PR
- ブログを書く時は必ずペルソナを設定すべき?
- ペルソナの作り方がよくわからない...
- ペルソナを設定しても意味がないって聞いたことがある...
ペルソナを設定しないと、読者にとって良い記事を書くことはできません。読者に読まれなければSEOで高評価をもらえず、ブログで稼ぐことも難しくなります。
ブログで稼げるようになりたいなら、ペルソナについて理解することが重要です。
当記事では、ペルソナ設定とその重要性について初心者にもわかりやすく解説します。この記事を最後まで読むことで、ペルソナの作り方やポイントが理解できるようになります。
ペルソナは、年齢や性別、趣味、悩みなど具体的に想定した架空の顧客像です。ペルソナを設定することで、読者の悩みやニーズを解決する記事を書けるようになります。
ペルソナ設定については以下の動画でも解説しています。
ブログやアフィリエイトで重要なペルソナとは
ペルソナとは、サービスや商品の「架空の顧客像」のことを指します。ブログやアフィリエイトに関わる人が知っておくべき、重要なマーケティング用語です。
読者の検索意図を満たした記事を書くためには、ペルソナ設定が欠かせません。ペルソナを作る際に考える8つの基本項目をみていきましょう。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 趣味
- 家族構成
- 悩み
- 夢
- 日常生活(どのような生活を送っているか)
例として格安スマホに関するブログを作成することを想定し、次の通りペルソナを設定してみます。
- 31歳男性会社員
- ウェブ制作会社に勤めている
- 仕事は常に納期に追われ自宅と会社の往復だけが続いている
- 趣味はガジェットとお酒
- 彼女なし既婚歴なし独身
- 次から次に欲しいガジェットが出てくるため、いつもお金がない
- 最近は一眼レフカメラを買うか悩んでいる
- 我慢せず出費を減らす方法として格安スマホを検討中
- 彼女を作りたいが具体的な行動はしていない
- 夢は3年以内に独立して自分で会社経営すること
ペルソナを設定するうえで重要なことは、非現実的な人物ではなく探せば実際に存在しそうな人物を想定すること。
今回は格安スマホに関するブログということで、ITに詳しくガジェット好きのペルソナを設定しました。ガジェット好きではなく、ITに詳しくないペルソナを設定してもOKです。
ガジェットやITに詳しい人物・詳しくない人物で、それぞれ考えることや悩みも大きく変わります。
設定したペルソナをもとに記事を書く際に重要なポイントは、悩みや不安を見抜けるかどうかです。ペルソナを考える時、SNSでリサーチしながらイメージを膨らませてみましょう。
ペルソナに正解はありません。実際にリサーチして設定するペルソナを考えてみてください。
ペルソナについて考える必要はないと初心者に教える人がいますが、僕は真っ向から反対します。ペルソナを設定しなければ良い記事を書くことができないからです。
「検索結果で上位表示されている記事を参考に、読者満足度の高い記事を書けばいい」これだけで良い記事を書けるなら、誰も苦労しません。
ターゲットとペルソナの違い
ペルソナと似た言葉にターゲットという言葉があります。ターゲットは、年代や性別などで幅広く設定するものです。
ターゲットとペルソナは似ていますが全くの別物です。混同しないように注意しましょう。
例えば「30代の料理好きの主婦」はターゲットです。一方でペルソナは、悩みや趣味などを踏まえターゲットをもっと細かく絞り込みます。
ペルソナの意味は「仮面」や「人格」です。人格を持つくらいターゲットを細かく絞り込んだものが、ペルソナと考えるとイメージしやすいかもしれません。
ブログやアフィリエイトでは、ターゲットよりペルソナを意識しましょう。ペルソナの方が、読者の悩みやニーズを深く考えられ良い記事を書けるようになります。
ぺルソナは知り合いでもOK
ぺルソナ設定が難しい場合は知り合いでもOKです。
ブログやアフィリエイトでは、読者の不安や悩みを読み取ることが重要です。しかし架空のペルソナの場合、具体的にイメージしにくいことがあります。
実在する知り合いなら、その人の生活や喋り方、性格、価値観など、人物像がわかるため考えやすいです。自分の記事を読んだ知り合いがどのように考えるのか、悩みを解決できるのかイメージしてみましょう。
ペルソナの作り方
