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  • 文章力が低いせいでブログ記事が読まれない
  • ブログで稼ぐために文章力を上達させたい
  • 文章力を上達させる具体的な方法が知りたい

文章力とは「読み手にとって読みやすく理解しやすい文章を書く力」のことです。文章力が低ければ読者にストレスを与え、記事を読んでもらえません。

この記事では、文章力を上達させる方法を詳しく解説します。記事を最後まで読むと、ブログで高品質な記事を書くためのコツがわかります

一文の文字数は60字以内にまとめましょう。読者が理解しやすい文章になります。専門用語を使わず読者目線の言葉を使うのも、読者の理解度を高める重要なポイントです。

文章力を上達させることが重要な理由

文章力は「読み手にとって読みやすく理解しやすい文章を書く力」を指します。文章力を上達させることが重要な理由を2つみていきましょう。

  • 自分の考えを正確に伝えられる
  • 読んでもらえる文章を作成できる

自分の考えを正確に伝えられる

文章力が上達すると自分の考えを正確に伝えられるようになります。文章が必要なのは、ブログ記事を書くときだけではありません。話すときや考えるときなど、あらゆる場面で文章がベースにあります

自分の考えを伝えたくて一生懸命文章を書いても、文章力がなければ理解してもらえません。逆に文章力があって自分の考えを理解してもらえれば、人生のあらゆる場面で役立ちます。

文章力を上達させると自分の考えを正確に伝えられるようになり、相手からの理解も得やすくなります。文章力の高い・低いは人生にも大きく影響するので、文章力を鍛えることは非常にコスパが良いのです。

読んでもらえる文章を作成できる

文章力が上達すると読者から記事を読んでもらえるようになります。読者に読んでもえないとGoogleは「役に立たない記事」と判断するため、上位表示できません。

読者からブログに長く滞在してもらえれば「満足度の高いサイト・記事」とSEOで高い評価を得られます。逆に読みにくい文章だと読者が早期に離脱。SEOでも低評価を受けてしまいます。

文章は読んでもらって初めて意味があります。文章力を磨いて、読んでもらえる文章を作成しましょう。

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文章力を上達させる6つの方法

文章力を上達させる方法を6つ紹介します。

  • 文字数をなるべく少なくする
  • 専門用語を使わない
  • 文章の型を使う
  • 推敲する
  • フィードバックをもらう
  • 記事のターゲットを決める

文章力は無意識に読書をしたり文章を書いたりして鍛えられるわけではありません。しかし毎日少しずつ取り組めば確実に上達します。

文字数をなるべく少なくする

文章を書くときは、文字数をなるべく少なく書きましょう。少ない文字数で簡潔にわかりやすい文章が書けると、読者も読みやすくなります

文字数を多くすれば正確に意味を伝えられるとはかぎりません。無駄に長い文章は要点が伝わらず、読者も理解しにくくなってしまいます。

「一文が80文字以上になると長過ぎる」と言われています。長い文章でパソコンやスマホの画面が埋まってしまうと読む気がなくなってしまうので注意しましょう。文字数の目安は以下のとおりです。

  • 一文の長さは60文字以内
  • 1段落の長さは150文字以内

書く時には以下のポイントを参考にしてください。

  • 一文が長くなるときには文章を分割する
  • 一文に文章を詰め込みすぎない
  • 箇条書きを使う
  • 2〜3行ごとに改行して段落を分ける
なかじ
文章を理解してもらいたければ、文字数をなるべく少なくするように心がけてください。

読みやすい文章を書くテクニックは以下の動画で解説しています。

専門用語を使わない

読者に伝わる読みやすい文章を書くためには、専門用語を使わないで書くのも重要です。専門用語や難しい言葉を使うと、読者に疑問や不安を与え途中で置き去りにしてしまいます

例えばペルソナについて詳しく知らないブログ初心者が「ペルソナ設定をするのが重要」と書かれていても、内容を理解できません。「そもそもペルソナって何?」「どうやって設定するの?」といった疑問が湧いてきます。

