PR
- 記事を書くのが遅くて完成までに時間がかる...
- 1時間で3,000文字も書けない...
- ライティングスピードを上げるコツを知りたい!
リサーチなど何も準備せずいきなり記事を書き始めると、完成するまで時間がかかります。情報不足でまとまりのない記事では読者から読んでもらえません。
この記事では高品質なブログ記事を早く書くコツを紹介します。記事の内容を実践すればブログ初心者でもライティングスピードを上げられるようになります。
高品質の記事を早く書くために「準備8割、本文2割」を意識しましょう。準備に時間をかけることで、スムーズに本文を書くことができます。
ブログ記事を早く書く9つの方法
ブログ初心者が記事を早く書く方法は下記9つです。事前準備をしっかり行うことで思考が整理され、高評価な記事を早く書けるようなります。
- 書くことを習慣化する
- 知識を身に付ける
- 記事作成の手順を決める
- キーワードを選定する
- ペルソナを設定する
- 上位記事をリサーチする
- 記事構成と見出しを考える
- 記事の完成度よりスピード優先で本文を書く
- ツールを駆使する
書くことを習慣化する
ブログ初心者が記事を早く書くためにはライティングを習慣化することです。ある程度ライティングの経験を積めば記事を早く書けるようになります。
「○記事書けば早く書けるようになると断定することはできません。ただ僕は30記事から50記事書けばある程度執筆スピードが上がると考えています。
「ブログ初心者は慣れるために100記事書け」とよく言われますが、100記事書かなくてもライティングスピードは上げられます。100記事書けば必ず成果が出るという根拠がないため「とりあえず100記事書けばOK」という考え方は危険です。
気分が乗ったときに記事を書くのはNG。いつまでたってもブログ記事は完成しないため、毎日決まった時間に記事を書く習慣をつけましょう。
知識を身に付ける
ブログ記事を書くときは事前に知識を身に付けてから書きましょう。知識がない状態で記事を書くのがNGな理由は下記3つです。
- 記事の完成度が低い
- 情報量が少ない
- 読者の悩みをすべて解決できない
記事を書く工程は料理の手順と似ています。
- レシピを確認:作業工程の確認
- 材料を買う:勉強して知識を付ける
- 調理する:記事を書く
初めて作る料理なのにレシピも見ずいきなり調理を始めれば、失敗する確率が上がります。ブログも料理と同じです。何も準備せず記事を書き始めれば、記事を書くスピードが遅くなるだけでなく高品質な記事を書けません。
初心者の質問に答える知識が必要
初心者に質問されたとき何も調べずに答えられるレベルの知識が必要です。例えば不動産ブログで記事を書くとき、次のような不動産に関する知識を事前に身に付けておく必要があります。
- 不動産購入の流れ
- 相場の値段
- 土地の価値
- 住環境のポイント
- 不動産の探し方・選び方
- 住宅ローンの組み方
- 売買契約について
あなたが家の購入を検討していると仮定して、不動産屋で社員に質問した場合を考えてみましょう。すぐ質問に答えられず慌ててネットや本で調べている社員から家を購入したいと思いますか?