ペルソナの作り方を紹介します。3つの手順を理解し、読者の不安や悩みを解決する記事を書きましょう。
- キーワードを選定する
- 読者の疑問や悩みを考える
- 検索意図を細分化する
キーワードを選定する
まずはキーワードを選定しましょう。キーワード選定は上位表示する記事を書くために重要です。
キーワードを選定する方法は次の3つです。
- サジェストキーワードを取得する
- 候補キーワードから月間検索回数を確認する
- キーワードを見つけたら競合を調査する
ブログ初心者でも失敗しないキーワード選定方法は、次の記事と動画を参考にしてください。
» 実践的なキーワード選定方法
読者の疑問や悩みを考える
キーワードを選定したら読者の疑問や悩みを考えます。読者がどのような悩みを解決するためキーワードで検索したのか考えてみましょう。
例えば「格安スマホ おすすめ」で調べる読者は、次のような疑問や悩みを抱えていることが考えられます。
- 初めて買う人におすすめの格安スマホは何だろう
- 格安スマホのメリット・デメリットは何だろう
- 格安スマホは簡単に設定できるのだろうか
上記のような疑問や悩みを解決できれば、読者にとって良い記事に仕上がるということです。
検索意図を細分化する
キーワードの検索意図は読者によって異なります。読者の役に立つ記事を書くためには、検索意図を細分化する必要があるのです。
例えば「格安スマホ おすすめ」の検索意図は「おすすめの格安スマホについて知りたい」ですが、検索意図として不十分。「おすすめ」だけではあまりに抽象的で、「とにかく何でもいいから、おすすめの格安スマホを知りたい」という人は少ないからです。
以下に、細分化した検索意図の例を挙げてみます。
- 料金が安い
- 通信速度が速い
- 信頼できるキャリア
- 好きな機種
- 総合的なコスパ
検索意図を細分化できれば、読者が抱える潜在ニーズが把握できます。潜在ニーズまで理解することがペルソナを設定するうえで重要です。
検索意図の調べ方については、次の記事と動画で解説しています。
» 検索意図の調べ方
潜在ニーズの考え方は次の記事と動画を参考にしてください。
» 潜在ニーズを満たした記事の書き方
検索意図から記事構成を考える方法は、次の記事と動画で詳しく解説しています。
» 検索意図から記事の構成を考える8つの手順
ペルソナを作る時のポイント
ペルソナを作る時のポイントを4つ紹介します。ポイントを押さえなければ、ペルソナを設定してもブログ記事に活かせないので注意しましょう。
- ペルソナの思考や言動をリアルに思い描く
- 読者の不安や疑問を先読みする
- 複数のペルソナを設定する
- 情報を詰め込みすぎない
「何のためにペルソナ設定をしなければいけないのか?」「何のために年齢・性別・夢・悩みを考えるのか?」というペルソナ設定の本質を理解することが重要です。本質が理解できないと、ペルソナ設定がただの作業になってしまいます。
ペルソナの思考や言動をリアルに思い描く
ペルソナ設定で重要なのは、ペルソナの思考や言動をリアルに思い描くことです。何となくペルソナを設定しても、読者の悩みを解決する記事は書けません。
年齢・性別・職業・夢・悩みなどを具体的に考えてペルソナ設定しますが、年齢設定は重要ではないことを覚えておきましょう。リアルに人物像を思い浮かべられるなら、何歳でもOKです。
自分の想定しているペルソナが「34歳の料理好きの主婦」の場合、34歳を35歳に置き換えるのは全く問題ありません。「34歳と35歳、どっちにすればいいのか?」で悩むことは、ペルソナの本質からズレているのです。
ペルソナを考えるときにもっとも重要なことは、年齢よりもその人の思考や言動をリアルに思い描くことができるように設定するということ。ペルソナの思考や言動を思い描くことが、ブログ作成の起点になることを覚えておきましょう。
ペルソナ設定で年齢や性別、職業、夢などを考えていくうちに、その人の悩みや不安をリアルに想定できるようになります。リアルに思い描いた状態で記事を書けば、読者に刺さる文章が書けるということです。
読者の不安や疑問を先読みする
ブログでは読者の不安や疑問を先読みすることが重要です。「先読みする」とは、ブログに訪問してくれる読者の不安や疑問を先読みしてフォローする文章を書くということ。
先読みライティングでもペルソナを意識する必要があります。ブログ記事を読んだ時の読者の思考や言動を、常に考えなくてはならないからです。