記事を書いた本人はよく調べて記事を書いたうえに何度も読み返しているので、専門用語を理解しています。しかし初見の読者は用語がわからないので疑問が生じるのです。

疑問を放置して話を進めると、読者は「なんの話をしているんだろう」と理解できなくなります。結果それ以上記事を読み進めてもらえなくなったり、動画を見てもらえなくなったりしてしまいます。

専門用語を使う場合は、読者の気持ちを先読みしてすぐにフォローを入れましょう。上記の「ペルソナ設定」という言葉を使った例では「いつどこで、なにを求めて、なぜ検索しているのかを考えるのがペルソナ設定です」と次の文章で補足します。

なかじ
専門用語を使うと読者に内容が伝わらず、正しく文章を理解してもらえません。

読者が理解しやすい文章を書くためには、なるべく専門用語を使わないことを意識しましょう。専門用語を使うなら疑問が残らないように、読者の気持ちを先読みしてフォローすることが大切です。
» ブログを書くコツ「読者の気持ちを先読み」

文章の型を使って書く

文章を書くときに「なにから書けばいいかわからない…」と悩む人は、文章の型(フレームワーク)を学びましょう。型に沿って書くだけでわかりやすい文章を書けるようになります

有名な文章の型は次の2つ。下記フレームワークを状況に合わせて使うことで、効率よく文章を書けます。

  • PREP法:わかりやすい説明をするためのフレームワーク
  • PASONAの法則:セールスライティングのフレームワーク

プレゼンテーションや資料作りで文章に説得力を持たせたいときには、PREP法がおすすめです。PREPとは「Point(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)」の頭文字をとったものです。

ブログやアフィリエイトなどのWebライティングでは最初に「結論」を持ってくるのが重要です。読者は結論を求めて記事を読みにくるため、冒頭で結論がわからなければすぐに離脱して再検索してしまいます。

なかじ
離脱率の高さはSEOでマイナス評価です。

PREP法は次の記事と動画で解説しています。
» PREP法の書き方と使い方【例文付き】

PASONAの法則は以下の記事と動画で参考にしてください。
»  新PASONAの法則の活用方法

読みやすい文章のルールを知る

文章力を上げるためには、読みやすい文章のルールを知ることも大切です。下記8つはしっかり押さえておきましょう。

  • 誤字脱字をしない
  • 見出しを使う
  • 語尾に変化をつける
  • 箇条書きを使う
  • 主語と述語が一致している
  • 修飾語・被修飾語が近い
  • 代名詞をなるべく使わない
  • 漢字3割、ひらがな7割

上記はライティングの基礎ですが、できていない人が多いのも事実です。読みやすい文章のルールを知っているだけで上手な文章が書けるようになります。読みやすい文章を書くコツは以下の記事と動画も参考にしてください。
» SEOに強いWebライティング講座

推敲する

文章力を上達させるために推敲は欠かせません。推敲することで完成度の高い記事にできます

推敲のコツは時間をおいてから読み返すこと。書いてすぐのタイミングでは客観的に自分の文章を読めず、改善点も見つけられません。時間を空けると自分の文章を客観的に見られるようになります。

スマホやパソコンの読み上げ機能を使って誤字脱字を防ぎましょう。長い文章の誤字脱字を目視のみで見つけるのは難しいです。人間の脳は文章内に多少の誤字脱字があっても自動的に補完してくれるので、違和感なく読めてしまいます。

なかじ
音声として聞くと違和感に気付きやすくなります。

フィードバックをもらう

誰かに文章を読んでもらってフィードバックをもらうことも、文章力を鍛える良い方法です。一人で文章を練習するより10倍速く成長できます。フィードバックをもらわなければ、客観的な文章の良し悪しや改善点を見つけられないので文章力はなかなか上達しません。

誰かに文章を読んでもらうのは怖いこと。しかし他人に読んでもらうのを意識すると普段より必死に書きます。

重要なのは「文章を必死で考えること」「全力で文章を書くこと」です。全力で文章を書いていないのに、文章力は鍛えられないのです。

フィードバックのもらい方についての詳細は、下記の動画で説明しています。

記事のペルソナを決める

読みやすい文章を書くためには、記事のペルソナを決めましょう。ペルソナとは「サービスや商品の架空の顧客像」のことです。

ペルソナと似た言葉に「ターゲット」がありますがペルソナとは別物です。ターゲットは年代や性別などで幅広く設定するもので、「30代料理好きの主婦」などが一例となります。

