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カニバリとは?SEOのキーワードカニバリゼーションの原因・見つけ方・対処法4選
- カニバリが起こっているかどうかの見分け方がわからない...
- どうやってカニバリを調べるのか知りたい...
- カニバリの見つけ方と対処法を教えて欲しい!
カニバリとはカニバリゼーション(cannibalization)の略で「共食い」という意味を持ちます。SEOでは、同じブログの複数の記事が同じキーワードの検索結果で競い合い、狙った記事が上位に表示されにくくなっている状態のことです。
記事を書き続けていると、以前の記事と同じ疑問に答える記事を、気づかないうちに書いてしまうことは珍しくありません。この記事では、SEOでカニバリが起きる原因と見つけ方、4つの対処法とその選び方を解説します。記事を読めば、自分のブログで直すべき記事と、記事に合った直し方がわかります。
カニバリを見つけたら、記事を残す必要があるかを先に決め、統合・書き直し・カノニカルタグ・noindexの中から対処法を選びましょう。
カニバリとは同じブログの記事どうしが検索結果で競い合う状態のこと
カニバリとは、同じブログの中に同じキーワード・同じ検索意図に答える記事が複数あり、検索結果で競い合っている状態のことです。SEOのカニバリは「キーワードカニバリゼーション」とも呼ばれます。
Googleには、検索結果の上位に同じサイトのページばかりが並ばないようにする仕組みがあります。同じ疑問に答える記事を何本書いても、すべてが上位にそろって表示されるとは限りません。表示する記事はGoogleが検索のたびに選ぶため、表示される記事が入れ替わったり、狙っていない記事が表示されたりします。
例えば、次の3つのキーワードを狙って1記事ずつ書く場合を考えてみましょう。
- ブログ 始め方 初心者
- ブログ 始め方 無料
- ブログ 始め方 WordPress
3記事とも中身が「ブログを始める手順」になると、どの記事も同じ読者の同じ疑問に答える記事になります。外部や内部からのリンクが3本の記事に分かれて集まると、どの記事も上位に届きにくくなります。
上位に表示したい記事が表示されないことが、カニバリの一番の問題です。読者にとっても、似たタイトルの記事が並ぶと、どれを読めばよいか迷う原因になります。
SEOでカニバリが起きる主な3つの原因
カニバリは、記事どうしが担当するキーワードや内容の範囲が重なることで起こります。カニバリが起きる主な原因は、以下の3つです。
- 似たキーワードで記事を分けて書いている
- まとめ記事と個別記事の内容が重なっている
- タイトル・見出し・内部リンクに同じキーワードを使っている
似たキーワードで記事を分けて書いている
言い回しが少し違うだけで、検索する人の知りたいことが同じキーワードを別々の記事にすると、カニバリが起こります。キーワードの文字が違っても、知りたいことが同じなら、答えになる記事も同じになるためです。
2つの記事が同じ疑問に答えていると、検索結果ではどちらか一方が選ばれやすく、もう一方は上位に表示されにくくなります。
まとめ記事と個別記事の内容が重なっている
まとめ記事とは、1つのテーマを広く扱い、細かい内容を個別記事へ内部リンクでつなぐ記事です。まとめ記事に個別記事と同じ説明を詳しく書き込むと、まとめ記事と個別記事が同じキーワードで競い合います。
例えば「おすすめのWordPressテーマ」のまとめ記事に各テーマの使い方まで詳しく書き込むと、テーマごとの紹介記事と中身が重なってしまいます。
タイトル・見出し・内部リンクに同じキーワードを使っている
自分では1つのキーワードに1記事しか書いていないつもりでも、カニバリは起こります。タイトルや見出し、内部リンクのアンカーテキストで別の記事にも同じキーワードを使っていると、記事どうしの担当が重なるためです。