ブログも同じで、知識のない人が書いた記事を収益につなげることは困難です。読者は専門知識を持った人から情報を得たうえで納得して購入したいと考えています。
本やネットで勉強する
知識を得るため本やネットで勉強してください。僕は読書して知識を身に付けることをおすすめします。
ネットだと自分がどれほど勉強したのかわかりづらいです。しかし本なら何冊読んだのか数えられます。
例えば不動産ブログを作るなら不動産購入など不動産に関する本を10冊~20冊読むと、基礎知識が頭に入ります。知識を利用して内容の濃い記事を書きましょう。
勉強したいテーマの本やネット情報がない場合は、違うテーマでブログを作りましょう。知識を学べないテーマで良い記事は書けないからです。例えば「引っ越し」がテーマの場合、本やネットで勉強することは難しいです。
高品質な記事を早く書くためにも、事前に勉強して知識を身に付けましょう。稼ぐ人がやっている勉強方法は次の動画で解説しています。
記事作成の手順を決める
記事を早く書くため記事を書く手順を決めましょう。作業の順番が決まっていることで無駄が減り執筆スピードが上がります。
作業工程の体系化に正解はありません。人によってやりやすい順番は違うので自分に合う作業工程の手順を考えてください。
下記は僕が記事を書く手順です。
- 狙うキーワードを決める
- 上位記事を調査する
- 仮タイトルを考える
- 記事構成と見出しを作る
- 本文を書く
- 推敲する
- 装飾する
記事を書くときはいつもこの手順を守っているため、効率的に進められています。SEOに強いWebライティングのやり方も参考にしてください。
» SEOに強い記事の書き方
キーワードを選定する
記事を早く書くため必ずキーワードを選定しましょう。キーワード選定はSEOライティングの基本です。
キーワード選定をすると下記のようなメリットがあります。
- ライバルのレベルがわかる
- 検索意図が理解しやすい
- 記事構成や見出しに入れるとSEO効果がある
- ブレずに記事を書ける
キーワードを決めずに記事を書くと、誰に向かってどのような内容の記事を書くのか決められません。キーワードを選ばず適当に記事を書くと読者に読んでもらえないのです。
キーワード選定をする手順は下記を参考にしてください。
- サジェストキーワードを取得する
- 月間検索数を調べる
- ライバルを調査する
読者が関心を持ちそうなサジェストキーワードを選びます。サジェストキーワードはラッコキーワードを使って取得しましょう。
検索需要があるか確認するため月間検索回数を調べます。キーワードプランナーを活用してください。検索回数の目安は100回~1,000回です。
検索需要があるキーワードを選んだらライバル記事を調べます。上位10記事は必ずチェックしましょう。
ブログで失敗しない実践的なキーワード選定方法は、次の記事と動画で詳しく解説しています。
» 実践的なキーワード選定方法
ペルソナを設定する
記事を早く書くにはペルソナを設定することが重要です。ペルソナとはターゲットを細かく絞り込んだ人物像のこと。ペルソナを設定すると読者の心に刺さる記事が書けるようになります。
例えば「20代料理好きの女性」は、ペルソナではなくターゲットです。ターゲットは情報が少なすぎて人物像がぼんやりしています。
「20代料理好きの女性」という情報だけでは、読者の悩みを解決する記事を書けません。
ターゲットを細かく絞りこんでペルソナに変換してみましょう。「20代・料理好き・女性」に細かい情報を下記のように追加します。
- 29歳女性OL
- 3年前にアパレルから金融事務へ転職
- 趣味はネットショッピング、旅行、料理
- 6年付き合った彼氏にプロポーズされてもうすぐ結婚
- 専業主婦を希望、子供は2人欲しい
- 結婚後は3年以内にマイホームを購入予定
上記のように細かく人物像を設定することで検索意図がわかりやすくなります。ペルソナが興味を持っていることや悩んでいることを想像しやすいからです。
ペルソナの設定では探せば実際に存在しそうな人物を想定することがポイントです。下記8つの項目を考えるとうまく設定できます。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 趣味
- 家族構成
- 悩み
- 夢
- 生活スタイル
ペルソナの設定が難しい場合は知り合いを思い浮かべるのもおすすめです。知り合いなら性格や喋り方、リアクションなどが細かく分かるので文章が書きやすくなります。
ペルソナ設定でブログ記事を上達させる方法は、次の記事と動画で詳しく解説しています。
» ペルソナの作り方
上位記事をリサーチする
キーワードとペルソナが決まったら上位記事をリサーチして書かれている内容を把握しましょう。上位記事の内容を網羅したうえで記事を書くことはSEO対策として重要です。具体的なリサーチ方法は次の通り。
- 狙っているキーワードでGoogle検索
