アフィリノオト編集部

【SEOに強い記事の書き方】検索意図とキーワードから成約までの距離

  • 読者の検索意図がわからない...
  • 記事を書いてもSEOで上がらない...
  • 検索意図はどうやって考えればいいの...?

読者の検索意図を理解できなければ、SEOで上位表示することができません。上位表示できなければ、頑張って記事を書いてもブログで稼ぐことはできなくなってしまいます。

当記事では、他の記事よりも詳しく検索意図の考え方について解説します。この記事で解説していることを実践できれば、SEOで上位表示可能な完成度の高い記事を書けるようになります

検索意図とは読者がキーワードで検索する目的のこと。キーワードごとに検索意図を読み取ることがSEOで上位表示するために重要です。

なかじ
検索意図を理解して、SEOで上位表示する記事を書きましょう。

検索意図とは

検索意図とは読者がキーワードで検索する目的のこと。「何を求めてそのキーワードで検索しているのか」を理解したうえで記事を書くことが、SEOで上位表示するために重要です。

検索意図はWeb特有の概念で、理解しづらいところもあります。しかし検索意図を理解できなければ、いくら頑張って記事を書いてもSEOで上位表示できません。

キーワードによって検索意図は変わります。SEOで上位表示するためには、キーワードごと正確に検索意図を読み取ることが重要です。

読者の悩みや知りたいことがわからないのに、的確にアドバイスすることはできません。完成度の高い記事を書くためには、最初に検索意図を考える必要があります。

例えば「格安スマホ おすすめ」なら、「おすすめの格安スマホを知りたい」が検索意図になります。検索意図がわかれば、読者の悩みや疑問、知りたいことも把握できます。

SEOで上位表示するには、検索意図を満たしたコンテンツが必要です。自己満足な記事を書いても上位表示できないので注意しましょう。

なかじ
重要なことは、検索ユーザーの検索意図を満たせるかどうかです。

検索意図は4つに分類できる

検索意図は、読者の検索行動に基づいて次の4つに分類できます。それぞれの特徴を理解して、完成度の高い記事を書けるようになりましょう。

  • Knowクエリ:知りたい
  • Doクエリ:やりたい
  • Goクエリ:行きたい
  • Buyクエリ:買いたい

ただし厳密に4つのクエリを使い分ける必要はありません。検索意図を理解するための参考に覚えておきましょう。

クエリ具体例
Knowクエリ「格安スマホ メリット」
「東京 天気予報」
Doクエリ「格安スマホ 設定」
「格安スマホ 乗り換え」
Goクエリ「ソフトバンク 渋谷」
「東京 観光」
Buyクエリ「格安スマホ 販売店」
「東京 お土産」

ユーザーファーストを意識するために重要

検索意図を理解することは、SEOで上位表示することのほかユーザーファーストを意識するうえで重要です。Googleが掲げる10の真実でも、ユーザーファーストについて言及されています。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。

Googleが掲げる10の事実

検索意図を把握しユーザーファーストを意識できれば、SEOで高評価をもらえると考えられます。初心者でもできるSEO対策は、次の記事と動画を参考にしてください。
» 初心者でもできるSEO対策の基本

検索意図は1キーワードに複数ある

検索意図は、1キーワード1つとは限りません。ビッグキーワードほど検索意図の数は増えます。

例えば「青汁」の検索意図は以下のようなものが考えられます。

  • 定義
  • 効果
  • 作り方
  • おすすめ

「青汁」のようなビッグキーワードは、考えようと思えばいくらでも検索意図を考えられます。検索意図が大量に浮かぶキーワードで記事を書くのは大変です。

ビッグキーワードは難易度が高い

ビッグキーワードの難易度が高い理由は、目的がぼんやりしているからです。美容や健康目的で青汁を飲む人はたくさんいますが、美容や健康という目的自体が明確ではないのです。

例えば健康について、「野菜不足を解消したい」「血圧を下げたい」など目的は人それぞれ。記事の中で「この青汁は健康におすすめ」と書いたところで商品は売れません。

一方でビッグキーワードではなく複合キーワードになると、検索意図は絞られます。例えば「青汁 効果」の検索意図は、以下のようなものです。

  • 青汁の効果を知りたい
  • 美容効果のある青汁を知りたい

「初心者は複合キーワードで記事を書くのがおすすめ」と言われるのは、検索意図が絞られて記事を書きやすくなるからです。

なかじ
キーワードによって、SEOの難易度だけではなく記事を書く難易度も変わります。

検索意図の調べ方

検索意図の調べ方を3つ紹介します。

  • サジェストキーワードから読み取る
  • 検索結果から読み取る
  • ペルソナから考える

キーワードの検索意図を読み取るポイントは、読者のリアルな姿を想像することです。「なぜ読者はこのキーワードで検索したのか?」について、深く考えてみましょう。

サジェストキーワードから読み取る

1つ目がサジェストキーワードから検索意図を読み取る方法です。サジェストキーワードとは、検索窓にキーワードを入力すると表示される候補キーワードのこと。

実際の検索数や入力したキーワードとの関連度によって表示されます。サジェストキーワードから読者が知りたい内容を読み取りましょう。

サジェストキーワードの具体例

例えば「レンタルサーバー おすすめ」と入力したときは、以下のようなサジェストキーワードが表示されます。

検索結果から読み取る

2つ目が検索結果から検索意図を読み取る方法です。検索結果で上位表示されている記事は、検索意図を満たしていると考えられます。

検索意図を考えるときは、検索結果1ページ目の記事の方向性や内容を確認してください。上位記事の内容を見ることで、求められている検索意図を読み取ることができます。

検索結果を確認する際、関連企業サイトは除外するようにしましょう。例えば「レンタルサーバー おすすめ」の検索結果には、エックスサーバーなどの企業サイトが上位表示されています。

今のSEOでは記事内容以外にもドメインパワーや、キーワードとの関連度が重視されます。

エックスサーバーは検索意図や記事内容ではなく、別のものが評価されて上位表示されている可能性があります。

なかじ
検索意図を参考にする時は、関連企業サイトを除外してください。

ペルソナから考える

3つ目はペルソナから検索意図を考える方法です。多くのベテランアフィリエイターは、ペルソナを想定して検索意図を考えています。

ペルソナとはサービスや商品の「架空の顧客像」のこと。年齢や性別、趣味、悩みなど細かく設定することで、読者に深く刺さる記事を書けるようになります。

ペルソナから検索意図を考えるコツは、検索する人の姿をリアルに想像することです。ブログやアフィリエイトでペルソナが重要な理由は、次の記事と動画を参考にしてください。
» ブログでペルソナ設定が重要な理由

検索意図の違いを理解できていない例

「薄毛」と「育毛剤」を例に、検索意図の違いについて解説します。「どちらのキーワードでも育毛剤を紹介すればいい」という考え方はNGです。

検索意図を理解してない人の記事は、以下のような構成になります。

  1. 導入文
  2. 育毛剤ランキング
  3. 共起語を網羅した長文記事

導入文の後いきなりランキングを配置する構成では、上位表示もできず商品も売れません。「薄毛」の検索意図は「育毛剤が欲しい」ではないからです。

「薄毛」で検索する読者が何を目的に調べているのかを考えてみましょう。

  • 自分が薄毛になった原因を知りたい
  • 薄くなった髪の毛を増やしたい
  • 薄毛になるのを予防したい

育毛剤を求めていないユーザーに対して育毛剤をおすすめするのは押し売りです。記事始めの方でランキングを配置しても、商品は売れません。

自分に都合のいい解釈をしない

「薄毛で悩んでいる人は育毛剤を求めているはず」という考えは、育毛剤を売りたい自分にとって都合のいい解釈です。読者目線で記事を書かなければ、ブログで稼ぐことはできません。

薄毛で悩んでいる人は「薄毛を克服したい」「髪の毛を増やしたい」という願望もあります。ただし、髪の毛を増やす方法は育毛剤に限らないのです

  • 育毛シャンプー
  • 育毛サプリ
  • カツラ
  • 植毛
  • 食事
  • 頭皮マッサージ
  • 生活習慣

薄毛で悩んでいる人の悩みを解決する選択肢は、育毛剤である必要がありません。「薄毛で悩んでいる=育毛剤が欲しい」と考えるのは、大きな勘違いです。

薄毛で悩んでいる人に育毛剤を売りたいなら、「育毛剤を使うことが一番良い方法」だと思ってもらえるように読者を教育する必要があります

なかじ
自分に都合のいい解釈をしていると商品は売れません。

【サンプル】検索意図を意識した記事構成

検索意図をもとに記事構成を作る時は、次の3つを意識してください。

  • 商品を売るために嘘をつかない
  • 役に立たない情報を書かない
  • 自分の利益を優先しない

商品を売りたいからといって嘘をついてはいけません。嘘をついて商品が売れることもありますが、倫理的・法律的にNGです。

読者の役に立たない情報を書かないことも意識しましょう。例えば育毛シャンプーが必要なユーザーに向けて、強引に育毛剤を売ろうとするのは良くありません。

育毛剤を売りたいなら、育毛剤が最適なターゲットに向けて記事を書いてください。

自分の利益を優先して報酬が高い順にランキングを作成するのもやめてください。読者に必要な商品を紹介しましょう。

ランキング1位を自分で決めるのはステマではない

ランキング1位を自分で決めることはステマではありません。最適な商品はユーザーによって変わります。

ランキングを決めるのはステマではなく、想定するターゲットの違いによるものだと理解しましょう。

「薄毛」の記事構成

「薄毛」というキーワードで「育毛剤」を売るときの記事構成の例を紹介します。

「薄毛」の記事構成

1.薄毛の原因
最終的には「育毛剤が最適」につなげるための布石

2.髪の毛を増やす方法3~5つ
多すぎても離脱の原因になる

3.育毛剤を使うメリット3つ
多くても少なくてもダメ
育毛剤が最適な理由を理解させる

4.育毛剤を選ぶポイント
ランキング1位に自然とたどり着く選び方
価格の安さがコンセプトなら1位は低価格な商品

5.育毛剤ランキング
根拠のあるランキングを作る
ランキングの基準は明確に

「薄毛対策には育毛剤が最適」という結論につなげるための布石として、最初に「薄毛の原因」について書きます。

次に「髪の毛を増やす方法」についてまとめます。あまりに多すぎると離脱の原因になるので、3~5つくらい提示しましょう。

複数の方法を提案するのには理由は、「育毛剤以外にもたくさんの方法があるけれど、育毛剤を使うのが一番良い」というのを読者に教えてあげるためです。

次に育毛剤を使うメリットについて3つ考えます。メリットが多すぎるとユーザーを迷わせてしまいますが、少なすぎるとメリットを感じにくいです。

なかじ
数ある方法の中から、育毛剤が一番良い方法だということをわかってもらいましょう。

次に育毛剤を選ぶポイントについて解説します。ここでは、ランキング1位の商品へ自然に辿り着くような「選び方」を紹介することが重要です。

例えばランキング1位で低価格の商品を売るのであれば、選び方に「低価格」「安くて継続しやすい」といった文言を入れます。

ランキングを掲載しているサイトはたくさんありますが、ランキングの基準が不明確なサイトも多いです。ランキングを作るときには、しっかりと根拠のあるランキングを作ってください

育毛剤が一番売れるのはランキングです。ここが一番の成約ポイントになります。

ユーザーを教育するコンテンツが必要

商品を売るためには、ユーザーを教育するコンテンツが必要になります。商品をおすすめする理由がわからないと、読者は納得してくれないからです。

今回の例でいうと、「薄毛」というキーワードから「育毛剤を売る」という成約までの距離は遠いです。育毛剤が自分にとって必要だと理解してもらえなければ、育毛剤を買ってもらえません。

キーワードから成約までの距離が遠い場合は、ユーザーを教育するコンテンツを入れましょう。

「育毛剤」の記事構成

「育毛剤」の記事構成について解説します。育毛剤の場合は「薄毛」に比べて単純です。

最初に育毛剤を選ぶポイントを書き、続けて育毛剤ランキングを置けば売れる確率が高くなります。

  1. 育毛剤を選ぶポイント
  2. 育毛剤ランキング

ユーザーは既に「育毛剤」が自分に必要な方法という結論に辿り着いています。解決方法がわかっているユーザーには、「薄毛」のように育毛剤の必要性について教育するコンテンツは不要です。

記事構成の作り方は次の記事と動画を参考にしてください。
» 検索意図から記事の構成を考える手順

潜在ニーズを読み取ることの重要性

SEOでは検索意図を満たす記事を書くことが重要です。検索意図を満たせなければ、読者満足度は上がらず、SEOでも上位表示できません。

しかし検索意図を満たせば、読者満足度が完全に満たされるわけではありません。検索意図だけでは満たされないものが潜在ニーズです。

最高に役立つ記事を目指す

潜在ニーズとは、検索した時点では読者自身も考えていなかったニーズのことです。

例えば「アフィリエイト 始め方」で検索した読者の検索意図は、「アフィリエイトの始め方を知りたい」です。

ほとんどの人はアフィリエイトの始め方について解説した記事を書きますが、これだけで満足してはいけません。読者の本当のゴールは「アフィリエイトでお金を稼ぐこと」です。

アフィリエイトでお金を稼ぐために必要な情報は、以下のようなものが考えられます。

  • 稼ぐために必要な情報
  • キーワード選定
  • 記事の書き方
  • SEO対策

読者を本当に満足させようと思ったときには、「アフィリエイトの始め方」以外にも上記のような情報が必要です。アフィリエイトの始め方がわかったら、読者は潜在ニーズである「稼ぎ方」を知りたくなります。

潜在ニーズを考えるときはペルソナが役に立ちます。ペルソナによって検索の背景が明確になるため、潜在ニーズを見つけやすくなります。
» ブログでペルソナ設定が重要な理由

潜在ニーズは検索結果やサジェストキーワードからは見つけられません。読者にとって不満がない記事を書き、潜在ニーズを満たした最高に役立つ記事を目指してください

なかじ
キーワードから潜在ニーズを読み取ることが重要です。

再検索させない記事はGoogleの評価が高い

潜在ニーズを無視するとSEOでは順位が上がりません。SXOの観点でマイナスになるからです。

SXOとは検索体験最適化のことです。検索した読者を満足させることで、Googleからの評価が高くなります。検索意図が満たされても潜在ニーズが満たされなかった読者は、同じようなキーワードで再検索します。

例えば、「アフィリエイト 始め方」の次は「アフィリエイト 稼ぎ方」「アフィリエイト 記事の書き方」で再検索します。自分のブログから離脱して再検索されると、読者満足度が低い記事だと判断されSEOでは大きなマイナスになります。

記事を読んで本当に満足した読者なら、しばらく同じキーワードでは検索しません。

検索意図を満たすだけではなく、再検索させない記事を書くことがSEOにおいて重要です。SEO対策で重要なSXOについては、次の記事と動画で詳しく解説しています。
» SXO対策とSEO対策の違いとやり方

再検索させない記事の書き方は次の記事と動画を参考にしてください。
» 再検索されないブログ記事の書き方

検索意図を理解して成約につながる記事を書こう

検索意図とは読者が検索する目的のこと。SEOで上位表示するためには、検索意図を満たしたコンテンツが必要です。

検索意図を読み取る方法は以下の3つ。

  • サジェストキーワードから読み取る
  • 検索結果から読み取る
  • ペルソナから考える

検索意図を満たすことができなければ読者満足度を高めることができず、SEOで上位表示することができません。しかし検索意図を満たすだけでは足りず、潜在ニーズも満たすことが求められます。

潜在ニーズとは、「検索した時点では読者自身も考えていなかったニーズ」のこと。潜在ニーズを無視すると、SEOでは順位が上がりません。

記事に満足できなかった読者は、同じようなキーワードで再検索します。読者が再検索することは、SEO にとって大きなマイナスです。

読者と検索エンジンの両方を満足させ、成約につながる記事を書きましょう。

ブログ初心者が最短で稼ぎたいなら超特化ブログ一択です。超特化ブログの詳しい作り方は、次の記事と動画を参考にしてください。
» 超特化ブログの作り方

クリック率の高い記事タイトルの付け方【読者と検索エンジンから高評価】

  • ブログのクリック率が上がらないのはなぜだろう...
  • 記事タイトルはキーワードを入れれば上位表示できるよね?
  • どうやったら魅力的な記事タイトルを付けられるのだろう

狙っているキーワードを詰め込んだ記事タイトルは、魅力的なタイトルではありません。SEOだけ意識して作ったタイトルはクリック率が低いので、SEOでも上位表示されないのです。

当記事では、クリック率の高い記事タイトルの作り方について解説します。この記事を最後まで読むことで、読者と検索エンジンの両方に好かれるタイトルを付けられるようになります。

ブログ記事のタイトルは、読者にとって魅力的な表現を使うことが重要です。SEOよりユーザーファーストを意識することで、クリック率が上がり上位表示することにつながります。

