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これからブラックSEOに挑戦してみようと思っています。
記録をつけながらサイトも公開してみようかと思っているのですが、サイトは公開しない方が良いのでしょうか?
なかじからの回答
ブラックSEOのサイトを公開するということですよね。記録というのがサイト運営の記録という意味だと思いますが、そのためにわざわざサイト公開するメリットはないかと思います。記録は公開しなくても、自分だけが見れればいいわけですから。サイトにパスワードかけたりもできますし。
サイト公開ってメリットも大きければデメリットも大きいです。
サイト公開のメリットはなんといっても人から応援してもらえるということです。応援してもらえるということは他人のSNSやサイトからリンクを獲得できるということです。これがホワイトSEOとは思いませんが、それでもバックリンクサイトを作って自演リンクをするよりはナチュラルリンクに近いことは間違いないでしょう。
また変なサイトを公開すると叩かれる可能性もあるので、きちんとしたサイトを作ろうと自然とモチベーションが高くなるという効果もあると思います。まあなんだかんだ言って、個人でやるアフィリエイトはモチベーション維持は大きな課題なので、これも地味に大きなメリットですね。
サイト公開のデメリットはたくさんあるのですが、分かりやすいものは「パクリ」「逆SEO」「ライバルの参入」などだと思います。
パクリはサイト全体を丸々パクられるケースもあれば、記事単位や文章単位でパクられることもあります。ウェブサイトや文章には著作権がありますから、当然パクリは著作権法違反の犯罪です。
SNSなどでサイト公開するとパクリのリスクは増えます。報酬を公開していればそのサイトが売れていることが分かるので、パクる人は急増します。報酬などを公開していなくても、サイト公開されていることで、パクる側の心理的なハードルはかなり下がることが多いです。
「サイト公開しているくらいだから、ちょっとくらいパクってもいいか」「この人だったらパクっても怒らないだろう」という謎の心理が働いて、罪悪感なくパクっていきます。心理状態としては明らかに意味不明でおかしいんですが、まあ現実はそんなものです。
パクリはコピペするようなケースよりはリライトして使われるパターンが多いです。リライトされているとかなりやっかいで、なかなか気づけないということと仮に裁判になっても著作権侵害と認められるのは難しいことも多いようです。あくまで聞いた話ですが。
まあなかなか気づけないといっても、文章書いた本人がパクってリライトした文章を読めば一発で分かります。どんなに原型ないくらい書き換えていても、内容や言い回し、構成などですぐに分かります。とはいえ、そんな文章が存在することに気づけないこともありますね。
逆SEOは、低品質なサイトからの被リンクが増えるということです。そのような被リンクはGoogleなどの検索エンジンにはマイナス評価をされることもあり、順位が下がってしまうことがあります。逆SEOの理由は「妬み」か「ライバルの営業妨害」でしょう。
逆SEOされた場合には、サーチコンソールで「リンクの否認」を行うしかありませんが、それはそれで手間がかかります。ただブラックSEOになるとサーチコンソールにサイト登録するのはペナルティのリスクにもなり得るのでなかなか難しいかもしれません。
サイト公開してしまうと、少なからずライバルが参入してくると思います。ニッチなジャンルや稼げる商品ならなおさらです。特にアフィリエイターはそういう情報をキャッチしようと考えているので、普段からかなり感度が高いです。そのためチャンスがあれば、自分が公開しているサイトのジャンルにもガンガン参入してくるので注意するほうがいいです。
ということで、記録のためにサイト公開することはオススメしません。SNSからのリンク獲得や集客を狙っているならサイト公開してもいいと思います。サイト公開する前に、メリットとデメリットをしっかり考えてみてください。