ペルソナは人格を持つくらいターゲットを細かく絞ります。例えば次のような項目を設定して、実在する人物をイメージするのです。

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 趣味
  • 家族構成
  • 悩み
  • 日常生活
ペルソナの例

34歳女性、夫は大手銀行勤め、小学生の息子が1人、料理好きだが毎日献立を考えるのは大変、近所に大型スーパーがあるので買い物には困らない

ペルソナを考えることで思考や言動をリアルに思い描けるようになり、悩みやニーズを深く考えられます。理解しやすい言い回しや疑問に思うポイントも想像しやすくなるため、より伝わる文章を書けるようになるのです。
» ペルソナ設定がブログで必要な理由

ブログ記事を書くコツは「読者の気持ちを先読み」

高品質なブログ記事を書くためには「読者の気持ちを先読み」することが重要です。読者の不安や疑問を先読みして文章でフォローしていくことを、僕は「先読みライティング」と呼んでいます

先読みライティングのポイントは以下の3つです。

  • 読者の悩みを深堀りする
  • 疑いようのない証拠を載せる
  • ネガティブな読者の声を想像する

読者の悩みを深掘りする

ブログ記事は読者の悩みを深堀りして、気持ちに寄り添った文章を書くことが大切です。読者の悩みに寄り添うには先読みが欠かせません

ブログでは記事を書くときに検索意図を満たすことが重要です。しかし検索意図を満たしただけでは上位表示できません

例えば「薄毛 原因」というキーワードの検索意図は「薄毛の原因を知りたい」です。「薄毛 原因」で狙った記事では、全員が薄毛の原因に関する記事を書きます。「薄毛 原因」のキーワードの記事で、おすすめのラーメン屋さんを書く人はいません。

検索意図を満たした上で読者の悩みを深堀りして気持ちに寄り添った文章を書くのが重要です。読者の気持ちを先読みするためペルソナを設定しましょう。ペルソナ設定すれば、読者の悩みや不安を深堀りして先読みできるようになります。
» ペルソナ設定の作り方

チェックポイント

ブログでお金を稼ぐには、読者への価値提供が必要です。ブログにおける価値提供とは「読者の役に立つ」「悩みを解決できる」ことを指します。

読者の悩みを深堀りして書いた記事は、読者の役に立ったり悩みを解決できたりします。価値提供できて初めてブログで稼げるようになるのです。

疑いようのない証拠を載せる

読者の気持ちを先読みして疑いようのない証拠を載せることで、読者から信頼を得られるようになります。商品を紹介しても信頼されなければ購入してもらえません

例えばダイエットブログをやっている人の記事で、ダイエットサプリを飲む前と飲んだ後の写真を載せているパターンがあります。しかし写真だけだと「疑いようのない証拠」にはならず信頼を得ることは難しいです。

  • ビフォーアフターの写真載ってるけど全然別人じゃないか
  • ビフォーアフターなんていってるけど捏造されたものじゃないか
  • フォトショップで加工してるだけなんじゃないか

上記の例でいえば、写真よりもダイエットの過程を撮影した動画の方が効果的です。動画は写真よりも加工するのが難しいため「疑いようのない証拠」となり、信頼度も高くなります。

なかじ
ブログで信頼を得るためには疑いようのない証拠を載せることが必要です。

ネガティブな読者の声を想像する

読者の気持ちを先読みする時に意識してほしいのは「ネガティブな読者の声を想像すること」です。ポジティブなことを思ってくれる読者は既に満足しているので、補足・フォローの必要はありません。

自分の記事を読んでいる読者が「根暗で臆病で卑屈でコミュ障で勇気がない人」だと考えてください。想定読者の疑問や不安に全て答えられるように文章を作成するのが大事です。

ただし、自分の記事を読んで読者の疑問や不安を想像するのは難しいです。「自分はこういうことを考えて読んでいるんだ」と頭の片隅で思い浮かべておくと、先読みが少しずつ分かってきます