なかじ
読者がクリックしたくなるような記事タイトルを考えましょう。

SEO対策ではクリック率の高さが重要

タイトルのクリック率はSEO評価に影響を及ぼします。クリック率が高いブログ記事は、読者にとって有益な記事とGoogleが判断するからです。

クリック率とは検索結果に表示された自分の記事がクリックされた割合です。例えば100人1人がクリックしてくれた場合、クリック率は1%になります。

クリック率の決め手はブログ記事の内容ではなくタイトルとなります。検索結果を見ただけでは、読者は記事内容を把握できないからです。

なかじ
タイトルの付け方によってクリック率が大きく変わります。

クリック率の高いタイトルの作り方については、以下の動画で解説しています。

クリック率の高い記事タイトルの作り方

ブログの記事タイトルを見てクリックするかどうかを決めるのは読者です。SEO対策ばかり意識してキーワードを詰め込みすぎただけの記事タイトルでは、読者はクリックしてくれません

以下8つのポイントを意識して、読者がクリックしたくなるようなタイトルを付けられるようになりましょう。

  • タイトルは32~40文字を目安にする
  • タイトルに狙うキーワードを含める
  • クリックしたくなる魅力的なタイトルを考える
  • タイトル内に記号を活用する
  • 読者視点の言葉を使う
  • タイトルに具体的な数字や実績を含める
  • 無駄な文字を削って情報密度を高める
  • タイトルと記事内容を一致させる

タイトルは32~40文字を目安にする

タイトルは32~40文字を目安にしてください。検索結果に表示される文字数が32~40文字程度だからです。

ただし、検索結果に表示される文字数はキーワードやタイミングによって異なります。Googleが自動的に文字数を調節するため、正確な数字はわからないのです。

確実に表示される32文字以内で、ブログ記事の魅力を読者に伝えることが重要です。32文字を超えた分は表示されないこともあるため、狙っているキーワードは記事タイトルの左側に配置しましょう。

記事タイトルは無理やり短くまとめようとしなくてOK。ある程度長いほうが魅力的なタイトルを付けられます。ただし50文字を超えるような長すぎる記事タイトルはやめてください。記事タイトルが長いとキーワードをたくさん含められますが、どのキーワードが重要なのかGoogleが判断できなくなります。

なかじ
短すぎず長すぎない、32~40文字を目安に記事タイトルを付けましょう。

タイトルに狙うキーワードを含める

タイトルには必ず狙っているキーワードを含めてください。基本的なSEO対策なので、初心者も絶対に意識しましょう

タイトルに含めるキーワードは、複合キーワードも合わせて3~5つを目安にしてください。ただしタイトル全体の文字数を見て長くなりそうであれば、キーワードの数を調節します。
» 実践的なキーワード選定方法

タイトルに入りきらない複合キーワードは見出しで使いましょう。検索エンジンは見出しに含まれるキーワードもSEOの評価対象としてくれることがあります。

SEOと読者の両方に好まれる見出しの作り方は、次の記事と動画を参考にしてください。
» SEOで上位表示される見出しの書き方

クリックしたくなる魅力的なタイトルを考える

読者がクリックしたくなるような魅力的なタイトルを付けてください。初心者によくある失敗が、検索エンジンのことだけを考えてタイトルを付けることです。

SEO対策を意識してキーワードを詰め込みすぎた記事タイトルはNG。読者に不自然な印象を与えてしまうため、クリックしてもらえません。

SEO対策ではクリック率が重要ですが、クリックするかどうかを決めるのは読者です。魅力的なタイトルを考える時には、検索エンジンよりも読者のことを意識しましょう

キーワードは必ず左側に配置しなくてもいい

記事タイトルはキーワードはなるべく左に配置した方が、SEO効果が高いのではないかと言われます。僕がタイトルを付けるときも、キーワードをできるだけ左に配置するようにしています。

ただし、必ず左側にキーワードを配置しなければならない決まりはありません。もっとも重要なことは、読者にとって魅力的なタイトルを付けることです。

SEOで上位表示できない原因については、以下の動画で解説しています。

ブログはユーザーファーストが大切

ユーザーファーストでタイトルを考えてください。ブログでは検索したユーザーを満足させることが重要だからです。

ユーザーの満足度はSEOにも影響します。クリック率が高いブログは読者の満足度が高いといえるため、SEOで上位表示されやすくなるのです。

「検索したユーザーの満足度」のことを「SXO」といいます。SXO対策については、次の記事と動画を参考にしてください。
» SXO対策とSEO対策の違いと実践方法

タイトル内に記号を活用する

記事タイトル内では記号をうまく使ってください。記号を上手に活用することで、クリック率は確実に上がります

具体的には以下のような記号がおすすめです。

  • 大括弧 【】
  • バーティカルバー |
  • ビックリマーク !

上記の記号を使ったタイトルと使わないタイトルの具体例を挙げます。

記号なし:Webライティング講座Googleと読者に好かれる記事の書き方を解説
記号あり:【Webライティング講座】Googleと読者に好かれる記事の書き方を解説!

「記号あり」の方が検索結果で目を引きます。目を引くということは、クリック率が上がりSEOでも上位表示しやすくなるということです。

内容は同じでも記号を使っているかどうかでクリック率が変わります。タイトルを作る際は意識してみてください。

なかじ
記号の使い方は、検索結果に表示される記事タイトルを参考にしてください。

読者視点の言葉を使う

記事タイトルは読者視点の言葉を使いましょう。書き手の視点で言葉を選んでしまうと、読者が置き去りにされるからです。

例えば「ブログ記事 書き方」の検索結果に「全米で売上が10倍になったライティング術」というタイトルがあったとします。読者が求めているのは「上手なブログ記事の書き方」なので、クリックされません。

「ワードプレス歴10年のブロガーが教えるブログ記事の書き方を公開します」のように、読者に刺さる言葉を使うことがポイントです。

ニュース記事や雑誌記事、インタビュー記事のタイトルも参考にしながら、読者視点の言葉を選んでタイトルを付けましょう。

タイトルに具体的な数字や実績を含める

タイトルには具体的な数字と実績を含めてください。記事の信頼感が上がり、読者がクリックしてくれる確率が高くなるからです。

読者が検索結果を見た時、次のようなことを考えます。

  • 自分の求める答えが書いてありそう
  • 読むメリットがありそう

無理にキャッチーなタイトルを付けようとしなくてOK。数字や実績を入れ、この記事には価値やメリットがありそうだと読者に判断してもらいましょう。

具体的な数字の使い方

記事タイトルで数字を使った場合と使わなかった場合の違いを解説します。

数字なし:絶対に面白いオススメ漫画まとめ
数字あり:絶対に面白いオススメ漫画7選

「絶対に面白いオススメ漫画まとめ」と「絶対に面白いオススメ漫画7選」を比較すると、数字を使っている後者の方がクリック率は高くなります

数字なし:みんなが知らない記事の書き方を公開します
数字あり:93.7%の人が知らない記事の書き方を公開します

上記例でも後者の方が具体的な数字を使っているため、クリック率は高くなります。

奇数を使うと信頼度が上がる

タイトルで数字を使う際に、奇数を使うと信頼度が上がるというテクニックがあります。割り切れない数字を使う方が、信頼度が上がると研究で明らかになっているからです。

例えば「満足度90%」「満足度93.7%」と書かれている場合、「93.7%」と書かれている方が、厳密に調査しているような印象を受けます。

割り切れない数字を使う方が信頼度が上がるというのは、ライティングの基本的なテクニックです。ブログ初心者でも簡単にできるので、ぜひ覚えておいてください。

ブランディングをタイトルに含める具体例

実績として、タイトルにブランディングを含める例について紹介します。

ブランディングなし:特別単価の交渉方法を教えます
ブランディングあり:【元ASPの中の人が暴露】特別単価の交渉方法を教えます

上記を比較すると、後者の方が「元ASPの中の人」というブランディングが明確になるためクリック率は高くなります。

ブランディングなし:初心者向けにワードプレスの設定方法を教えます
ブランディングあり:【WordPress歴10年】初心者向けにワードプレスの設定方法を教えます

上記例でも後者の方が「Wordpress歴10年」というブランディングがタイトルに含まれているため、クリック率が高くなります。

なかじ
ブランディングをタイトルに含めるだけでも、クリック率は大きく変わるため意識してみてください。

「誰が書いている記事なのか」は重要な要素

「誰が書いている記事なのか」も重要な要素です。同じ記事内容でも、書いた人によって読者に与える印象は大きく変わります

「アフィリエイトの始め方」というブログ記事を例にすると、後者の方が信頼度が高くなります。

  • 一般のアフィエイター
  • 元ASPで働いた経験のあるアフィリエイター

「ブログ記事の書き方」という記事でも、読者は経験が長い人が書いた後者の記事を参考にします

  • ワードプレス歴2年のブロガー
  • ワードプレス歴10年のブロガー

実績がある人が書いた記事は、記事の信頼度と読者満足度が高くなります。自分の実績やブランディングを活用できるジャンルでブログを書いている人は有利ということです。

実績やブランディングが何もないという人は、努力して実績やブランディングを作ってください。

取り組むジャンルに関連する資格を取得するのもひとつの方法です。半年~1年程度、頑張って勉強すれば取得できる資格もあります。

コンテンツの信頼性や専門性を高めるため、武器を身に付けましょう。自分にはできないから、面倒だからという理由で行動しなければ真剣に取り組んでいる人とドンドン差がつきます。

なかじ
できることは全てやるという行動力が大事です。

実績作りの重要性については、動画でも解説しています。

無駄な文字を削って情報密度を高める

タイトルを作るときには、無駄な文字を削り情報密度を高めるようにしてください。タイトルの文字数は32~40文字と少ないからです。

32~40文字以内に「内容・メリット・魅力」を伝えなくてはなりません。無駄な文字は一文字でも多く削る意識を持ちましょう。

「SEO対策 初心者」というキーワードを例に、情報密度を高めるタイトルの具体例を紹介します。

先にダメなタイトル例を見てみましょう。

ダメなタイトル例

SEO対策って何?初心者が知っておいた方がいいことを教えます!

タイトルに含まれている「が知っておいたほうがいいことを教えます」という部分は何の情報も持っていません。読者にとって価値やメリットがないので無駄な文字です。

次に、情報密度を高める良いタイトル例を紹介します。

良いタイトル例

【超初心者向け】上位表示に必要な23のSEO対策方法を完全解説!

上記のタイトルには「SEO対策」「初心者」「上位表示」「方法」という4つのキーワードが含まれます。情報を持ってない文字がほとんど含まれていません。

「23」という割り切れない数字を使って、信頼度が上がるテクニックも活用しています。記事タイトルを見直し、何の情報も持ってない部分があれば情報密度が高いタイトルに修正しましょう。

なかじ
情報を持たない無駄な文字はなるべく削るようにしてください。

タイトルと記事内容を一致させる

タイトルとブログ記事の内容は一致させましょう。タイトルと違う内容が書かれていると、読者は混乱してしまうからです。

タイトルに「ダイエット方法」と書いてあるのに記事内で「ダイエット方法」に触れていない場合が考えられます。タイトルに書かれていることが記事内で説明されていないのはNGです。

読者は自分が求めている答えが得られないと感じれば、記事から離脱してしまいます。離脱率が高い記事はSEO評価がマイナスになるので、タイトルと記事の内容は必ず一致させましょう。

魅力的な記事タイトルを付けるためキャッチコピーを勉強しよう

魅力的な記事タイトルを考えるためには、キャッチコピーを勉強するのがおすすめです。僕は昔からずっとライティングに携わっていて、報酬を得てセールスレターのライティングをしていたことがあります。

当時キャッチコピーについて熱心に勉強しました。キャッチコピーを学んだ経験が、記事タイトルを考えるときに生かせていることを実感します。

なかじ
キャッチコピーの勉強は、タイトルを考えるうえで役立ちます。

キャッチコピーやライティング全般に役立つおすすめの本

キャッチコピーの勉強方法におすすめの本を2冊紹介します。ブログ記事のキャッチコピーに特化した本ではありませんが、記事タイトルを考えるうえで参考になる本です。

SEOに強いWebライティング

Webライティング全般について解説されています。読んだらすぐに実践できるテクニックが書かれていて、記事の書き方について勉強するために使える本です。

キャッチコピーの作り方について、複数のページに渡って教えてくれています。記事タイトルを付ける時の参考にしましょう。

困った時の悩殺ワード大辞典

Webライティングにおける「魅力的な表現」がまとまっている本です。

例えば「サルでもわかる」「究極の」「奇跡の」といった表現です。読者に刺さる表現が一覧で紹介されているため、記事タイトルを考えるときに役立ちます。

この本は僕も最近読んだのですが、辞典のように使えるいい本だと思います。気合いを入れて読み込む必要がありません。気軽に読めるのでぜひ参考にしてください。

なかじ
Kindle Unlimitedに入っている人なら無料で読むことができます。

魅力的な記事タイトルでクリック率を高めよう

タイトルのクリック率はSEO対策において非常に重要です。魅力的な記事タイトルを付けられるかどうかで、SEOでの評価が大きく変わります。

  • タイトルは32~40文字程度で考える
  • タイトルには狙うキーワードを含める
  • 検索エンジンより読者を意識した魅力的なタイトルを考える
  • 記号(!?|【】)を上手に活用する
  • 読者視点の言葉を使う
  • 具体的な数字や実績を含める
  • 無駄な文字数を削って情報密度を高める
  • タイトルと記事内容を一致させる

タイトルは32~40文字程度で考えてください。少ない文字数で「内容・メリット・価値」を伝えられるように、無駄な文字は1文字でも削り落とす意識を持ちましょう。

ブログのタイトルには狙うキーワードを3~5つ含めます。SEO対策ばかり意識せず、読者にとって魅力的なタイトルを付けることを心がけてください。

検索結果に表示されたタイトルを見た読者が、「クリックして記事を読みたい」と思えるようなタイトルを付けることが重要です。検索エンジンよりもユーザーファーストを意識して、クリックされやすい記事タイトルを考えてください。

魅力的なタイトルを付けられれば、初心者でも読者に読まれる記事を書けるようになります。ニッチなテーマに絞った超特化ブログで、ユーザーファーストを意識したタイトルを付けてみましょう。
» 超特化ブログの作り方

【SEOライティングが上達する秘訣!】ペルソナ設定がブログやアフィリエイトで必要な本当の理由

  • ブログを書く時は必ずペルソナを設定すべき?
  • ペルソナの作り方がよくわからない...
  • ペルソナを設定しても意味がないって聞いたことがある...

ペルソナを設定しないと、読者にとって良い記事を書くことはできません。読者に読まれなければSEOで高評価をもらえず、ブログで稼ぐことも難しくなります

ブログで稼げるようになりたいなら、ペルソナについて理解することが重要です。

当記事では、ペルソナ設定とその重要性について初心者にもわかりやすく解説します。この記事を最後まで読むことで、ペルソナの作り方やポイントが理解できるようになります。

ペルソナは、年齢や性別、趣味、悩みなど具体的に想定した架空の顧客像です。ペルソナを設定することで、読者の悩みやニーズを解決する記事を書けるようになります。

なかじ
ペルソナの本質が理解できるまで、当記事を何度も繰り返し読むことをおすすめします。

ペルソナ設定については以下の動画でも解説しています。

ブログやアフィリエイトで重要なペルソナとは

ペルソナとは、サービスや商品の「架空の顧客像」のことを指します。ブログやアフィリエイトに関わる人が知っておくべき、重要なマーケティング用語です。

読者の検索意図を満たした記事を書くためには、ペルソナ設定が欠かせません。ペルソナを作る際に考える8つの基本項目をみていきましょう。

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 趣味
  • 家族構成
  • 悩み
  • 日常生活(どのような生活を送っているか)

例として格安スマホに関するブログを作成することを想定し、次の通りペルソナを設定してみます。

  • 31歳男性会社員
  • ウェブ制作会社に勤めている
  • 仕事は常に納期に追われ自宅と会社の往復だけが続いている
  • 趣味はガジェットとお酒
  • 彼女なし既婚歴なし独身
  • 次から次に欲しいガジェットが出てくるため、いつもお金がない
  • 最近は一眼レフカメラを買うか悩んでいる
  • 我慢せず出費を減らす方法として格安スマホを検討中
  • 彼女を作りたいが具体的な行動はしていない
  • 夢は3年以内に独立して自分で会社経営すること

ペルソナを設定するうえで重要なことは、非現実的な人物ではなく探せば実際に存在しそうな人物を想定すること。

今回は格安スマホに関するブログということで、ITに詳しくガジェット好きのペルソナを設定しました。ガジェット好きではなく、ITに詳しくないペルソナを設定してもOKです。

ガジェットやITに詳しい人物・詳しくない人物で、それぞれ考えることや悩みも大きく変わります。

設定したペルソナをもとに記事を書く際に重要なポイントは、悩みや不安を見抜けるかどうかです。ペルソナを考える時、SNSでリサーチしながらイメージを膨らませてみましょう。