- 上位10記事をチェック
- タイトルや見出し、記事内容をまとめる
上位記事の内容をリサーチするといってもコピペは絶対にNG。あくまで記事の内容を把握するためにリサーチします。
基本的なSEO対策も一緒に確認しておきましょう。
» 初心者向けSEO対策
記事構成と見出しを考える
リサーチした内容を踏まえ、記事を書き始める前に記事構成や見出しを作りましょう。記事の枠組みを先に作っておくことで読者にわかりやすい記事をスラスラ書けるようになります。
構成と見出しを考えずに記事を書き始めてしまうと内容がブレて高品質な記事を書けません。読者から「役に立たない」と判断されればすぐに離脱され、SEO評価が下がってしまします。
記事を書き始める前は事前に身に付けた知識やリサーチ内容などがバラバラの状態です。いきなり文章を書き始めても絶対にうまくいきません。
頭の中を整理するためマインドマップを活用しましょう。xmindは無料で使えるおすすめのマインドマップです。
マインドマップで頭の中を整理するコツは、初めから完成させようと思わないこと。まずは思いついたことをマインドマップに書いていき、新しいアイディアをどんどん追加しましょう。
僕は記事構成と記事内容の概要をマインドマップで作成します。記事内容の概要に従って文章を書くだけなので執筆スピードは早いです。
検索意図から記事構成を考える手順は、次の記事と動画も参考にしてください。
» ブログで稼げる記事構成の作り方
見出しにはキーワードを入れる
SEO対策のため見出しには必ずキーワードを入れましょう。Googleに記事の内容を正しく伝えられます。
ただし無理やりキーワードを詰め込んだ見出しはNG。読者に不自然な印象を与え離脱されてしまいます。
見出しを考えずに記事を書き始めると、途中で書く順番を間違えたり足りない情報が出てきたりします。記事の内容がブレないよう記事構成を考えた後に見出しを作りましょう。
SEOと読者の両方に好かれる見出しの書き方は、次の記事と動画で詳しく説明しています。
» 上位表示される見出しの書き方
記事の完成度よりスピード優先で本文を書く
ブログ記事は記事の完成度よりもスピード優先で書きましょう。細かいことにこだわらず最後まで書ききることがポイントです。後で推敲するので最初から誤字脱字を気にする必要もありません。
僕は1.5万文字~2万文字を10時間程度で書きます。ブログを始めて16年経つので人よりも書くスピードは早いです。Webライターなら、記事構成と見出しを作ったうえで細かいことを気にせず記事を書くと1日3万文字書ける確率が高まります。
書きにくいコンテンツ内容は飛ばして後から書いてもOK。1つの箇所にこだわり過ぎると他の部分が進まないので、書きやすいコンテンツから書いていきましょう。
ツールを駆使する
記事を早く書くためにツールを駆使しましょう。具体的には次の3つがおすすめです。
- 音声入力
- ショートカットキー
- ユーザー辞書
音声入力
音声入力は文字をタイピングするより早く文章を書けるようになります。Googleドキュメントに無料で使える音声入力機能が付いているのでうまく活用しましょう。
「ツール」の「音声入力」を選択すると画面左側にマイクが出てくるのでクリックします。
マイクが赤くなっているときは音声が録音されている状態です。
ショートカットキー
ショートカットキーとは「Ctrl + Cでコピー」のように、複数のキーを組み合わせてパソコンの操作を行うことです。ショートカットキーを覚えれば時短につながります。
よく使うショートカットキーは次の通りです。
内容 | Windows | Mac |
---|---|---|
コピー | Ctrl + C | command + C |
ペースト | Ctrl + V | command + V |
もとに戻す | Ctrl + Z | command + Z |
すべて選択 | Ctrl + A | command + A |
ページ内検索 | Ctrl + F | command + F |
タブを開く | Ctrl + T | command + T |
タブを閉じる | Ctrl + W | command + W |
ショートカットキーはWindows、Macそれぞれの公式サイトでも紹介されています。
キーボード見ずに入力するブラインドタッチをマスターすることで記事を早く書けるようになります。ブラインドタッチが苦手な人はホームポジションを意識することから始めましょう。
» ブラインドタッチのコツ(外部サイト)
ユーザー辞書
ユーザー辞書とはよく使う単語やフレーズを登録できる機能です。自分だけのオリジナル単語帳とイメージしましょう。
例えば「WordPress」と入力する場合を考えてみます。通常は日本語入力になっているため次のような手順で入力しなくてはなりません。何回もキーボードを押すため非常に面倒です。
- 半角英数字入力に切り替え
- 「Shift+W」で「W」を大文字にする
