アフィリノオト

中古ドメインとは?選び方・探し方とGoogleのスパムポリシーの注意点を解説

新規ドメインでブログを立ち上げると、記事を書いても検索エンジンからの流入がなかなか増えない時期が続きます。流入が増えるまでの時間を短くする方法として検討されるのが、以前のサイトの被リンクや運営歴が残っている中古ドメインです。

一方で、検索順位の操作を主な目的として期限切れのドメインを買って価値の低いコンテンツを載せる行為は、2024年3月からGoogleのスパムポリシーの対象です。この記事では、中古ドメインの基礎知識とメリット・デメリット、スパムポリシーに違反しない選び方と探し方を解説します。

記事を読めば、中古ドメインを使うべきかを判断でき、使う場合に避けるべき使い方がわかります。初心者は新規ドメインから始め、中古ドメインを使う場合は、以前のサイトと関係のあるテーマで読者の役に立つサイトを作ることが前提です。

中古ドメイン(オールドドメイン)とは、過去に利用されていたドメイン

過去に第三者が使用していたドメインのことを「中古ドメイン」または「オールドドメイン」と呼びます。

ドメイン所有者がドメインの更新手続きをせずにドメインが失効(期限切れ)すると、第三者がそのドメインを取得できるようになります。

例えば、このブログ「アフィリノオト」は末尾がco.jpのドメインで運営していて、co.jpを登録できるのは日本国内で登記を行っている会社です。私がなんらかの理由で更新の手続きをせず、このドメインが廃止されてしまえば、co.jpでも廃止から6ヶ月ほどたつと第三者が登録できるようになります。ドメインの更新を忘れると第三者にドメインを取得されてしまうことがあるので、十分に注意しましょう。
» 「ドメイン名の廃止に関する注意」JPRS(外部サイト)
» 「JPドメイン名のライフサイクル」JPRS(外部サイト)

ブログやアフィリエイトでは、以前のサイトについた被リンクや運営歴を目当てに、中古ドメインを使ってサイトを作る人がいます。

なかじ
2019年ごろは、Googleのアップデートが頻繁に起こり、長期的なブログ運営が難しくなっていました。リスクがあっても中古ドメインを使う人が増えていたのは、そういった影響もあったからです。

新規ドメインと中古ドメインの違い

実は、独自ドメインを取得する際に新規ドメインと中古ドメインが明確に分かれているわけではありません。

期限切れで削除された中古ドメインは、新規ドメインと全く同じようにお名前.comやVALUE-DOMAIN(バリュードメイン)などで取得できます。

そのため自分では新規ドメインを取得しているつもりが「実は中古ドメインだった!」というケースもあるので、注意が必要です。

なかじ
独自ドメインを取得する時は過去の運営歴を必ず確認するようにしましょう。

中古ドメインかどうかを確認する方法

自分が取得しようとしているドメインが中古ドメインかどうかを調べる簡単な方法は、「ドメイン年齢チェックツール」などを使うことです。

ドメインが初めて取得されてから経過した期間を「ドメイン年齢(ドメインエイジ)」と呼びます。例えば、アフィリノオトを以前運営していたドメイン「affi-note.com」のドメイン年齢は、2019年12月時点で2年11ヶ月でした。

このようにドメイン年齢が表示されているドメインは過去に誰かが使用していたドメインなので、新規ドメインを取得する際には避けなければいけません。

なかじ
過去の運営ブログによってはGoogleからペナルティを受けていることもあるから注意が必要です。

中古ドメインのメリットとデメリット

ブログやアフィリエイトで中古ドメインを適切に使用することには、大きなメリットがあります。しかし中古ドメインはメリットばかりではなく、大きなデメリットもある手法です。