内部リンクのアンカーテキストは、リンク先の記事が何について書かれているかをGoogleが把握する手がかりになります。狙っているキーワードを別の記事へのリンクのアンカーテキストに使うと、別の記事もそのキーワードについて書かれた記事だと受け取られやすくなります。
カニバリが疑われる3つの状況
狙ったキーワードの検索結果に次のような状況が見られたら、カニバリを疑ってみましょう。カニバリが疑われる状況は、以下の3つです。
- 狙っていない記事が検索結果に表示される
- 日によって表示される記事が入れ替わる
- 同じキーワードで自分の記事が複数並び、どれも順位が低い
狙っていない記事が検索結果に表示される
狙ったキーワードで検索したときに、上位表示を狙って書いた記事ではなく別の記事が表示されるなら、カニバリが疑われます。例えば「SEO対策 おすすめ」を狙って記事Aを書いたのに、記事Bが表示されているケースは、次の表のとおりです。
| 狙っているキーワード | 執筆記事 | 表示された記事 |
|---|---|---|
| SEO対策 おすすめ | 記事A | 記事B |
Googleは、同じブログの複数の記事の中から、キーワードにより合っていると判断した記事を表示します。この例では「SEO対策 おすすめ」の答えとして、記事Aより記事Bが選ばれています。
日によって表示される記事が入れ替わる
同じキーワードで、日によって表示される記事が替わる場合もカニバリが疑われます。次の表は「SEO対策 おすすめ」で記事Aと記事Bが入れ替わる例です。
| 曜日 | 記事 | 順位 |
|---|---|---|
| 月曜日 | A | 7位 |
| 火曜日 | A | 6位 |
| 水曜日 | B | 21位 |
| 木曜日 | B | 23位 |
| 金曜日 | A | 9位 |
| 土曜日 | A | 4位 |
| 日曜日 | A | 5位 |
記事Aを上位に表示したいのに、記事Bが表示される日は順位が大きく下がっています。表示される記事が入れ替わり続けると、どちらの記事の順位も安定しません。
同じキーワードで自分の記事が複数並び、どれも順位が低い
1つのキーワードで検索したときに自分の記事が複数表示され、どれも上位に届いていない場合も、カニバリが疑われます。例えば「SEO対策 おすすめ」で検索し、次の2つの記事が表示されるケースです。
- 【おすすめSEO対策】初心者にもわかりやすい5つのポイントを紹介
- 初心者向けのブログ運営のコツ7選【SEO対策効果もあり】
2つの記事が同じキーワードで評価を分け合い、どちらも上位に届いていない可能性があります。
カニバリに見えても直さなくてよい3つのケース
同じキーワードで自分の記事が複数表示されても、すべてを直す必要はありません。直さなくてよいケースは、以下の3つです。
- 複数の記事がどれも上位に表示されている
- 記事ごとに違う検索意図に答えている
- 狙っていない記事の表示回数やクリック数がわずかしかない
複数の記事がどれも上位に表示されている
1つのキーワードで自分の記事が1位と2位のように上位に並んでいるなら、直す必要はありません。Googleは、同じサイトのページが上位を占めすぎないようにしながら、検索に特に関連性が高い場合は同じサイトから複数のページを表示します。
上位に並んでいる記事を無理に1本にまとめると、検索結果で自分の記事が占めている枠を自分で減らすことになります。
記事ごとに違う検索意図に答えている
同じキーワードでも、検索する人の知りたいことが複数ある場合は、記事が複数表示されていても問題ありません。例えば「カニバリゼーション」で検索する人には、SEOの意味を知りたい人と、マーケティングで自社の商品どうしが売上を奪い合う意味を知りたい人がいます。
記事ごとに答えている疑問が違うなら、それぞれの記事を残したまま内容を磨くほうが、読者の役に立ちます。
狙っていない記事の表示回数やクリック数がわずかしかない
狙っていない記事が表示されていても、表示回数やクリック数がわずかなら、気にする必要はありません。狙っていない記事とは、キーワードで上位表示を狙って書いた記事以外の記事のことです。
