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- アフィリエイトリンクはどこに貼ればいいの?
- テキストリンクとボタンリンクの使い分けがわからない...
- 内部リンクはSEO対策に重要だからたくさん貼っておけばいいよね?
ブログのリンクは適当に貼ってもクリックされません。リンクがクリックされないと、ブログ内の回遊性が悪くなったり収益を上げられなかったりとデメリットばかりです。
この記事では、クリックされやすいリンクの貼り方を解説します。記事を最後まで読めば、クリック率が高いリンクの貼り方を理解できます。
リンクはクリックされる場所に設置するのが正しいやり方です。文章ごとにクリックされる場所は異なるため、読者の悩みや感情を理解してリンクを貼ることを意識しましょう。
ブログ記事における3つのリンクを使い分ける方法
ブログ記事のリンクには次の3種類があります。
- テキストリンク
- ブログカード
- ボタンリンク
各リンクには特性を活かした貼り方があるので、メリット・デメリットと一緒に説明します。動画も一緒にご覧ください。
テキストリンクは貼る場所を厳選する
テキストリンクは3種類のリンクの中でも一番クリックされやすいことが特徴です。僕はリンクの8割をテキストリンクにしています。
テキストリンクは文章の途中や文章の後などどこでも設置できますが、下記の2点に注意しましょう。
- 記事に関連性の高い情報のリンクを貼る
- 読者がクリックしてくれる場所に貼る
例えば転職記事を書いているのに「おすすめラーメン屋さん10選」のリンクは不自然です。
転職に関する情報を探している時にラーメンの情報は必要ありません。場合によっては離脱される可能性もあるので、記事とリンク先の関連性は重要です。
転職の記事ならば「面接時のおすすめスーツ」や「履歴書の書き方」など、転職に関連する記事のリンクを設置しましょう。
リンクを貼る場所も厳選して設置する必要があります。大量にリンクを貼っておけばひとつくらいクリックされるだろうという考え方では、ブログで稼ぐことは難しいでので注意しましょう。
検索意図とは読者が感じる疑問や悩みのこと。読者の感情は記事を読む前後だけでなく、読んでいる最中も変化します。
「簡単な履歴書の書き方」という記事の最後に「履歴書には職務経歴書も添付して提出すると高評価です。」と書いてある場合。
読者は「なるほど、でも職務経歴書はどのように書くのかな?」と疑問を持つはずです。そのタイミングで「» 職務経歴書の書き方」というリンクを貼っておけばクリックされる確率は上がります。
読者が文章を読んでどう感じるのか考えることができると、リンクを貼る場所も自然に決まってきます。
ブログ初心者には検索意図を把握することは難しいですが、読者満足度を上げると記事が読まれて収益にも繋がるので重要なポイントです。
読者の検索意図から記事を書く方法は次の記事と動画で解説しています。
» 検索意図からブログの記事構成を考える方法
テキストリンクのメリット・デメリット
テキストリンクのメリットは次の通りです。
- クリック率が高い
- 文章を読むとき邪魔にならない
- 誰にでもリンクと認識してもらえる
- リンクの文言を自分で考えられる
- 文章内埋め込みや文章の後ろなど自由に設置できる
- 内部・外部・アフィリエイトリンク全てに使える
テキストリンクは読者に「リンク」だと認識してもらいやすいです。使い勝手がいいリンクなので、記事内のいたるところに貼れます。
一方でテキストリンクは文章に馴染んであまり目立ちません。読者に必ずクリックして欲しい時にはブログカードを使いましょう。テキストリンクを貼るときには下記2つも意識してください。
テキストリンクは通常青色ですが、テーマやサイトによってはデフォルトのテキストリンクが青色以外になっている場合があります。読者は「青い文字=テキストリンク」と認識しているため、青色に変更しましょう。