ここでは絶対に知っておくべき中古ドメインのメリットとデメリットを解説します。

なかじ
中古ドメインを使うならメリットとデメリットを把握し、それを前提とした戦略で競合と戦う必要があります。

中古ドメインを使うメリット

以前のサイトと関係のあるテーマで読者の役に立つサイトを作る場合、中古ドメインを使うメリットは主に以下の2つです。

  • 上位表示までが早くなる可能性がある
  • 初心者でも上位表示の可能性がある

アフィリエイトで稼ぐためにはSEO対策と上位表示が一番重要かつ難しい部分なので、そこを後押しできる可能性がある点で、中古ドメインのメリットは大きいと言えます。

なかじ
中古ドメインを使えば、必ず上位表示できるわけではないことに注意してください。

上位表示までが早くなる可能性がある

中古ドメインの一番のメリットは、上位表示までのスピードが速くなる可能性があることです。

中古ドメインは過去のサイト運営歴があるため、すでに被リンクがついていることが多いです。

以前のサイトと関係のあるテーマで中古ドメインを使ってサイトを立ち上げると、過去のサイトについた被リンクなどの評価を引き継げる場合があります。評価を引き継げれば、その分Googleなどの検索エンジンに評価されるまでのスピードも速くなります。

新規ドメインのサイトは検索エンジンに評価されるまでに時間がかかる場合があるので、評価までの時間の差が中古ドメインを使う大きなメリットです。

なかじ
ブログ運営は結果が出るまでに最低でも半年〜1年という時間が必要になることは覚えておきましょう。
新規ドメインで作ったサイトのデータ

ここで実際に私が運営するブログの一つのデータをお見せします。このブログは新規ドメインで運営を始めたものです。

5月上旬からブログ運営を始めたのですが、それからしばらくはクリック数は徐々に増えてはいるものの、大きくは伸びていません。しかし運営開始から半年が経過した11月頃から、大きく伸び出しているのが分かるはずです。

運営方法などは変えていないので、単純に半年が経過しGoogleに評価され出したのだと考えられます。

なかじ
月8桁以上を稼ぐアフィリエイターでも新規ドメインでサイトを立ち上げた場合、半年は検索エンジンからの流入がないことを覚悟しています。結果を焦りすぎないように!

初心者でも上位表示の可能性がある

新規ドメインでブログを立ち上げる場合には、SEO対策の技術や経験で上位表示できるかどうかが決まります。そのため競合が強いキーワード(クエリ)では、初心者が上位表示することはとても難しいです。

中古ドメインには当たり外れがあるのですが、2019年ごろは当たりの中古ドメインを使うことができれば、サイトを立ち上げてから1ヶ月以内にビッグキーワードで上位表示できることもありました。

ただし上位表示は可能性にすぎず、外れを引いたときの購入費用やペナルティのリスクを負う点は初心者も同じです。

なかじ
中古ドメインの当たり外れは実際に使うまで分かりません。実際に使って結果がよかったかどうかが、当たり外れの判断基準です。

中古ドメインを使うデメリット

中古ドメインは使い方によってはGoogleのスパムポリシーの「期限切れのドメインの不正使用」にあたり、検索順位が下がったり検索結果に表示されなくなったりするおそれがあります。そのほかのデメリットとして、以下のようなものが挙げられます。

  • お金がかかる ※販売業者から購入
  • 手間がかかる ※自力で取得する場合
  • Googleからペナルティを受けている可能性がある
  • Googleに飛ばされやすい
なかじ
圧倒的に早く上位表示できる可能性がある一方で、大きなデメリットも抱えています。

お金がかかる ※販売業者から購入

中古ドメインを取得する場合、中古ドメイン販売業者から購入することが一般的です。中古ドメインを自力で取得するには、優良な中古ドメインを探す技術や経験が必要になるからです。

中古ドメイン販売業者や取得する中古ドメインによって販売価格は大きく異なり、被リンクの数や質などの評価が高いものほど高くなる傾向があります。

新規ドメインの登録料と比較すると、中古ドメインはかなり高額になることもあります。

手間がかかる ※自力で取得する場合

自力で中古ドメインを取得するには、数ある中古ドメインの中から優良な中古ドメインを選定できる必要があります。

期限切れになって取得できるようになるドメインは、毎日大量に出てきます。その中から自分が取得すべきドメインを選定するのは、非常に難しいです。

期限切れになる中古ドメインはExpiredDomains.netなどで調査できます。

私の場合は独自開発した5、6個のツールを駆使して調査しており、数十万個の中から取得できると思える中古ドメインは数十個程度。現実的にそれだけのことが初心者にはできるとは思えないため、オススメはしません。