  • そもそもこんな文章、最初に見た時点で読む気がしない
  • この言葉わかりにくいな
  • 文字が小さいな

記事を読むときは様々なことを考えているはずです。ネガティブな読者の声を想像して、自分のブログや記事に生かしてください。

なかじ
自分がほかの記事を読んでいるときに、どのようなことを考えているのか客観視しましょう。

文章力が劇的に上達する「先読み」は動画で詳しく説明しています。
» 読者の悩みを解決する先読みライティング

文章力を上達させる3つのトレーニング方法

文章力を上達させるにはトレーニングが必須です。文章力は筋トレのようなもので、一気に上達するのは難しくてもコツコツ続ければ絶対に鍛えられます。文章力を上達させるトレーニング方法は下記3つがおすすめです。

  • 本や気に入った文章を書き写す
  • 本やニュースを要約する
  • アプリで鍛える

文章力を上達させるトレーニングは、1日10分ずつで良いので必ず取り組みましょう。トレーニング時間が少ないと効果を実感できず、モチベーションを保ちにくくなります。

本や気に入った文章を書き写す

文章力を上達させるには、本や気に入った文章を書き写す方法がおすすめです。読書も良いですが、無意識に読んだだけで文章力は上がりません

文章を書き写すことで、より深く文章を読み込んで考えられるようになります。

  • 本や気に入っている文章と自分の文章のどこが違うのかを明確にできる
  • 正しい日本語の書き方や読みやすい日本語の書き方がわかる
  • 言い回しや語彙力を上げることができる

本は文章の書き方を解説したものを中心に選びましょう。文章術の本は文章の上手な人が書いていることが多いので、内容も面白くて読みやすいです。

なかじ
小説を書き写してもOK。豊かな表現や描写が多いため、比喩表現の勉強や語彙力アップに役立ちます。

文章を書き写す時は、読みやすさの正体を突き止めるようにしてください。自分の文章とは違う、読みやすいと感じる理由を見つけることができるはずです。

書き写しはパソコンでもOK

書き写しは、手書き・パソコンどちらを使用しても良いです。パソコンでやる場合は、ただの作業にならないように一文一文を意識しながら入力するようにしてください。

本やニュースを要約する

本やニュースを要約するのも文章力のトレーニングにおすすめです。要約トレーニングにより、重要なことを簡潔に伝えられる文章を書けるようになります。

トレーニングするときの例文は、ネットニュースでもOK。ネットニュースは要約された文章が冒頭部分に載っているものも多いので、自分で要約した文章と答え合わせできます。

アプリで鍛える

文章力を上達させたいときはアプリで鍛えるのも方法の一つ。スマホに入れておけば、スキマ時間にもサッと取り組めます。例えば次のようなアプリがおすすめです。

  • 語彙力診断:語彙力をトレーニングできるアプリ
  • 国語力クイズ4500問:ことわざ・慣用句や四字熟語、漢字などが出題されるアプリ
  • Twitter:文章要約のトレーニングに最適なアプリ

上記のアプリはいずれも無料で利用できます。文章力を高めるため、スキマ時間に実践してみてください。

読者の気持ちを先読みして文章力を上達させよう

読者の気持ちが先読みできるようになると、文章力は劇的に上達します。先読みできないと自己満足な文章や記事になるため、SEOでも上位表示できません。読者の気持ちを先読みする上で重要なポイントは以下の3点です。

  • 読者の悩みを深堀りする
  • 疑いようのない証拠を載せる
  • ネガティブな声を先読みする

先読みライティングをするためには、ペルソナ設定も重要です。ペルソナを設定をすることで、読者の検索意図や悩みを深堀りできて先読みしやすくなります。

読者の気持ちを先読みできると、刻一刻と移り変わる読者の疑問や悩みに先回りして答えられるようになり、理解しやすい文章を書けるようになります
» 読者の悩みを解決する先読みライティング

この記事の筆者
なかじ(中島大介)
名前:なかじ(@ds_nakajima)

株式会社メリルの代表取締役。ブログとアフィリエイトで月1000万円達成。

ブログ、アフィリエイトに関してはYouTubeチャンネル「ウェブ職TV」でも情報発信しています。

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