テキストリンクに青色を使うため、文字装飾として青色を使うのは避けてください。読者を混乱させるため、文字装飾は赤や黄色など違う色を使いましょう。
ブログカードはクリックして欲しいときのみ使う
ブログカードは大きくて目立つので、必ず読んで欲しい記事のリンクを貼るときに使います。文章の終わりや見出しの最後に貼るのが基本です。収益記事など大切なリンクを貼るときに使いますが、下記2点には注意してください。
- 記事内で使い過ぎない
- テキストリンクも同時に使う
内部リンク全てをブログカードにするのはやめましょう。ブログカードが多すぎると読者はどれをクリックすればいいのか迷ってしまいます。最終的にリンクをクリックせず離脱されるのはもったいないです。
ブログカードがリンクだと気が付かない人もいます。クリックしてもらうチャンスを逃がさないために、テキストリンクを併用しましょう。ブログカードの効果的な使い方は次の動画で説明しています。
ブログカードのメリット・デメリット
ブログカードのメリットは次の通りです。
- 見た目が綺麗
- 画像と文章を一度に表示できる
ブログカードはサイズが大きく目を引きやすいのが特徴です。一方で次のようなデメリットもあるので注意してください。
- 広告に間違われる
- サイズが大きいので邪魔になる
- リンクだと認識してもらえない
- 外部リンクには利用できない
- 文章の途中では使えない
内部リンクにしか使えないため貼る場所は厳選して使いましょう。
ボタンリンクはマイクロコピーを併用する
ボタンリンクは主にアフィリエイトリンクとして使います。アフィリエイトリンクとは登録したASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)からコピーした商品リンクのことです。
リード文の下と記事最後の2ヶ所にボタンリンクを貼りましょう。商品を売るための収益記事には「今すぐ客」と呼ばれる読者が訪れます。商品購入を心の中で決めているための中で決めているため、最後に背中を押して欲しい人です。
今すぐ客はリード文で商品の独自性やメリットを読んで購入を決めます。リード文の最後にボタンリンクを設置しておくと機会損失を防げるのです。
記事を最後まで読んでくれた読者は商品を買ってくれる確率が高いため、記事の最後にも必ずボタンリンクを設置してください。記事が長くなる場合は、各h2見出しの最後にもボタンリンクを設置して購入者を逃がさないようにしましょう。
アフィリエイトリンクはASPが用意しているバナーリンクもありますが、僕はほとんど使いません。アフィリエイト歴16年の経験から、バナーリンクよりも「ボタンリンクにマイクロコピーを併用」したほうが、クリック率が上がると実感しているからです。
ボタンリンクのメリット・デメリット
ボタンリンクのメリットは次の通りです。
- 目立つのでどこにあるかすぐわかる
- 色や大きさを選べる
- 自分で文言が決められる
- マイクロコピーを一緒に使える
ボタンリンクは自分好みにアレンジしやすく、ブログのデザインに合った色を使うことも可能です。一方で次のデメリットがあることも覚えておきましょう。
- リンク先が明確でないためクリックされない
- 見出しの最後にしか使えない
ボタンリンクは貼る場所が限られてしまうのが難点です。
マイクロコピーでクリック率を上げる
マイクロコピーとは「全額返金保障付き」「1ヶ月だけの特別価格」など購入を迷っている読者の背中を押す文言のことです。ボタンリンクにマイクロコピーを添えるだけでクリック率が上がり、収益アップが期待できます。
マイクロコピーには様々な文言があります。下記のように読者の不安を取り除いてあげる言葉がおすすめです。
- 2週間全額返金保障つき
- 3日間だけの特別価格!
- 効果がなければ返金します!