ただし自力で優良な中古ドメインを探し出すことができれば、新規ドメインと同じ価格で取得することができるため有利です。

なかじ
中古ドメインを自力で取得するのは、中古ドメインの良し悪しの判断ができるようになってから検討しましょう。

Googleからペナルティを受けている可能性がある

過去にサイト運営歴がある中古ドメインは、Googleからペナルティを受けている可能性があります。

Googleからペナルティを受けている中古ドメインを使ってしまうと、どれだけ必死に記事を書いても上位表示ができないこともあり得ます。

Googleの担当者が審査して行うペナルティが、「手動ペナルティ(手動による対策)」です。手動ペナルティの種類から例を挙げると、以下の行為が対象になります。

  • サイトへの不自然なリンクを集めていた
  • 価値のない質の低いコンテンツを載せていた
  • クローキングや隠しテキストなどのスパム行為をしていた

手動ペナルティを受けると、サイトの一部またはすべてがGoogleの検索結果に表示されなくなります。

所有ドメインのペナルティを確認する方法

所有するドメインのペナルティ確認方法は、Googleサーチコンソールを使うのが簡単です。

サーチコンソールの「手動による対策」レポートに問題が表示されていれば、手動ペナルティを受けています。手動ペナルティを受けていなければ、レポートには緑色のチェックマークが表示されます。

手動ペナルティを受けた場合の解除の手順は、レポートに表示された問題をすべてのページで修正してから、サーチコンソールで審査をリクエストすることです。最近購入した中古ドメインが、自分が所有する前からGoogleのスパムポリシーに違反していた場合は、問題を修正したうえで「サイトを最近取得したこと」と「ポリシーに違反しなくなったこと」を再審査リクエストで伝えます。

再審査の多くは数日から数週間で終わりますが、リンクに関する再審査などは、さらに時間がかかることもあります。
» 「[手動による対策] レポート」Search Console ヘルプ(外部サイト)

なかじ
Googleのペナルティには手動ペナと自動ペナがあります。自動ペナはサーチコンソールにも表示されないので、注意が必要です。

Googleに飛ばされやすい

中古ドメインは新規ドメインと比較すると、Googleに飛ばされやすいです。

「Googleに飛ばされる」とは、あるキーワードで自分のブログや記事が1ページ目にいたのにある日突然100位圏外になってしまうことです。

明確にGoogleがそのように公言しているわけではありませんが、私の経験的にも新規ドメインに比べて中古ドメインは圧倒的に飛びやすい印象があります。

なかじ
上位表示後に、どのくらいで飛ばされるかは中古ドメインによって大きく異なり、3日で飛ぶものもあれば数ヶ月持つものもあります。

中古ドメインが飛びやすい原因として考えられるのは、以下のようなことです。

  • 運営ブログが変わり既存の被リンクが減少する
  • 運営テーマが大きく変わり、Googleが評価をリセット

これが原因で飛ばされているかどうかに確信はありませんが、少なくとも新規ドメインにはない中古ドメイン独自の特徴です。

中古ドメインは早く上位表示できる可能性がある反面、飛ばされやすいというリスクも抱えています。何年にもわたって長期間運営したいサイトの場合は中古ドメインは使わないことをオススメします。短期間で順位を取るためのサイトなら使ってよいわけではなく、どのサイトでも以前のサイトと関係のあるテーマで読者の役に立つ内容にすることが前提です。

なかじ
中古ドメインはハイリスクハイリターンな手法と言えるので、リスクを理解したうえで検討しましょう。

中古ドメインは今でも効果がある?

中古ドメインを使えば今でも上位表示できるとは言い切れません。Googleは2024年3月に「期限切れのドメインの不正使用」をスパムポリシーに加え、中古ドメインの使い方によってはスパムとして扱うようになりました。

Googleのスパムポリシーによる期限切れのドメインの不正使用の定義は、「期限切れのドメイン名を主に検索ランキングを操作する目的で購入し、ユーザーにとってほとんどまたはまったく価値がないコンテンツをホストするために再利用すること」です。ポリシーには以下の例が挙げられていますが、これらに限定されないと明記されています。

