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最近はアフィリエイト以外の仕事が増えてきているのですが、アフィリエイトを長くやっていてアフィリノオトなんてブログもやってるので相談事を多くもらいます。
そんな相談の中でも多いのが「アフィで稼ぎたいんだけど、作業量と質のどっちを重視すればいいか」というものです。
アフィだと「作業量=記事数」「質=記事の質(価値、ユーザーに役立つか、オリジナリティ)」で考えてください。
この相談は昔からめちゃくちゃ来るし、色んなところで議論されるのですが、何度答えてもなくならないので、そろそろこの議論を終わりにしたいです。
サラリーマン思考が強すぎる
別にもったいぶっても東野圭吾みたいなどんでん返しはなにも起こらないので、先に私なりの結論を書いてしまうと「作業量も質もどっちも重視しなければいけない」が答えです。
こうやって書くと絶対に「作業量と質のどっちも重要なのは分かってるけど、どっちも追えないからしいて言えばどっち??」みたいな追加質問が来るところまでテンプレになっています。
それでもやはり答えは「作業量も質もどっちも追うべき」ということに行き着きます。
別にサラリーマン批判とか脱社畜推奨とかではありませんが、「作業量か質かどっちをとるか」みたいな考えをしてしまう人は、サラリーマン思考が強すぎるんだと思います。
サラリーマン思考は「決められたノルマを達成すればお金が入る」考え方です。言い換えれば、苦手なこととかできないことは避けて、自分ができる範囲でやればOKということ。
アフィだけに限らずですが、現実世界で自分で何らかの事業を立ち上げてそれで生活していこうと思えば、自分のやった作業量や質は関係ありません。
重要なことは「見込み客に必要とされるだけの作業量と質を作り出せているかどうか」です。
お金にしたいなら作業量も質も必要
質が低いものをどれだけ生み出しても意味はないし、逆にどれだけ質が高いものを作れても、その数が少ないのであれば結局はお金になりません。
それと作業量と質議論で毎回不思議に思うのは、それを聞いてどうなるんだろうと。質を無視して記事を書き続けるのか、作業量を無視して質だけを上げ続けるのか。
結局は自分ができる限りの作業量と質を確保し続けるしかありません。特に質に関してはすぐにどうこうなるものではありません。質が高い記事を狙って書けるんだったら、誰でも最初からそうしてます。
質が高い記事を書こうと思えば、そこには知識、経験、技術が絶対に必要になります。できることは、今自分の持っているものは全部出し切るしかないし、質を高められるよう努力するしか道はないよねと。
そうなると「作業量と質のどちらが重要か」みたいな議論よりも「どうやって作業時間を確保するか」「作業とスキルアップを両立させるか」みたいな議論の方が重視されるべきだろうと思います。
作業量と言われるのを待ってる人が多い
おそらくですが、アフィで初心者が失敗するパターンは「記事を書き続けてもアクセス0」です。「質を高めようとしすぎて、月1記事しか書けなかった」というのはあまり聞いたことがありません。
おそらくは「最初は作業量を重視すればいいよ」と言われるのを待っている人が多いんだろうなと思います。
「質を無視して作業する」ということは「何も考えずに機械的に作業する=楽な作業」です。それに価値があるかお金になるかは別にしても、記事数が増えていくのが数字で目に見えるから楽なんだと思います。
それに「質が重要だからスキルアップした方がいい」とアドバイスをしたところで「めちゃくちゃ本読んでます!デザイン勉強してます!プログラム勉強してます!」みたいなことほぼ聞いたことないので。
そういう人もたまにいるんですが、そういう人はおそらくほぼ例外なく数ヶ月、1年くらいすると劇的に伸びてる人が多いです。
ほとんどが「本読んだり勉強するの面倒だから、そのまま惰性で作業を続ける」か「もっと楽にお金稼げるような情報商材を買うか」のどっちかがほとんどです。その方が圧倒的に楽なので。
作業量か質か議論は「作業量か質のどちらも重視するべき。どっちかを選ぼうとしている時点で、ほぼほぼ失敗するからやめといた方がいい」というのが私の結論です。
辛い方か楽な方のどちらを選べばいいかは、辛い方を選び続けるのがオススメです。アフィでもほとんどの人が楽な方を選び続けて失敗するので、そこは絶対に逆張りをするべきです。
質の高い作業をたくさんするのは大変なので、ほとんどの人が選びません。何を選ぶかは本人の自由ですが、私は大変な作業を選べる人間になりたいです。
編集後記
最後にちょっと補足しておきますが、作業量か質のどっちが重要かを聞きたくなる気持ちは痛いほど分かります。私自身が今からアフィやるなら、どっちが重要かは聞きたいと思ったし、匿名で誰かに聞いたと思います。
でもそういう「どっちが重要か」を決められない世界に足を踏み入れようとしているのであれば、そういう目安を作らないようにするのもオススメです。
どこまでできるできないは人によって違うので、他人の意見はほとんど参考になりません。他人の目安を参考にするのではなく、自分の120%を出し切ってやれるようになる方がよいと思います。