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今回お伺いしたいのは中古ドメインのSSL化についてです。
メインサイトはSSL化しましたが、SSL化したことによって「順位が下がった」という話もよく聞きます。
現状だとSSL化していないデメリットはあまりないような気がしていますが、将来的にはSSL化していないサイトの評価は相対的に下げられるのではと考えています。
中古ドメインで作成するサイトはブラックハット用のサテライトサイトなので、無理にSSL化して評価が下がった場合、中古ドメインを購入した意味も薄くなるので「中古にSSL化は不要なのでは?」とも感じています。
今の段階ではSSL化されていないサイトに明らかなペナルティが感じられるようになってきてから、中古ドメイン(サテライトサイト)はSSL化しようと思っているのですが、なかじ様は中古ドメイン(サテライトサイト)のSSL化についてどのようにお考えでしょうか。
なかじからの回答
今後取得する中古ドメインに関しては、SSL化する方がいいというのが私の考えですね。
基本的にSSL化することによりSEO評価が下がることはないと思っています。SSL化して検索順位が下がったというのは、URLが変更になってそれが適用されていないからだと思ってます。
「検索順位が下がる=ドメインのSEO評価が下がったわけではない」ということです(個人的な考え)。
ちなみに、私はSSL化したサイトで検索順位が下がったケースはなく、全サイトでSSL化前よりも検索順位は微妙に上がりました。SSL化直後は2,3日圏外に飛ばされたサイトもありましたが、すぐに戻って来ました。
それがクエリによるのかサイトによるのかSSL化の方法によるかは分かりませんが、私はSSL化に関してはネガティブな経験をしたことはないです。
将来的にはと言われていますが、相対的には今でも評価が下げられていると思いますよ。それがあからさまではないだけです。
ユーザーにしてみてもSSL化はメリットしかありません。またGoogleが常時SSLサイトを優遇すると公表したのは2014年とかなり前です。
Googleウェブマスター向け公式ブログ「HTTPS をランキング シグナルに使用します」(2014年8月7日木曜日)
Googleウェブマスター向け公式ブログ「HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります」(2015年12月18日金曜日)
将来的にと言われている時期はとっくに来ていると思ってます。
Google Chromeなどのブラウザが常時SSL化に対応していないサイトに警告を表示し始めたことからも明らかですよね。
仮に検索上位のサイトのほとんどが警告が表示されるような状況になったら、ユーザーはGoogleに不信感を持ちますよね。そんな一貫性のない対策をGoogleがするとは思えません。
長くなりましたが、httpからhttpsへのリダイレクトの設定さえしっかりやっていれば問題はないと考えています。
絶対に安心安全とは言えないので、今ある中古ドメインのサテライトサイトを全て一気にSSL化するのはやめた方がいいです。それをGoogleがどう判断するかは分からないので、リスクを取るべきではないと思うので。
>今の段階ではSSL化されていないサイトに明らかなペナルティが感じられるようになってきてから、中古ドメイン(サテライトサイト)はSSL化しようと思っている…
まあこの辺のリスクマネージメントは人によりますが、明らかなペナルティを感じるようになった時点でSSL化しても遅いと思います。
そうなった時にはメインサイトの順位も下がってますよね。それをSSL化したから同じ順位まで戻るとは思えませんし、GoogleがSSL化を推奨している以上は今のうちから動いていくべきかと。
なので、せめて新しく取得する中古ドメインはSSL化する方が良いだろうと思います。