  • 以前に政府機関が使用していたサイトで、アフィリエイト コンテンツを掲載する
  • 以前に非営利の医療団体が使用していたサイトで、医療関連の商品を営利目的で販売する
  • 以前に小学校が使用していたサイトで、カジノ関連のコンテンツを掲載する

3つの例に共通するのは、以前のサイトとは関係のない内容で、以前のサイトが築いた信頼や評価を利用しようとしている点です。ただし定義の条件は購入の目的とコンテンツの価値の2点で、以前のサイトとテーマが近くても違反にならないとは限りません。ポリシーに違反しているサイトは、検索結果での掲載順位が下がったり、まったく表示されなかったりすることがあります。
» 「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」Google 検索セントラル(外部サイト)

なかじ
2019年ごろまでは、突然ビッグキーワードで上位表示したサイトが中古ドメインだった!ということが本当によくありました。

Googleのコアアップデートは新規ドメインのサイトにも影響する

コアアップデートとは、Googleが年に数回行う、検索アルゴリズムとシステムの大規模な変更です。
» 「Google 検索のコア アップデートとウェブサイト」Google 検索セントラル(外部サイト)

検索アルゴリズムがアップデートされると、検索結果が大きく動くことがあります。上位表示されていたサイトが圏外に飛ばされることもあれば、圏外から一気に上位表示されることもあります。

アップデートで飛ばされることがあるのは、中古ドメインのサイトも新規ドメインのサイトも同じです。

ただし新規ドメインでも順位が下がることがあるからといって、検索順位の操作を主な目的として中古ドメインを買い、読者にとって価値の低いコンテンツを載せてよいことにはなりません。

なかじ
1、2年頑張って育ててきて、アクセスと収益が出始めた瞬間、サイトが飛んでしまうのは本当に悲しいです…

新規ドメインと中古ドメイン、どっちを使うべき?

どちらを使えばいいかという問いに正解はないのですが、戦略や資金力によって使い分けるのがオススメです。

例えば中古ドメインを使う場合は、以前のサイトと関係のあるテーマで読者の役に立つサイトを作れることと、中古ドメインを買う資金力が求められます。また、私の経験では中古ドメインは新規ドメインより飛ばされやすいため、何年にもわたって運営したいサイトなら新規ドメインが向いています。

ブログを作ることに慣れていない&お金がない初心者は中古ドメインを使わない方がいいでしょう。

新規ドメインでブログを立ち上げた場合、上位表示が難しい分、じっくり1つのブログ運営に集中することができます。お金をかける必要もなく、役立つ記事作成に注力すればOKです。

どっちを選ぶべきか判断に迷ったら、新規ドメインをオススメします。中古ドメインのメリット、デメリットをきちんと理解できないうちは新規ドメインを使うようにしましょう。

» 【初心者向け】アフィリエイトで使うドメインのオススメの決め方と選び方を徹底解説

なかじ
中古ドメインを使ったからといって、絶対に上位表示できるわけではない&すぐに上位表示できるわけではないことは十分に注意しましょう。

中古ドメインの使い方とGoogleのスパムポリシーの注意点

中古ドメインを使うときは、Googleのスパムポリシーに違反しない使い方を選ぶことが前提です。中古ドメインのよく知られた使い方と、Googleのスパムポリシーから見た扱いは以下のとおりです。

  • メインサイトとして活用する
  • バックリンク(サテライト)サイトとしての利用はリンクスパムにあたる
なかじ
2019年ごろは、それまで多かったバックリンクサイトとしての利用に代わって、メインサイトとして活用する人が増えていました。

メインサイトとして活用する

取得した中古ドメインをメインサイトのドメインとして使用します。使い方は新規ドメインと全く同じで、手順は以下のとおりです。

  1. 中古ドメインを取得する
  2. ネームサーバーを変更する
  3. レンタルサーバーに登録する
  4. ワードプレスをインストール

メインサイトのドメインに中古ドメインを使うメリットは、上位表示までのスピードが速くなる可能性があることです。

もちろん中古ドメインを使ったからといって、確実に競合に勝って上位表示できるわけではありませんので注意しましょう。

メインサイトとして使うときは、以前のサイトと関係のあるテーマで、読者の役に立つコンテンツを公開してください。検索順位の操作を主な目的として読者にとって価値の低いコンテンツを載せると、Googleのスパムポリシーの「期限切れのドメインの不正使用」にあたります。