僕が誰かの記事を添削するときにも、絶対にペルソナのことを考えます。具体的にペルソナ設定するわけではありませんが、狙っているキーワードで検索する読者のことを考えます。
読者が「どのようなことを望んでいるのか」「どのような悩みを抱えているのか」ということを考えながら添削記事を読みます。ペルソナを意識することで、適切なアドバイスができるようになるのです。
ブログ初心者も先読みを意識して記事を書きましょう。先読みライティングは次の記事と動画で解説しています。
» 読者の悩みを解決する先読みライティング
複数のペルソナを設定する
記事を書くときは、複数のペルソナを設定してください。ペルソナを1人に絞って記事を書くと、上位表示できない可能性が高いからです。
ペルソナを絞った記事は特定の人に役立ちます。しかし多くの人にとっては役に立つ記事ではありません。
特定のユーザーに刺さる記事は、今のSEOでは評価されにくい傾向にあります。
一方で網羅性の高い記事は、多くのユーザーの役に立ちます。今のSEOは網羅性の高い記事が求められていることを覚えておきましょう。
ただし、長文になって読みづらくならないように注意してください。読者にとって余計な情報が増えれば増えるほど、読みづらくストレスを感じやすくなります。
網羅性が高く簡潔な記事を書くなら、まとめ記事がおすすめです。まとめ記事の書き方は、別の記事で詳しく解説しています。
» SEOに強いまとめ記事の書き方
複数のペルソナ設定が難しい場合は1人でOK
複数のペルソナ設定が難しい場合、最初はペルソナを1人に絞り込んでもOKです。ペルソナを1人に絞って、その人に向けた文章を書きます。
記事内容も伝え方も、その人のためだけに書きます。「セールスレターはラブレターのようなもの」とよく言われる考え方です。
SEOを考えると網羅性が高いことは重要ですが、ブログ初心者は特定の読者の悩みを解決する記事を書けるようになりましょう。納得できる記事を書けるようになるまでは、ペルソナを1人に絞り込んでOKです。
情報を詰め込みすぎない
「知りたい読者もいるから」という理由で、手あたり次第に情報を詰め込むのはNGです。思いつくものを全て詰め込めんでしまうと、記事が長くなりすぎるからです。
例えば、格安スマホのブログに最低限必要な内容は以下の通りです。
- 共通スペック
- USP
- 自分の主張
- 根拠
上記に追加する内容は、ペルソナから考えましょう。
例えばペルソナが「初めて格安スマホを買う人」なら、格安スマホのメリット・デメリットも必要です。一方ですでに「格安スマホに関する知識がある人」なら、メリット・デメリットよりもテザリングによる通信速度など具体的な内容を伝える必要があります。
「どのような内容を書けばいいの?」を考えるヒントになるのがペルソナです。情報を全て詰め込めばいいというわけではないため注意してください。
ペルソナを設定して稼げる記事を書こう
ペルソナとは、サービスや商品の架空の顧客像のことです。ペルソナ設定することで読者の検索意図をつかみ、悩みやニーズについてより深く考えることができます。
ペルソナは実在する人物をイメージして作りましょう。イメージが難しければ、知り合いを想定してもOKです。
- ペルソナは架空の顧客像
- ペルソナから検索意図、潜在ニーズ、先読みライティングを考えることができる
- 「ペルソナは考えなくていい」は嘘
- ペルソナは3~5人設定、難しければ1人でOK
- 年齢や名前を設定すること自体に意味はない
- ペルソナの本質は、ユーザーの思考や行動をリアルに思い描くこと
同じキーワードでも検索意図は人によって異なります。検索する理由や背景が違えば、知りたいことも変わるのです。
ペルソナ設定で重要なことは、読者の思考や言動をリアルに思い浮かべること。より詳しくペルソナの状態を想定できれば、読者に深く刺さる記事が書けます。
網羅性のある記事を書くため、複数のペルソナを設定するのが理想です。ただし難しい場合は、特定の読者に刺さる記事を書くことを優先しましょう。
先読みライティングは次の記事と動画を参考にしてください。
» 読者の悩みを解決する先読みライティング
ブログ初心者が最短で稼ぐには、超特化ブログがおすすめです。超特化ブログの作り方は次の記事と動画で詳しく解説しています。
» 初心者向け超特化ブログの作り方