーやアフィリエイターで、ライティング本として、この一冊をオススメしている人も多いです。
「文章がいかにすごいのか」というのが語られている冒頭が個人的にはとても好きです。
1982年に初版が発行された文章術のロングセラー本。文章を仕事にしたい人の必読本です。
句読点のうち方、助詞の使い方、修飾語の順番など、小学生の頃に習ったであろう日本語の超基本を解説してくれます。
他では読めない著者の主観的かつマニアックな解説を、ぜひ読んでもらいたいです。
Webライティングに役立つマーケティング本のおすすめ
ここでは読んでおくとWebライティングに役に立つマーケティング本を紹介します。
紹介しているマーケティング本は誰が読んでも勉強になる一冊のはずです。
マーケティングの入門書として、超重要ポイントが凝縮されてます。マーケ本は海外の翻訳が多いので、日本人が書いた本で学べるのは貴重です。
ベネフィット、ターゲティング、差別化など、Webライティングでも重要なポイントが分かりやすく解説されています。
「人気のないお店をマーケティングを駆使して立て直す」というストーリーになっていて、飽きずに最後まで読みやすいのもオススメできるポイントです。
twitterなどでも話題になった本です。男性と女性の考え方などの違いが丁寧に書かれています。
「今は悪夢の中にいて、本来の姿に戻りたいだけ。女性は苦労を求めない。男性のように泥や血にまみれて努力して上に駆け上がりたいとは思っていない」というような内容はかなり面白かったです。
Webライティングで男性が女性をターゲットにした文章を書くことも多いのですが、その前に絶対に読んでおきたいです。
「マーケティング本といえば、ハイパワー・マーケティング」と言うくらい有名な本です。著者はアメリカの超有名マーケッターであるジェイ・エイブラハムです。
2005年に初版が発行されているので新しい本ではありませんが、それでも読んでおいて損はないです。すぐに実践できるマーケティングの知識やノウハウが満載です。
私がWebライティングで使うテクニックや商品販売時のマーケティング戦略でも、このハイパワー・マーケティングで学んだことを実践していることも多いです。
「人はなぜ動かされるのか」を徹底的に追求した一冊。
様々な実験を通して「こうやって人の心が動く」というのを勉強できます。テーマは真面目で固いのですが、ユーモアを交えて書かれているので読みやすいです。
返報性の原理、社会的証明、権威性など、読みながら唸らされる内容が続きます。
ライティング、マーケティング、営業マンなどセールスに関わる職種の人は必読です。
500ページとかなり分厚いのですが、私は読み始めてから時間を忘れて一気に読みきったのを覚えています。
SEOライティングを直接教えます!
この記事でアフィリエイトで必要な記事の書き方は全て解説しました。この記事の内容を実践してもらえれば、必ずいい記事が書けるはずです。
しかし、頭では理解できたとしても、それを実践することははるかに難しいです…
そんな方にはSEOライティング実践講座を紹介します。
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