バックリンク(サテライト)サイトとしての利用はリンクスパムにあたる

バックリンク(サテライト)サイトは、SEO対策で使われてきたサイトの一種です。

バックリンクサイトはリンクを送ることだけを目的として作られます。

SEO対策の指標として被リンクの数や質が重要になります。

もっと噛み砕いて言えば「SEO対策に強いサイトからたくさんリンクをもらっているサイトはSEO対策に強くなる」ということです。

なかじ
SEO対策において被リンクは超重要です。内容がよくても被リンクがなければ、上位表示は難しくなります。

SEO対策と被リンクの関係性についての詳細は「被リンク獲得とサイテーションで上位表示【SEO対策として効果的なSNS戦略】」で解説しています。

新規ドメインでサイトを作る場合は当然被リンクは0の状態からのスタートです。記事を書きながら被リンクを獲得していく必要があります。

上位表示までの過程を言葉で書けば「記事を書く+被リンク獲得」と単純なのですが、現実はそんなに簡単ではありません。第三者から被リンクを獲得する行為自体がとても大変です。

なかじ
いい記事を書こうと頑張っている人は多いのですが、被リンク獲得を頑張っている人はとても少ないです。

そこで第三者から被リンクを獲得するのではなく、「自分でサイトを複数運営し、上位表示したいサイトにリンクを貼る」施策が行われてきました。

このような自分で運営するサイトから別の自分のサイトにリンクする行為は自作自演リンク(自演リンク)と呼ばれます。Googleのスパムポリシーにおけるリンクスパムの定義は、「検索ランキングを操作することを主な目的として、サイトへのリンクやサイトからのリンクを作成する行為」です。

順位を上げるためにバックリンクサイトから自分のサイトへリンクを送る自演リンクは、この定義にあてはまります。Googleの手動による対策の種類にも「サイトへの不自然なリンク」があります。

中古ドメインを使う場合も、被リンクは自演リンクで増やすのではなく、読者の役に立つ記事を書いてほかのサイトから自然に紹介されることで集めましょう。

» 被リンクとは?良質な被リンクを得るための11の獲得方法とSEO効果、注意点を解説

中古ドメインの選び方&探し方のコツ

中古ドメインは、以前のサイトのテーマがこれから作るサイトと近く、スパムの履歴がないものを選びましょう。自力で中古ドメインを選ぶ手順は、以下のとおりです。

  1. 期限切れの中古ドメイン一覧を取得
  2. 被リンク調査ツールでドメインを調査
  3. 過去の運営サイトを確認
  4. ドメイン名に他社の商標が含まれていないか確認
中古ドメインの選び方は人によって大きく違います。ここではあくまで一般的な最低限の選び方に留めておきます。この選び方で選んだとしても、毎回いい中古ドメインが取得できるわけではありませんので、注意してください。

販売業者から購入する場合も、購入前に過去の運営サイトの内容と被リンク、ドメイン名に他社の商標が含まれていないかを自分で確認しましょう。

期限切れの中古ドメイン一覧を取得

期限切れの中古ドメイン一覧は「ExpiredDomains.net」などで取得できます。

個人的に使うことが多いExpiredDomains.netを例に解説します。ExpiredDomains.netのアカウント作成は無料です。

なかじ
ExpiredDomains.netを使うには登録&ログインが必要になります。

CSVファイルをダウンロードする

「過去7日間の期限切れドメイン」からCSVファイルをダウンロードしましょう。

ダウンロードするドメイン一覧にフィルターをかけることもできます。

「only available Domains」にチェックを入れておくと取得可能なドメインだけに絞り込めるので、ここにチェックを入れておくといいでしょう。

画面は記事を作成した時点のもので、現在の表示とは異なる場合があります。

なかじ
ここのフィルターの選び方である程度絞ることができます。優良な中古ドメインを取得するには、このフィルターの使い方を工夫しましょう。

被リンク調査ツールでドメインを調査

ダウンロードした期限切れドメインの中から取得するドメインを選別します。

ドメインの選別には、以下のような被リンク調査ツールを使います。

被リンク調査ツールでは被リンクの数だけでなく、リンク元のサイトが以前のサイトと関係のあるテーマか、不自然なリンクが大量についていないかを確認します。不自然なリンクが多いドメインは、ペナルティを受けているおそれがあるため避けましょう。