なかじ
ペルソナ設定から、読者の悩みや不安を見抜くことが重要です。

ペルソナに正解はありません。実際にリサーチして設定するペルソナを考えてみてください。

ブログ初心者こそペルソナを考えるべき

ペルソナについて考える必要はないと初心者に教える人がいますが、僕は真っ向から反対します。ペルソナを設定しなければ良い記事を書くことができないからです。

「検索結果で上位表示されている記事を参考に、読者満足度の高い記事を書けばいい」これだけで良い記事を書けるなら、誰も苦労しません。

ターゲットとペルソナの違い

ペルソナと似た言葉にターゲットという言葉があります。ターゲットは、年代や性別などで幅広く設定するものです。

ターゲットとペルソナは似ていますが全くの別物です。混同しないように注意しましょう。

例えば「30代の料理好きの主婦」はターゲットです。一方でペルソナは、悩みや趣味などを踏まえターゲットをもっと細かく絞り込みます。

ペルソナの意味は「仮面」や「人格」です。人格を持つくらいターゲットを細かく絞り込んだものが、ペルソナと考えるとイメージしやすいかもしれません。

ブログやアフィリエイトでは、ターゲットよりペルソナを意識しましょう。ペルソナの方が、読者の悩みやニーズを深く考えられ良い記事を書けるようになります。

なかじ
ペルソナの方がユーザーの悩みやニーズを深く考えられます。

ぺルソナは知り合いでもOK

ぺルソナ設定が難しい場合は知り合いでもOKです。

ブログやアフィリエイトでは、読者の不安や悩みを読み取ることが重要です。しかし架空のペルソナの場合、具体的にイメージしにくいことがあります。

実在する知り合いなら、その人の生活や喋り方、性格、価値観など、人物像がわかるため考えやすいです。自分の記事を読んだ知り合いがどのように考えるのか、悩みを解決できるのかイメージしてみましょう。

なかじ
ブログやアフィリエイトで良い記事を書くためには、ペルソナを設定しないという選択肢はありません。

ペルソナの作り方

ペルソナの作り方を紹介します。3つの手順を理解し、読者の不安や悩みを解決する記事を書きましょう。

  1. キーワードを選定する
  2. 読者の疑問や悩みを考える
  3. 検索意図を細分化する

キーワードを選定する

まずはキーワードを選定しましょう。キーワード選定は上位表示する記事を書くために重要です。

キーワードを選定する方法は次の3つです。

  • サジェストキーワードを取得する
  • 候補キーワードから月間検索回数を確認する
  • キーワードを見つけたら競合を調査する

ブログ初心者でも失敗しないキーワード選定方法は、次の記事と動画を参考にしてください。
» 実践的なキーワード選定方法

読者の疑問や悩みを考える

キーワードを選定したら読者の疑問や悩みを考えます。読者がどのような悩みを解決するためキーワードで検索したのか考えてみましょう。

例えば「格安スマホ おすすめ」で調べる読者は、次のような疑問や悩みを抱えていることが考えられます。

  • 初めて買う人におすすめの格安スマホは何だろう
  • 格安スマホのメリット・デメリットは何だろう
  • 格安スマホは簡単に設定できるのだろうか

上記のような疑問や悩みを解決できれば、読者にとって良い記事に仕上がるということです。

検索意図を細分化する

キーワードの検索意図は読者によって異なります。読者の役に立つ記事を書くためには、検索意図を細分化する必要があるのです。

例えば「格安スマホ おすすめ」の検索意図は「おすすめの格安スマホについて知りたい」ですが、検索意図として不十分。「おすすめ」だけではあまりに抽象的で、「とにかく何でもいいから、おすすめの格安スマホを知りたい」という人は少ないからです。

以下に、細分化した検索意図の例を挙げてみます。

  • 料金が安い
  • 通信速度が速い
  • 信頼できるキャリア
  • 好きな機種
  • 総合的なコスパ

検索意図を細分化できれば、読者が抱える潜在ニーズが把握できます。潜在ニーズまで理解することがペルソナを設定するうえで重要です。

検索意図の調べ方については、次の記事と動画で解説しています。
» 検索意図の調べ方

潜在ニーズの考え方は次の記事と動画を参考にしてください。
» 潜在ニーズを満たした記事の書き方

検索意図から記事構成を考える方法は、次の記事と動画で詳しく解説しています。
» 検索意図から記事の構成を考える8つの手順

ペルソナを作る時のポイント

ペルソナを作る時のポイントを4つ紹介します。ポイントを押さえなければ、ペルソナを設定してもブログ記事に活かせないので注意しましょう。

  • ペルソナの思考や言動をリアルに思い描く
  • 読者の不安や疑問を先読みする
  • 複数のペルソナを設定する
  • 情報を詰め込みすぎない

「何のためにペルソナ設定をしなければいけないのか?」「何のために年齢・性別・夢・悩みを考えるのか?」というペルソナ設定の本質を理解することが重要です。本質が理解できないと、ペルソナ設定がただの作業になってしまいます。

ペルソナの思考や言動をリアルに思い描く

ペルソナ設定で重要なのは、ペルソナの思考や言動をリアルに思い描くことです。何となくペルソナを設定しても、読者の悩みを解決する記事は書けません。

年齢・性別・職業・夢・悩みなどを具体的に考えてペルソナ設定しますが、年齢設定は重要ではないことを覚えておきましょう。リアルに人物像を思い浮かべられるなら、何歳でもOKです。

自分の想定しているペルソナが「34歳の料理好きの主婦」の場合、34歳を35歳に置き換えるのは全く問題ありません。「34歳と35歳、どっちにすればいいのか?」で悩むことは、ペルソナの本質からズレているのです。

ペルソナを考えるときにもっとも重要なことは、年齢よりもその人の思考や言動をリアルに思い描くことができるように設定するということ。ペルソナの思考や言動を思い描くことが、ブログ作成の起点になることを覚えておきましょう。

チェックポイント

ペルソナ設定で年齢や性別、職業、夢などを考えていくうちに、その人の悩みや不安をリアルに想定できるようになります。リアルに思い描いた状態で記事を書けば、読者に刺さる文章が書けるということです。

読者の不安や疑問を先読みする

ブログでは読者の不安や疑問を先読みすることが重要です。「先読みする」とは、ブログに訪問してくれる読者の不安や疑問を先読みしてフォローする文章を書くということ。

先読みライティングでもペルソナを意識する必要があります。ブログ記事を読んだ時の読者の思考や言動を、常に考えなくてはならないからです。

僕が誰かの記事を添削するときにも、絶対にペルソナのことを考えます。具体的にペルソナ設定するわけではありませんが、狙っているキーワードで検索する読者のことを考えます。

読者が「どのようなことを望んでいるのか」「どのような悩みを抱えているのか」ということを考えながら添削記事を読みます。ペルソナを意識することで、適切なアドバイスができるようになるのです。

ブログ初心者も先読みを意識して記事を書きましょう。先読みライティングは次の記事と動画で解説しています。
» 読者の悩みを解決する先読みライティング

複数のペルソナを設定する

記事を書くときは、複数のペルソナを設定してください。ペルソナを1人に絞って記事を書くと、上位表示できない可能性が高いからです。

ペルソナを絞った記事は特定の人に役立ちます。しかし多くの人にとっては役に立つ記事ではありません。

特定のユーザーに刺さる記事は、今のSEOでは評価されにくい傾向にあります。

一方で網羅性の高い記事は、多くのユーザーの役に立ちます。今のSEOは網羅性の高い記事が求められていることを覚えておきましょう。

なかじ
多くのユーザーの検索意図を満たすためにも、3~5人のペルソナを設定するのがおすすめです。

ただし、長文になって読みづらくならないように注意してください。読者にとって余計な情報が増えれば増えるほど、読みづらくストレスを感じやすくなります。

網羅性が高く簡潔な記事を書くなら、まとめ記事がおすすめです。まとめ記事の書き方は、別の記事で詳しく解説しています。
» SEOに強いまとめ記事の書き方

複数のペルソナ設定が難しい場合は1人でOK

複数のペルソナ設定が難しい場合、最初はペルソナを1人に絞り込んでもOKです。ペルソナを1人に絞って、その人に向けた文章を書きます。

記事内容も伝え方も、その人のためだけに書きます。「セールスレターはラブレターのようなもの」とよく言われる考え方です。

SEOを考えると網羅性が高いことは重要ですが、ブログ初心者は特定の読者の悩みを解決する記事を書けるようになりましょう。納得できる記事を書けるようになるまでは、ペルソナを1人に絞り込んでOKです。

なかじ
まずは納得できる記事を書けるようにしてください。

情報を詰め込みすぎない

「知りたい読者もいるから」という理由で、手あたり次第に情報を詰め込むのはNGです。思いつくものを全て詰め込めんでしまうと、記事が長くなりすぎるからです。

例えば、格安スマホのブログに最低限必要な内容は以下の通りです。

  • 共通スペック
  • USP
  • 自分の主張
  • 根拠

上記に追加する内容は、ペルソナから考えましょう。

例えばペルソナが「初めて格安スマホを買う人」なら、格安スマホのメリット・デメリットも必要です。一方ですでに「格安スマホに関する知識がある人」なら、メリット・デメリットよりもテザリングによる通信速度など具体的な内容を伝える必要があります。

「どのような内容を書けばいいの?」を考えるヒントになるのがペルソナです。情報を全て詰め込めばいいというわけではないため注意してください。

なかじ
情報の詰め込みすぎはNGです。

ペルソナを設定して稼げる記事を書こう

ペルソナとは、サービスや商品の架空の顧客像のことです。ペルソナ設定することで読者の検索意図をつかみ、悩みやニーズについてより深く考えることができます。

ペルソナは実在する人物をイメージして作りましょう。イメージが難しければ、知り合いを想定してもOKです。

  • ペルソナは架空の顧客像
  • ペルソナから検索意図、潜在ニーズ、先読みライティングを考えることができる
  • 「ペルソナは考えなくていい」は嘘
  • ペルソナは3~5人設定、難しければ1人でOK
  • 年齢や名前を設定すること自体に意味はない
  • ペルソナの本質は、ユーザーの思考や行動をリアルに思い描くこと

同じキーワードでも検索意図は人によって異なります。検索する理由や背景が違えば、知りたいことも変わるのです。

ペルソナ設定で重要なことは、読者の思考や言動をリアルに思い浮かべること。より詳しくペルソナの状態を想定できれば、読者に深く刺さる記事が書けます。

網羅性のある記事を書くため、複数のペルソナを設定するのが理想です。ただし難しい場合は、特定の読者に刺さる記事を書くことを優先しましょう。

なかじ
読者に刺さる記事を書くためには、先読みライティングが最も重要です。

先読みライティングは次の記事と動画を参考にしてください。
» 読者の悩みを解決する先読みライティング

ブログ初心者が最短で稼ぐには、超特化ブログがおすすめです。超特化ブログの作り方は次の記事と動画で詳しく解説しています。
» 初心者向け超特化ブログの作り方

【実践的なキーワード選定方法】ブログ初心者でも失敗しないキーワードの選び方

  • キーワード選定って具体的にどうやればいいの?
  • ブログ初心者にとっては難しいよね...?
  • キーワード選定のやり方が知りたい...!

適当にキーワード選定したブログでは稼ぐことができません。稼げない人の大半はキーワード選定を失敗しています。

当記事では、ブログ初心者でも失敗しないキーワード選定方法について解説します。この記事を最後まで読むことで、実践的なキーワード選定のポイントが理解できます。

検索需要だけ調査してキーワードを選定しても、上位表示することは難しいです。競合の強さをチェックし、読者満足度の高い記事を書くことが求められます。

なかじ
キーワード選定ができるようになれば、ブログで稼げる確率が高くなります。

キーワード選定はSEO対策のために重要

ブログやアフィリエイトにおいてキーワード選定は重要です。キーワード選定で失敗すると、上位表示する記事を書けなくなるからです。

読者は以下のような流れでブログにアクセスします。

  1. キーワードを検索する
  2. 検索結果にブログが表示される
  3. ブログにアクセスする

キーワード次第でブログへのアクセス数や売り上げが決まるといっても過言ではありません。適当にキーワード選定してしまうと上位表示されないので、頑張ってブログを書いても読んでもらえないのです。

なかじ
キーワード選定は上位表示するため超重要。

SEO対策については次の記事と動画を参考にしてください。
» SEO対策の基本と上位表示するやり方

SEO対策キーワード選定の失敗例

初心者によくあるキーワード選定の失敗例を2つ紹介します。キーワード選定を失敗するといくら頑張っても稼げないので、しっかり確認しておきましょう。

  • 検索需要がない
  • 競合が強すぎる

検索需要がない

検索需要がないキーワードを選定してしまうと、アクセスが見込めません。どのようなキーワードでも検索されるわけではないので、需要がないキーワードを狙っても意味がないのです。

例えば「なかじYouTube 最高」というキーワードを考えてみます。僕にとっては非常にありがたいことですが、絶対に検索されることのないキーワードです。

「なかじYouTube 最高」と調べても、読者にとってメリットがありません。

読者が必要としない情報=検索需要がないキーワードと言えるので、頑張って記事を書いても読者に読まれることはないのです。

検索窓の下に表示される検索結果の表示件数は、検索需要と全く関係ありません

検索結果の表示件数をキーワードの月間検索回数だと勘違いしないように注意してください。

なかじ
検索需要のないキーワードを選んでいる初心者が多いので注意しましょう。

競合が強すぎる

競合が強すぎるキーワードを選定すると失敗する確率が高くなります。最近の検索アルゴリズムでは信頼性の高いサイトが上位表示されやすい傾向にあるので、個人ブログで上位表示することは難しいからです

例えば上位表示されやすいのは、以下のような機関が運営しているサイトです。

  • 病院
  • 公的機関
  • 有名企業

上記のようなサイトだけが検索結果の1ページ目を独占している場合は、上位表示できない可能性が高いと考えてください。初心者は避けた方が無難です。

運営するブログの内容やSEO対策の技術によって、上位表示できるキーワードは変わります。「○○というキーワードなら個人ブログでも勝てる」という目安を提案することはできません。

なかじ
上位表示できなければブログに集客できないので、競合の強さは必ずチェックしましょう。

競合の強さはジャンルによっても変わります。ブログで稼げないキーワードとジャンルの見極め方は次の記事と動画を参考にしてください。
» ブログで稼げないジャンルの見極め方

実践的なキーワード選定方法

キーワード選定方法は人によって大きく異なります。ブログ初心者でも簡単にできるサジェストキーワードを参考にしてキーワード選定する方法を見ていきましょう。

  • サジェストキーワードを取得する
  • 候補キーワードから月間検索回数を確認する
  • キーワードを見つけたら競合を調査する

サジェストキーワードを取得

サジェストキーワードとは、検索窓にキーワードを入力したときに表示される「検索候補キーワード」のことです。キーワード選定におすすめの無料ツールは次のようなものがあります。

例えば「薄毛」で検索すると、以下のようなサジェストキーワードが表示されます。

  • 薄毛 原因
  • 薄毛 洗い方
  • 薄毛 食事
  • 薄毛 血行不良
  • 薄毛 女性

サジェストキーワードから読者が関心を持ちそうなキーワードを選んでください。

現在運営しているブログがあれば、そのブログに掲載している記事の「内部リンク先」として新たに記事を追加できそうなキーワードを選ぶのが理想です。

僕はまとめ記事を重視するため、ブログ内で記事を孤立させないことを意識してキーワード選定します。

まとめ記事の考え方は次の記事と動画を参考にしてください。
» SEOに強いまとめ記事の書き方

なかじ
内部リンク先として、ブログに記事を追加できそうなキーワードならベストです。

候補キーワードから月間検索回数を確認する

サジェストキーワードから候補になるキーワードを選んだら、キーワードプランナーで月間検索回数を調べます。少なくとも100~1,000回以上検索されるキーワードを選んでください

キーワードプランナーではざっくりした数字しかわかりません。しかし大まかな数字がわかればOKです。

検索需要があるということなので、読者に有益な情報を届けることを意識しながら記事を書きましょう。

キーワードを見つけたら競合を調査する

検索需要を見込めるキーワードが見つかったら、実際にGoogle検索したうえで競合を調査します。SEOで上位表示を狙う場合、1ページ目の競合は必ず確認してください。

例えば「眠れない原因」の検索結果1ページ目には、以下のようなサイトが表示されます。

  • 製薬会社
  • 大企業
  • 上場企業
  • 布団メーカー
  • 厚労省

今のSEOでは記事内容より信頼性が重視されます。競合が強いキーワードで個人ブログが上位表示することは不可能なので、選ばないようにしましょう。

ただし「眠れない原因」がブログ読者にとって必要な内容であれば、競合に関係なく記事を書いてください。読者満足度が高いブログを作ることがもっとも重要です。

なかじ
読者にとって必要な記事は、競合の強さに関係なく書いてください。

キーワード選定でチェックするべきポイント


キーワード選定でチェックするべきポイントを3つ紹介します。各ポイントを理解して、失敗しないキーワード選定方法を身につけましょう

  • 月間需要があるキーワードを選ぶ
  • ペルソナを設定する
  • 1記事で1キーワードを狙う

検索需要があるキーワードを選ぶ

読者が検索する需要があるキーワードを選びましょう。需要がないキーワードで記事を書いてしまうと、読者から読んでもらえないからです。

検索需要があるかどうかは、キーワードの月間検索回数を参考にしてください。月間検索回数が多いキーワードは検索需要が大きいキーワードと考えてOKです。

月間検索回数を調べる際は、「キーワードプランナー」や「Ubersuggest」を活用しましょう。

月間検索回数の確認例

キーワードプランナーで「格安スマホ おすすめ キャリア」と調べてみると、10~100回検索されていることが分かります。

一方Ubersuggestで「格安スマホ おすすめ キャリア」の月間検索回数を調べてみると、110回と表示されます。

Ubersuggestの方がキーワードプランナーより細かい数字を確認できます。ただしUbersuggestは無料版の場合、1日の検索回数に上限があるため注意してください。