サーチコンソールで、狙った記事と狙っていない記事の表示回数・クリック数を比べてから、直すかどうかを決めましょう。
カニバリを見つける3つの方法
カニバリは、ツールを使って定期的に調べると見落としにくくなります。カニバリを見つける方法は、以下の3つです。
- サーチコンソールでキーワードごとに表示された記事を確かめる
- site:検索で同じテーマの記事を洗い出す
- SEOツールで表示される記事の入れ替わりを確かめる
サーチコンソールでキーワードごとに表示された記事を確かめる
Googleサーチコンソールは、検索で表示されたキーワードや記事ごとに、表示回数・クリック数・掲載順位を無料で調べられるツールです。サーチコンソールでカニバリを確かめる手順は、以下のとおりです。
- 「検索パフォーマンス」のレポートを開く
- 「クエリ」のタブで、調べたいキーワードの行をクリックする
- 「ページ」のタブに切り替える
- 複数の記事が表示されていれば、表示回数・クリック数・掲載順位を比べる
表の行をクリックすると、レポートがその行のキーワードで絞り込まれます。上部の「フィルタを追加」からは、指定した言葉を含む検索語でまとめて絞り込むことも可能です。
記事ごとに、どのキーワードで表示されているかを見たいときは、「ページ」のタブで記事の行をクリックしてから「クエリ」のタブに切り替えます。キーワードや記事で絞り込むと、匿名化された検索語が除かれるため、レポートの合計が変わることがあります。
site:検索で同じテーマの記事を洗い出す
Googleの検索窓に「site:自分のブログのドメイン キーワード」と入力すると、自分のブログの中からキーワードに関係する記事を探せます。同じテーマの記事が何本あるかを洗い出すのに便利な方法です。
site:検索で表示されるのは、インデックスに登録された記事の一部です。キーワードを付けないsite:検索の並び順は、検索順位とは関係がありません。洗い出した記事は、サーチコンソールで表示回数や掲載順位を確かめてから、カニバリかどうかを判断しましょう。
SEOツールで表示される記事の入れ替わりを確かめる
SEOツールを使うと、カニバリの候補をまとめて探せます。GRCは、キーワードごとの検索順位の履歴を記録する検索順位チェックツールです。順位が大きく上下しているキーワードを見つけたら、サーチコンソールでそのキーワードに表示された記事を確かめましょう。
Ahrefsのサイトエクスプローラーでは、オーガニックキーワードのレポートを、複数のURLが順位を持つキーワードに絞り込めます。絞り込んだキーワードごとに検索結果と順位の推移を開き、記事どうしの検索意図が近いかを確かめるのが確実です。
ツールで見つかるのは、あくまでカニバリの候補です。直すかどうかは、サーチコンソールの表示回数やクリック数と合わせて判断してください。
ブログ運営に役立つ他のツールは次の記事と動画で解説しています。
» ブログやアフィリエイトで人気のツール
カニバリの対処法は記事を残す必要があるかで選ぶ
カニバリの対処法は、競い合っている記事を残す必要があるかと、記事の内容がどれだけ重なっているかで選びます。記事の状況と対処法の組み合わせは、以下の表のとおりです。
| 記事の状況 | 対処法 |
|---|---|
| 内容がほぼ同じで、片方の記事をなくしてよい | 記事を1本にまとめて301リダイレクトする |
| 答える検索意図を分けて、2本とも残せる | 狙う検索意図を分けて記事を書き直す |
| 2本とも読者に見せたいが、内容がほぼ同じ | カノニカルタグで正規URLを指定する |
| 検索結果に出す必要がない | noindexにするか削除する |
迷ったときは、まず2本の記事を読み比べます。内容がほぼ同じなら1本にまとめ、答えている疑問が違うなら書き分ける、の順で考えると判断しやすくなります。
カニバリの対処法4選
カニバリの対処法は、以下の4つです。
- 内容が重なる記事を1本にまとめて301リダイレクトする
- 狙う検索意図を分けて記事を書き直す
- 内容がほぼ同じ記事はカノニカルタグで正規URLを指定する