私は有料のAhrefsを使用して調査しています。

Ahrefsを選んだのは、データの正確性やクローラー巡回の速さが他のツールより優れているからです。ただしAhrefsの料金はライトプランで月額19,900円(税抜・月払い、2026年9月時点)のため、少しハードルは高いです。ライトプランより安いStarterプラン(月額4,460円・税抜)もありますが、料金ページに書かれた機能を比べてから選びましょう。

Ahrefsの料金プランは以下で確認できます。
» Ahrefsの価格とプラン

なかじ
もし本気で中古ドメインを選別するのであれば、Ahrefsの契約は必須です。

Ahrefsで個人的によく使う機能

被リンク調査以外にも、Ahrefsを活用できる場面はたくさんあります。

例えば、私が日常的に使っているのはAhrefsの以下のような機能です。

  • 運営サイトの検索順位チェック
  • 競合サイトの被リンク
  • 競合サイトが上位表示しているキーワード
  • キーワードの月間検索数
  • 複合キーワードの調査

Ahrefsは中古ドメインを選ぶときには必ず使用するのですが、それ以外の作業でも欠かせません。

月額費用はかなり高めなのですが、使いこなすことができるなら十分に契約する価値のあるツールです。

なかじ
Ahrefsを活用できるかどうかはアフィリエイト成功のポイントにもなります。

過去の運営サイトを確認

過去の運営サイトは「Wayback Machine」などで確認することができます。

会員登録などもせずURLを入力するだけで、簡単に調べることができるので便利です。

Wayback Machineでは、以前のサイトがこれから作るサイトと近いテーマか、スパムのような内容が載っていなかったかを確認します。

なかじ
過去にアダルトサイトやスパムのようなサイトが運営されていたドメインは、ペナルティを受けている可能性もあるため避けましょう。

1996年12月のNTTドコモのウェブサイト

ちなみに試しにWayback MachineでNTTドコモの過去のウェブサイトを確認すると以下が表示されます。

Wayback Machineが保存した過去のウェブページを閲覧できるので、どのようにウェブサイトが変化したかも見ることができます。

ドメイン名に他社の商標が含まれていないか確認

中古ドメインを選ぶときは、ドメイン名に他社の商標が含まれていないかの確認も必要です。企業名やブランド名を含むドメインを無断で使うと、商標権の侵害として法的なトラブルに発展するおそれがあります。

商標が登録されているかは、独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)が無料で提供している特許情報プラットフォーム「J-PlatPat」の商標検索で調べられます。
» 「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」INPIT(外部サイト)

なかじ
取得するドメインが決まったら、期限切れで削除されたドメインはお名前.comやバリュードメインで通常の独自ドメインと同じように取得できます。

中古ドメインは以前のサイトと近いテーマで、スパムポリシーを守って使いましょう

中古ドメインのメリットは、以前のサイトと関係のあるテーマで使った場合に、残っている被リンクや運営歴によって上位表示までが早くなる可能性があることです。一方で購入費用や選定の手間がかかり、ペナルティを受けているドメインや順位が突然大きく下がるドメインもあります。

検索順位の操作を主な目的として期限切れのドメインを買って価値の低いコンテンツを載せることや、順位を上げるための自演リンクを、Googleはスパムとして扱っています。中古ドメインを選ぶときと取得した直後に確認したいのは、以下の4点です。

  • 以前のサイトとこれから作るサイトのテーマが近いか
  • 過去にスパムのような内容や不自然な被リンクがないか
  • ドメイン名に他社の商標が含まれていないか
  • 取得後にサーチコンソールの「手動による対策」レポートに問題が出ていないか

新規ドメインなら中古ドメインの購入費用がかからず、読者の役に立つ記事を積み重ねることに集中できます。中古ドメインのメリットとデメリットを判断できないうちや、何年にもわたって運営したいときは、新規ドメインでブログを始めましょう。

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