月間検索回数は、調べるツールによって大きく異なることがあります。キーワードごとの正確な月間検索回数を把握するのは難しいのが事実です。

キーワードプランナーやUbersuggestは、それぞれ独自の方法で月間検索回数を算出しています。月間検索回数はあくまで目安として考えましょう。

なかじ
どちらを使うのか迷った場合は、キーワードプランナーを参考にしてください。

ペルソナを設定する

記事を書く際にはペルソナを設定することが重要です。特定の読者に必要な情報を届けることが、読者満足度の高さにつながるからです。

ペルソナとはサービスや商品を紹介する「架空の顧客像」のことです。性別や年齢、職業、趣味、家族構成、悩みなど細かく設定します。

実際に存在しそうな人物を想定することがポイントです。ペルソナを設定できれば、読者に有益なキーワードを選ぶことができます。

ペルソナの重要性や具体的な考え方は、次の記事と動画を参考にしてください。
» ブログ初心者向けペルソナの設定方法

1記事で1キーワードを狙う

1記事で狙うキーワードは1キーワードにしましょう。1つの記事で複数のキーワードを狙おうとすると、検索意図を満たすことができなくなるからです。

読者の検索意図を満たせないと読者満足度が低くなり、記事から離脱されてしまいます。読者が求めているのは、自分の悩みを解決できる記事です。

情報量が多すぎると読者は飽きてしまいます。1つの記事で多くの情報を盛り込もうとせず、1つのキーワードで確実に上位表示させることを意識しましょう。

ブログ初心者にキーワード選定は不要

キーワード選定において、「初心者にキーワード選定は不要」といった内容で動画を公開しました。当記事で解説している内容と矛盾すると感じるかもしれないため、補足しておきます。

SEO対策より読者に必要なブログ記事を書くことが大切

キーワード選定するとSEO対策ばかりに意識が向いてしまいます。本来ブログは読者のことを最優先に考えて作るべきです。

検索需要がなかったり、競合が強くて上位表示できなかったりする場合でも、読者にとって必要な記事は存在します。ブログ開設直後はキーワード選定をせず、読者にとって必要な記事を書くべきだと考えています。

読者の悩みを解決できるブログでなければ、SEOで上位表示することも難しいです。初心者のうちは、SEOより読者にとって必要な記事を書くことを意識しましょう。

なかじ
読者満足度が高くなりブログが読まれるようになったら、SEOでの集客を考えましょう。
チェックポイント

ブログで稼ぐうえでキーワード選定は重要ですが、まず最初にやるべきことは、読者満足度の高いブログを作るということです。

初心者におすすめのブログ記事を書く順番

ブログ初心者におすすめの「記事を書く順番」について解説します。

最初はキーワード選定なしで記事を書きます。まずは50記事くらい書いてください。

読者の悩みを解決できるブログになってきたら、キーワード選定して記事を書きましょう。

50記事はあくまで参考の記事数です。必要な記事数は、ブログのコンセプトやジャンルによって大きく違います。

例えば「お金」のような大きなテーマでブログを作る場合、必要な記事数は数百記事を超えます。ブログとして必要な記事を書くだけで、何年もかかってしまう可能性があるからです。

大きなテーマのほかに雑記ブログでキーワード選定しようとする場合も、とてつもない時間がかかります。雑記ブログの稼ぎ方と稼ぐのが難しい理由は次の記事と動画を参考にしてください。
» 雑記ブログが難しい理由と稼ぎ方

初心者は大きなテーマでブログを作らず、ニッチなジャンルに絞った超特化ブログがおすすめです。超特化ブログの作り方は次の記事と動画を参考にしてください。
» 初心者でも稼げる超特化ブログの作り方

キーワード選定を意識してSEOで上位表示を狙おう

ブログやアフィリエイトにおいて、キーワード選定は非常に重要です。検索需要と競合調査をしたうえで、攻めるキーワードを見極めましょう。

キーワード選定次第でブログへのアクセスや売り上げも決まります。適当にキーワード選定してしまうと、せっかく上位表示したのに需要がなくアクセス0ということが考えられます。

キーワード選定の段階で、必ずチェックしておきたいのが以下の2つ。

  • 月間検索回数を見て、検索需要があるか確認する
  • 上位記事から競合が強すぎないか確認する

ただし、ブログ開設直後にキーワード選定する必要はありません。まずは読者満足度の高いブログを作ることが重要です。

なかじ
ブログに必要な記事を書いた後にキーワード選定してください。

ブログに必要な記事が揃った段階で、キーワード選定することをおすすめします。キーワード選定の方法や手順を理解し、アクセスのあるブログを作ってください。

初心者はニッチなジャンルに絞った超特化ブログがおすすめです。超特化ブログの作り方は次の記事と動画を参考にしてください。
» 初心者でも稼げる超特化ブログの作り方

ブログやアフィリエイトで稼げる案件の選び方【初心者でも失敗しない方法】

  • アフィリエイトで紹介する案件は何でもいい?
  • アフィリエイト案件はどうやって探せばいいんだろう
  • 売れる商品の選定方法を教えて!

ブログで稼ぐためには、案件の選び方がかなり重要です。案件選定を間違ってしまうと、収益がまったく発生しないことがあります。

当記事では元ASPの中の人が、初心者でも失敗しないブログで稼げる案件の選び方を解説します。この記事を最後まで読めば、案件選びのコツや失敗しない案件選定方法がわかるようになります。

感覚で案件を選んでもブログで稼ぐことはできません。商品力や収益性、認知度が高い商品を選びましょう。

なかじ
案件選びのコツを押さえて、確実に稼げる案件を選んでください。

ブログで稼げる案件の選び方

ブログやアフィリエイトで稼げる案件の選び方を4つ紹介します。感覚で案件を選んでしまうと稼げないので、各ポイントをしっかり押さえましょう。

  • 商品力が高い商品を選ぶ
  • 収益性が高い商品を選ぶ
  • 認知度が高い商品を選ぶ
  • 使ったことがある商品を選ぶ

商品力が高い商品を選ぶ

商品力が高い商品とは、ユーザーにとって魅力的な商品です。例えば次のような商品は、商品力が高いといえます。

  • 独自の有効成分を配合している
  • 特許技術を使用している
  • 全額返金保証付き
  • 安全性が高い
  • 独自の付加価値がある

商品力は、商品のLPや公式サイトの情報から分析します。「記事で紹介できるポイントがたくさんあるか」という視点で考えると分かりやすいです。

明確なUSPがあることも確認してください。USPとは、競合商品にはない「独自の強み」のことです。

なかじ
売りたい商品にUSPがあることを確認してください。

USPがない商品は売りにくく、実際に売れないことが多いです。USPについては、以下の動画で詳しく解説しています。

収益性が高い商品を選ぶ

収益性=成約率×報酬単価です。商品力と収益性は比例せず、良い商品は必ずしも稼げる商品ではないということに注意してください。

成約率の高さは商品力をものさしにして考えればOK。商品力が高ければ成約率も高くなることがほとんどです。

報酬単価は「激戦ジャンルの商品かどうか」で、ある程度判断できます。激戦ジャンルの商品は、報酬単価が高いことがほとんどです。稼げるジャンルは、広告主同士が切磋琢磨して報酬単価が高くなります。

収益性を考えるときに、特別単価まで考えられるのがベストです。案件次第で収益性は何十倍も変わることがあります。

特別単価については以下の動画で解説しています。

認知度が高い商品を選ぶ

認知度の高い商品は売れやすいことが多いです。まったく知らない商品とテレビCMや雑誌でよく見かける商品を比較すると、成約率が高くなるのは確実に後者です。

商品力が高ければ、比較的簡単に売ることができます。しかし認知度がない商品はなかなか売れないのです。

ユーザーは自分が知らない商品をなかなか買おうとしません。魅力的に訴求して、買わない理由をなくすことが求められます。

魅力的な訴求は初心者にとって難しいもの。初心者がブログで稼ぐなら、認知度が高い商品を扱いましょう。

なかじ
テレビCMや雑誌で見る機会の多い有名な商品なら、認知度が高いと判断してください。

使ったことがある商品を選ぶ

使ったことがある商品を選ぶことも大事なポイントです。自分が知らない商品について詳しく説明するのには限界があります。

商品の公式サイトやLPに書かれている情報をまとめただけでは、読者の心を揺さぶることはできません。実際に使ってみた感想やメリット・デメリットを伝えれば、読者満足度も高くなり商品が売れやすくなります。

初心者がブログで収益を上げるには超特化ブログがおすすめです。ニッチなジャンルに絞って記事を書くので、読者満足度が高いブログに仕上がることが期待できます。

超特化ブログの作り方は次の記事と動画を参考にしてください。
» 初心者でも稼げる超特化ブログの作り方

アフィリエイトで失敗しないポイント

アフィリエイトで失敗しないポイントを3つ紹介します。1つでも見落としてしまうと稼ぐことが難しいので、しっかり確認しましょう。

  • 最初に案件を決める
  • 売れる商品を売る
  • 感覚で商品を紹介しない

最初に案件を決める

記事を書き始める前に案件を選んでください。ブログで紹介する案件は売り上げに直結するので、案件選びは非常に重要です。

ブログを作ったものの、紹介する案件がないという人がいます。ブログを作ってから案件を選ぶのではなく、紹介する案件を決めてからブログを作るのが正しい順番です。

ブログで紹介すれば何でも売れるわけではありません。案件次第で売り上げがゼロになることもあります。

チェックポイント

紹介する案件があることが大前提です。ブログを作る前に必ず案件を選定しましょう。

売れる商品を売る

ブログで稼ぎたいなら売れる商品を売りましょう。ブログには売れない商品を売るための強い力がありません

ブロガーやアフィリエイターは、必要な人に良い商品を届ける努力が必要です。良い商品なのに売れていない商品の販売を手伝うのが我々の役割といえます。

売れない商品を売るのは広告主の役目。ブログで売れない商品は扱わないのが鉄則です。

なかじ
良い商品の販売を手伝うのが僕たちの仕事です。

感覚で商品を紹介しない

案件を選ぶ段階で「なんとなくこの商品が良さそうだな」という感覚で紹介するのはNG。案件によって成約率や報酬単価、承認率が違うので、案件選定が成功するだけで、売り上げが何十倍も変わります

事前に取り扱う商品を調査したうえで案件を選ぶことが大切

ブロガーやアフィリエイターのいいところは、自由に商品選択できること。あらかじめ売れる商品を選ぶことがアフィリエイトで失敗しないコツです。

「PRできるポイントがない」「この商品を紹介したいけれど、良いところがない」という相談を受けることがあります。自分で商品を選べるので、売れない商品を選ぶ必要はありません。

ブロガーやアフィリエイターは、良い商品なのに魅力が伝わらなくてなかなか買ってもらえない商品の販売を手伝うべきです。

ブログで商品を売ること自体難しいことなので、PRできるポイントがない商品を選ぶのは避けましょう。初心者は特にPRしやすく売れる商品を売ることが大切です。

なかじ
わざわざPRポイントがない商品を選ぶのはNGです。

実践的な案件選定の方法

実践的な案件選定の方法を3つ紹介します。あなたに合った方法を試してみましょう。

  • 上位サイトの掲載案件を参考にする
  • ASPの検索窓で探す
  • ASP担当者に聞く

上位サイトの掲載案件を参考にする

自分が取り組むジャンルで、強いサイトを5つピックアップしてください。強いサイトとは、さまざまなキーワードで上位表示しているサイトです。

強いサイトはランキング形式で商品紹介しているケースが多いのが特徴です。ランキング形式だと売れる確率が高くなります。

ランキングに掲載されている商品は、独自の強みを持った商品です。商品力が高いので、売れる商品であることは間違いありません。

なかじ
ランキングに掲載されている商品=売れる商品と考えてOkです。

初心者が上位サイトを参考にすべき理由

上位サイトは、商品力が高く収益性が高い商品をランキングに掲載しています。次のようなことを網羅的に考えたうえで掲載する商品を決めているので、大きく失敗するリスクを避けられるのです。

  • 商品力がある
  • 報酬単価をもらえる
  • 承認率が高い
  • 口コミで評判が良い
  • 認知度が高い

ASPの検索窓で探す

ASPの検索窓にキーワードを打ち込むことで、簡単に案件を検索できます。あなたが取り組みたいジャンルを入力して、表示された案件の一覧から紹介する商品を選びましょう

  • 英語
  • 転職
  • プログラミング
  • ダイエット
  • 旅行

ASPでの案件の探し方として試してみてください。初心者におすすめのASPは、次の記事と動画で解説しています。
» 初心者向け登録必須のおすすめASP

ASP担当者に聞く

応用的な方法になりますが、ある程度売り上げのある人はASP担当者に売れる案件を聞く方法があります。

自分が取り組んでいるジャンルで売れている案件について尋ねると、案件リストをもらえます。リストには「成約率・特別単価・承認率」などが書かれています。

僕の場合は商品が売れる順番を同時に聞き、それをもとに仮のランキングを作成。仮のランキングをベースに、商品力を考慮しながら本番のランキングを作ります。

ランキングは読者のためになるランキングを作ることが重要です。

なかじ
ある程度売り上げのある人はASP担当者に売れる案件を聞いてください。

通常単価と特別単価で報酬が大きく変わる

通常単価と特別単価では、報酬額に大きな差が生まれます。ASPの管理画面で確認できる報酬単価は、参考程度に考えて下さい

例えば次のようなケースが考えられます。

通常単価特別単価
商品A500円8,000円
商品B2,000円3,000円

通常単価だけで考えると、最終的な収益性が落ちることになります。報酬を大きくするうえで重要なことは、特別単価を獲得することです。特別単価次第で最終的な売り上げが決まるといっても過言ではありません。

通常単価だけを見るのではなく、特別単価まで把握して案件を決めることが大切です。

通常単価は参考にならない

特別単価をもらうことで収益性が大きく変わるため、通常単価だけを参考にするのはNGです。

僕が代理店に勤めていたころ、月に1,000万円以上稼いでいるアフィリエイターさんへ「稼げる人と稼げない人の違いは?」と聞いたことがあります。

その時の回答は、「SEO対策の技術は正直そこまで変わらない。一番は特別単価の交渉力が違うのではないか。」という内容でした。

特別単価が売り上げに与える影響は非常に大きいといえます。「稼げる金額=どれだけ特別単価を獲得できるか」だと思ってください。

なかじ
特別単価の獲得数によって、稼げる金額が変わります。

大きく稼ぐためには特単交渉を最優先する

広告主側との特別単価の交渉を「特単交渉」と呼びます。特別単価は売り上げに与えるインパクトが大きいです。

特単をもらうことで、同じアクセスでも売り上げが確実に上がります。報酬が1.5倍になれば、売り上げも1.5倍になるのです。

新しく記事を書いても、SEOで上位表示されるのは何か月も先。上位表示される保証はなく、売り上げが上がるのに時間もかかるので、確実性が低いのです。

一方で特単交渉が成功すれば、早ければ1日で売り上げがアップできます。大きく稼ぎたいなら、ひたすら記事を書いているだけではNGです。

0を1にするためにはSEO対策が重要です。上位表示できないと特単交渉は受け付けてもらえません。一方、1を10にするのは特単交渉で達成できます。

これが単価交渉は「二次曲線で報酬が伸びる」と言われる理由です。アクセスが増え始めると、特単交渉だけで何十倍にも報酬を伸ばせます。

ブログで稼ぎたいのであれば、まずは特単交渉を最優先に考えてください。

なかじ
特単交渉できれば、1日で売り上げアップも可能です。

特単交渉で報酬が大きく伸びた実例

特単交渉で報酬が大きく伸びた実例を紹介します。

特単交渉で報酬単価が6倍強になった実例

僕は以前、通常単価3,000円の商品を扱っていたことがあります。特単交渉の結果、次のように条件が変更されました。

「報酬単価20,000円+全承認」

報酬単価だけで6倍強ということです。月100件売れたとすると、30万円から200万円への報酬アップになります。

承認条件は「全承認」なので、確実に200万円の報酬を手に入れられるということです。

二次曲線で報酬が増えていく仕組み

売り上げが伸びると、ブログ運営でできることの幅が広がります

ガジェットブログを運営している場合

売り上げが増えるとレビュー商品に投資できるお金が増え、今まで以上にレビュー記事を書けます。レビュー記事が増えると上位表示できる記事が増え、多くの集客へつながることに。

上位表示されている記事が多く読者からの人気が高いため、特別単価をもらえる確率も高くなるという仕組みです。

記事を書くだけが報酬を伸ばす方法ではないということを覚えておいてください。売り上げを伸ばしたい人は、特単交渉することが大切です。

すぐに実践できなくても、ブログを続けていくうえで覚えておくと役に立つ場面があるはずです。月に5~10件くらい売り上げを上げている人なら、積極的に特単交渉することをおすすめします。

なかじ
特単交渉が成功すれば、二次曲線で報酬が増えていきます。

アフィリエイトで稼げる案件を見極めよう

ブログやアフィリエイトで稼げる案件は、次の4つを意識して選定しましょう。

  • 商品力が高い商品を選ぶ
  • 収益性が高い商品を選ぶ
  • 認知度が高い商品を選ぶ
  • 使ったことがある商品を選ぶ

案件選定は記事を書き始める前に行ってください。紹介する案件がなければ、ブログで収益を上げることはできません。

ブロガーやアフィリエイターの仕事は、良い商品を必要な人に届けることです。売れない商品を売ろうとするのではなく、売れる商品を売りましょう

チェックポイント

上位サイトは、掲載する商品についてさまざまな調整を行い、商品力が高く、収益性が高い商品を扱っています。認知度がなく、売れない商品をランキング上位に掲載することはありません。

案件を選定する時は、次の3つの方法を試してみてください。

  • 上位サイトの掲載案件を参考にする
  • ASPの検索窓で探す
  • ASP担当者に聞く

報酬を大きく伸ばすうえで重要なのは特単交渉です。特別単価次第で最終的な売り上げが決まります。

稼ぎたいのであれば、ただ単に記事を書き続けるだけではなく、特単交渉を最優先に考えてください。

なかじ
特別単価によって、売り上げを大きく伸ばすことができます。

ブログで稼ぐうえで、案件選定は非常に重要です。商品力や収益性が高い商品をブログで紹介することを意識してください。

【永久保存版】初心者でも稼げる超特化ブログの作り方【7つの手順】

  • 特化ブログや雑記ブログで全然稼げない
  • 超特化ブログって何?
  • 超特化ブログってどうやって作ればいいの?