僕はアフィリノオトで「SEOライティング実践講座」というサービスを提供しています。このサービスのLP(ランディングページ)にもマイクロコピーを添えています。
通販のLPや売りたい商品のLPをチェックして、どのような文言が多いのかマイクロコピーの研究をしてみましょう。
ブログで商品を売りたいなら「PASONAの法則」というセールスライティングの型を学びましょう。
» セールスライティング・PASONAの法則
SEO効果を高めるリンクの貼り方
リンクのSEO対策は次の3つです。
- ブログには内部リンクを張り巡らせる
- 外部リンクは信頼性の高いサイトを選ぶ
- 被リンクは戦略的に獲得する
被リンクにSEO効果があることは有名ですが、内部リンクを上手に使うこともSEOで評価されることがあります。Googleはユーザーの利便性を大切にしているので、適切な内部リンクは読者が情報を得るために有益と判断するのです。
外部リンクは自分のブログから外のサイトにリンクを送ることですが、外部リンク先の信頼性もSEOでは重視されています。SEO対策の基本項目と一緒に確認しておきましょう。
» SEO対策の基本を初心者向けに解説
ブログには内部リンクを張り巡らせる
内部リンクとは自分のブログ内の記事同士をリンクでつなぐことです。内部リンクを貼るときは次の3つを意識してください。
- 関連性の高いページへ内部リンクを貼る
- クリックされる場所に内部リンクを貼る
- テキストリンクは短く要点を書く
関連性の高い情報の内部リンクを貼るとクリックされやすいので、読者満足度も上がります。記事を書いたら読者の気持ちになって文章を読み返し、クリックされる場所にリンクを設置しましょう。
「ダイエットサプリ」の記事を例に、内部リンクの貼り方を説明します。
「このダイエットサプリにはL-カルニチンやα-リポ酸も含まれているので効果が期待できます。」と書いている場合。読者は「試してみたいけれど価格が高いな。もっと安いメーカーはないかな?」のように考えます。
上記文の直後は読者がクリックしたいタイミングなので、「» L-カルニチンやα-リポ酸のメーカー比較」といったリンクを貼ります。
一方でリンクがない場合、離脱してあなた以外のブログから情報を探し始めます。離脱率が高いと「読者の役に立たない記事」とGoogleに認識されるため、SEOで低評価を受けることになるのです。
クリックされる場所にリンクを貼るためには、読者の疑問や悩みを先読みするのが大切です。
先読みライティングの詳細は次の記事と動画で解説しています。
» ブログの文章術・先読みライティングとは?
サイト設計をして内部リンクを増やす
内部リンクを上手に張り巡らせるためにはサイト設計が必要です。サイト設計とはブログ内の設計図のこと。カテゴリーと記事のキーワードなど全て書き出して、内部リンクを貼る記事同士の組み合わせも考えておきます。
サイト設計をするメリットは次の通りです。
- テーマを絞って価値が高まる
- ブログを作る前に全体像がわかる
- SEOに強いサイトが作れる
- サイト設計でゴールが明確になる
サイト設計すればブログ内の記事が視覚化され、内部リンクを張り巡らすブログを作れます。
サイト設計の具体的な方法は次の記事と動画で説明しています。
» 初心者でも稼げるブログのサイト設計方法
まとめ記事で理想的なリンク構造を作る
サイト設計をせずに記事を書いてしまった場合はまとめ記事がおすすめです。カテゴリー内の関連性が高い記事を使い、1つの記事にまとめて内部リンクを貼ってあげましょう。
例えば「ダイエット」のカテゴリーに下記のような個別記事がある場合。
- 「1日30分運動でダイエット」
- 「簡単飲むだけの置き換えダイエット」
- 「ダイエットサプリでキレイになる」
- 「【体験談】便秘を改善したら3㎏落ちる」
4つの記事を使って「ダイエット特集まとめ記事」を書きます。
【やせたい人必見!】30歳からのダイエット特集【4つのおすすめポイント】
h2:運動でダイエットすればリバウンドなし!→内部リンク
h2:簡単な置き換えダイエットで体重を落とす→内部リンク
h2:成分多数のダイエットサプリでキレイになる→内部リンク
h2:便秘解消が一番のダイエット方法→内部リンク
h2には個別記事の要約を書き、内部リンクで上手く誘導してください。まとめ記事は複数の情報を一気に入手できるので、読者にも役立つ記事となります。
読者の滞在時間が伸びればSEO効果もあるため、まとめ記事は積極的に書きましょう。まとめ記事の作り方は次の記事と動画で紹介しています。
» SEOに強いまとめ記事の書き方
外部リンクは信頼性の高いサイトを選ぶ