- 小文字で「ord」を入力
- 「Shift+P」で「P」を大文字にする
- 小文字で「ress」を入力
入力の手間を省くためユーザー辞書が活躍します。例えば「わ」と入力して「WordPress」と変換されるように単語登録しておけば一瞬で入力が完了するのです。
自分が運営しているブログのジャンルでよく使う単語を登録しておきましょう。例えばダイエットに関するブログなら次のような単語登録が考えられます。
- だ→ダイエット
- げ→減量
- しょ→食事制限
- ゆ→有酸素運動
- う→ウエイトトレーニング
ユーザー辞書の編集方法はMicrosoft、Macの公式サイトをご覧ください。
スピード重視で記事を書き上げたら見た目を綺麗に整えます。読みやすいブログ記事の書き方は次の記事と動画を参考にしてください。
» 読みやすいブログ記事の書き方
ブログやアフィリエイトに役立つツールは次の記事と動画でも解説しています。
» ブログやアフィリエイトで人気のツール
ブログ記事を書いた後の注意点
ブログ記事を書いた後の注意点を3つ紹介します。記事を書いたままでは誰にも読んでもらえません。ひと手間かかりますが、ブログで稼ぐため下記3つを必ず実行しましょう。
- 記事を書いた後に推敲する
- 読者の疑問を先読みする
- 定期的にリライトする
記事を書いた後に推敲する
記事を書いた後は必ず推敲してください。推敲とは文章をより良くするために見直すことです。
文章を書くのが遅い人は書きながら推敲している場合が多いです。推敲は記事が書き上がった後にまとめて行いましょう。
読者にわかりやすく読みやすい文章を提供するために推敲します。読者が最後まで記事を読んでくれれば、SEO評価が上がり上位表示も可能です。
推敲に時間がかかる場合は文章校正ツールを活用しましょう。文章校正ツールとは間違った表現を正しく修正してくれるツールのことです。
無料でテキスト処理ツールを使って推敲の時間を短縮しましょう。
記事を早く書きたいからとはいえ文章をテンプレ化するのは止めましょう。Googleから記事の内容が重複していると判断され、上位表示できなくなります。
コンテンツが重複することを「カニバリが起きている」と表現します。カニバリはSEO的にマイナス評価。定期的に記事をチェックしてカニバリを解消することが重要です。
» カニバリの調べ方と対処法
読者の疑問を先読みする
記事を推敲するときには読者の気持ちを先読みしましょう。読者の不安や疑問を先読みできれば記事の完成度は一気に高くなります。
先読みのポイントは一文ごとに読者の気持ちを理解すること。記事を全て読み終わった読者がどう思うかではなく、一文ごとに読んだ読者がどう思うか全ての文章で確認します。
文章を読んだ読者が疑問に思うような箇所には読者の疑問に対する答えを書くことが重要です。基本的にポジティブな内容は先読みする必要がありません。何もしなくても読者は満足しているからです。
一方で読者が記事を読んで下記のような気持ちになりそうなときは注意しましょう。
- 面白くない
- 読みづらい
- 意味がわからない
ネガティブな反応が生まれそうな箇所は丁寧に答えを書いてあげましょう。ペルソナ設定をしっかり行い読者がどのような気持ちになるのかを考えることが大切です。
先読みライティングは次の記事と動画で詳しく解説しています。
» 読者満足度を高める先読みライティング
定期的にリライトする
記事を書いた後は定期的にリライトしましょう。リライトせずに記事を放置すると上位表示されません。定期的にリライトするメリットは次の3つです。
- 記事の品質が上がる
- SEO対策に効果的
- 上位表示が可能
初めから完璧な記事を書くのはプロでも難しいです。時間をおいて記事を確認することで記事の品質が高くなり、読者満足度も上がります。
Googleは検索順位を決めるときに、記事の更新頻度もチェックしています。定期的にリライトすることはSEO対策にも効果があるのです。
リライトは2ヶ月~3ヶ月に1回行いましょう。具体的なりライト方法は次の記事と動画をご覧ください。
» 検索順位に応じたリライト方法
コツを押さえてブログ記事を早く書こう
高品質なブログ記事を早く書くためには「準備8割、本文2割」を意識しましょう。記事を書く前の準備として下記9つを意識してください。
- 書くことを習慣化する
- 知識を身に付ける
- 記事作成の手順を決める
- キーワードを選定する
- ペルソナを設定する
- 上位記事をリサーチする
- 記事構成と見出しを考える
- 記事の完成度よりスピード優先で本文を書く
- ツールを駆使する
何も準備せずいきなり記事を書き始めるのはNG。内容がブレてしまい、読者の悩みを解決する情報を届けることできません。事前準備に時間をかけ中身が濃い記事に仕上げましょう。
記事を早く書くコツを押さえたら、次の記事と動画で稼げる記事の書き方も学んでください。
» SEOに強いWebライティング