2020年以降はSEOが厳しくなり、初心者が雑記ブログや特化ブログで稼ぐのが難しくなっています。

ブログ初心者が稼げるようになるには稼ぐためのメリットが凝縮された超特化ブログがおすすめ。超特化ブログは初心者がブログで稼ぐための最短ルートです。

この記事では、超特化ブログの作り方を7つの手順に分けて解説します。手順通りにブログを作れば、初心者でも稼げる超特化ブログを作れるようになります。

超特化ブログは特化ブログよりもテーマを絞ったブログです。ニッチなジャンルに絞っているので専門性が高まり、読者満足度が高い記事を書ける特徴があります。

なかじ
今後ブログで稼ぎたいと思っているなら、初心者でも稼ぎやすい超特化ブログを作りましょう。

超特化ブログとは

超特化ブログは、特化ブログのテーマをさらに絞った50記事以下の小規模なブログのことを指します。初心者でも専門性の高いブログを作れるようになるのが大きな特徴です。

専門性が高まると読者満足度の高い記事が書けるようになります。結果的にSEOで高評価になるので、上位表示できる確率が高くなるのです。

ブログ運営では起点となるまとめ記事を書き、詳細記事同士を内部リンクでつないで記事群を作ることが重要です。孤立した記事が存在することによるSEOでのマイナス評価を避けられます。

ブログを作るうえで重要なまとめ記事と記事群の考え方については、次の動画を参考にしてください。

ただし超特化ブログの場合は、超特化記事群にしないということがポイント。ブログ単位で超特化にすることが、高い読者満足度を得るために重要です。

詳細は次の動画を参考にしてください。

特化ブログと超特化ブログの違い

特化ブログと超特化ブログは次のような違いがあります。

特化ブログ超特化ブログ
テーマ特定ジャンル特定ジャンル内のニッチなテーマ
上位表示難しい比較的簡単
記事数数百記事50記事以内

特化ブログは、ある特定のジャンルについて幅広く書いているブログです。収益性が高いアフィリエイトのジャンルで特化ブログを作っている人が多くいます。

  • 英語
  • 子育て
  • 副業
  • 不動産
  • ダイエット
  • 転職

特化ブログで100記事書いても上位表示することは難しくなっています。信頼性が高く資金や人材が豊富な大手企業が参入しているからです。

ダイエットの特化ブログを作る場合

ダイエットには糖質制限ダイエットやロングブレスダイエットなど様々な種類があります。「ダイエット」という大きなテーマを選んでしまうと、100記事程度では読者の悩みを解決することはできません。

読者が知りたいことが分からないので、読者満足度が高い記事を書けなくなります。結果としてSEOで上位表示できず、お金を稼ぐこともできなくなるのです。

一方で超特化ブログは、特化ブログのテーマを絞って記事を書くのが特徴です。例えばダイエットなら「糖質制限ダイエット」についてのみ扱うことで、読者の悩みを深掘りできます

少ない記事数で読者満足度が高いブログに仕上がります。高品質な記事を書けばSEOでも高評価につながり稼げる確率が高くなるのです。

記事数よりも記事の質を高めることの方が重要です。読者とGoogle両方から好まれる記事を書いて、ブログで稼げるようになりましょう。

Googleと読者に好かれる文章と記事の書き方は次の動画を参考にしてください。

超特化ブログが初心者におすすめな理由【5つ】

超特化ブログを初心者におすすめする理由は次の5つです。ポイントを押さえて稼げるブログを作りましょう

  • テーマを絞ることで専門性が高まる
  • サイト設計しやすい
  • 高品質な記事が書ける
  • 短期間で作れる
  • 目標金額は5万円以下

超特化ブログのポイントは以下の動画で解説しました。

テーマを絞ることで専門性が高まる

超特化ブログは、ニッチなテーマに絞ることで専門性の高いブログに仕上がります。専門性の高いブログは少ない記事数でも特定の読者を満足させることができ、SEOで高評価につながるのです。

例えばサッカーに関するブログなら「ドリブル専門のブログ」という絞り方が可能です。「サッカーブログ」と広いテーマを扱うのではなく、ドリブルだけに絞ることで専門性が高まります。

テーマを絞りブログの専門性を高め、読者満足度の高い記事を書きましょう。

超特化ブログのテーマの絞り方は次の動画を参考にしてください。

サイト設計しやすい

超特化ブログはブログ初心者でもサイト設計が簡単です。

特化ブログは記事数が多いためサイトの全体像を把握するのが難しく、初心者はきれいにサイト設計できません。一方で超特化ブログはニッチなテーマに絞っているため、必要な記事が少ないことが特徴です。

記事数が少ないため、ブログ全体を把握しやすくなります。

なかじ
全体像を把握しやすく、初心者でも記事同士が密にリンクし合ったブログを作れます。

超特化ブログのサイト設計方法は次の動画を参考にしてください。

高品質な記事を書ける

初心者でもブログを高品質な記事で満たせるようになります。記事の質が高ければ読者満足度が上がり、稼げる確率が高くなるのです。

ブログで稼ぎたければ高品質な記事が必要不可欠ですが、初心者には時間がかかってしまいます。特化ブログのようにテーマが大きすぎると、いつまでたってもブログが仕上がりません。

しかし記事数が少ない超特化ブログなら、記事作成にじっくり時間をかけつつ短期間でブログを作れます。記事数が少ないと初心者でも記事のメンテナンスをしやすく、記事の品質を維持しやすいのです。

なかじ
時間がかかってもいいので、高品質な記事を書くことを意識しましょう。

高品質な記事を速く書く方法が知りたい人は次の動画を参考にしてください。

短期間で作れる

超特化ブログは、テーマ選びを間違えても短期間でリスタートしやすいメリットがあります。

雑記ブログや特化ブログは何年もかけて運営するのが一般的で、失敗しても立ち直るのに時間がかかります。

一方で超特化ブログは3ヶ月〜半年の短期間で完成するのが特徴です。ジャンル選びなど失敗した場合でも、気持ちの入れ替えがスムーズにできます。

早くブログで稼げるようになりたければ、短期間で再チャレンジできる超特化ブログがおすすめです。

ブログ初心者が小さなブログを作るべき理由は次の動画でも解説しています。

5万円以下なら稼ぎやすい

ブログ初心者は、超特化ブログで月5万円の収入を得ることを目標にしましょう。初心者がブログで収益化するのは難しいのですが、月5万円なら不可能ではありません。

大きな収益を目標にした場合には必要な記事数も多くなり、稼げるようになるまでのハードルが上がります。初心者にはこのハードルを超えるのが難しく、ブログで稼げないまま投げ出してしまうことも少なくないのです。

なかじ
ブログ初心者は、超特化ブログで確実に月5万円稼げるようになることを目標にしましょう。

半年で5万円稼ぐための作業スケジュールは次の動画も参考にしてください。

超特化ブログを作る7つの手順

超特化ブログを作る7つの手順を解説します。

  1. ジャンルを選ぶ
  2. ジャンルをよりニッチなテーマに絞り込む
  3. サイト設計でブログ全体の構造を明確にする
  4. ブログ記事を書く
  5. 検索順位を毎日チェックする
  6. 記事修正を繰り返して上位表示を狙う
  7. 被リンクを戦略的に獲得していく

超特化ブログは特別なブログではありません。4つ目の「ブログ記事を書く」以降は、通常の雑記ブログや特化ブログでやるべきこととほとんど同じです。

なかじ
まずは1〜3までを着実に行い、読者満足度の高い超特化ブログを作りましょう。

ジャンルを選ぶ

超特化ブログのジャンルは激戦ジャンルから選びましょう。激戦ジャンルは収益性が非常に高く、ニッチなテーマでも稼ぎやすいからです。

激戦ジャンルとは次のようなものがあります。

  • クレジットカード
  • 英語
  • 不動産
  • 結婚
  • 引越し

収益性が低いジャンルを選ぶと、超特化ブログでは稼げません。特定の読者に向けたニッチなテーマだからこそ、収益性が大きい激戦ジャンルを選ぶことが重要です。

ブログで稼げないキーワードとジャンルの見極め方は次の動画を参考にしてください。

案件選びと報酬単価

アフィリエイトの報酬単価は、3,000円以上の案件がおすすめです。

例えば報酬単価300円の案件と3,000円の案件では、同じ労力をかけても収益には10倍の差が生まれます。

  • 報酬単価300円×10件=3,000円
  • 報酬単価3,000円×10件=30,000円

ブログで稼ぎたいなら単価の高い案件を選びましょう。

アフィリエイトで稼げる案件の選び方については以下の動画で解説しています。

ジャンルをよりニッチなテーマに絞り込む

ブログのジャンルを決めたら、さらにテーマを絞り込んでいきます。

テーマを絞らないと一般的な特化ブログと変わりありません。ニッチなテーマに絞り込むことで、特定の読者が満足してくれるブログを作りましょう

テーマを絞る時のポイントは以下の5つです。

  • 記事数は50記事以下にする
  • 特定の読者に刺さるコンテンツを考える
  • 競合の強さをチェックする
  • 紹介するアフィリエイト案件があるかチェックする
  • 絞ったテーマに需要があるか考える

初心者でも稼げるテーマの絞り方についてはこちらの動画で紹介しました。

記事数は50記事以下にする

超特化ブログでは、必要な記事数を50記事以下に減らすことが重要です。必要なコンテンツを書き出し、絞ったテーマに対し何記事書かなければいけないのかを考えてください。

テーマの絞り方の具体例

例えば英語の超特化ブログの場合、スピーキング特化ブログに絞ってみます。しかし必要な記事数が50記事を超えそうなので、「シャドーイング専門ブログ」というニッチなテーマに絞ります。

特定の読者に刺さるコンテンツを考える

ブログのテーマを絞ったら、特定の読者に刺さるコンテンツを書けるか考えてみましょう。たとえニッチなテーマに絞ったとしても、読者が求めている記事を書けなければ読んでもらえません。

超特化ブログでは、特定の読者に刺さるコンテンツを書くことで高い読者満足度を獲得していくことがポイントです。

競合の強さをチェックする

競合の強さは必ずチェックしましょう。上位コンテンツを調べずに記事を書いても、SEOで高評価を得ることは難しくなります

超特化ブログでは収益性の高い激戦ジャンルがおすすめですが、激戦ジャンルには競合が多く見られます。

しかし競合が強いからといって諦める必要はありません。超特化ブログでは専門性と読者満足度が高くなるため、強い競合にも勝つことが期待できます。

上位表示できるかどうかはブログを作ってみないとわかりません。超特化ブログは失敗しても短期間で作り直せるので、競合が強い激戦ジャンルを選びましょう。

紹介するアフィリエイト案件があるかチェックする

アフィリエイトできる案件があるかどうかは、事前に確認しましょう。紹介する案件が無い場合は超特化ブログでも稼ぐのが難しいため、テーマ選びからやり直す必要があります。

稼げるかどうかはジャンルやテーマによって変わるので、あなたがチャレンジしやすい案件を探してみてください。

なかじ
激戦ジャンルは紹介する案件が多くあります。

絞ったテーマに需要があるか考える

絞ったテーマに需要があるかどうかも必ず確認してください。情報を求めている読者がいなければ、超特化ブログでも稼ぐことはできません

需要の有無は月間検索回数を参考に判断しましょう。月間検索回数の確認には、「Ubersuggest」や「キーワードプランナー」などのツールを使ってください。テーマに沿ったキーワードを設定し、月にどれくらい検索されているかを調べます。

表示される月間検索回数は、使用するツールごとに異なります。例えばキーワードプランナーで調べる場合は、月間検索回数が100〜1000回以上ある場合に需要があると判断しましょう。

絞ったテーマに需要があるかどうかは、経験を積むとツールを使わなくても分かるようになってきます。

なかじ
感覚で掴めるようになるまでは、検索ツールを使いながら需要の有無を確認していきましょう。

ブログ初心者にもおすすめのアフィリエイトで稼げるジャンルは次の動画を参考にしてください。

サイト設計でブログ全体の構造を明確にする

ジャンルをよりニッチなテーマに絞り込んだら、サイト設計を行います。超特化ブログは50記事以下の少ない記事数で完結するため、初心者でもサイト設計しやすいのが強みです。

サイト設計する目的は次の2つです。

  • ブログ規模を明確にする
  • 内部リンクを明確にする

初心者でも稼げるサイト設計方法については以下の動画で解説しています。

ブログ規模を明確にする

必要な記事数を把握することで、ブログ規模が明確になります。絞り込んだテーマに合わせて、次の必要な記事を書き出してください。

  • 主要なまとめ記事
  • 詳細記事

特に主要なまとめ記事は必ず書き出してください。詳細記事は、まとめ記事1つにつき10記事が目安。この段階で必要な記事数が50記事を超える場合には、さらにテーマを絞ります。
» SEOに強いまとめ記事の書き方

なかじ
あらかじめブログ規模を把握しておけば、早い段階で失敗を減らすことができます。

内部リンクを明確にする

サイト設計の段階で内部リンクも考えます。

SEO対策において内部リンクは重要なポイントの一つ。読者にクリックされる生きたリンクが必要です。

まとめ記事では、1つのトピックについて広く浅く網羅的にまとめてください。詳しく知りたい読者のために、内部リンク先の詳細記事を読んでもらうように設計しましょう。

なかじ
記事同士が密にリンクしあったブログを目指してください。

» SEO対策の基本と上位表示する方法

ブログ記事を書く

ブログで稼ぐために必要な記事の書き方を11の手順でまとめました。適当に記事を書いても読者満足度の高い記事は書けないので、基本的な書き方はしっかり理解しておきましょう。

  • 読者はどんな気持ちで記事を読んでいるのか
  • どうすれば読者の悩みが解決するのか
  • 読み飛ばし読者にはどう対応したらいいか

各工程で上記ポイントを押さえることが、読者の役に立つ記事を書くコツです。

Googleと読者に好かれるブログ記事の書き方については以下の動画で解説しました。

1)流入経路

記事を書く前に、流入経路を明確にします。流入経路は主に「SNS」と「SEO」の2つです。SNSからの流入を狙っているなら、キーワード選定は必要ありません。

なかじ
SEOでの流入を狙っているならキーワード選定が必要です。

SEOで上位表示し稼げる記事を作りたいなら、キーワード選定が重要です。設定したキーワードに沿った記事作成をする必要があります。

ここではSEOからの流入を想定した場合の記事の書き方を紹介していきます。

2)キーワード選定

上位表示したうえで読者に読んでもらう記事を書くにはキーワード選定が重要です。

読者はキーワード検索をして、検索結果画面からあなたのブログに辿りつきます。読者が検索するキーワードを選ばなければ、どんなに良い記事を書いても読者にブログを見つけてもらえません。