- 検索に出す必要のない記事はnoindexにするか削除する
内容が重なる記事を1本にまとめて301リダイレクトする
内容が重なる記事が2本あり、片方をなくしてよい場合は、2本を1本にまとめて301リダイレクトを設定します。301リダイレクトとは、記事のURLにアクセスした人や検索エンジンを、別の記事のURLへ自動で転送する設定です。
2本の記事を1本にまとめる手順は、以下のとおりです。
- 残す記事を決める
- なくす記事にしかない情報を、残す記事に書き足す
- なくす記事から残す記事へ301リダイレクトを設定する
- ブログ内の内部リンクを、残す記事のURLに張り替える
残す記事には、狙っているキーワードで順位が高い記事や、クリック数が多い記事を選ぶと、それまでの成果を生かせます。301リダイレクトは、リダイレクト先の記事を正規の記事として扱うよう、Googleに強く伝える方法です。リダイレクトは、少なくとも1年以上、できるだけ長く残しておきましょう。
WordPressなら、プラグイン「Redirection」で301リダイレクトを設定できます。Redirectionでの設定手順は、以下のとおりです。
- Redirectionをインストールして有効化する
- 管理画面の「ツール」から「Redirection」を開く
- 「ソースURL」に、リダイレクト元の記事の相対URLを入力する
- 「ターゲットURL」に、リダイレクト先の記事のURLをすべて入力して追加する
- リダイレクト元のURLをブラウザで開き、リダイレクト先の記事に移動するか確かめる
相対URLとは、URLのドメインより後ろにある「/」から始まる部分を指します。例えばリダイレクト元のURLが「https://example.com/abc/」なら「/abc/」が相対URLです。
狙う検索意図を分けて記事を書き直す
2本とも残したい場合は、記事ごとに答える疑問を分けて書き直します。狙っていない記事が表示されるカニバリも、この方法で直せます。
例えば記事Aと記事Bがカニバリを起こしている場合を考えてみましょう。それぞれ狙っているキーワードは、次のとおりです。
- 記事A:「SEO対策 初心者」
- 記事B:「ブログ 始め方」
「SEO対策 初心者」で検索したときに、記事Aではなく記事Bが表示されているとします。この場合は、記事Bのタイトル・見出し・本文から「SEO対策 初心者」に答える部分を減らし、記事Bを主題の「ブログ 始め方」に絞ります。キーワードを削るだけでは文章が不自然になるため、別の言葉に置き換えたり共起語を使ったりして整えましょう。
記事Bに残したいSEO対策の説明があるなら、説明は短くして、記事Bから記事Aへ内部リンクを張ります。アンカーテキストには、リンク先の記事Aの内容がわかる具体的な言葉を使ってください。
共起語の使い方や見つけ方は次の記事と動画で解説しています。
» 共起語を使ったブログ記事の書き方
内容がほぼ同じ記事はカノニカルタグで正規URLを指定する
内容がほぼ同じ記事を2本とも読者に見せたい場合は、カノニカルタグで正規URLを指定します。カノニカルタグとは、重複したページや非常に似たページの中から、検索結果に表示したいURLをGoogleに伝えるためのタグです。
例えば記事Bの内容が記事Aとほぼ同じなら、記事Bにカノニカルタグを設定し、記事AのURLを正規URLとして指定します。記事Aと記事Bはどちらも読者が読める状態のまま、検索結果には通常、記事Aが表示されます。
カノニカルタグは強いシグナルですが、必ず指定どおりになるとは限りません。Googleが、指定とは別のURLを正規URLに選ぶこともあります。内容が違う記事どうしにカノニカルタグを使うのは避けましょう。
» 重複した URL を統合する|Google 検索セントラル(外部サイト)
カノニカルタグは、WordPressテーマやプラグインの設定から入力できます。無料テーマのCocoonでは、投稿の編集画面にある「SEO設定」の詳細設定で、正規化するURLを入力します。テーマが対応していない場合は、「All in One SEO」や「Yoast SEO」などのプラグインを使いましょう。