外部リンクとは自分のブログ記事から外部のサイトへリンクを貼ることです。情報を引用するときに使う「発リンク」と収益を上げるための「アフィリエイトリンク」があります。
記事内で情報を引用するときには信頼できるサイトからの情報を使いましょう。具体的には下記のようなサイトです。
- 大手上場企業
- 政府公式ページ
- 大学の論文
- 研究所の発表
例えばSEO対策を説明するときは、下記のようにGoogleの公式サイトから根拠を引用すると説得力があります。
コンテンツを最適化する
クチコミによる自然な評判はユーザーとGoogleの両方に対してサイトの評価を高めるのに役立ちますが、質の高いコンテンツなしにそうした評判が生まれることはめったにありません。
Google公式ページ「SEOスターターガイド」
上記のように情報を信頼性の高いサイトから引用すると読者も納得してくれます。各テーマの信頼性の高い引用先は次のように選んでみましょう。
- ダイエットの新成分:研究所の説明
- 年金の説明:厚生労働省の公式ページ
- 新しい英語の勉強方法における効果:大学の論文
情報の引用をするときには権威性も考えて発リンクしましょう。Googleは発リンクがどこに繋がっているのか把握しているため、信頼性のあるリンク先ならSEOにも効果があります。
被リンクは戦略的に獲得する
検索結果で上位表示させるために一番効果があるのは被リンクです。しかし被リンクは内部リンクや外部リンクのように自分で設定できません。
自分では何もできないからと被リンク対策しないのはNG。待っていても自動的に被リンクは増えないので、下記方法を実践してください。
- 最新の一次情報を書く
- ブログを複数運営して被リンクを送る
- キュレーションサービスでまとめ記事を作る
- SNSでソーシャルリンクをもらう
最新の一次情報を書く
一次情報とは自分で実際に体験した情報のことです。
- 発売されたばかりのスマホの使い心地
- 公開前の話題の映画の感想
- 2時間で売り切れるケーキの口コミ
読者が知りたがる一次情報は被リンクをもらいやすいため積極的に書きましょう。
ブログを複数運営して被リンクを送る
複数のブログを運営している人はお互いのブログからリンクを送りあうと被リンクとなります。ただし関連性のある記事を優先して被リンクしてください。
全く関連のない記事を大量に被リンクすると、Googleにスパムリンクと判定されてペナルティを受けることがあります。ペナルティを受けるとブログが圏外に飛ばされたり、全く表示されなくなるケースがあるので注意しましょう。
キュレーションサイトでまとめ記事を作る
キュレーションサイトとは特定のテーマでまとめ記事を作るプラットフォームです。「はてなブックマーク」など様々なキュレーションサービスが存在します。うまく利用してまとめ記事を作成し、自分の運営ブログにリンクを送りましょう。
被リンクの獲得方法は下記の記事と動画で解説しています。
» SEOで効果的な被リンク獲得戦略9選
SNSでソーシャルリンクをもらう
被リンクを獲得するなら同時にツイッターを使うことをおすすめします。ブログ運営者がツイッターを使うメリットは次の3つ。
- ソーシャルリンクを獲得
- ブログの情報収集
- ブログ仲間を増やせる
ソーシャルリンクとはツイッターにブログ記事をアップしてリツイートで拡散してもらうことです。フォロワーが増えるとブログ記事への読者流入を見込めるので、ツイッターはブログと相性の良いSNSといえます。
ツイッターは次のポイントを押さえて運用してください。
- 自分のポジションを確立する
- 有益な情報をツイートする
- 体験談でオリジナリティを出す
- 1年以上継続する
- 人間味を出して共感を得る
- 交流しながら情報発信する
ブログで稼ぐためのSNSの使い方は次の動画で解説しています。
» SEO対策としてのtwitter戦略と使い方
リンクの貼り方次第で売り上げや検索順位はアップする!
ブログ記事における3種類のリンクは、下記を意識して使いましょう。
- テキストリンクは貼る場所を厳選する
- ブログカードはクリックして欲しいときのみ使う
- ボタンリンクはマイクロコピーを併用する
適当にリンクを貼っても読者はクリックしてくれません。次の2つを意識してクリックされやすい場所にリンクを設置することが重要です。
- 記事の内容に関連性の高いリンクを貼る
- 読者の検索意図と文章を読んだときの気持ちを考える
リンクはSEO対策にも効果があります。内部リンクを張り巡らせたり権威性のあるサイトへ外部リンクしたりして、SEO効果を高めましょう。リンクを使い分ける方法を動画で見たい方は、次の動画がおすすめです。