キーワードの選び方次第で、ブログへのアクセス数や稼げるかどうかが決まります

なかじ
キーワード選定が難しい初心者のうちは、サジェストキーワードからキーワードを選ぶのがおすすめです。

サジェストキーワードからのキーワード選定は次の手順でおこないます。

  1. サジェストキーワードからキーワードを選択
  2. 月間検索回数を検索
  3. キーワードを絞り込む
  4. 競合チェック

サジェストキーワードは実際に読者が検索しているキーワードで、ユーザーの検索頻度などに応じて表示されるといわれています。キーワードプランナーで選んだキーワードの月間検索回数を検索し、100〜1,000回以上のキーワードを選びましょう。

なかじ
選んだキーワードで実際にGoogle検索し、競合が強すぎないかもチェックしましょう。

ブログ初心者でも失敗しないキーワード選定については以下の動画で紹介しました。

3)検索結果を確認

キーワード選定をしたら、上位記事の方向性と内容を確認します。

上位記事はGoogleに評価されている記事で、読者満足度の高い記事ともいえます。主に次の3点を確認しましょう。

  • 想定読者
  • 記事構成
  • 記事の内容

上位記事から読者がどのような情報を求めているのかを読み取り、記事作成の参考にしてください。

4)ペルソナ設定

検索意図をわかりやすくするために、ペルソナは3〜5人設定しましょう

ペルソナとはターゲットを細かくしたものです。次の8つを考えながら、実在する人物のようにイメージできるまで絞り込むことが重要です。

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 趣味
  • 家族構成
  • 悩み
  • 日常生活

同じキーワードでも検索する人によって検索意図が異なり、SEOでは多くの検索意図を満たす記事が評価されます。

なかじ
ペルソナを複数設定することで、多くの読者を満足させられる記事にしてください。

SEO対策に必須なペルソナ設定については以下の動画で解説しました。

5)検索意図

キーワードとペルソナから、検索意図と潜在ニーズを考えます。

  • 検索意図:読者の検索した目的やそのものの悩み
  • 潜在ニーズ:検索した時点では読者も意図していなかったもの。読者にとっての本当のゴール

記事では読者の検索意図と潜在ニーズの両方を満たすことが重要です。

なかじ
検索意図と潜在ニーズを解決できれば、読者の再検索を防ぎSEOでの評価も高められます。

まずは設定したペルソナの検索意図を考えます。

  • なぜそのキーワードで検索したか
  • なぜその複合キーワードを選んだのか

設定したペルソナをリアルにイメージしながら、不安や悩みを読み取ってください。検索意図を理解することが読者満足度の高い記事を書くポイントです。
» SEOで上位表示するための検索意図

検索意図を把握したら、読者の潜在ニーズ=本当のゴールを探ります。

潜在ニーズは、検索結果やサジェストキーワードからは見つけられません。ペルソナの背景をリアルにイメージし、読者の求めている本当のゴールを探し出してください。
» 再検索対策になる潜在ニーズ

6)目的

読者に何をしてほしいかを考え、記事の目的がブレないように注意しましょう。

  • 商品を買ってほしい
  • 正しい情報を知ってほしい
  • 記事をシェアしてほしい

記事の目的が明確でないと、読者は何をしたらいいのか迷ってしまいます。目的が分からない人は、記事を読み終わった読者にどのような感想を言って欲しいか考えてみてください。

なかじ
読者に対して何を伝えたいかを明確にしておきましょう。

7)記事タイトル

タイトルは読者がクリックするかどうかを決める大事な部分です。キーワードを入れながら、読んだ読者に要点がわかるように考えてください。

検索エンジンのことばかり考えて、キーワードを詰め込んだだけのタイトルにならないよう注意しましょう。タイトルが魅力的ではないと、読者はクリックしてくれません。

タイトルを読んでクリックするかどうか判断するのは読者です。タイトルを決める時の以下の4つのポイントを抑えながら、読者にとって魅力的なタイトルを考えてください。

  • 目安は32〜40文字
  • 狙うキーワードを含める
  • 数字や実績を含める
  • 情報密度を高める

なかじ
キーワードを意識しながら、読者が思わずクリックしたくなるタイトルを考えましょう。

目安は32〜40文字

タイトルは32〜40文字程度でつけましょう。32〜40文字は検索結果に表示される文字数で、実際に表示される文字数はキーワードやタイミングによって変わる場合があります。

確実に表示される32文字以内で読者に魅力やメリットを伝えることが重要です。

狙うキーワードを含める

タイトルには狙うキーワードを含めます。キーワードは複合キーワードも合わせ、3〜5つを入れてください。

キーワードがタイトルに入りきらない場合は、記事の中の見出しで使いましょう。

数字や実績を含める

タイトルには具体的な数字と実績を含めることで、読者は次のように考えます。

  • 自分の求めている答えが書いてありそう
  • 読むメリットがありそう

読者は自分にとって有益だと判断すればクリックしてくれます。「3つのポイント」や「月7桁達成」など、数字や実績を上手に使うことを意識しましょう。

情報密度を高める

タイトルでは1文字でも無駄な文字を削って情報密度を高めることが重要です。32〜40文字の少ない文字数で、読者に多くのことを伝えてください。

  • 内容
  • メリット
  • 価値

キーワードを詰め込んだだけのタイトルでは、読者はクリックしてくれません。

なかじ
情報密度を高めながら、読者にとって魅力的なタイトルにすることを忘れないでださい。

SEOに強い記事タイトルの付け方については、以下の動画で解説しました。

8)記事構成

検索意図から記事構成を考えます。読者ファーストで構成を作ることが重要です。

  • どの順番で
  • どのような言葉で
  • どう伝えればいいのか

記事の冒頭でいきなり商品をPRしても、読者は商品を購入してくれません。ペルソナに合わせた伝え方を考えながら記事構成を作りましょう。

  • 読者は何を知りたがっているのか
  • どのような疑問を持っているのか

読者の気持ちを常に考え、すべての疑問に答えられるような記事構成にしてください。

検索意図から記事構成を考える8つの手順については、以下の動画で解説しました。

9)ライティング

記事構成ができたらライティングです。ライティングはリード文と本文に分けて考えましょう。

リード文の書き方

読まれるリード文のポイントは次の3つです。

  • リード文は500文字以内
  • 記事の要点が理解できる
  • 結論を書く

リード文で記事全体の内容を把握できていると、本文を読んだ時に内容を理解しやすく読者満足度も上がります。

なかじ
リード文を読めば本文の内容が把握できるよう、記事のコンセプトや内容、メリットなどを凝縮させてください。

リード文は次の構成で書きます。

  1. 読者の共感を得る文章
  2. 問題提起
  3. 実績やブランディング
  4. 記事に何が書かれているか
  5. 読者が記事を読むメリット
  6. 最終的な結論

リード文は最初に読まれる最も重要な部分です。リード文で読者の気持ちを掴めなければ、読者はその時点で読むのをやめてしまいます。

構成に従ってリード文を書き、読者が最後まで記事を読みたくなるように仕上げてください。

SEOに強いリード文の書き方については以下の動画で解説しました。

ライティングのルール

ライティングでは基本的なルールを知ることが重要です。

  • 誤字脱字をしない
  • 見出しを使う
  • 語尾に変化をつける
  • 箇条書きを使う
  • 二重表現をしない

ルールを無視した記事は読者にストレスを与え、離脱の原因になってしまいます。ライティングで注意すべきポイントを抑え、読者が読みやすく理解しやすい文章を心がけてください。

ブログ記事の書き方・SEOで差をつけるズルいライティングテクニックについては以下の動画で解説しました。

10)推敲

ライティングが終わったら記事を推敲します。推敲時には次の2つを意識してください。

  • 3つのNOTをクリアできているか
  • 先読みライティングができているか
3つのNOT

記事を書く際には3つのNOTをクリアできているかが重要です。

読者は文章を「読まない」「信じない」「行動しない」

どんなに役に立つ記事を書いていても、記事が読まれなければ意味がありません。次のことを駆使して、3つのNOTをクリアしてください。

  • 読まない壁をクリアする方法:結論→理由の順番で書き、文字以外の要素を含める
  • 信じない壁をクリアする方法:圧倒的な根拠になるエビデンスを示す
  • 行動しない壁をクリアする方法:今すぐ行動しなければいけない理由を伝える

Webライティングを劇的に変える3つのNOTについては以下の動画で解説しました。

先読みライティング

推敲時には先読みライティングができているかも考えます。先読みライティングは、読者の不安や疑問を先読みしてフォローすることです。

  • どのような気持ちで記事を読んでいるのか
  • どのような疑問を持っているのか
  • どのような不安があるのか

読者は記事を読み進めるごとに不安や疑問が湧いてくるものです。常に読者の気持ちを考えながら推敲を重ねることで、記事の完成度を高められます。

なかじ
先読みライティングができると、読者満足度が上がりSEOでの評価も高くなります。

読者の悩みを解決する先読みライティングについては以下の動画で解説しました。

11)装飾

最後に装飾して読みやすい記事に仕上げます。中身が濃い記事が書けても、パッと見た印象で読みにくさを感じると読者は記事を読んでくれません。

以下のような装飾をバランスよく使い、読者の目線を止めるポイントを意識的に作ること重要です。

  • 箇条書き
  • 吹き出し
  • 画像
  • 装飾
  • 背景

今はスマホで記事を読む読者が多く見られます。スマホで記事を読んだ時に、読みやすい記事になっているかどうか必ず確認しましょう。

なかじ
スマホの1画面が文字だけで埋まらないように注意してください。

読みやすい記事の書き方と装飾方法については以下の動画で解説しました。

検索順位を毎日チェックする

記事の検索順位は毎日チェックしてください。日々の順位変動を見て記事を修正するかどうか判断するためです。

検索順位の確認には、検索順位チェックツールを使うのがおすすめ。キーワードを登録することで自動的に検索順位を追跡してくれます。

検索順位チェックツールは、WindowsならGRC、MacならRankTrackerがおすすめです。

登録するキーワードは、メインキーワードだけでなく複合キーワードを含め多めに登録しておきましょう。解析できるデータが増えるので、記事をメンテナンスしやすくなります

記事修正を繰り返して上位表示を狙う

検索順位に応じて記事修正を繰り返し、記事の質を高めていきます

SEO対策で一番重要なのは記事修正です。高品質な記事にブラッシュアップしていかなければ、いつまで経っても上位表示されません。

超特化ブログは記事数が少なく、初心者でも記事のメンテナンスをしやすいのが強みです。
» SEO対策の基本と上位表示する方法

なかじ
検索順位に応じて記事修正を繰り返し、上位表示を狙いましょう。

記事のメンテナンス方法

記事のメンテナンスは次の3つをクリアした記事で行います。

  • ブログ開設から3ヶ月〜半年経っている
  • ブログ内の記事数は30〜50記事
  • 記事の公開から2〜3ヶ月経っている

頻度は2〜3ヶ月に一度が目安になりますが、検索順位に応じて臨機応変に行ってください。

  • 検索順位が全くつかない場合:記事の書き方を根本的に見直す
  • 検索順位が51〜100位の場合:記事内容を改善
  • 検索順位が21〜50位の場合:記事内容とSXOを改善
  • 検索順位が20位以内の場合:SXOを改善

「記事内容」を改善する際は、次の3つをチェックします。

  • 検索意図がマッチしているか
  • 共起語が適切に使われているか
  • 不足コンテンツがないか

「SXO(検索体験最適化)」は、読者が検索を始めてから終わるまでの一連の流れのことです。読者満足度を重点的に改善することを意識しましょう。
» SXO対策の方法とSEO対策との違い

実際には検索順位で厳密に分けるのではなく、検索順位やキーワードから臨機応変にメンテナンスしていくことが重要です。定期的に上位サイトをチェックし、自分のサイトに足りない部分がないかも確認していきましょう。

なかじ
臨機応変にメンテナンスして、上位表示させていきましょう。

検索順位に応じたブログ記事のリライト方法は以下の動画で解説しています。

被リンクを戦略的に獲得していく

超特化ブログの運営でも、被リンクを戦略的に獲得していくことが重要です。被リンク獲得はSEO対策を左右する重要なポイントで、高品質な記事でも被リンクがないと上位表示できません

常に被リンク獲得を意識し、以下の方法を積極的に試してみましょう。

  1. 運営ブログからリンク
  2. 相互リンク
  3. 寄稿する
  4. 言及元に連絡してリンクしてもらう
  5. キュレーションサービスでまとめ記事を書く
  6. 一次情報を書いて引用を狙う
  7. 法人営業
  8. 下層ディレクトリでツールやサービスを運営
  9. SNS

専門性の高い超特化ブログは、他のブログからリンクされやすくSNSで取り上げられることも多くなります。しかし、それでも被リンクは自然に集まるものではありません。

なかじ
戦略的に被リンクを獲得することを考えてください。

SEO対策で良質な被リンクを獲得する方法については以下の動画で解説しました。

超特化ブログは初心者におすすめ!

2020年以降は、初心者が特化ブログや雑記ブログで稼ぐのは難しくなっています。初心者がブログで稼ぎたいなら超特化ブログ一択です。

超特化ブログはテーマを絞ることで専門性が高まり、高い読者満足度を得られます。その結果SEOでの上位表示を狙うことができ、初心者でもブログで稼げるようになります。

超特化ブログをつくる際の手順は次の7つです。

  1. ジャンルを選ぶ(激戦ジャンルを選択)
  2. ニッチなテーマに絞り込む
  3. サイト設計(ブログ規模と内部リンクを明確に)
  4. 記事を書く(読みやすさ、読者満足度、潜在ニーズを満たす)
  5. 毎日検索順位をチェックする
  6. 記事の修正を繰り返して質を高める
  7. 戦略的に被リンクを獲得する

「ニッチなテーマに絞るかどうか」が、超特化ブログのポイントです。この記事を参考にして、特定の読者に刺さる読者満足度の高い超特化ブログを作ってください。

【超特化ブログのテーマの絞り方】初心者でも稼げるブログの作り方をブログ歴15年のプロが解説!

お金を稼ぎたいと思って、ブログを作り始める人も多いですよね。せっかく作るからには、収益性のあるブログを作りたいと思うのは当然のことです。

ではどのようなブログが稼げるブログなのでしょうか。

当記事では、初心者でも稼ぎやすい「超特化ブログのテーマの絞り方や見極め方」について、徹底解説しています。

超特化ブログといわれても、テーマ選びが難しすぎるといった悩みを抱えている人もいるはずです。そんな人でも、この記事を読めばテーマ選びのコツがつかめます。

なかじ
戦略的にテーマを絞れば、稼げる超特化ブログを作ることができます。

初心者でも稼ぎやすい超特化ブログ

これからブログを始める人におすすめなのが、超特化ブログです。

50記事以下の少ない記事数で構成されているため、サイト設計しやすく、初心者でも稼ぎやすいのが特徴です。
» 初心者でも稼げる超特化ブログの作り方

ブログで稼ぎたい人は超特化ブログを作るべき

ブログで稼ぎたい人は、超特化ブログを作るべきです。雑記でも特化でもなく、超特化ブログです。

ここからは超特化ブログを作るうえで、注意すべき点・抑えておきたいポイントについて解説します。

超特化ブログの3つのメリット

超特化ブログのメリットを3つ挙げてみました。

  • 初心者でも取り組みやすい
  • 短時間で制作できる
  • SEOで上位表示されやすい

超特化ブログは初心者でも取り組みやすく、SEOで上位表示されやすいというメリットがあります。また、記事数が少ないため、短時間で制作できるのもポイントです。

なかじ
ブログは初心者には超特化ブログがおすすめです。

テーマの絞り方が重要

超特化ブログを作る上で一番重要なのが、テーマの絞り方です。テーマの絞り方を間違えると、超特化ブログで稼ぐことができません。戦略的にテーマを絞ってください。

戦略的にテーマを絞り、読者の役に立つ超特化ブログを作ることができれば、初心者でも稼ぐことができます。

SEOでは記事の品質が重視される

SEOでは記事数ではなく、記事の品質が重視されます。記事数が多ければいいというものではありません。

目標金額が10万円以下なのに、100記事以上書いているという人がいますが、残念ながらほとんどの記事は無駄になっています。

なかじ
記事数ではなく、記事の質にこだわってください。

SEOに強い記事の書き方は以下の記事と動画を参考にしてください。
» SEOに強い文章と記事の書き方

テーマの絞り方

超特化ブログはテーマの絞り方が重要で、絞り方次第で結果が大きく変わります。テーマを絞るときに考えるのは以下の5つです。

  • ブログ規模
  • 刺さるコンテンツ
  • 競合の強さ
  • 収益性
  • 需要の有無

これらを順番にみていきます。

ブログの規模の目安は50記事以下

超特化ブログでは、必要な記事数を減らすことが重要。目安は50記事以下で完結できるテーマにすることです。

まず、どんな記事が必要になるかを最初に書き出します。必要な「まとめ記事」と「記事群」を考えるイメージです。この作業はサイト設計と被る部分があります。

なかじ
超特化ブログの記事数の目安は50記事以下です。

まとめ記事の書き方については次の記事と動画を参考にしてください。
» SEOに強いまとめ記事の書き方

まずは、選んだテーマで想定されるブログ規模を考えます。ブログ規模が大きくなりすぎる場合、つまり50記事を超えそうな場合は、テーマを更に絞ってください。

具体例を挙げて説明していきます。例えば、「英語特化ブログではなく、スピーキングの超特化ブログにする」というのはNGです。

英語のスピーキングに絞っても、まだ規模が大きすぎます。もっと絞るなら「スピーキングの中のシャドーイング」の方が良いです。

あくまで解説用の例であって、シャドーイングの超特化ブログをおすすめしているわけではないので、注意してください。

特定の読者に刺さるコンテンツが必要

超特化ブログでは、特定の読者に刺さるコンテンツが必要です。刺さるコンテンツだからこそ、読者の満足度が高いブログを作ることができます。雑記ブログや特化ブログでは実現できない「高い読者満足度を得られる」のが超特化ブログの強みです。