All in One SEOは便利な反面、機能を理解しないまま導入すると、意図しない設定のまま使い続けるおそれがあります。WordPressに導入する前に注意点を確認しておきましょう。
» AIOSEOの危険性
設定したあとは、サーチコンソールの「インデックス作成」にある「ページ」で、記事Bが「代替ページ(適切な canonical タグあり)」に含まれているかを確かめると安心です。
検索に出す必要のない記事はnoindexにするか削除する
検索から読まれる必要がない記事は、noindexを設定するか削除します。noindexとは、検索エンジンにページをインデックスから除外してもらうための設定です。noindexを付けた記事は、Googleの検索結果から完全に除外されます。
内部リンクから読まれていて、読者に必要な記事はnoindexにして残しましょう。アクセスが少なく読者にも不要な記事は、削除して構いません。削除する前に、サーチコンソールで別のキーワードの表示やクリックがないかを確かめておくと、思わぬ流入を失わずに済みます。
noindexは、記事をGoogle検索から外すための設定で、残す記事を選ぶための設定ではありません。内容が重なる記事のどちらを検索結果に出すかは、統合やカノニカルタグで整理するのが基本です。
カニバリを防ぐ3つのポイント
カニバリは、記事を書く前の準備と記事の書き方を工夫すると起こりにくくなります。カニバリを防ぐポイントは、以下の3つです。
- 記事を書く前に狙うキーワードを一覧にする
- 似たキーワードは1つの記事にまとめる
- まとめ記事と個別記事で書く範囲を分ける
記事を書く前に狙うキーワードを一覧にする
記事ごとに狙うキーワードを一覧にしておけば、新しい記事を書く前に、同じキーワードの記事がすでにあるかを確かめられます。一覧は、記事を公開するたびに更新しましょう。
一覧を作る土台になるのが、ブログを作る前のサイト設計です。サイト設計とは「サイトとして機能するだけの必要最低限の完成形を設計すること」と考えてください。
サイト設計については、次の記事と動画で詳しく解説しています。
» SEOに強いサイト設計
似たキーワードは1つの記事にまとめる
意味が似ているキーワードで別々に記事を書くと、カニバリが起こりやすくなります。例えば、次のようなキーワードです。
- ブログ 人気
- ブログ おすすめ
- ブログ ランキング
- ブログ お気に入り
4つとも意味が似ているので、1つの記事にまとめられないか考えてみましょう。この4つなら「ブログ 人気」をメインキーワードにして記事を書き、残りの3つを見出しに含める方法があります。
| メインキーワード | ブログ 人気 |
| 見出しに入れるキーワード | ブログ おすすめ ブログ ランキング ブログ お気に入り |
実践的なキーワード選定方法も一緒に確認してください。
» 失敗しないキーワード選定方法
まとめ記事と個別記事で書く範囲を分ける
同じテーマの記事が増えてきたら、まとめ記事を作り、まとめ記事と個別記事で書く範囲を分けましょう。個別記事にするほどの内容がない複合キーワードは、別々の記事にせず、まとめ記事の見出しとして含めます。例えば「アフィリエイト 始め方」のまとめ記事なら、「アフィリエイト 始め方 初心者」「アフィリエイト 始め方 手順」を見出しにする形です。
まとめ記事とは別に個別記事を書く場合は、まとめ記事には要点だけを書き、詳しい説明は個別記事に任せるのが基本です。例えば「おすすめのWordPressテーマ」のまとめ記事と、JIN・SANGO・Cocoonそれぞれの紹介記事を書くなら、まとめ記事では各テーマの特徴を短く紹介し、内部リンクで紹介記事へつなぎます。
まとめ記事の書き方は次の記事と動画で解説しています。
» SEOに強いまとめ記事の書き方
カニバリに関するよくある質問
カニバリについてよくある質問は、以下の5つです。
- カニバリが起きるとGoogleからペナルティを受けますか?