なかじ
「読者に刺さるコンテンツを書けるかどうか」は、超特化ブログを成功させるうえで重要です。

具体例を挙げてみます。例えば、「理系学生のためのダイエット講座」という超特化ブログはNGです。なぜかというと、刺さるコンテンツを書けないからです。

このように、言葉だけテーマを絞っても意味がありません。この例でいうと、「理系学生だからこそのダイエット方法について」のコンテンツを書く必要があります。

一般的なダイエット方法では、理系学生には刺さらないため、超特化ブログにする意味がありません。

まずは、読者に刺さるコンテンツを書けるテーマなのかどうかを考えてください。

競合の強さをチェック

超特化ブログでは、競合の強さをチェックする必要があります。選んだテーマの主要なキーワードで、競合をチェックしてください。

競合があまりに強い場合は、諦めることもあります。ただし、競合が強くても試しに作ってみるのもOK。実際に上位表示できるかどうかは、やってみないとわかりません。

なかじ
超特化ブログは、強い競合に勝てることもあります。

超特化ブログは短期間で制作できます。そのため、うまくいかなかった場合も、ダメージが少ないといえます。

また、超特化ブログは専門性と読者満足度が高くなるため、強い競合に勝てることもあります。実際に僕は、強い競合がいたとしても、超特化ブログを作ることがあります。

ジャンルの見極め方は次の記事と動画を参考にしてください。
» ブログで稼げないジャンルの見極め方

収益性を考えるならアフィリエイトのあるジャンルを狙う

収益目的でブログを作るなら、収益性もしっかり考えてください。

絶対にチェックするのは、紹介する案件があるかどうかです。アフィリエイト案件の有無をチェックしてください。

アフィリエイトできる案件がないと、収益性が小さくなります。アドセンスよりアフィリエイトの方が稼ぎやすく、アフィリエイトできる案件があるかどうかは収益に大きく影響します。

なかじ
稼ぎやすいのは、激戦ジャンルの超特化ブログです。

収益性のあるジャンル選びは、目標金額から逆算すると考えやすいです。

収益性が高いと言われる激戦ジャンルの超特化ブログなら、月30万円も狙うことができます。例えば、脱毛・クレカ・不動産・転職・ダイエットなどです。

逆に収益性が低いジャンルの超特化ブログでは稼げません。

基本的に激戦ジャンルの中で、超特化ブログを作るのがおすすめです。その方が「作ったけど、稼げない」ということが少ないからです。

稼げる案件の選び方については以下の記事と動画で解説しています。
» ブログ初心者でも稼げる案件の選び方

絞ったテーマに需要があるかを考える

絞ったテーマに需要があるかを考えてください。テーマを絞った結果、中には全く需要がないブログを作ってしまう人がいます。収益目的で作るなら、これは絶対に避けたいところです。

例えば、「80歳から始める英会話ブログ」を作るとします。これは英会話の超特化ブログといえますが、需要がなさすぎる可能性があります。そうなると稼げません。

なかじ
需要があるテーマを選ぶことが大切です。

個人的には自分の感覚だけで需要を判断することが多いです。「このテーマなら絶対に需要がある」そういったことが、経験からある程度わかるようになります。

この感覚は超特化ブログを複数作りながら磨いていってください。これは超特化ブログ以外でも、ブログで稼ぐ上でかなり重要な感覚です。

特化ブログを超特化ブログにする方法

既に特化ブログを運営している人は、ブログ内のいずれかのカテゴリーに特化してください。それだけで必要な記事数は圧倒的に少なくなります。

例えば、英語特化ブログの場合、「リスニング、リーディング、ライティング、海外留学、英語教材」の5つのカテゴリーを作っていると想定します。この中のいずれかのカテゴリーに特化してください。

運営している特化ブログからテーマを絞るだけで、簡単に超特化ブログを作ることができます。

超特化ブログのよくないテーマの絞り方

「SEのための転職ブログ」など、ターゲットを絞って超特化ブログを作るのはオススメしません。

SEに絞ったからといって、記事数を減らせるわけではないからです。転職ノウハウを網羅する必要があるため、100記事を超える大規模ブログになってしまいます。

転職ジャンルで考えた場合の良い例は、「面接に特化した超特化ブログ」を作ることです。

  • 面接だけに絞れば記事数は大きく減る
  • 結果的に全体の品質は劇的に向上する

テーマを絞ることで記事数を減らし、記事の品質を向上させることが超特化ブログの目的です。

なかじ
超特化ブログではテーマの絞り方が超重要です。

テーマの見極め方

超特化ブログのテーマの見極め方として有効なのがサイト設計です。必要な記事を洗い出してみて、50記事を超えるようならテーマが大きすぎます。

実力に見合わないほどの大規模なブログを作って失敗しないためにも、ここからはテーマの見極め方について解説します。

サイト設計する

自分で考えたテーマが超特化ブログになっているか不安という人もいるはずです。

そんな不安を一発で解消する方法があります。それはサイト設計することです。

なかじ
超特化ブログになっているか不安な人は、サイト設計してください。

超特化ブログのサイト設計方法は次の記事と動画を参考にしてください。
» 稼げる超特化ブログのサイト設計方法

必要な記事を洗い出す

まずは、考えたテーマで必要な記事を洗い出してください。超特化ブログの場合は、50記事以下が目安です。

50記事くらいなら考えるのに時間はかかりません。数時間~1日あれば終わるはずです。この段階では、最終決定ではなく「こんな記事が必要かな」くらいでOK

例えば、「SEのための転職ブログ」の場合は、早い段階で大量の記事が必要なことに気付くはずです。

必要な記事を洗い出すことで、記事数の目安を把握してください。

記事を洗い出すためのキーワード選定の方法は次の記事と動画で解説しています。
» 失敗しないブログのキーワード選定方法

50記事を超える場合はテーマが大きすぎる

50記事を超えそうなら、テーマが大きすぎると判断します。

「これは超特化ブログになっていますか?」という質問をされても、僕自身も分からないことが多いです。それは質問された瞬間に、必要な記事を全て思いつくわけではないからです。

大きすぎるテーマの場合は、すぐに分かることもあります。明らかに50記事では収まらない場合はダメだと言えます。

なかじ
超特化ブログでテーマを絞るときは、必ずブログ規模を考えてください。

ブログ規模を考えない超特化ブログは失敗する可能性が高いです。

超特化ブログのメリットは、記事数が少なく時間がかからないことです。記事数が少ない分、必要な記事を考えるのにも時間がかかりません。

ブログ規模を考えることで、後になって実力に見合わないほどの大きなブログを作ろうとしていたという失敗を防ぐことができます。

これが超特化ブログの大きなメリットだといえます。まずは必要な記事を洗い出してみましょう。

まとめ記事と記事群

超特化ブログのテーマを決めたら、まずは書き始める前にサイト設計をします。「まとめ記事」と「記事群」を考え、記事同士が孤立しないよう、リンクで繋がるブログを作ってください。

記事群で読者の悩みを解決できるように、最初から狙って作ることが大切です。

なかじ
記事を書く前に、サイト設計をしましょう。

まとめ記事の書き方については次の記事と動画を参考にしてください。
» SEOに強いまとめ記事の書き方

必要な記事を考える方法

必要な記事を考えるときは、「まとめ記事」と「記事群」を考えてください。ブログ内では、まとめ記事を起点にした記事群を作ることが重要です。

各記事を孤立させるのはNGです。記事同士が密にリンクし合ったブログを作ってください。

最初から狙って作ることが重要

記事群で読者の悩みを解決できるように、最初から狙って作ることが重要です。記事単体で読者の悩みを解決するのではなく、記事群で悩みを網羅的に解決するイメージです。

「適当に記事を書いたあとで内部リンクを貼ればいい」こういった行き当たりばったりのやり方だと失敗します。

例えば、「適当に部品を作ったあとで家を組み立てる」「どんな家が建つのか、完成するまで誰にも分からない」。それできちんとした家が建つ訳ないですよね。これはブログも同じです。

面倒だから最初に設計しない人の方が多いけれど、稼げるブログを作りたいなら、最初にサイト設計してください。

なかじ
稼げるブログを作るなら、サイト設計は必須です。

100記事以上の大規模なブログを設計するのは大変です。設計だけで挫折してしまう人も多いはず。

その点、超特化ブログだと記事数が少ないから、初心者でも考えやすいというメリットがあります。

SEOに強いサイト設計と理想的なリンク構造は次の記事と動画で解説しています。
» SEOに強いサイト設計とリンク構造

【まとめ】超特化ブログで重要なのはテーマの絞り方

超特化ブログのテーマの絞り方について解説しました。特化ブログをさらにニッチなテーマに絞ったのが超特化ブログです。

なかじ
超特化ブログで重要なのは、テーマの絞り方です。

テーマを絞るときに考えるのは、次の5つのポイントです。

  • ブログの規模の目安は50記事以下
  • 特定の読者に刺さるコンテンツが必要
  • 競合の強さをチェック
  • 収益性を考えるならアフィリエイトのあるジャンルを狙う
  • 絞ったテーマに需要があるかを考える

今回解説した5つでテーマを絞れない人は、今運営している特化ブログの中のどこかのカテゴリーに特化してください。それだけでも必要な記事数は、圧倒的に少なくなります。

チェックポイント

特化ブログにおいて、テーマの絞り方はかなり重要です。超特化ブログの本質はテーマを絞ることで記事数を減らし、記事の質を上げることです。

戦略的にテーマを絞って、稼げる超特化ブログを作ってください。

超特化ブログは短期間で制作できるため、やってみてダメならテーマを変えてリスタートできるというメリットもあります。
» 初心者でも稼げる超特化ブログの作り方

【ブログ歴16年のプロ】初心者でも稼げる超特化ブログのサイト設計方法を徹底解説!

SEO対策において、サイト設計が重要なのは知っているが、そもそもサイト設計の方法が分からないという人もいるはずです。

サイト設計がしっかりしているだけで、そのブログはSEO対策で有利です。

しかしサイト設計が重要だと知りながらも、ほとんどの人は行き当たりばったりで、思いついた記事を片っ端から書いていきます。また、書いた記事をその時の気分でカテゴリー分けする人が多いです。

その結果、ブログを作っていても稼げない人がほとんどです。

当記事では、SEO対策に強いサイト設計方法について、初心者にも分かりやすく解説しています。

稼げるブログを作るなら、サイト設計が重要です。これからブログを始める人も、既にブログを運営している人も、この記事を読んでブログで収益を上げてください。

なかじ
稼げるブログを作るなら、しっかりサイト設計しましょう。

サイト設計とは

当記事で解説するサイト設計は、一般的なサイト設計の定義とは違います。ここでは、「サイトとして機能する、必要最低限の完成形を設計すること」を「サイト設計」といいます。

例えば、「一人暮らしの生活応援ブログ」を作成するのであれば、一人暮らしをしている・したい人の悩みを解決するブログになるかどうかを考えます。

つまり、対象となる読者の悩みを解決できるだけの記事・サイトを設計することが重要です。

最初の段階から完璧を目指しても絶対に完成しません。サイト設計の段階で何百記事も考えるのは不可能です。

あくまで必要最低限のサイト設計ができればOK。記事数で言えば20~30記事くらいで、絶対に必要な記事を考えてサイト設計できれば問題ありません。

なかじ
読者の悩みを解決できる記事を用意してください。

サイト設計は木で考える

ブログ全体のイメージは木で考えるとわかりやすいです。

木の幹がサイトのトップページ。幹から生えている太い枝が、カテゴリーやまとめ記事と言われるものになります。そこから生えている細かい枝が、個別記事になるイメージです。

理想的なサイト設計の形を木で表すと、ジャンルに偏りがないものになります。1ジャンルだけに記事がたくさんあって偏るのは、サイト設計としてはNGです。

軸になる記事を起点に、細かい記事が存在するのが良いサイト設計です。また、それぞれの記事同士が内部リンクで繋がる状態が理想です。

なかじ
理想的なサイト設計は、ジャンルに偏りがありません。

細かい記事が独立しているサイトも多いです。記事が点在して内部リンクがないサイトです。

記事数はあるのに内部リンクがないのは、上位表示できないブログやサイトの設計の特徴です。

思いつきで記事を量産したサイトに多いのは記事テーマの偏りです。こういったサイトは、後からサイト設計したとしても、内部リンクが繋がりません。

思いつきで量産しているため、内部リンクを出したい時に記事がないということになります。それぞれがバラバラになってしまっているため、サイト構造を作れません。

後々、記事同士を繋ごうと思った時に、たくさん記事を書かないといけないという事態に陥ります。

なかじ
後から慌てなくて済むように、記事を書き始める前にサイト設計を考えることが重要です。

SEOに強いサイト設計と理想的なリンク構造は次の記事と動画も参考にしてください。
» SEOに強いサイト設計リンク構造

サイト設計の前に考えること

サイト設計を考える前に、「どんなブログを作るのか」を考えてください。

誰に何を伝えて、どうなってもらうためのブログなのかを明確にできなければ失敗する可能性が高いです。そのようなブログは、読者の役に立たないからです。

誰をターゲットにしていて、ターゲットをゴールに導くために何を伝えればいいのかを考えます。

例えば、ダイエットのブログを立ち上げる際に、ネットや本から手あたり次第ダイエットの情報を集めて書くのはNGです。

「誰か」が決まらなければ、「誰かのために記事を書く」ということはできません。ブログを作る場合には、必ずスタートからゴールまでを考えまてください。

なかじ
ブログを作るにあたって、スタートからゴールまでを考えます。

テーマを絞って価値を高めることが大切

ブログを作ってお金がもらえるのは、価値提供するからです。ただ書きたい記事を書いていて、お金をもらえるわけではありません。作ったブログや書いた記事に価値があるからこそ、誰かがそこにお金を払ってくれるのです。

重要なのは、読者が知りたいことを書くということ。読者が知りたいことを書くにあたって、その読者が誰なのかを考えてください。

読者が誰なのかを考える時に、例えばダイエットブログなら「痩せたい人」と考える人がいますがこれはNG。ダイエットブログなら痩せたい人に向けて書くのは当たり前だからです。

普通にダイエットブログを作って、痩せたい人の役に立つような情報を書くだけではダメです。

10年以上前なら、ブログをやっている人が少なかったこともあり、それでも需要がありました。しかし、今はそういったブログはたくさんあります。

その中で自分のブログが上位表示したとしても、それを読みたいと思ってくれる人はいません。

なかじ
自分のブログが価値提供できているのかを確認してください。

今ブログを運営している人は、自分が書いた記事を求める人がいるのか、他にそれと同じような記事が山ほどないかを確認してください。つまり競合調査をするということです。

同じような記事が山ほどあるなら、価値提供できていないため、そのブログは稼げないということになります。

超特化ブログのテーマの絞り方は次の記事と動画を参考にしてください。
» 稼げる超特化ブログのテーマの絞り方

ニッチなテーマに絞り込む

一番簡単に価値を高める方法は、ニッチなテーマに絞り込むことです。僕がよく話題にする超特化ブログがそれに該当します。テーマを絞って超特化にすることで、ブログの価値が上がります。

ダイエットブログを作る場合、ダイエットというテーマの中でもっとニッチなテーマに絞り込んで、超特化にするだけで価値が生まれます。

ほとんどの人が、この絞り込みを行っていません。要するに、価値提供できないからお金を稼ぐことができないのです。

初心者や稼げない人でも、テーマを絞ることは可能。テーマを絞った状態で記事を書くことで、価値を高めることができます。

多くの人が広く浅く記事を書いています。小さいテーマでブログを作ると、他の人が書いていないことをたくさん書けるというメリットがあります。当然、読みに来る人は減りますが、確実にその情報を求めている人はいるため、価値が生まれます。

なかじ
テーマを絞ることで、ブログの専門性が高まります。

これからはそういったブログを運営していかないと稼げません。今から大きなテーマでブログを作って、それで稼げるようになるかといわれると、稼げるようにはなりません。

欲張って大きなものを作ろうとせず、小さなところで数少ない読者を満足させられるようなブログを作ってください。
» 初心者でも稼げる超特化ブログの作り方

超特化ブログの作り方については以下の動画で解説しています。

30~50記事くらいで成立するようなブログを作る

サイト設計する前に、テーマを絞ることが大切です。テーマを絞れば記事数が減り、サイト設計も楽になります。

なかじ
目安として30~50記事くらいで成立するようなブログを作ってください。

30〜50記事くらいなら、ブログ初心者でも考えやすいです。

100~200記事以上のブログを運営することは、考えている以上に大変なこと。100~200記事以上あるブログを運営していて稼げてないということは、その記事が読者の役に立っていないということです。

50記事以下で稼げるテーマの見極め方については以下の動画で解説しています。

サイト設計することでゴールが明確になる

サイト設計することでゴールが明確になります。

テーマを絞ってブログを作る時に、まずはどのような記事がどれくらい必要なのかを考えます。対象となる読者が必要とする記事を考えてください。

必要な記事を考える方法として、まずは対象となる読者のことを考えます。どんな読者がアクセスしてくるのか、どんな記事を読みたいのかを考えてください。

この時、ターゲットを更に絞り込んだ「ペルソナ」を設定することが大切です。ペルソナの作り方は次の記事と動画を参考にしてください。
» ブログで重要なペルソナの作り方

サイト設計の考え方・方法

ここからは、サイト設計の考え方や方法を具体的に解説していきます。サイト設計するときに最低限考える項目は以下の5つです。

  • 目的
  • コンセプト
  • カテゴリー
  • 最低限必要な記事内容
  • 内部リンク(各記事の関係性)

これらは絶対に考えるようにしてください。今回は仮想通貨サイトを例に解説していきます。

目的を考える

まずユーザーに何をして欲しいのか、サイトの目的を考えます。

例えば、仮想通貨サイトであれば「仮想通貨取引所の登録」が目的。もっと具体的に言うと、ビットフライヤーの登録をしてもらいたいというのが、サイトの目的になります。

コンセプトを考える

サイト設計するうえで、「誰が誰に何をどのように伝えるか」というのが重要です。目標達成のために、どのような切り口でサイトを作るのかを考えてください。

なかじ
サイトのコンセプトを考えます。

例えば仮想通貨サイトを作る場合、筆者を仮想通貨の専門家と設定し、初心者に仮想通貨について、わかりやすく教えるブログを作るのも良いです。

その他には、仮想通貨の素人が勉強しながら儲かる様子を、リアルタイムで実況していくようなブログでも良いです。

ここは自分のやり方に合わせて考えてください。

コンセプトを最初に考えることが重要です。

コンセプトの注意点

コンセプトには、独自性・オリジナリティが必要になります。よくある間違いを例に挙げてみます。

仮想通貨のサイトを作る場合に、「仮想通貨についての情報発信」がコンセプトになっているサイトがあります。

このようなコンセプトはNG。仮想通貨のサイトで、仮想通貨の情報発信をするのは当たり前だからです。

その中で、どのような情報を、どのように誰に伝えるのかが重要です。

例えば子育てブログをやっている場合、子育て情報を発信するブログを作りがちですが、これもNGです。

なかじ
切り口を絞り込まないとコンセプトにはなりません。

仮想通貨サイトのカテゴリーについて考えてみます。仮想通貨を学びたい人が必要であろうカテゴリーを以下に挙げてみました。

  • 仮想通貨の始め方講座
  • 仮想通貨投資のセキュリティ
  • 主要な仮想通貨取引所
  • 仮想通貨の投資運用
  • 最新ニュース

カテゴリーの作り方に関しては、上位・競合サイトを見ながら、「こういうカテゴリーがあればいいのでは?」という視点で考えます。

カテゴリーの数は多すぎても良くありません。5つくらいを目安に考えてください。

今回で言えば上記の5つのカテゴリーを考えました。カテゴリーが決まったら、それぞれのカテゴリーの中で、どのような記事を書けばいいのかを考えます。

このタイミングで「タイトル・見出し・内部リンク」を考えてください。

そこまで詳しい内容を考えなくても良いですが、「タイトル・見出し・内部リンク」は考えます。

そして、サイトに必要最低限な記事を考える必要があります。

なかじ
サイトに必要最低限な記事考えましょう。

記事を考える際に、重要なことがあります。「上位表示できるかどうかは関係ない」ということせす。競合が強いか弱いかを見る必要はありません。

よくあるのが、「この記事は競合が強過ぎるのですが、書く必要がありますか?」という内容の質問です。

僕がその時に答えるのは、そもそも競合が強くても弱くてもその記事がなかったら読者が困るから、その記事は絶対に書いた方がいいということです。

必要最低限な記事というのは、「なければ読者が困る記事」です。

上位表示できる・できないに関係なく、ブログに絶対に必要な記事が、おそらく20~30記事はあるため、そういった記事を考えましょう。

読者の悩みを解決するための記事を考えることが重要だということです。

なかじ
上位表示できる・できないに関係なく、必要な記事は書いてください。

例えば仮想通貨のサイトであれば、「仮想通貨とは」「仮想通貨の買い方」などが必要最低限の記事に該当します。

上位表示できる・できない、競合が強い・弱いに関係なく、これらの記事がないとサイトとして成り立たないというものを、最初に考えてください。

必要最低限な記事内容を考える

必要な記事を考える時に、ラッコキーワードを参考にしてもOKです。ラッコキーワードとは、サジェストキーワードを一覧で表示してくれるツールのこと。ただし、必要な記事の洗い出しは、機械的にできることではありません。

読者にとって必要な記事の考え方や、手順が分からないと思っている人もいるはずです。

ペルソナや読者のことを考えて、その人にとってどのような記事が必要になるのか。これは人それぞれ考え方が違うため、作業として機械的にこなせるものではありません。

正直、初心者には難しいです。でも、難しいからといって、適当に記事を書き続けても稼げません。難しくても、お金を稼ぎたければやるしかありません。

ここは稼げる・稼げないの分岐点だと思って、自分のブログを読みに来る読者を想定して、必要な記事を考えてください。

なかじ
ブログで稼ぎたければ、難しくてもやるしかありません。

仮のタイトルを考える

必要な記事を考えた時に、一緒に仮のタイトルを考えます。記事にどのようなタイトルを付ければいいのかを仮で考えます。

仮とはいえ、ほぼ決定のタイトルです。適当にタイトルを付けると意味がないため、完成度としては6~7割くらいを目安にしてください。

タイトルの付け方については以下の記事と動画で解説しています。
» クリック率の高い記事タイトルの付け方

必要な記事を考えたうえでキーワードを考える

ここまでくると、後は順番に記事を書いていくだけ。記事を考えたら、それらの記事から狙うキーワードを考えていきます。ほとんどの人が、この順番が逆になっていて、記事を考える前にキーワードを考えます。

なかじ
キーワードを考える前に記事を考えてください。

例えば、さきほどのラッコキーワードからサジェストキーワードを取得してきて、そのサジェストキーワードで記事を書いていく方法です。この手順で進めるのはNGです。

サジェストキーワードで記事を書いていったところで、それが最終的に読者の役に立つものになるかというと、必ずしもそうではないからです。

サジェストキーワードで手あたり次第、記事を書くのはNGです。サジェストキーワードで手あたり次第記事を書いている場合、膨大な数の記事が出来上がります。そうなると、せっかく訪問してくれた読者が欲しい情報に辿り着けなくなってしまいます。

結果として、そのブログは役に立たなくなってしまいます。

なかじ
適当に書いた記事はSEOの面でもマイナスです。

ほとんどの人は適当に記事を書き続けていて、読者が全然知りたくないようなことでも記事を書いています。時間や労力が無駄になるのはもちろん、記事が多いと情報を見つけにくくなるためSEO的にもマイナスです。

専門的な話になるためあまり詳しくは説明しませんが、クローラーの巡回頻度が落ちることでブログの評価が下がります。

SEOの観点からも、読者が知りたいであろう必要最低限の記事だけを書くことが重要です。

必要な記事を考えて、そこからキーワードを考えるわけですが、もちろんどんなキーワードでもいいわけではありません。その時には検索数やサジェストを意識し、記事に対して狙えるキーワードを考えます。

なかじ
必要な記事を考え、キーワードが決まればサイト全体が見えてきます。

キーワードを考えてそこから記事を書くのではなく、必要な記事を考えたうえでキーワードを作るというのが重要です。

ここまできたら、ようやくサイト全体が見えてきます。

実践的なキーワード選定の方法は以下の記事と動画で解説しています。
» 失敗しない実践的なキーワード選定方法

カテゴリー分けする

記事とキーワードが決まれば、必要な記事がどれくらいあるのか分かります。その記事を、どのようにカテゴライズすると、キレイにまとまるのかを考えます。

なかじ
ブログ内のカテゴリーを考えるということです。

この段階で、必要な記事や記事数が既に分かっているため、それをバランスよく配置できるようなカテゴリーを考えてください。

何も考えていない人はカテゴリーをとにかくたくさん作ってしまいがちです。

1つのブログに30カテゴリーあって、その中の1つのカテゴリーに1記事しか入っていないというケースもあります。そうなると、そのカテゴリーは必要ないと判断してください。

超特化ブログは多くても全体で50記事くらいになります。それくらいの記事数だと、カテゴリーは5つくらいがおすすめ。

1つのカテゴリーに10記事ずつ入れていくのが理想かもしれませんが、そこは特にこだわる必要はありません。

なかじ
超特化ブログのカテゴリーは5つくらいがおすすめです。

カテゴリーによって記事数が多い・少ないというのは出てきます。その中でも、なるべく偏りなく、バランスよく記事を配置できるようなカテゴリーを考えていくことが重要です。

僕はカテゴリーを増やし過ぎない方がいいと思っています。20~30カテゴリー必要になるブログは相当大きなブログで、収益的にもかなり大きくなります。

月1,000万円を超えるようなブログを今作ろうとしているのであれば、それでも構いません。しかし、初心者で稼げていない人が、いきなり1,000万円稼げるようなブログを作ろうとしても、うまくいきません。

それでも、そういった大きなブログを狙っているのであれば、百歩譲ってカテゴリーを増やしても良いです。

月5万円~10万円を稼ぎたいと思っている人は、まずは5つのカテゴリーで抑えておく方が良いです。カテゴリーを減らすことによって、テーマがある程度固まります。

カテゴリーが4~7つになっても構いませんが、10を超えることはないと考えてください。稼げる・稼げないの段階にいる人は、ブログ内に10カテゴリー以上作るメリットはありません。

なかじ
同じようなテーマで記事を書くことが、SEOでは重要です。

同じカテゴリーに所属している記事は、当然そのカテゴリーに関することを書いているため、同じようなテーマで書くことになります。これがSEOでは、かなり重要です。

カテゴリー数を増やせば増やすほど、どんどんテーマが分散してSEOも弱くなります。

カテゴリーの分け方については以下の動画で解説しています。

内部リンクで記事同士を関連付ける

必要な記事を考え、タイトルや見出し・キーワード・カテゴリーが決まれば、次は記事同士を関連付ける内部リンクを考えます。

なかじ
「タイトル・見出し・内部リンク」を考えたら、サイトの全体像をイメージできるようになります。

見出しやコンテンツが決まると、そこに入る内部リンクも決まってきます。サイト設計の段階で、想定できる内部リンクについてもピックアップしてください。

内部リンクは他の記事と被っていてもOKです。サイト設計の段階で「タイトル・見出し・内部リンク」を想定できていると、サイトが完成した時の全体像をイメージしやすいです。

内部リンクの使い方については次の動画を参考にしてください。

サイト設計の段階でタイトル・見出し・内部リンクを想定する

サイト設計の段階で「タイトル・見出し・内部リンク」を想定しておくことが大切です。そうすることで、必要最低限の記事が仕上がったときに、サイトの全体像がイメージしやすくなります。

なかじ
サイト設計しておくと、サイトの全体像がイメージしやすくなります。

具体的なサイト設計の例

具体的なサイト設計の例をいくつか挙げながら、「タイトル・見出し・内部リンク」の考え方について解説していきます。

カテゴリーを決めて記事案を考える

例えば、「仮想通貨の始め方講座」というテーマのサイトを作る時に、カテゴリーを次のように想定します。

  • 仮想通貨投資のセキュリティ
  • 主要な仮想通貨取引所
  • 仮想通貨の投資運用
  • 最新ニュース

カテゴリーを決めたら、そこから記事案について考えていきます。

  1. 仮想通貨とは
  2. 仮想通貨で儲かる仕組み
  3. 仮想通貨って安全なの?
  4. 仮想通貨の始め方まとめ
  5. 販売所と取引所の違い
  6. 仮想通貨の運用方法
  7. ビットフライヤーとは
  8. 仮想通貨売買のレビュー
  9. 利益が出たら確定申告
  10. 仮想通貨のリスク

上記のように、全10回の講座形式で最初から読んでもらうことで、それなりに仮想通貨の知識が手に入るというものをイメージして考えました。

チェックポイント

まずはサイトのテーマを考え、カテゴリーを決めます。そこから記事案について考えていきます。その後、それぞれの記事の「タイトル・見出し・内部リンク」を考えてください。

記事案から見出しや内部リンクを考える

ここからは、具体例を更に3つ紹介します。例えば「仮想通貨とは」という記事を書く場合、次のようなことを書くとします。

  • 仮想通貨とは
  • なぜ仮想通貨が話題なのか
  • ブロックチェーンとは
  • 仮想通貨は安全?
  • ビットコインとアルトコイン
なかじ
見出しの中に書く細かい内容は、実際に記事を書く時に決めていけばOKです。

まずはどのような見出しにするのかを考えてください。

記事を書き始める前のサイト設計の段階で、見出しの内容や内部リンクについて考えます。

見出しの作り方は以下の記事と動画で解説しています。
» 検索意図を満たす見出しの作り方

見出しが決まると、自然とコンテンツも決まってきます。コンテンツが決まってくると、そこに入る内部リンクも決まります。

なかじ
見出しやコンテンツが決まると、そこに入る内部リンクも決まります。

今回、例に挙げた「仮想通貨とは」の記事の中に入りそうな内部リンクを、実際に考えてみます。例えば、以下のような項目を内部リンクとして後々入れることが想定できます。

  • 仮想通貨の買い方
  • 仮想通貨取引所とは
  • ブロックチェーン技術の詳細
  • アルトコインの種類
  • マウントゴックスとコインチェック事件
  • 仮想通貨取引所「ビットフライヤー」
  • 安全に管理するならハードウォレット

必要最低限の全ての記事で考えてください。

なかじ
サイト設計の段階で、ここまでの流れを全て考えておくことが重要です。

2つ目の具体例を挙げてみます。「仮想通貨始め方まとめ」の記事では、以下のような見出しが想定されます。

  • 仮想通貨は販売所か取引所で買う
  • 取引所に登録
  • 登録するには本人確認が必要
  • 取引所で仮想通貨を買う
  • 仮想通貨を売る

上記の内部リンクとして想定されるのが以下です。

  • ビットフライヤーの登録方法
  • 本人確認には時間がかかる?
  • 取引所と販売所はどっちがお得?
  • 仮想通貨取引所「ビットフライヤー」
  • 実際に仮想通貨を売買してみた

3つ目の例を挙げてみます。「実際に仮想通貨を売買してみた」という記事であれば、以下の見出しが想定できます。

  • ビットフライヤーに登録
  • 本人確認の流れ
  • 実際にビットコインを買ってみる
  • 買ったものはハードウォレットで管理
  • 値上がりしいたからビットコインを売る
  • 利益が出たら確定申告

想定される内部リンクは以下です。

  • 本人確認には時間がかかる?
  • 取引所と販売所はどっちがお得?
  • 仮想通貨取引所「ビットフライヤー」
  • 仮想通貨で利益が出たら確定申告
  • ビットコインとアルトコイン
  • 安全に管理するならハードウォレット

内部リンクは、他の記事と被っていても問題ありません。

最初に「タイトル・見出し・内部リンク」を想定しておくと、必要最低限の記事が出来上がった時に、サイトの全体像がイメージしやすいです。

なかじ
最初に「タイトル・見出し・内部リンク」を考えてください。

【まとめ】SEO対策に強いサイトを設計し稼げるブログを作る

SEO対策に強いサイト設計方法について解説しました。

なかじ
稼げるブログを作りたいなら、サイト設計が重要です。

サイト設計ができると、読者の役に立つブログになるだけではなく、SEO対策でも有利になります。

サイト設計するうえで、最低限考えておくべきポイントは以下のとおりです。

  • 目的を考える
  • コンセプトを考える
  • 最低限必要な記事内容を考える
  • 仮のタイトルを考える
  • カテゴリー分けする
  • 内部リンクで記事同士を関連付ける

サイト設計の段階で、「記事のタイトル・見出し・内部リンク」をそれぞれ考えていきます。

どのようなスタイルのブログにすればいいのか分からないという場合は、講座形式で初心者に教える内容にすると作成しやすいです。

何をやっていいのか分からない・なんとなく面倒だからという理由で、サイト設計をしていない人も多いはず。

お金を稼げる・広告価値のあるブログを作りたいのであれば、サイト設計はかなり重要です。

これからブログを始める人も、既にブログを運営している人も、当記事を参考に稼げるブログ作りに挑戦してみてください。
» 初心者でも稼げる超特化ブログの作り方

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