- カニバリが起きている記事は削除したほうがいいですか?
- 301リダイレクトとカノニカルタグはどちらを使えばいいですか?
- 対処してから検索結果に反映されるまでどれくらいかかりますか?
- ブログ初心者もカニバリを気にしたほうがいいですか?
カニバリが起きるとGoogleからペナルティを受けますか?
カニバリが起きているだけで、Googleからペナルティを受けることはありません。サイトの中に重複したコンテンツがあるのは通常のことで、Googleのスパムに関するポリシーの違反にはならないためです。
ただし、似た検索語で上位に表示されることだけを目的にページを作るのは、スパムに関するポリシーの「誘導ページの不正使用」に当たります。読者の疑問ごとに、役に立つ記事を1本ずつ書きましょう。
» Google 検索のスパムに関するポリシー|Google 検索セントラル(外部サイト)
カニバリが起きている記事は削除したほうがいいですか?
削除するかどうかは、記事に価値があるかで決めます。価値のある情報が書かれている記事は、削除するより残す記事にまとめて301リダイレクトを設定したほうが、情報もそれまでの成果も生かせます。
301リダイレクトとカノニカルタグはどちらを使えばいいですか?
片方の記事をなくしてよいなら301リダイレクト、2本とも読者に見せたいならカノニカルタグを使います。301リダイレクトは重複した記事を廃止するときの方法で、設定するとリダイレクト元の記事は読めなくなります。カノニカルタグであれば、正規URLに指定しなかった記事も読者が読める状態のままです。
対処してから検索結果に反映されるまでどれくらいかかりますか?
対処した内容は、Googleが記事をクロールし直すまで検索結果に反映されません。クロールには、数日から数週間かかることがあります。
早く読み直してほしい記事は、サーチコンソールのURL検査からインデックス登録をリクエストできます。同じURLを何度リクエストしても、早くクロールされるわけではありません。
ブログ初心者もカニバリを気にしたほうがいいですか?
ブログを始めたばかりの初心者は、カニバリを気にしすぎなくても大丈夫です。カニバリを避けるためのサイト設計やキーワードの取捨選択を完璧にこなすのは、初心者には非常にハードルが高いからです。
記事が増えてきたら、サーチコンソールで狙ったキーワードに狙った記事が表示されているかを、定期的に確かめましょう。
カニバリは記事を残すかどうかで対処法を選んで解消しよう
カニバリとは、同じブログの複数の記事が同じキーワードの検索結果で競い合い、狙った記事が上位に表示されにくくなっている状態です。カニバリそのものはペナルティではありませんが、上位に表示したい記事が表示されなくなります。
カニバリを見つけたら、記事を残す必要があるかと内容の重なり方を見て、次の4つから対処法を選んでください。
- 内容が重なる記事を1本にまとめて301リダイレクトする
- 狙う検索意図を分けて記事を書き直す
- 内容がほぼ同じ記事はカノニカルタグで正規URLを指定する
- 検索に出す必要のない記事はnoindexにするか削除する
どの対処法も、サーチコンソールで狙ったキーワードに表示されている記事を確かめるところから始まります。直すべき記事がわかれば、狙った記事を上位に届けやすくなるので、今日から自分のブログの記事を見直してみましょう。
カニバリの対処以外にもSEO対策では多くの施策を行う必要があります。初心者でもできるSEO対策も一緒に実践してください。
» 初心者向けSEO対策

























